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遥香の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-02-04

格付け会社に亀井氏「ふざけるなと抗議すべき

14:15 | 格付け会社に亀井氏「ふざけるなと抗議すべきを含むブックマーク 格付け会社に亀井氏「ふざけるなと抗議すべきのブックマークコメント

 国民新党亀井代表は2日の記者会見で、民主党が強制起訴された小沢一郎元代表の処分を検討していることについて、「党内を落ちこぼれのないようしっかりと引き締めていけば、野党が法案に結論を出さない場合でも衆院で再可決して成立させることができる」と述べた。2011年度予算関連法案の再可決をにらみ、小沢支持議員の離反を招くような処分は不要だとする考えを示したものだ。


 米格付け会社日本の長期国債の格付けを引き下げたことに関しては、「首相は『ふざけるな、なんだと思っている』と国として抗議すべきだ」と語った。

2011年2月2日18時36分 読売新聞

下2行の日本国債が格付けを引き下げられたことに対して、首相に抗議するよう亀井氏は主張されているようです。日本国債は米格付け会社が低く格付けされるほど悪くないということが前提にあります。日本国債が悪くないという根拠はどこにあるのでしょうか。今日はそれを考えてみましょう。

 ちなみに、米国債の格付けはAAAと最高ランク日本国債AA-と上から4番目の水準です。不思議に思うのはこれだけの差があるなら、もっと円安ドル高になっても良いと思うのですが、そうはなってはいません。このあたりから、今回の格付けがかなりいい加減なものであることが経済にド素人の私にも理解が出来るわけです。

 

 日本国債は約94%が自国通貨建ての借り入れで、約6%が海外からの自国通貨建ての借り入れです。米国債後者の借り入れが約半分です。これを見る限り日本国債が一気に売られることはありません。日本国債借金でふくれあがっているのも経済が低調で、銀行投資先がないことが原因です。民間企業銀行からお金を借りて経済をまわしていけば、国債を買う理由が銀行になくなるし、国も経済が順調なら税収が増えるわけだからその分国債を発行する必要もなくなります。早い話が、日本借金経済が回ることで返済するのが普通のやり方で自国通貨建ての債務増税で返した国などどこにもありません。デフォルトを起こした実績のある債務は、海外から外貨建てによる借り入れくらいで、これは日本アメリカも該当しません。したがって、日本国債デフォルトを起こすわけがないのです。ですから、今回の日本国債格下げ過剰反応する必要はどこにもないということです。しかし、日本マスコミは大騒ぎして、消費税率引き上げの後押しをしようとしているように見えます。菅首相与謝野経済財政担当相は今回の格下げ渡りに船とばかりに消費税率引き上げに利用しようとするでしょう。今回の日本国債格下げ騒動の本質は、消費税率引き上げが背景にあると考えてよいでしょう。

 亀井氏の上記の発言は、「いい加減な格付けをしたアメリカ格付け会社に抗議しろ」ということで、実際格下げされる根拠がないのですから、正しいと言えるでしょう。しかし、いちいち、格付け会社を相手に苦情を言ってもあまり生産的とも思えません。むしろ、亀井氏には菅首相に「今回のいい加減な国債の格付けを根拠に消費税率引き上げを言うな!」と一喝してして欲しいところです。