i-miyaの日記

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2017-01-20(Fri)

[読書中]★遠藤周作女の一生・一部 キクの場合』(新潮文庫、S61.03)2014.04.20- 05:11

2017.01.19(2015.03.20)(つづき11)遠藤周作著。 

01/10 

(P052) 

馬込郷、若い男女、おおっぴらに顔をあわせることができる−盆の夜と正月の踏絵の日だけである。 

正月十二日、庄屋の高谷(たかや)家。 

「南蛮の邪宗は信じとりまっせん」とはっきり示す。 

ミツ、「こいは、誰?」 

市次郎、「こいは、悪人のそん母ばい。悪かことばしてな。そいけんこがんとお仕置きば受けたとさ」 

キムはミツと違ってかすかな疑問を胸に抱いた。 




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[]★松本清張『駅路 (短編集)』(新潮文庫、1965.08)2013.11.24- 05:12

2017.01.19(2014.11.04)(つづき10)松本清張著。 

01/10

(P169) 

三冊のアルバム。 

福井県東尋坊永平寺岐阜下呂温泉犬山付近、長野木曽福島、京都に奈良和歌山の串本、愛知蒲郡。 

美しい風景である、いずれも。 

大村という名前で婦人の声で電話があったことがあった、よく。 

主人は友人の奥さんだ、といっていました。 

ゴーガンの南洋の女、複製画。 

広島で10年前、支店長をしていた。 

近くの温泉遊園地があるだろう。 




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[]★松本清張『私説・日本合戦譚』(文春文庫、1977.11)2013.04.28- 05:12

2017.01.19(2015.03.17)(つづき14)松本清張著。 

01/09 

(P046) 

(姉川合戦) 

信長、朝倉征伐を決意。 

元亀元年二月二十五日、岐阜、出る。 

三月五日、入洛。 

家康と落ち合うのが四月十四日。 

義昭、信長将軍官位を勧めたが断る。 

四月二十日、家康とともに敦賀表に出兵、華麗なる軍装。 

元亀元年のこのころから馬印、というもの流行る(『武家物語』)。 

信長のそれは、黄絹に永楽銭を付け、招(しょう)には南無阿弥陀仏蓮華経の刎(は)ね題目を書きつけていた。 

四月二十六日、金ヶ崎へ押し寄せた。 

城将朝倉景恒、府中に退却する。 

あとは、義景の一乗谷攻撃、するばかり。 



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[読書中]★デリク・ウィルソンロスチャイルド 上』(新潮文庫、1995.04)2013.12.22- 05:12

2017.01.19(2015.01.24)(つづき12)デリク・ウィルソン著。 

01/07

(P029) 

マイヤー・アムシェルユダヤ人街の店は弟たちに任せ、自らは遠い宮殿で、控えの間に座って小官吏たちを相手に商売をしていた。 

中央ヨーロッパにおいて奇妙ながら活気ある役割を演じているトゥルン&タクシス家を得意先に加えた。 

神聖ローマ帝国で唯一公式郵便機構を管理していた。 

フランクフルト事務所速達便を受け持ちドイツオーストリア内の山賊が横行するようなひどい道路を機敏に動き回る配達機関を組織していた。 

主人への忠節は時として集配の域を超えるものであり、内容がウィーンに係わりそうならば手紙を開封し内容を写し取り閉じなおすようなこともやっていた。 



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[読書中]★村松剛『血と砂と祈り』(中公文庫、S62.10)2014.03.18- 05:12

2017.01.19(2015.03.19)(つづき14)村松剛著。 

01/07 

(P022) 

サウジアラビア−世界最大、日産1千万バレル以上の輸出能力を持つ国である。 

人口は400万人。 

しかし、労働者の75%は外国人労務者(1981)。 

約200万人の外国人労働者石油の出ないアラブ諸国フィリピン韓国から。 

膨大な労務者を受け入れる住宅電気、ガス、水道、冷房装置、都市機能がいる。 

砂漠高層ビル群、立ち並ぶ。 

しかもサウジアラビアでは回教主流スンニ派が生んだ清教徒運動ワハビスムがバックボ−ンになっている。 



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[読書中]★熊平製作所『抜萃のつづり〈74〉(2015年)』(熊平製作所、H27.01)2015.02.01- 05:12

http://bookmeter.com/b/org3bf573fed9

2017.01.19(2015.08.03)(つづき8)熊平製作所編。 

01/06 

(P050) 

森清範清水寺貫主。 

授乳している姿、みますと必ず赤ちゃんはお母さんの顔を見ており、お母さんは赤ちゃんの顔を見ています。 

母と赤ちゃん個々別々ですが、一つになっています。 

一如ということです。 

女の子エッセイ−母さんはいっぺんも怒らない。 

怒る代わりに涙を流さはる−一番こわいです。 

女の子と一体です。 

きもちこころいのち、一つになっています、 

因果といいます。 

唯識の教えに【現行薫種子(しゅうじ)】というのがあります。 



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[]★加藤秀俊「東京」社会学』(PHP文庫、1990.04)2014.01.05- 05:12

2017.01.18(2015.01.06)(つづき11)加藤秀俊著。 

01/09 

(P058) 

黒田清隆北海道開拓長官になりました。 

政府札幌農学校を作る。 

クラーク先生を呼ぶ。 

内村鑑三さん、新渡戸稲造さん、いずれも北海道のお生まれです。 

つまりまた札幌も百年都市なのであります。 

日本の年、京都のように千年都市もあれば、4-5百年の歴史を持つ旧城下町門前町もある。 

札幌のように百年−明治維新後拓けた都市もあるんですね。

ひょっとすると二十年都市もあります。 

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[]★ユーゴーレ・ミゼラブル 一』(岩波文庫、1987.04)2011.11.15- 05:12

2017.01.18(2016.01.26)(つづき12)ユーゴー著。 

01/06 

(P372) 

そしてすぐに、野の片隅の田舎者は僧侶と伍するに至る。 

このような記述は、また、延々と続くが、付き合っていただこう。 

田舎者仕事着をそのまま少し広くすれば道服となる。 

ペルペチュー、修道女はきつい信者でありポントアーズの近く、マリーヌの生まれであって、田舎の訛りをそのまんま出して聖歌を歌い、なにかぶつぶつと呟く。 

同時に患者の頑迷と偽善の度合いに応じて薬の中に砂糖の量を加減し病人を手荒くあしらい、瀕死の者に気無塚詩句、気難しく彼らの顔に神を投げる。 



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[]★有吉佐和子悪女について』(新潮文庫、S58.03)2015.04.28- 05:12

2017.01.17(2015.10.02)(つづき6)有吉佐和子著。 

01/06 

(P028) 

丸井牧子の話。 

中学校の頃の知り合い。 

TVに出て有名人。 

戦争、終わったとき小学三年生だった。 

田舎がないから、疎開がない、きみちゃんも同じだった。 

家は隣同士。 

ファンになった、すっかり。 

リンカーンコンチネンタルに乗ってきた。 

造花、自分で作って持ってきてくれた。 

三年後の事。 

もう三年も前の話。 

悪い人ではありません。 

だって私、そろばん、習ったことないもの。 

電卓があるがやったことない。 

乃木坂登って一丁目。 

いっしょにいったじゃない。 

電卓感電死しそうでさわったことない。 

殺されたんでしょ。 

強盗なんかに狙われちゃうんだとおもって、かわいそうだった。 

勘違いかなあ、 

嘘つくひとじゃないんですけどねえ。 


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[]★ジム・ギャリソン『JFK−ケネディ暗殺犯を追え』(ハカヤワ文庫、1992.02)2013.11.20- 05:12

2017.01.17(2015.02.29)(つづき13)ジム・ギャリソン著。 

01/06 

(P041) 

フェリー逮捕は地方検事が行ったものであり、FBIではない」 

2. 3年が経過。 

迷宮入りになった事件は全くなかった。 

解決できない事件が起こったのはそれから8年後のことであった。 

このころ米国東南アジア戦争に深くかかわっていた。 

南ベトナム民主主義をもたらす正義戦争だと思っていた。 

ほとんどの米国人は同じ考えであった。 

政府ケネディ事件を徹底的に調査し、単独犯だった若い男の気まぐれな行為の結果であると突き止めたと思っていた。 

ケネディ殺害とベトナム派兵が関連あろうとは夢にも思わなかった。 

もちろん奇妙な点が数々あることは知っていた。 

銃声は、グラシーノールから聞こえた。何人も証言している。 


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[読書中]★司馬遼太郎義経(下)』(文春文庫、2004.02)2015.02.13- 05:12

2017.01.17(2015.08.14)(つづき7)司馬遼太郎著。 

01/05 

(P014) 

義仲、平家と同盟することでしか道はない。 

軍師、大夫房(たゆうぼう)覚明、鎌倉頼朝と戦うにはそれしかない。 

平家、室ノ津(兵庫)を最前線にしている。 

御本営はそこである。 

論客平知盛。 

降人となって返答すべし、それがいい。 

「ねったい」と義仲。 

覚明、ゆけ。 

平家が都へ上ってくれば喜んで迎える。 

法皇の身柄も平家に預ける。 

神文も書く。 

茎の誓紙に書けばよいところ、鉄に書いた。 

その鑑、平家総大将平知盛に捧げ、講和の証とする。 

よろしかろう、と知盛。 

寿永三年正月の事であった。 



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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 本所深川散歩神田界隈 36』(朝日文庫、1995.08)2016.08.06- 05:12

2017.01.17(2017.01.06)(つづき6)司馬遼太郎著。 

01/04 

(P023) 

本所深川、「宵越しの金は持たない」なぜ?なまじい金が懐に残っていると(仕事に)出てこない者もいるから・・・(親方のたくらみ?) 

文七元結三遊亭円朝(1839-1900)まとめたもの。 

たねは円朝以前からあった左官の長兵衛さん。 

ばくちばかりで大借金。 

江戸中期頃から耐火煉瓦を考え、つくる土蔵。 

左官の腕の見せ所。 

特に戸口前に塗るのがむつかしい。 

どうも江戸では戦後文士のように破滅型の名人が一種の尊敬を受けていたらしく思える。 


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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 21 』(朝日文庫、1988.09)2014.07.05- 05:12

2017.01.17(2015.08.07)(つづき16)司馬遼太郎著。 

01/04 

(P027) 

川ではない、滝だ。 

自分のゆばりが日本海へゆくか、瀬戸内海へゆくか。 

広島県瀬戸内文化国だと思っていたが、自然地理の面積は実に狭い。 

広島市街を出て、太田川とその上流(根の谷川)をわずか20km北上するだけでもう川が日本海へ流れている。 

川筋をたどり江津(石見の国)に出るには150kmもある。 

松江出雲の国)だとそれ以上。 

古代出雲文化圏というのは水稲農耕と砂鉄製鉄の能力と、独自の神話をもった文化、又は政治圏をいう。 

その領域を出雲神社の分布から想像すると島根中心に鳥取伯耆因幡)から京都来た(丹後丹波)まで入る。 



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[読書中]★中村健之介『永遠ドストエフスキー』(中公新書、2004.07)2014.04.03- 05:12

2017.01.17(2015.05.04)(つづき14)中村健之介著。 

01/04 

(P077) 

カバー) 

「我々が病人であり、世界全体が病気なのです」 

1866、『罪と罰』のラスコーリニコフ、「苦しい娑婆より懲役のほうがいい。」(第5編5) 

ペトラシェフスキー事件で有罪判決を受け、29歳から始まる四年間、のシベリア・オムスク監獄の懲役労働ドストにとってはちょうど転地療養の働きだった。 

ドストエフスキーがあれほど健康で熱心に体を鍛え、幻想にも悩まされることなく、周りの人々に対してもいらだつことなく親切であった時期は他にない。 

「小さい子供を斬り殺すのが好きだった」とのうわさのあるガージン、6人の人を殺したルカー・クジミーチに対していらだったり、疑り深くなったりはしていなかった。 



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[]★新田次郎密航船水安丸』(講談社文庫、S57.05)2014.01.05- 05:12

2017.01.17(2015.02.05)(つづき12)新田次郎著。 

01/02 

(P073) 

諏訪だけで2千件近い工場がある。 

蚕の蛹のにおい。 

仙台県知事佐藤左衛門に、「お金ではありません、一筆がいただきたい」 

二の足を踏む人たちの心を一方に向けるそういう文書。 

「知事の文書を私が知り、いま、次の一文をお願いしている。成功すればあなたは多くの人に認められ出世します」 

文書は翌日入手。 

小野寺一族は甚三郎の話を傾聴した。 

県令(県知事)ともなれば殿さまも同然。 

敷地は小野寺家の敷地を借り水車は増渕川の水を使い、M19後半、甚三郎は全神経を集中した。 

父の栄蔵、顔もあわせない。

が、金は仕方なく出した。 

2017-01-17(Tue)

[]★司馬遼太郎『全講演 3』(朝日文庫、2003.11)2012.12.25- 05:02

2017.01.16(2015.06.12)(つづき17司馬遼太郎著。 

01/02 

(P418) 

司馬文学を解くカギ、綿密に大学ノート一言一句書き写す必要がある(出久根達郎)。 

日本運命を変えたのは、朝鮮半島における4世紀ころ、すでに進んでいた自然破壊。 

山を掘り崩し、砂鉄を採り、製鉄を始めたのです。 

木炭必要とします。 

この製鉄集団、何百人単位だったのでしょう。 

朝鮮の山から山へ丸裸にしていきました。 

植林、しなかったようです。 

土壌は風で吹き飛ばされ岩が露出する。 

小説家想像です、もちろん。 



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[読書中]★司馬遼太郎司馬遼太郎が考えたこと 12』(新潮文庫、2005.10)2013.02.09  05:02

2017.01.16(2015.07.12)(つづき17司馬遼太郎著。 

01/02 

(P228) 

朝鮮人韓国人。 

私どもの民族、16C末、なんの名分もなく強盗として朝鮮に押し入った。 

20C初頭から日本敗戦まで35年間、侵略支配。 

人間としての名誉心も奪った。 

しばしば立ち竦まざるを得ない。 

その上、非常ならぬプライド「ウエノム(倭奴)というのは箸も知らない」 

儒教史観から見れば野蛮国である。 

ただ困るのは、今でもお茶の間ではこのユーモア、今も語られている。 

確かに強盗の国であったにしても・・・。 



2017-01-14(Sat)

[]★佐野眞一渋沢家三代』(文春新書、H10.11)2012.12.16- 05:11

2017.01.13(2015.02.18)(つづき14)佐野眞一著。 

12/31 

(P140) 

篤二、公家出身橋本敦子と結婚(M28(1895)4月)。 

精神の安定、得たこと、確からしい。 

趣味義太夫常磐津清元小唄謡曲写真記録映画乗馬日本画ハイキング、犬の飼育。 

M29.08.25、最初の子供。 

三代目当主となる渋沢敬三。 

祝いに橋本雅邦に「鯉の滝登り」を描かせてはいかが、と阪谷芳郎君より相談。 

アメリカ心理学者E.H.エリクソン『殺された自己』<偉大な人物長男場合、息子が徹底的に生きようとしても、何も残されていない、その人の否定的同一性であるところの、<殺された自己>があるだけ。 



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[読書中]★ドストエフスキー永遠の夫』(新潮文庫、S54.06)2014.07.13- 05:11

2017.01.13(2015.07.15)(つづき13)ドストエフスキー千種堅訳。 

12/31 

(P033) 

ようやくトルソーツキイが語り始める。 

目的は、他の県の、他の勤めへ異動できるよう運動することです。かなり高い地位を狙ってです。ところがこの私は、このペテルブルを出ていこうという気になれないのです」「まさか、ナターリア・ヴァシーリエヴナが?」「そうです、肺病でして、私があとに残されました」喪章のついた帽子左手に持ち、頭を垂れた。 

ヴェリチャーニノフ。 

この婦人の死の知らせが思いのほか心を動かした。 

あなたとの関係、通行、友情は9年になるではありませんか、文通もないまま」「あなたのほうがしょっちゅう私に会われていたわけではないですよね、わたしが、ではなくて」 

その回数はあなたの5回に対して私は2−3回。 



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[読書中]★司馬遼太郎『峠 下巻』(新潮文庫、S50.05)2014.06.08- 05:11

2017.01.13(2015.06.08)(つづき13)司馬遼太郎著。 

12/30 

(P033) 

徳川方、林権助大砲奉行)、全身重傷を負い、立てなくなり座って指揮した。 

人の背に負われ淀へ退く。 

諸藩の行動が面白い。 

徳川に属していながら裏切ってしまう藩のこと。 

まず彦根藩、井伊家。 

譜代大名の筆頭である。 

その殿といえば、大老になりうる家格。 

継之助の牧野の殿から見れば向こうが鷹ならこっちはすずめほどの家格の違いがある。 

家康以来の軍制では、合戦の際に大事な先鋒といえば、伊勢藤堂家、とこの井伊家が受け持つ。 

実際なかった。 

甲斐武田が潰れたあとの牢人を井伊家に属せしめた。 




2017-01-13(Fri)

[読書中]★三島由紀夫花ざかりの森・憂国』(新潮文庫、S43.09)2014.03.04- 05:15

2017.01.12(2015.03.04)(つづき13)三島由紀夫著。 

12/30 

(P031) 

女は山寺から近い小山の松の根方で待ちわびていた。 

あたりは泉。 

溢れる清水。 

飛沫。 

蛍。 

あのほうたるは「身を焦がしている」のだとは思えなかった。 

から強いられるままに灯をおのれのうちに守っていく。 

やがて男が近づく。 

男の狼狽(うろた)え。 

二人はゆく。 

都をばよほど離れた。 

はいしか星に紛れていた。 

はいう、「海はただ、海だけのことではないか」 

四日目の朝、女は心を決めた。 

夫のいないまに浜を目指す。 




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[]★ジョン・トーランド大日本帝国の興亡(2)』(ハヤカワ文庫、1984.08)2015.11.06- 05:15

2017.01.12(2016.02.06)(つづき4)ジョン・トーランド著。 

12/30 

(P018) 

東条英機「すべて考慮した。もし戦わなければイギリスアメリカに頭をさげるのか?」「すでに日華事変で16万の将兵を失っている。200万以上が犠牲になっている。これ以上苦しむことはできない」「待てば戦機を失うことになる」 

昼食後再開。 

若槻男爵国民精神心配ない。しかし、長期にわたる物的資源は慎重を要する。不安である」 

岡田「十分な信念はまだない」 

近衛「交渉が決裂しても、直ちに戦争に訴える必要はない、臥薪嘗胆です」 

米内光政ジリ貧抑えるあまり、ドカ貧となる懸念がある」 



2017-01-12(Thu)

[]★津本陽『大わらんじの男(一)』(文春文庫、1998.06)2015.12.02- 05:13

2017.01.11(2016.02.02)(つづき4)津本陽著。 

12/30

(P010) 

紀州領。 

そのうち、田辺38.8千石、新宮35.0千石。 

この2領を除くと人口は50万人。 

そのうち、和歌山城下には80千人の侍町人が住む。 

日本で、江戸大坂、京都は世界有数の大都会。 

この三都以外では名古屋金沢和歌山で、名古屋金沢は100千人。 

次いで鹿児島70千人、仙台熊本岡山広島徳島福井秋田が40-50千人。 

虎伏山竹垣の城、と呼ぶ。 

本丸にある岩山、虎の伏すに似る。 

新之助の三人の兄、次兄早世、長兄綱教、1698.04、三代目藩主就任。 

新之助より十九歳年長。 



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[]★牟田口義郎『アラビアのロレンスを求めて』(中公新書、1999.10)2015.10.26- 05:13

2017.01.11(2016.01.26)(つづき4)牟田口義郎著。 

12/30 

(P014) 

アラビアのロレンス百周年、1988。 

アラブの側からのロレンス。 

ヨルダン史家スレイマンムーサ。 


大学生ロレンス。 

1888.08.16生まれ、オックスフォード大学二年生。 

ベイルートで下船、中東の土を初めて踏んだのは1909.07.06である。 

二日間滞在、イギリス領事館とベイルートアメリカ大学を訪問。 

旅についての有益な忠告と激励を受けた。 

目的十字軍が建てた城、実調し、これらと中世ヨーロッパの城との比較し卒論作成するになった。 

その1年前にはフランスへ出かけ1600km自転車で走破し、古城めぐり。 

その前にはイギリスの城を丹念に調べていた。 


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[読書中]★橋本治三島由紀夫とは何者だったのか』(新潮文庫、H17.11)2015.02.21- 05:13

2017.01.11(2015.08.24)(つづき9)橋本治著。 

12/30

(P032) 

同性愛。 

正当性を論じる言い訳だ、とも思わなかった十五歳の時、「なんだかへんなもの」だったのである−『禁色』。 

仮面の告白』しかり。 

私は、教室のスターだった。 

豊饒の海』又はそこへ至る作品群の中から「三島由紀夫」がしななければならなった理由を探さなければならない。 


◎「豊饒の海」論。 

◎二人の三島−檜俊輔と南悠一 

豊饒の海」は月面にある海の名の一つ。 

何にもない、広大な窪みが「海」と命名される月面である。 

突如豊饒パラドックス採用する三島由紀夫。 


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[]★山内昌之イスラーム世界史』(ちくま新書、1999.09)2013..08.31- 05:13

2017.01.11(2015.02.26)(つづき13)山内昌之著。 

12/30 

(P086) 

5つのC=19Cヨーロッパ植民地化への衝動。 

大西洋交易−黒人男性奴隷。 

サハラでは、軍隊や宮廷に使役されるもの、多くいた。 

モロッコのハサン2世は黒人奴隷末裔であるkとを誇りにしていた、という。 

大多数のアフリカの王、首長奴隷狩り奴隷取引を積極的にすすめていたという話、憂鬱。 

好奇心文明化、キリスト教化商業化、植民地化(Colonization)の5C。 

現地の王権保護の代償に主権の譲渡を迫る二十支配。 




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[]★宮部みゆき蒲生邸事件』(文春文庫、2000.10)2015.11.06- 05:13

2017.01.10(2016.02.06)(つづき5)宮部みゆき著。 

12/29 

(P016) 

陸軍大将蒲生憲之。 

創始者小野松吉、ホテル平河町一番。 

合弁企業の持ち物。 

父親五十年。 

外出しよう。 

最高裁国会図書館がある、近くに。 

三宅坂半蔵門麹町四谷。 

スナックを買い戻ってみると新しい客、ホテルに。 

小柄な中年男、えらい暗い男である。 

負のオーラの男。 

家へ電話。 

明日、試験、9時から。 

受付8時。 

バスルーム。 

映画ジュラシック・パーク、見た。 

昨夜の小柄男、見かけた。 

向こうも気づき笑顔。 



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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 26 嵯峨散歩』(朝日文庫、1990.06)2014.12.06- 05:13

2017.01.10(2015.09.09)(つづき10)司馬遼太郎著。 

12/29 

(P021) 

水尾(みずのお)と樒が原(しきみがはら)。 

道路と屋敷と柚子と樒。 

老人ホームがあった。 

老人。 

「上じゃ、清和園分寮」という名称。 

松尾 姓、多い。 

日本の姓の大半は地理的言葉か、地名から来ている。 

松尾の尾は、山の稜線で、松山の尾ということで成立する。 

そばに杭があり、板には「山陵の守りで四十戸、梅の里」 

水尾村は古くから左家、右家という村落秩序が続いていたことを知っていた。 

「宮座」のことである。 

左家の松尾正男翁が話を聞いてくれることになった。 



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[読書中]★森岡正博生命観を問いなおす』(ちくま新書、1994.10)2015.01.13- 05:13

2017.01.10(2015.07.14)(つづき7)森岡正博著。 

12/28 

(P113) 

上田紀行覚せい剤ネットワーク』(かたつむり社、1989) 

いのち」として生きている「私」に気づき、私と世界のつながりに気付くこと。 

現代のシャーマン運動。 

いま、新しい運動が求められている。 

村瀬学『「いのち」論のはじまり』必読。 

生命論の文献『火の鳥』(手塚治虫、1967〜) 

70年代後半〜80年代にかけて−西洋にはもうお手本はない。 

しかし、「生命」や「いのち」に立脚するとき、この世の問題はすべてよい方向へ向かう」という語り方、明らかにおかしい。 

ロマン主義の間違い。 

生命」や「自然」の調和的やさしさだけをうたいあげる。 

鶏を殺して、おいしいといって食べる学習、トリヤマ。 



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[読書中]★大澤真幸『虚構の果て』(ちくま新書、1996.06)2014.12.30- 05:13

2017.01.09(2015.07.29)(つづき9)大澤真幸著。 

12/28 

(P045) 

『さかり場の変遷』(1987)(吉見俊哉研究)。 

見田も再確認新宿から渋谷へ、消費社会適合型ハイパーリアルでオシャレ−先進的記号的差異に満ちた渋谷−虚構の時代に適合。 

森田芳光監督映画家族ゲーム』(1983)。 

最も生活的で実体的なものであるはずの家族でさえもがゲーム=虚構化しつつある風景映像化して見せた、その食事風景。 

80年代前半−「新人類

80年代後半−「おたく世代」 

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[]★網野善彦日本社会歴史(上)』(岩波新書、1997.12)2013.11.25- 05:13

2017.01.09(2015.02.01)(つづき12)網野善彦著。 

12/27 

(P026) 

縄文日本の長い間、中国大陸北では、粟、黍の畑作、南では稲作主体の農耕が始まる。 

BC17C,華北には青銅器と文字を持つ殷の文化が始まる。 

BC11C,周を盟主とする首長聯合成立。 

BC11C、揚子江、稲作文明形成。 

BC08C以降、春秋戦国の時代始まる。 

BC5C、鉄器が農耕、あるは武器として使用される。 

BC221、秦、始皇帝、強大な統一帝国成立。

朝鮮半島、ひえ、粟の時代から櫛目文土器→無文土器の時代。 



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[読書中]★有吉佐和子紀ノ川』(新潮文庫、S39.06)2014.06.24- 05:13

2017.01.09(2015.04.26)(つづき12)有吉佐和子著。 

12/27 

(P020) 

粉河に着いた。 

西国巡礼三番、粉河寺。 

花は竜門山を見た。 

紀州富士の異名を持つ。 

「竜門さん、見えますのし」

岩出村。 

日清戦争でぺっぽう景気の良くなった吉井家。 

九度山、紀本家。 

紀ノ川を下に下れば下るほど土地の格は下がっても、景気は良くなる。 

土地土地で違う気風。 

花の行く六十谷(むそだに)はどんな気風? 

三巴の家門。 

芽出たゞの若松様よ、枝も栄える、葉も繁る。 

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[]★新田次郎孤高の人(下)』(新潮文庫、1973.03)2012.11.22- 05:13

2017.01.09(2015.01.23)(つづき12)新田次郎著。 

12/27 

(P058) 

金川の妻、毒気に当たりそう。 

浜坂の父に手紙。 

素直な気持ちで喜びを伝えることができなかった。 

やっと一人前になりました。 

同期生研修生時代に君を検事に引き渡したことがあるような男、影村。 

浜坂の黒い瞳の少女花子。 

庭で野営、する。 

技師になった。おれは山を止めないぞ。 

石の入ったルックザックを背負い会社に行っている。 

真川から大町を抜けて十日間の雪の中の苦闘。 

よくあさ、五・一五事件発生を伝える新聞を読む。 

犬養総理が海軍将校陸軍士官候補生等の凶弾に倒れた。 

ノズル設計。 



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[読書中]★松本清張『歪んだ複写』(新潮文庫、S41.06)2014.02.02- 05:13

2017.01.09(2015.03.03)(つづき14)松本清張著。 

12/27 

(P098) 

女中。 

田原。 

税務署。 

崎山亮久。 

係長野吉欣平。 

入転勤は9月末。 

したがって名簿にはない。 

八月現在だから。 

女中、1−2月、いなくなった。 

客はわからない。 

名刺もくれない。 

現金で何万も使う。 

山本吉田と呼んでいた。 

細い眼の女中と若い女中。 

この山本らを監視していた沼田憲太郎。 

時間も。 

若い女中「なつ」が崎山に惚れている。 

にせ税務署員、田原に連れてきてくれ、と頼む。 



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[]★角田房子閔妃暗殺』(新潮文庫、H05.07)2016.02.09- 05:13

2017.01.09(2016.05.09)(つづき4)角田房子著。 

12/27 

(P010) 

力道山の墓、という目印があった。 

本門寺は加藤清正と縁の深い寺と聞き、秀吉朝鮮侵略大将であることを思い出した私は、朝鮮とのつながりを思い出した。 

東光岡本柳之助墓。 

中田は言う、「竹橋事件の首謀者といわれた男です」 

岡本は生き延びて、そのずっと後朝鮮王妃殺害事件でまた裁判にかけられて…」 

それは、閔妃の事件・・・? 

ああ、そうです。 

日本人の一人。王宮になだれ込みました。 

指揮をしていた人物。 



2017-01-09(Mon)

[]★トルストイ戦争と平和(四)』(新潮文庫、S47.03)2015.10.29- 03:45

2017.01.07(2016.02.29)(つづき5)トルストイ著。 

12/26 

解説工藤精一郎、つづき) 

(P526) 

長兄ニコライの死をきっかけにまた社会活動教育活動に戻ったトルストイ。 

しかし、ヤースナヤ・ポリャーナでの憲兵の捜索に憤激し、亡命真剣に考えた。 

1862.09、モスクワ宮廷ベルス家の娘、次女ソフィア結婚病気と疲労で難破しかけていたトルストイの心と生活平和と落ち着きを与える。 

戦争と平和」を完成することができ、世界最大の作家地位を与えられた(1869)。 

7年かかっている。 

その反動のようにトルストイを襲った教育活動飢饉救済の社会活動。 

そののち、猛然と起こる創作意欲。 

1873からアンナ・カレーニナ」の執筆にかかる。 



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[]★郄村薫『リヴィエラを撃て 上』(新潮文庫、1997.06)2013.11.23 - 03:45

2017.01.07(2016.05.26)(つづき14)郄村薫著。 

12/26 

(P042)

男。 

私の国では一般刑事事件としては扱えない。 

特殊事件に当たる。 

国家機密法。 

主権侵害になる。 

日本国籍をもったものであれば、そうはいかない」 

あなた個人に言っている、と思って欲しい。 

(1)1/18、0400、手島の所在、その理由。 

(2)モーガン遺体発見の日時場所。 

(3)イギリス大使館に駆け込んだ男女の話。 

(4)HKの米人、訪ねてきたこと。 

※これらみんな知っている。 

この死者2名は帰るところがないが、いずれ帰れる。 

カソリックアルスターまれ、二人とも。 



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[読書中]★小林秀雄『考えるヒント2』(文春文庫、2007.09)2014.04.07- 03:45

2017.01.07(2015.04.07)(つづき14)小林秀雄著。 

12/26 

(P120) 

伝統自然にあるのではない。 

発見する者の意識しかない。 

現在自分を全的に知ろうと努める人の意識しか甦りはしない。 

臥してみていたうちには、伝統は見いだせない。 

そのように硬直していた歴史は長く、これに比べ、伊藤仁斎荻生徂徠による儒学における人間発見の如きは鋭く、閃光のごときものであったのであろう。 

西周のこの開眼。 

西の希哲学の希の字が略されて哲学という不具者になり、さまよい出したという次第である。 




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[読書中]★司馬遼太郎ロシアについて』(文春文庫、198901)2014.02.06- 03:45

2017.01.07(2015.04.08)(つづき14)司馬遼太郎著。 

12/26 

(P021) 

石弾を飛ばす−中国人発明か? 

モンゴル人は火薬も使う。 

モンゴル人がロシアを攻めたその30年後、博多湾にやってくる。 

鋳物から火薬を詰めた大型手投弾を用いている。 

中国では震天雷というもの。 

鉄砲日本では呼んだ。 

はじめは手投げ弾でした。 



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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 34 大徳寺散歩中津宇佐のみち』(朝日文庫、1994.08)2014.01.21- 03:45

2017.01.06(2016.02.22)(つづき26)司馬遼太郎著。 

12/25 

(P236) 

宇都宮鎮房VS黒田。 

バラの花。 

欧州ではギリシャローマ時代から花の王とされてきた。 

日本では明治以前、民間では好まれなかった。 

単に茨にすぎず、そのトゲがうとまれた。 

仏前にバラが供えられることはなかった、全く。 

明治の史伝家、福本日南(1857-1921)は、筑前黒田藩の家士の家に生まれた。 

明治初年、南部藩原敬津軽陸羯南とともに司法省学校に入った。 

数年で連袂、退ました。 



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[]★ドストエフスキー地下室の手記』(新潮文庫、S44.12)2015.06.11- 03:45

2017.01.06(2015.10.24)(つづき5)ドストエフスキー著。 

12/25 

(P214) 

解説、つづき、江川卓) 

「冬に記す夏の印象」1863、にある西欧物質文明への懐疑、危機感→『地下室の手記』のチェルヌイシェエフスキー批判。 

ピーサレフ。 

これら進歩派陣営は1863年に入ると分裂する。 

目に余る分裂。 

右は漸進派から左はテロリストまで。 

シフロフスキーの次の言葉、「ドストエフスキーは、自分主人公状態人間全体として、正しいものとは見なしていない。彼は、主人公を苦しめ、軽蔑している」 

絶望分析」 

ロシア人の大多数を占める<地下室の住人>の醜悪さを直している。 

具体的人間として示すことができた。 




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[]★中島義道『<対話>のない社会』(PHP新書、1991.11)2016.02.09- 03:45

2017.01.05(2016.05.09)(つづき4)中島義道著1991.08。 

12/25 

(P023) 

三宅真奈美。 

私語の洪水の中で「うるさくて先生の声が聞こえません」とハッキリ抗議する子をつくってもらいたい。 

自分権利侵害されているのに、それに対して抗議することができない被害者であるとともに、その弱さが私語の荒れ狂う現状を容認してしま加害者となっているこのメカニズム。 

先生言葉を使ってこのメカニズムを教えるべきだと思う。 



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[]★松岡正剛多読術』(ちくまプリマー新書、2009.04)2016.12.25- 03:45

>>

2016.01.05(2016.12.25)(再読2)松岡正剛著。 

12/25 

(P008) 

人が何を読んでいるのかはわかるが、どのように読んでいるのかはわからない。 

多読家−井上ひさしさんなんかは別格としても・・・。 

『千夜千冊』は書評じゃあない。 

今まで読んできた本や、新たに読んだ新たに読んだ本の共感体験の内容を案内したもの。 

本−長い時間をかけ世界のすべてを飲み込んでいる。 

ギルガメッシュから湾岸戦争まで、カエサルから三島由紀夫まで、ラーメンから建築まで、金融危機からサッカーまで、入っていないものはないんじゃあないか。 

こんなメディアパッケージは他にない。 

ウェブなどまだまだ勝負になりません。 

書棚を作ると読まなくなる−清張、泰淳にも聞いたが二人ともそういう。 



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[読書中]★松長有慶『理趣経』(中公文庫、1992.11)2014.06.28- 03:45

2017.01.05(2015.05.04)(つづき12松永友慶著。 

12/24 

(P041) 

どんなお経? 

欲望を生かす。 

欲望を完全に否定することはできない。 

欲望人間存在そのものにかかわることである。 

欲望を失ってしまうと、生きる意欲を失う。 

その欲望そのものに、生命力そのものがある。 

大乗仏教の考え方。 

大乗仏教の考えに2つある。 

1つは、般若経のようにどんどん否定していく面もある、その反面、そのもっている生命力をもう一度大きく生かしていく両面がある。 

維摩とは仏教修行も積んでいるが、在家である。 

これが専門の坊さん以上に偉い。 

地位は低いがその真髄をつかんでいる。 

小乗仏教とは、自分だけの小さな乗り物に乗って自分けが悟り彼岸に渡ろうとする。 

阿羅漢という。 



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[]★小林秀雄本居宣長 上』(新潮文庫、H04.05)2012.08.05- 03:45

2017.01.05(2015.03.01)(つづき13)小林秀雄著。 

12/24 

(P115) 

歴史意識について) 

荻生徂徠言葉。 

歴史は、「事物当行之理」ではなくて、「天地自然の道」でもない、という。

歴史真相は、「後世知之徒」に恰好な形に出来上がっているものではないのであった。 

これは歴史本質対象化され、定義化されることを拒絶しているところにある、という彼の確信に基づく。 

歴史意識というより伝統意識という方が適当。 

過去遺産を物品並みに受け取る代わりに過去人間から呼びかけられる声を聞き、現在人間が答えねばならぬ、と感じたところに、彼らの学問の新しき基盤が成立した。 


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[]★上坂冬子男装の麗人 川島芳子』(文春文庫、1988.05)2013.11.24- 03:45

2017.01.05(2015.02.24)(つづき13)上坂冬子著。 

12/24 

(P041) 

川島芳子の父、粛親王。 

32歳(M31)、王位継承、芳子は第四側妃の第十四王女。 

石川半山『粛親王』 

1.羅紗工場。 

2.馬品種改良。 

3.水の供給蒙古。その開発、遼河上流。 

4.蒙古鉄道開発。 

※→いずれも空論に終わる。 

他、国勢調査アヘン対策ペスト対策。 

石川半山は傾倒した筆致。 

能吏であったろう。 

女性観劇の門戸開く。 

京劇について。 

 

2017-01-04(Wed)

[]★小島剛一『トルコもう一つの顔』(中公新書、1991.02)2016.12.24- 21:00

2016.01.04(2016.12.24)(初読1)小島剛一著。 

12/24 

小島剛一) 

1946、秋田生まれ、フランス自由業。 


あとがき) 

情報には誤差がつきもの。 

滞仏十五年。 

トルコ、大変な親日国で、国を挙げあこがれているが、完全な片想いで、日本は気にもかけていない。 

隠れ民族もある。 

京都産業大学平井悦子氏。 

(まえがき) 

1968、アルザスにやってきた。 

一時留学のつもりで渡航。 

回教徒の友人、「キリスト教徒でもない者が、ナザレのイエスのことをキリスト救世主)と呼ぶには不謹慎だ」と咎められた。 



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[]★高島俊男『天下之記者』(文春新書、2008.02)2016.12.22- 21:00

2016.01.04(2016.12.22)(初読1)高島俊男著。 

12/22 

(副題=奇人 山田一郎とその時代) 

役場などの書類の記載例がある。 

その氏名欄、たいていは、山田一郎。 

名前無辜性を補う?生前、常に「奇人山田一郎」と呼ばれていた。 

明治中頃、どこの新聞社にも属さず、二十余りある新聞社に記事を書き送っていた。 

こういう人物、他にはいない。 

犬養毅の命名になる、「天下の奇人」。 

フリージャーナリストである。 

生前死後、奇人伝説。 

一.居所、不明、行方不明。 

二.大酒飲み。 

三.ぼろぼろの服装。 

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[読書中]★小野不由美黒祠の島』(祥伝社文庫、H16.06)2015.01.24- 21:00

2017.01.04(2015.07.26)(つづき7)小野不由美著。 

12/22 

(P036) 

石井調査事務所。 

学者に頼まれ資料を探すこともある。 

フィクション作家葛木氏(女)。 

大江忠二、ご主人。 

島の事情には、うとい。 

〇〇は聞いたこと、ない。 



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[]★立花隆『がん 生と死の謎に挑む』(文春文庫、2013.08)2013.09.14- 21:00

2017.01.04(2015.01.28)(つづき11)立花隆著。 

12/22 

(P077) 

抗がん剤、禿げるだけでなく、皮膚が輝きを失い、ぼろぼろになり、ひびがいったりする。 

それに食欲不振などあらゆる副作用現象のもととなる。 

皮膚の新陳代謝が妨げられるからである。 

人間の日々の栄養吸収は、胃腸の上皮が行っている。 

酷くなると、胃腸に穴が開く。 


◎粘膜は外敵と戦う主戦場。 

生命作用最前線。 




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[読書中]★永六輔大往生』(岩波新書、1994.03)2015.01.19- 21:00

2017.01.04(2015.06.20)(つづき6)永六輔著。 

12/22 

(P054) 

〇 医者病気を治そうとする、しかし、大切なのは病人を治すことなのだ。 

〇 タバコの害をいろいろいう先生たばこの益についてはどうして何も言わないの? 

〇 酒飲みは酒飲みの先生に、たばこのみはタバコの好きな先生を選ぶべきです。 

〇 喫煙率の一番高い職業は、医者看護婦なんですよ、なのに病室を禁煙にするなんて。 

〇 中村伸郎さん、亡くなるとき言葉たばこが吸いたい、で、通夜は焼香の代わりに、全員タバコを吸い、遺体タバコに包まれた。 

普段吸わない人も供養だ、といって吸った。 

忘れられない通夜になった。 



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[]★広瀬隆『億万長者はハリウッドを殺す(上)』(講談社文庫、1989.04)2012.05.29- 21:00

2017.01.04(2015.02.18)(つづき4)広瀬隆著。 

12/22 

(P162) 

19C、鉄道会社株式投資を動かし、全ての産業を受け持っていた。 

20Cに入ると、今度は、電気事業者株式投資を動かすようになる。 

ウォール街の主体が変化。 

基幹産業は移り変わる。 

鉄道から電気へと。 

しかし、実は主体は何も変わっていない。 

モルガンロックフェラー個人の手の動きが、鉄道から電気へと移り変わっただけなのである。 

大恐慌の中、モルガン系、ロックフェラー系の会社暴落し、莫大な損失。 

この翌年からモルガン家は所得税が支払えなくなるほど貧しくなっていた。 

しかし、この帳簿上の金額、経済家にとって意味のある数字ではない。 

1929の後を見てみよう。 



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[]★モンゴメリ著・松本侑子訳『赤毛のアン』(集英社文庫、2000.05)2013.12.27- 21:00

2017.01.04(2015.02.18)(つづき13)モンゴメリ著・松本侑子訳。 

12/21 

(P027) 

交織の生地。とても恥ずかしかったわ。 

三百ヤード孤児院に去年冬、寄付してくれたの、ホープタウンで商売している人が。 

想像してみたの、どうせ想像するなら思い切り素晴らしい想像をするほうがいいでしょ。 

船の中も全部見ておきたかったの、だって、もう船に乗れる機会なんてないかも知れないじゃない。 

ここの道、赤いの、どうして、「そうさな、わしにはわからんな」とマシュー。 

そうね、それも、これからわかることの一つね、これからわかっていくことがたくさんあるって、素晴らしいわ、生きる喜びを感じるわ。 

驚いたことにマシュー、愉快になっていた。 

好きなだけ話していいよ。 



[読書中]★山田風太郎『戦中派不戦日記』(講談社文庫、2002.12)2013.12.25- 06:51

2017.01.03(2016.01.25)(つづき12)山田風太郎著。 

12/21 

(P053) 

(S20.02、つづき) 

02/04。 

02/05、全世界に渡って二十数年来の寒さとなり。 

往来の拳大の氷塊、三日経ちても溶くることなし。 

02/07(水)、午後、屍体解剖、睾丸は干し柿のごとし、皮膚=スルメ筋肉乾燥芋。 

02/08(木)、人集まれど薬、一つなし、隣組男爵死す。 

男爵家もへちまもなし。 

蚊帳をまといて客に会いし元亀天正公卿を笑うべからず。 

02/09(金)、今次世界大戦の真因は? 

西の方、ヨーロッパの戦いと、東の方、アジアの戦いの関係、如何? 

冷静なる巨視的史観に照らすとき、今この地球を覆う民族大闘争ははなにか?を描く。 


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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 28 耽羅紀行』(朝日文庫、1990.08)2014.12.06- 06:51

2017.01.03(2015.07.09)(つづき9)司馬遼太郎著。

12/21 

(P016) 

済州島流人伝」という優れた研究者。 

中央官僚知識人。 

魏志倭人伝の末蘆国に似た風習、耽羅国。 

日本書紀」に22回登場(−人、−王、−王子含む)。 

継体天皇二年十二月の項に、「南の海中の耽羅人(たむらびと)、初めて百済国に通う」 

公式に交通した、ということ。 

斉明天皇七年(661)、遣隋、遣唐使随員のこと、 

彼は659年入唐し、661.04に杭州湾、船を出し、九日漂着、耽羅島に舟を寄せた。 

そこで交流あり、阿波〇という王子ら9人とともに日本へ戻る。 


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[読書中]★林郁夫『オウムと私』(文春文庫、2001.10)2014.02.22- 06:51

2017.01.02(2015.04.22)(つづき13)林郁夫著。 

12/21 

(P080) 

「三明六道」といわれる超能力。 

オウム弟子たちの具体性のある成就記事−衝撃を受けた。 

オウムに傾倒していく怖れを自覚する私、オウムの本は読むまい。 

水戸地区で増える阿含宗信徒。 

S63.10、再び麻原の本を読む。 

麻原は主にヨーガ手法弟子たちを導いている釈迦のような実際的な働きをしているという思い、強まる。

本『イニシエーション』『生死を超える』 

十二因縁−魂の落下と上昇のプロセスに分け自分ヨーガ体験と結びつけ説明している。 



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[]★坂東眞砂子『桃色浄土』(新潮文庫、H09.11)2012.12.15- 06:51

2017.01.02(2015.02.26)(つづき13)坂東眞砂子著。 

12/21 

(P360) 

りん。 

ほら貝の合図。 

何事じゃろ、伝馬船。 

鉦の音、ちぃん、ちぃん、合掌している。 

健士郎がいた。 

ひどい恰好。 

エンゾに殴られただけの怪我ではない。 

エンゾのいうことのほうがすんなりと入る。 

八重の白い顔。 

八重は健士郎と、自分多久馬といっしょになるのがだれも傷つくことがない組み合わせだった。 

米子の姿。 

映俊さま、いよいよ今日、あの幟立てた船で海の向こうへ行く。 

「補陀落渡海かえ」 

桶に入り蓋に釘を打たれ閉じ込められている。 

礼を言っておきたかった。 



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[]★城山三郎毎日日曜日』(新潮文庫、S54.11)2013.12.- 06:51

2017.01.02(2015.02.04)(つづき12)城山三郎著。 

12/20 

(P067) 

和代、私の妻。 

十分な教育、受けていない。 

学校に代わって娘を教育する自信はない。 

努力してみる気にもなれない。 

いい意味、悪い意味教育ママにはなれない。 

最小限のしつけと、好きな料理だけは教え込んでおこう。 

欠席が続くと、わんぱく子供が刷り物をもってきた。 

教育委員会の就学命令書。 

強引に連れて行った。 

泣いて帰ってくる。 

次の日も、次の日もタクシーで送る。 

京都の沖、「なんとかい方法を考えよう」 

塾、あけみ用。 



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[読書中]★エッカーマンゲーテとの対話 上』(岩波文庫、1968.11)2014.09.03- 06:51

2017.01.02(2015.06.04)(つづき11)エッカーマン著。 

12/20 

(P027) 

この都会(ハノーヴァー)で生まれ育った友人は、精神的、教養のすべての点で私に勝っていた。 

文学の知識、私には全く劣っていた。 

テードル・ケルナの詩。 

『竪琴と貪り』 

人々は我が国の偉大な詩人について研究するように勧めてくれた。 

特にシラークロップシェトックに私の関心を促した。 

しかし、かれれは私自身の生まれつきの傾向とは遠く隔たっていたのである。 

そのころ私は初めてゲーテという名前を耳にした。 

その詩集の一巻を手に取った。 

まず小曲(リート)。 

繰り返し読み、言葉で言い表せない幸福を味わった。 

私の内面。 

知らずのいた私の内面。 

それがこの小曲に反映されているのではないか。 



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[読書中]★中村健之介『ドストエフスキー人物事典』(朝日新聞社?、1990.04)2014.05.19- 06:51

2017.01.02(2016.03.21)(つづき25)中村健之介著。 

08/14 

(◎『白夜』) 

若い間借り人、現れない。 

愛する女性のために自分は単なる使い走りで満足、という奉仕者となって身を引く。 

フランス伝来のユートピア思想。 

マリア・イエーサワ(実在)という人妻の、若き恋人、教師ヴェルグーノフ、自分の恋敵に真剣に法師したのである。 

幸福になりたいのに、幸福になりたくないのである

◎『ネートチカ・ネズワーノフ』。

ドストエフスキーは、人間の苦しみを堀り出した作家だと言われている。

合体欲望。 

ネートチカとカーチャ。 

ぺトラシェフスキー外務省下級官吏。 


2017-01-02(Mon)

[読書中]★山内昌之イスラームアメリカ』(中公文庫、1998.04)2014.02.06- 05:24

2016.12.31(2015.02.09)(つづき12山内昌之著。 

12/20 

NY、NJ、TX、アリゾナ州に住むアフガーニー達。 

中東から追われた人々がアメリカ自由な天地を保証されるとは皮肉というほかない。 

ジハード団(エジプト)の新聞ニュージャージー刊行され、中東に郵送される。 

ヨルダンムスリム同胞団アルジェのFIS(イスラム救国戦線)のメンバーがアメリカ居住していても咎められることがない、格別に。 

レバノンヒズボラ(神の党)も、祈祷説教のVTR、ダラスで配布されていても注意を受けることはない。 





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[読書中]★井上靖しろばんば』(新潮文庫、1965.01)2013.12.22- 05:24

2016.12.31(2015.12.28)(つづき10井上靖著。 

12/20 

(P038) 

(はかま) 

はかまを穿いた光一は、下を向いたまま黙っている。 

相手方は砂を襟から入れようとした。 

光一は石を拾って投げた。 

当たらなかったが、当たったらえらいことになっていた、と思う洪作。 

朝礼前、衆人環視の中での出来事であった。 

非道や横暴に敢然と立ち向かう姿。 

自分卑劣さ。 

びり、と言われた新田部落の樵の子は、「うらあ、何番だー、何番だー」と騒ぎ、先生から頬を二つ、殴られた。 

二番の洪作、初めて村の子に負けた。 

「身の程知らんと、えらいことになる」と縫。 

光一が一番か。 

坊は二番か。 

ちょっくら、学校へ行ってくべえ。 



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[]★辻原登東京大学文学を学ぶ』(集英社文庫、2013.03)2013.10.23- 05:24

2016.12.31(2015.02.28)(つづき13)辻原登著。 

12/20 

(P086) 

ヴァルター・ベンヤミン翻訳者の使命』 

純粋言語、もはや、自らは何も志向せず、表現することもない、表現を持たない創造的な語としてあらゆる言語のもとに志向されたもの。 

翻訳自由ルター、フォス・ヘルダーリンゲイルゲはドイツ語限界を拡大した。 

ルター聖書ドイツ語訳。 

ラテン語しかよめなかった聖書新約聖書旧約聖書ともに)をドイツ語翻訳した。 

ここで二葉亭四迷を思い出してください。 

ツルゲーネフの逐語訳をやっています。 


2016-12-31(Sat)

[読書中]★船戸与一神話の果て(下)』(講談社文庫、1988.05)2014.02.06- 10:40

2016.12.31(2015.01.09)(つづき11船戸与一著。 

12/20 

(P042) 

おかげで政府の連中、≪輝かしき道≫派のことしか念頭にない。 

一部の人は、チャカラコ渓谷に新しい動きがあることに気付いている。 

ラ・ポーラの目を見ていると自分まで風になってしまう。 

しかし、今、動く時だ、カル・リアクタは! 

第二段階に入ったのだ。 

他の6人、タバコを吸う。 

近代科学主義に抗して、自然と一体化した人間のおおらかな世界を取り戻す、アンデス全域に縦に伸びるインディオの、解き放された世界を築きたい。 

ペルーにとどまらず、ボリビア、北はエクアドルまで伸びるアンデス。 


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[]★森まゆみ『鴎外の坂』(新潮文庫)2012.05.08- 10:40

2016.12.30(2015.04.28)(つづき15)森鴎外著。 

12/19 

(P227) 

(篤次郎、つづき) 

篤次郎、ひたすら芝居小屋に通って歌舞伎役者の型を手帳に写した。 

そして、『衛生新誌』には、鴎外の市区改正論援護射撃するような、芝居仕立ての『市区改正痴人夢』を連載。 

石川淳はこれを、「しゃれた文才、機知に乏しくない」と高く評価

「なによりも楽しんで書いていることが知れる」 

劇評も娯楽の中で重きをなす。 

他の評につき、具体につき、分析的であった。 

饗庭篁村、「型を忠実に残しており、役者にも有益」 

篤次郎、親切で仕事も早く、開業医としても成功している。


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[読書中]★吉村昭天狗争乱』(新潮文庫、H09.07)2014.02.05-  10:40

2016.12.30(2015.04.08)(つづき14)吉村昭著。

12/19 

(P031) 

1〜2月藤田京都の地を踏み、視野が拡大した。 

天皇を、尊王攘夷公卿で固め、それを長州が強く支援する。 

長州水戸藩の実行力に大きな期待を寄せている。 

朝廷上京してきた将軍家茂に横浜港閉鎖を含む攘夷決行を迫り、5/10期限に実行に移す、と答えた幕府。 

それを知り、喜ぶ藤田。 

慶喜に従い江戸へ戻る。 

しかし、5/10幕府、動く気配がない。 

8/18、京都政変が起こる。 

その実行は危うくなる。 

薩摩会津が手を結び、公武合体論。 

公武合体派の公卿連携して攘夷派を一掃してしまったのだ。 

島津松永開国である。 



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[読書中]★吉村昭夜明けの雷鳴』(文春文庫、2003.01)2015.01.14- 10:40

2016.12.30(2015.07.16)(つづき8)吉村昭著。 

12/19 

(P006) 

1866.11のころ。 

パリ万博の話。 

日本から将軍親族クラス人間に来てほしい。 

1866.07、将軍家、家茂が死亡して、水戸斉昭の第七子、一橋慶喜相続していた。 

弟の昭武を名代と決めた。 

駐日フランス公使ロシュ、喜ぶ。 

しかし、水戸藩士たちは激しく反発。 

慶喜、機敏、巧みな措置。 

空席となっていた御三卿の一つ、清水家の養子として昭武を相続させ、その身を御池通若州屋敷慶喜がいるところ)に移した。 



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[読書中]★松浦玲『勝海舟』(中公新書、S43.04)2014.04.14- 10:40

2016.12.30(2015.01.16)(つづき12松浦玲著。 

12/19 

(P028) 

勝海舟の乱が楠行、蘭学修行、抜群の語学力を持つ都甲(つこう)市郎左衛門の知遇を得る。 

渋田利右衛門、パトロン人物との巡り合い。 

渋田、懐から200両の金を出し、僅かが書物でも買ってやってください。 

その縁で各地の豪族からも非常な世話になっている。 

1850、赤坂田町中通私塾を開くことができた勝海舟、蘭書と西洋兵学講義を始めた。 

開塾はおそらく師匠永井青崖の推薦、許可があったのであろう。 

20歳の時のことである。 

講義の代行をしたことのある杉亮二の証言。 



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[]★司馬遼太郎『ある運命について』(中公文庫、1995.10)2013.11.18- 10:40

2016.12.30(2015.03.18)(つづき14)司馬遼太郎著。

12/19 

(P076) 

古本読む意外さ。 

孫文日本孫文の同志となっていたならば・・・。 

中野正剛わずかながら良質の政治家の一人。 

犬養毅は変質している、と罵倒しながら、支那世論と結べ、と結んでいる。 

中国を分類、 

(1)「日本人支那

(2)「日本の野心家の支那」 

(3)「英米支那」 

を挙げ、ことごとく退けている。 

ところが中野本人も変質してしまった。 

満洲国、真っ先に賛成した。 

後に、ジョン・ガンサーから、「日本でたった一人、公然たるファシスト指導者である」といわれ、S16.12.08を、狂ったように喜んだ。 



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[]★小林秀雄ドストエフスキイ生活』(新潮文庫、1964.12)2012.09.23- 10:40

2016.12.30(2015.04.20)(つづき13)小林秀雄著。 

12/19 

(P043) 

青年たちの頭だけは西欧政治思想燃え立っていた。 

検閲の強化、談話でさえ監視される中、特殊新聞雑誌用語発明し、わずかに文学上の比喩や、文芸批評論を借りてその心を語るのに疲れていた。 

1840-1850年代、自由意見交換の場として結社が発達。 

しかし実際上の改革にはまったく無縁な、縁の遠い捕〇的存在しかなかった。 

ペトラシェフスキー会もそんなものの一つ。 

革命家の血も流れていない、むしろ風刺天才であった。 

25歳のこの男、スペイン風外套に身をくるみ・・・。 

ぺテルスブルクの町をあるく痛ましき存在。 



2016-12-30(Fri)

[]★小野信二・門脇禎二『新日本史―新制 (チャート式シリーズ)』 10:28

数研出版、S44.02)2016.07.07-

2016.12.30(2016.09.07)(つづき2)小野信二・門脇禎二共著。 

07/10 

(P431) 

1952.07、公安調査庁発足。 

8月、警察予備隊海上警備隊、統合し、保安隊発足。 

公安調査庁はFBIに習ったもの。 


(2)労基法施行規則改正。 

監督行政が緩和された。 

(1952.07、これら労働三法、改正) 


(P430) 

湯川秀樹朝永振一郎ノーベル賞受賞。 


07/10 

(P428) 

◎対日講和条約。 

1950.09、トルーマン大統領「対日講和原則」発表。 

朝鮮戦争、起こる。 

アメリカ日本との講和を急ぐ。 

米国務省顧問、ダレス来日。 

日本との講和成立後も米軍日本駐留を求める。 

自由主義諸国とのみ。 


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[]★柄谷行人言葉と悲劇』(講談社学術文庫、1993.07)2015.07.28- 10:28

2016.12.30(2017.01.28)(つづき19)柄谷行人著。 

04/24-2 

(P116辺) 

伊藤仁斎荻生徂徠本居宣長という思想家はまったく古ぼけたものになる。 

奇妙で不当である。 

例えば、文化文政という時代を、19世紀と呼ぶ。 

明治維新から近代化は始まるが、文学の方は30年ほど後。 

19Cというのは、ほぼ江戸時代なのです。 

16C、ひとことでいうと、九鬼周三『いきの構造』なのです。 

「可能性のままで、可能性を絶対化すること」なのです。 

蓮見實彦が、「深さの誘惑の中にありながら、浅さにとどまる」という言い方。 

ある意味で、いきというものの構造を言い表している。 




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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 23』(朝日文庫、1988.11)2016.06.24- 10:28

2016.12.27(2016.07.24)(つづき2)司馬遼太郎著1983.08-1983.12。 

12/18 

(P013) 

スペインへのイスラム侵入、八世紀。

歴史は空白?そうだったのか? 

回教徒たち。 

地下水、。汲み上げる装置。乾燥地特有の灌漑法を彼らはもたらした。 

スペイン内陸はすでに今のように赤茶色の半乾燥地帯であった。 

西アジアでは、カーレーズと呼ぶ。 

アラビア語の、カナートかれ転じたペルシャ語だという。 

誠に大きな労働力を要する。 

地下含水層を探すことから始まる。 

ペルシャ国内、紀元前6世紀から始まったという。 


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[読書中]★司馬遼太郎街道をゆく 31』(朝日文庫、1973.07)2015.06.10- 10:28

2016.12.27(2015.11.24)(つづき6)司馬遼太郎著。 

12/18 

(P018) 

ケネディ家。 

飢饉、父とともに渡来する二代目。 

ボストンスラムに住み、酒屋の主人として成功。 

貧しいアイルランド系の票を集めて政界に出る。 

三代目、銀行家事業家として成功。 

1932.大統領選挙フランクリン・D・ルーズベルトを指示し駐英大使の職。 

四代目は戦死。 

その次男がJFK、上院議員となり、1961、大統領、1963、暗殺。 

アメリカ人種論に、幕を破った。

WASP、W(ホワイト)、AS(アングロサクソン)、P(プロテスタント)。 

アイリッシカトーは白人最下位に近い位置。 

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[読書中]★司馬遼太郎歴史風土』(文春文庫、1998.10)2013.12.21- 10:28

2016.12.27(2015.04.21)(つづき16)司馬遼太郎著。 

12/18 

(P060) 

(P060) 

大和十津川郷士にも敬語はなかった。 

それを自慢にもしていた。 

壬申の乱以来、兵隊として出て、見返りに官位をもらうことはなかった。 

明治になって、前田家という男爵ができることになって、皆、怒ったそうです。 

前田家は返上してしまいました。 

熊野地方の反骨と言えば、幸徳秋水事件でも、新宮が出てくる。 

佐藤春夫さんみたいな顔をした人が多い地方である。 

有田商工会会長で雑賀某さんという人は、予告なく、ベルも押さず、私の部屋にやってきて、「雑賀の小説を書け」という。 



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[]★西加奈子『円卓』(文春文庫、2013.10)2016.04.03- 10:28

2016.12.27(2016.11.03)(つづき10)西加奈子著。 

12/18 

(P127) 

幹成海の机の中。 

小さく小さく折り畳み、1cm四方になった紙がぎっしり詰められている、埋められている。 

海中に魚卵を産み付けたような感じ。 

幹成海は、得体のしれない海洋動物、生物に変身する。 

鼻くそ鳥居。 

「死ね」と書いている。 

落ちた、全部。 

こっこ、うんと痩せる。 

登北小学校うさぎ小屋。 

ぽっぽさんとよく見に行った。 

みしぼらしい臭いウサギ。 

散歩を買って出る二人。 

リード付き。 

悪者顔のウサギたち。 

家族旅行に行く計画のない二人。 

先生に、夏からブラジャーをつけるようにと言われていた芦原アリス。 

フランス旅行、登校日だがこない、と言っていた。 



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[読書中]★夏目漱石硝子戸の中』(新潮文庫、S27.07)2015.01 10:28

14-

2016.12.27(2015.10.14)(つづき2)夏目漱石著。 

12/17 

(P029) 

双方とも社交を離れて勘破しあうのです。 

あなたの方でもふに落ちないことがあったら切り込んでいらっしゃい。 

私が決して怒るはずはないのです。 


十二. 

私は、すべての人を毎日、恥をかくために生まれてきたようなものだと思っているのです。 

一番不快だったのは、播州の坂越(さこし)にいる岩崎という人であった。 

いつの場合でも、「失敬申し候へども」で始まる手紙の男。 

さんざん。 

私は生まれてこの方、こんな人に出会ったのは始めてである。 


十四. 

家へ泥棒が入ったときの話。 

何しろ勤王とか佐幕とか荒々しい言いの流行っておったやかましいころのこと。 



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[読書中]★石川達三結婚の生態』(新潮文庫、S25.11)2014.01.30- 10:28

2016.12.27(2015.01.28)(つづき12)石川達三著。 

12/17 

(P022) 

良人の援助。 

誠実な注意と物質的な方法で守れる点が多い。 

「いつでも自分を伸ばし、育てていこうとする気持ちさえ失わないでいればいい」 

其志子。 

帰る其志子。 

私は自分の誠実さに全く自信を持ち、持ちすぎていたようでもあった。 

私が愛していたのは其志子ではなく、生活そのものであったであろうか。 

其志子は三日に一度ぐらいは必ず来て、十分で帰っていった。 

私が扉を開けない限りは自分から開けることはなかった。 

自分から入ってくることはなかった。 

彼女誕生日、「読まない本があると、落ち着かない。読まないと気がすまない」

夜通しでも読むわ。 

かっぱらっちゃえばいいのよ。 

イエーツの詩。 

姉、槙子への承認、承諾。 

アナトール・フランスの一句。 


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[]★村川堅太郎『世界の歴史 2 ギリシャローマ』(中公文庫、1974.11)2015.06.13- 10:28

2016.12.27(2015.10.30)(つづき3)村川堅太郎編集。 

12/17 

(P006)

ギリシャ史。 

310年前の昔。 

ミケーネの王、アガメムノン王。 

自分の弟の妃、美女、ヘレネ。 

ヘレネがトロヤの皇子に誘拐された。 

それを復讐する。 

軍隊を構成。 

(1)足の速いアキレウス、 

(2)知謀のオディッセウス、 

(3)経験豊かな老ネストルら、 

(4)総大将、アガメンノン。 

海を渡りトロヤを攻める。 

落ちない。 

10年目、敵味方ともにおびただしい犠牲者。 

しかし、ギリシャの奇計、巨大木馬に英雄多数隠れ、それを知らずにトロヤ人、縄文の中に引き入れる。 

ついに陥落。 




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[]★日垣隆『敢闘言-さらば偽善者たち』(文春文庫、2002.04)2014.01.04- 10:28

2016.12.27(2015.11.04)(つづき10)日垣隆著。 

12/17 

(P171) 

◎1995.年。 

就職氷河期。 

日垣さんは大卒でレジ係、掃除係、歩合制セールスマントラック配送などし、能力の限界を自覚した、その程度なのに、今の学生は「自分の能力」を疑わなかったりしている−すごいと思って感心していた。 

大卒初任給、一律になったのは戦前体制の昭和15年のこと。 

竹内洋『選抜社会』(メディアファクトリー)。 

野口悠紀雄1940年体制』(東洋経済ポプラ社)も。 




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[]★浅田次郎『珍妃の井戸』(講談社文庫、2005.04)2016.04.09- 10:28

2016.12.25(2016.06.09)(つづき3)浅田次郎著。 

12/16 

(P395) 

(解説=清原康正、つづき) 

義和団運動と八か国連合軍の北京侵攻事件。 

北京陥落後西太后西安に逃げたが、その混乱の中、珍妃が命を落とす。 

義和団山東省発祥は、列強による山東省舞台とする中国分割が原因である。 

日清戦争の時、日本遼東半島を占領した。 

三国干渉」のあと、ドイツは1898、膠州湾を租借し、続いてロシア旅順大連を、イギリスは威海衛を租借した。 

1900、義和団の乱。 

ロシア鉄道権益の保護に旧満州に大軍を投入。 

日本義和団鎮圧に軍隊を投入。 



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[読書中]★宮部みゆき『とり残されて』(文春文庫、1995.12)2013.12.21- 10:28

2016.12.25(2014.12.21)(つづき11)宮部みゆき著。 

12/16 

(P118) 

けんか。 

投手。 

若い娘。 

「死にかけている?」 

「こっちのあなたは魂だけよ」「私はあの世の案内役」 

親しい人にお別れ、いう時間。 

佐久間実。 

右腕、見てくれた杉浦医師。 

記者と杉浦。 

心理的トラブルだと思う。 

少年野球チーム監督クリーニング屋さん。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[]★吉村昭『長英逃亡〈上〉』(新潮文庫、1989.09)2013.11.20-  10:29

2016.12.25(2015.03.22)(つづき14)吉村昭著。 

12/16 

(P049) 

6月中旬、なんと水野忠邦、復活? 

前年の政変で水野は失脚、開明派の阿部正弘老中に就いた。 

1年もしないうちから復活とは。 

鳥居耀蔵南町奉行におり、前途は闇。 

運動は獄外で加藤宗俊、斎藤三平。 

仙台藩士による運動はまだ効果がない。 

入牢五年、41歳。 

国防に関心が移る。 

砲台で脅威を与える。 

死体の捨て場は千住、乞食たちが担いで行く。 

周りは逃げ惑う、疫病がうつる、と。

衣服、剥ぎ取り、死体は犬、野犬が食いあさる。 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[読書中]★向田邦子『父の詫び状』(文春文庫、2005.08)2013.08.29- 10:29

2016.12.25(2015.03.16)(つづき14)向田邦子著。 

12/15 

(P123) 

タクシー、通帳の金額を聞かれた、いきなり。 

女房に店、やらせてるよ。 

馬の蹄(ひづめ)のオーソリティテンポイント骨折。 

首の太い運転手。 

降りたとたん、ふっと別の世界のように思えることがある。 

◎ねずみ花火。 

鵠沼風景岸田劉生。 

日本画。 

宋元画。 

なぜほしいと思ったか、わからなかった。 

ふっと、霧が晴れるように理由が分かった。 

35年前、同じ構図を四国高松に住んでいたころ、帰りにいつも覗くうち。 

仕舞(しもた)家で、カンバンも何もない家。 

日本刺繍下請け。 

4.5人の職人。 

先の尖(とが)った支那靴で鞠を蹴り合う少女たち。 

子犬小枝で追う唐子たち。 

生き生き遊ぶ。 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[]★吉村昭『ニコライ遭難』(新潮文庫、H08.11)2013.02.11- 10:29

2016.12.25(2015.02.10)(つづき12)吉村昭著。 

12/15 

(P085) 

一行は士族授産所へ行く。 

西南戦争で特別な保護を打ち切られた士族の救済。 

紡績、煙草、(-。-)y-゜゜゜、製紙、製糖。 

紡績は幕末イギリスから購入、紡績機械。 

島津忠義屋敷。 

薩摩藩弓術指南東郷重持氏、腰矢数矢の古式。 

二百人の武士装束の侍踊り。 

六歳、島津忠重、落ち着きはらって踊る姿、ほほえむ皇太子。 

犬追物の催し。 

夕刻、アソヴォ号へ戻る。 

次の訪問地は神戸。 

先導する「八重山号」 

あまりに貧弱。 

6000-8000トン級→1600トン。 



 
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