2012年お出かけまとめ

1月
呼子佐賀県
28日 玄海原発見学、イカ大望閣泊
29日 名護屋城見学

2月
なし (花粉の季節)

3月
■和気(岡山県
26日 和気アルプス しょぼかった・・

4月
■関西(京都府滋賀県
腹壊して半分お休み
29日 大文字山  山科から 褐れん石採取のおじさんに会う
30日 堂満岳(比良)スミレがきれい

5月
■別子(愛媛県
2回目の訪問 
18日夜大阪発フェリー
19日 西明石山〜東明石山縦走 ゆらぎの森泊 
20日 日浦〜西山〜銅山越〜東平

■大谷山(高島トレイル、滋賀・福井県境)早朝、東京から出撃 
27日 マキノ石庭〜大谷山〜寒風〜マキノスキー場 イワカガミ遅すぎ、スミレ

6月
なし (梅雨、BayesCompなどで多忙→お腹不調)

7月 
■秋田駒・乳頭山(秋田県
28日 八合目〜阿弥陀池〜八合目 ロッジアイリス泊 濃霧、網戸の隙間から虫 
29日 乳頭山 霧のため縦走は断念してバスで麓→往復、ブナ林暑い、頂上は花、校舎の温泉

8月
なし (予定・体調合わず)

9月
■赤岳(長野県)
2日 美濃戸〜北沢〜赤岳鉱泉 ヒッチしたり雨に濡れたり トリカブト
3日 赤岳鉱泉〜行者小屋〜文三郎道〜赤岳〜中岳道〜行者小屋〜赤岳鉱泉〜北沢巻道

上高地(長野県)、新穂高温泉岐阜県
15日 上高地前泊
16日 上高地〜西穂山荘〜独標経由ピラミッドピーク往復〜ロープウェイ 宝岳館泊
17日 新穂高ロープウェーバス停から小池新道の入り口往復

10月
■黒倉山・三ツ石山(岩手県秋田県
6日 盛岡前泊
7日 網張温泉〜黒倉山往復〜姥倉山〜松川温泉 松楓荘泊
8日 松川温泉→三ツ石山(小畚岳往復)→滝の上温泉

(この間に一過性健忘騒ぎ)

■経ヶ岳(福井県
26日 福井前泊
27日 保月山コース〜唐谷コース 三浦屋泊
28日 越前大野市内観光 雨

11月
鈴鹿三重県
3日 四日市前泊
4日 一の谷新道〜御在所岳・朝陽台〜国見峠〜根の平峠〜鈴鹿上高地(滋賀側)〜朝明

■京都(京都府
18日 金戒光明寺真如堂法然院哲学の道吉田神社紀州屋 日帰り やや早いが紅葉きれい

12月
椿温泉紀伊田辺和歌山県
15日 つばき荘(椿温泉)天然クエ鍋 旨い&量多い
16日 ひき岩群〜竜神山〜三星

岩手(6)

降りたところが滝ノ上温泉。道路があるのにバスが来ない温泉である。

反対側には乳頭山への道があるので、もし続けたければさらに山を越えて温泉に行くこともできるはずである。

呼んでおいたタクシーが来るまでにひとりで立ち寄り入浴。

数軒の宿の一軒の広告には「本邦唯一 ラジウム温泉」とある。ラジウム鉱泉というのはだいたいラドンかトロン(ラドン同位体でトリウム系列のものの通称)で、通はトロンは内部被曝が足りず、ラドンのほうが温まるなどというが、本当にラジウムが溶けた温泉も無いことはないらしい。

いずれにせよ、α核種とお友達になるのは遠慮したいが、別の宿であるし、そもそもラジウム温泉もほんとうかどうかわからないのでいいことにする。

さらさらの透明な綺麗なお湯である。

タクシーに連れと乗って、湯滝をすぐ見られるならお願いしますといったら、ちょっと先に行った所で道路ぞいにあった。少し前まで降りて滝ツボで入浴できたが、事故以来禁止になって入れないようにふさいであるという。立ち入り禁止の件は事前の情報どおりだが、これが予想外に壮大なものだった。


(2枚とも友人撮影)

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横位置です(クリックしてください)
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タクシーはあっという間に、田沢湖の駅につき、今回の旅も終わりだ。

岩手(5)

2日目は三ツ石山に登って、反対側の滝ノ上温泉に降りるコース。最初は急登だがあとは緩い登りが続く。稜線の小屋までは人はまばら。

ここの泥濘は東北最悪のひとつとも聞かされていたが雨が少なかったため乾いているところが多かった。そのかわり涸れた泉も多いとのこと。

小屋から三ツ石山はけっこうな登りで、奥産道からの人で混んでいる。矮生の樹の紅葉で独特だが、やはりもっと低いところの森の紅葉のほうがいいような気もする。同時には見られないのは仕方ない。もっとも、ちょうどよい紅葉に当たるのは難しいので「写真の通りだ」などというのは贅沢で罰が当たる。

はるか遠くに森吉山が見える。行ってみたいものだ。

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三ツ石山から裏岩手縦走路をちょっとだけ往復して小畚岳というのにも行ってみた。ちなみに「小」のつかない畚岳は八幡平のほうで、縦走路の反対の端っこである。バス道路から急だがすぐなので大昔に登ったことがあり、松川温泉から大荷物で来た人たちに出会って尊敬した記憶がある。

これは三ツ石山を振り返ったところかな?(違ったらごめん)

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途中にある三角点「三ッ石」。山頂にはない。

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こっちは大深岳のほうか。

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下りは途中まで奥産道からの人が多いが、そのあとはもう誰もいない。


最初の結構急な下りのあと、最後に近くなってまた急降下の連続。いわゆる危険箇所というわけでもなく里まではすぐだが、単独で急な階段で落ちて負傷したりすれば忽ち事故である。こちらのほうは比較的早く広葉樹林になる。

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岩手(2)

それで松川温泉のほうにマイナーな道を降りたのだが、姥倉山のあたりから松川温泉らしい場所が見えるので嬉しくなり、宿に「いまから降ります」とか電話してしまった。到着は余裕のはずが、後述のように日没ぎりぎりになってしまったので、遭難通報されないかとひやひやした。

名残りのリンドウ
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上のほうはオオシラビソがメインの混合林でなかなか急である。注意してみればそれなりに豊かな森なのだろうが、やはり針葉樹が主だと見かけもやや地味で、道の土壌も少なくて滑りやすい感じがする。

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ここは境界がはっきりしていて、だいぶん降りて、丸森山だっったか温泉の裏の森まで来て、突然広葉樹林になる。やっぱり綺麗だ。温泉の近くは各種巨木が多く、これが関西ならバスで樹の見物に来そうだ。

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林を堪能して遅くなって降り付いたら、宿がみつからない。松川温泉の宿は3軒ずらりと並んでいるのだと思っていたが、実は自分らの泊まるところだけがバス停ひとつ前なのだった。日が落ちて、おお慌てて歩く。

素朴だがよい宿でご飯も地のものがおいしかった。

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一種のオンドル?というか蒸気暖房システムになっている。配管。

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岩手(1)

松川温泉とか三ツ石山とか、夏場に行こうと思ったのだが、暑いのではないかという疑問もあり、紅葉の季節に訪れることにした。岩手山とか八幡平というのがわかりやすいが、実際にはどちらでもなくその周辺である。

東北に行く場合、東京を早く出ると新幹線で午前中に着くが、それからハイキングするには遅すぎる。7月にはこの手を使ったが、これで初日に多少とも遊べるのは交通の便のよい秋田駒くらいだろう。

今回は盛岡に前泊。相方は大阪からだが、新機軸で、前夜に新幹線で東京まで来てもらい、東京駅から盛岡行きの夜行バスに乗ってもらった。夜行バスで東京に来て、朝の新幹線に乗るより早く着く。しかし、東京からの夜行バスが早く着かないと意味がないので、どうも盛岡限定の方法のようだ。


これは出かける前の情景ww

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交通の便のよい網張温泉から入って、リフトで山の上に。ここから岩手山の横にある、犬倉山、黒倉山、姥倉山に行って、少し戻ってから松川温泉に降りるのが1日目の計画。肝は噴気のある黒倉山である。行ってみると山頂から景気よく噴いていて、紅葉が煙の向こうに見え、晴天もあって、なかなか良かった。


黒倉山頂から紅葉の地獄谷を見下ろす。

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それより前の犬倉山の手前?から岩手山を望む。ぽっと出てるのは雲でなく噴煙だと思う。

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以前の地震東日本大震災の前の地震)のときは黒倉山の真下が震源だったそうで、そのときは大変な噴きようだったようで、あわや爆発と思われたが収まって登山禁止も解けた由。


資料
office.town.shiwa.iwate.jp/download/2699/siryou5syou.pdf

山上にコケがあり、これは噴気の湿気と暖気で生長したのが明らかで面白かった。

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別に道をそれても危険は無いように見えるのだが、ロープの外に出ると熱湯の落とし穴とかあるらしい 怖) というか、この看板がいちばん肝心のロープウェイから来るほうにだけ無い・・

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