2011-04-03
■[本]清貧の思想/中野 孝次

- 作者: 中野孝次
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1996/11
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ…。モノとカネにふりまわされ、明け暮れする人生は真に幸福なのか?光悦、西行、兼好、良寛ら先人の生き方の中に、モノを「放下」し、風雅に心を遊ばせ、内面の価値を尊ぶ「清貧」の文化伝統を見出し、バブル謳歌の日本に猛省を促した話題のベストセラー。
『されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。』
「清貧」という言葉や概念が注目を浴びているのでお勉強。
はっきり言って、私は俳句や詩、古典には疎いので著者の言わんとしていることの半分も読み取れなかったかもしれない。
また、月日が流れた時に再度読むべき本なのかなと思う。
24章まであり、22章から引用なしの著者の主張が始まる。
現代の人間が改めて清貧という概念を理解するには21章分の前置きと伝統の話が必要ということなのかと感じる。
『清貧』ってなに?
現在の私の結論としては『清貧』は確かに日本人の一側面であるが、全てではないということ。
誰かに強制されてやることは『清貧』ではなく、自ら進んですることこそ『清貧』なのではないかと思う。
コメント
