市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

当ブログは市議会リコール運動に参加します

勿論、エイプリルフールですけど。

しかし、なんでもリコール署名活動を行おうとした「市民の会」の代表である
村松さんは、3月29日の会合に60人ぐらいは集まるだろうと思っていたらしく、会場が小さいのではと心配していたところ、30人弱しか集まらなくて「この先どうしよう」と寝込んでしまったそうだ。

また、リコール運動を準備している際に、参加した市民に河村市長は「金は何とかする」と語ったので活動費は潤沢にあると思っていたらしいが、河村市長は自費を出すつもりはなく、減税日本ゴヤの市議に「一人100万円、12人で1,200万円準備しろ」と指示したそうだ。

ところが減税日本の市議も、さすがに自分自身の首を斬るリコールに金を出せない。市議が市民団体に寄付を行い、団体がどのように使うか判らない、場合によっては違法になる危険性があるので出せない(というか、どこまで河村事務所は信用性が無いんだ?)

まあ、本音は「お金がない」という事でしょうが。

結果として減税日本ゴヤの市議はリコール署名活動にお金を入れることはしないそうだ。(これはエイプリルフールではない)

すると、この運動体にはろくな活動費も無いという事になる。(となると、某M親子などは商売にならないから離れていくだろう)


そんな中、中日新聞が4月1日の一面にデカデカと掲げています。
「市長側、リコール署名準備」

市長が議会のリコールを「主導」することがいかに異常で地方自治の仕組み、民主主義を歪める行為かは記者の頭にも無いようだ。

昨日の記事に書いたように、中日新聞の紙面に真実は見いだせない。

 名古屋市が歪んでいる理由(2016-03-31 )

昨日の記事を受け。


「こうして事実の一部を切り取って政治的支持を得ようとする姿は、有りもしない『在日特権』を事実の切り取りで捉えて、針小棒大に訴えた差別、排外集団・在特会在日特権を許さない市民の会)の代表、櫻井誠と同じ手法だ」という指摘があった。


在特会は河村市長の「南京事件無かった」発言を支持するそうなので、類は友を呼ぶ、お友達という事なんでしょう。


さて、一つ伺いたい。
なんでも風の噂に聞くところによると、河村市長は「こっちには46万人の署名があるのだから、そこにDMでも打って署名を訴えれば良い」と言っているようだ。

こんなDM、46万人に出そうとすれば、予算は幾らかかるのか。
(まあ、500億円の名古屋城木造化建設費が、500円の入場料収入だけで賄えると無茶苦茶な計算をされるだけあって、こうした予算の相場観は 「特殊な」 もののようだ。 一橋大学って素晴らしいですね)

ところで、今回リコール署名簿を集める団体は、前回のリコール署名簿収集団体と同じ団体なんでしょうかね?

同じでない場合、このDMを配送するとしたら、前回のリコール署名簿団体から今回の運動体が「借り受ける」形になります。しかし、それって「第三者提供」になるのではないのでしょうか?

また、前回のリコール署名簿は「市長の3大公約実現を阻む議会を解散させて、減税、地域委員会を実現させよう」というものだった筈です。

減税については議会は反対していませんね。公約の10%が5%にとどまっている理由は市長側にあります。

地域委員会も実現しない理由は市長側にあるようです。

なら、3大公約の実現を阻んでいるのは議会ではなく、市長側にあるのでは?
市長をリコールすべきじゃないの?

また、このリコール運動は「市民に意見も聞かずに議員報酬を上げたことによる反発」とのことですが、記事の最後にあるように市議報酬を市民に問うには、まず「報酬審議会」に適正額を諮問する必要があります。(そののち、タウンミーティングなり、パブリックコメントなど市民意見を受けるというのが順序です)
この報酬審議会への諮問を拒んでいるのも河村市長です。市議報酬について、市民意見の取入れを拒んでいるのは河村市長なんですね。

やっぱり、市長をリコールすべきじゃないのかな?

あ、論点が曲がった。
前回のリコール運動は3大公約実現が目的でした。
しかし今回は議員報酬だけがテーマです。
とすると、前回のリコール運動で署名した人々の中には、減税の実現や地域委員会の実施を求めて議会解散に賛成した人々も居るでしょう。そうした人々にとっては、今回のリコールには賛成できない可能性もあります。とすると、そうした人々の意に反して署名簿を利用することは、目的外使用にあたり、署名者の意向を無視する行為になるのではないのですかね。

・・・以上のように、目的が前回と同じ3大公約の実現であるのなら、それを拒んでいるのは議会ではなく市長であって、市長をリコールする必要がある。

そして、前回のリコール署名簿が目的外使用されるのであれば、それは問題だ。

他にも色々問題、論理的矛盾等はあります。

なので、私は、4月5日のリコール運動準備会合に出席して、議会リコール運動に参加しようかと思っています。

(エイプリルフールネタとしてはなかなか面白いでしょ)