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市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0

  一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。


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2018-10-07 都市の魅力/権力の行使について

都市の魅力/権力の行使について


本日の中日新聞、市内版に「都市の魅力」と題するコラム掲載された。
名古屋に滞在していた外国人留学生が「また日本に来た時に住むのは名古屋」と語ってくれるほど名古屋を気に入ってくれた。その彼に名古屋市の発表した主要8都市の魅力を比較した調査名古屋市は2回続けて最下位だったことを告げると「そんなことを市が自分で言うなんて、ちょっとショック」と語ったそうだ。記者氏は「二年前に市が第一調査を発表した時は『自虐ネタ』を生かした面白いPR策だと思ったが、あまりに強調しすぎると、傷つく人もいるかもしれない。彼と話していて、そう考えさせられた」そうだ。

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この記者氏が感じた「傷つく人」の存在は、政治において非常に重要だと思える。

私はこの調査には懐疑的だ。

第一回目の調査
都市ブランド・イメージ調査結果 平成28年7月

この調査を受けて名古屋市が行った施策(?)

名古屋市:名古屋・大逆転プロモーション(観光・イベント情報)

平成28年6月に実施しました「都市ブランド・イメージ調査」にて、本市は市民の推奨度が顕著に低いという結果がでました。このような事態を打開するため、市民の皆様をはじめ、多くの方に名古屋の色々な場所に足を運んでいただき、まちへの愛着と誇りを持っていただくとともに、名古屋のまちの魅力を積極的に推奨・発信していただけるよう、今年度後半にプロモーションを行います。

だそうだ。
この「調査」の目的や意味が透けて見える。

これに対する横井市議見解

横井利明オフィシャルブログ:行きたくない街ナンバー1 (2)

いったい何を目的に何を目指しているのか、私にはよくわからない
(略)
通常、ストーリーには、起承転結がある。残念ながら「都市ブランド・イメージ調査結果」のストーリーのすべてが名古屋否定。ズバリ申し上げれば、魅力のない都市、行きたくない街ナンバー1といった日本国民の誤った概念の固定化につながることはあっても、この調査を見て、名古屋市に行きたいと思う人はおそらくいないと考えられる。


そして週刊ポストがこの調査に悪ノリしておこなった「名古屋ぎらい」特集を受け「自虐ネタ。その発信が与える影響の大きさをよく考えた方がいい」と苦言を呈している。

そういった意見がありつつも行われた第2回調査


都市ブランド・イメージ調査結果 平成30年9月


こうした批判を受けて改善をしたようには思えない。というよりも、こうした批判を受けたなら、実施しないという選択があってしかるべきだろう。

横井市議はこの「調査」の目的が判らないと述べられているが、私は「調査」の目的や意味が透けて見えると申し上げた。たぶん、横井市議は判っていても口に出せないために、「わからない」と表現されたのだろう。つまり、この推測はあまりに低劣であるがゆえに、そう考えることが憚られる、口に出せば「下衆の勘繰り」と捉えられても仕方がない事だからだ。なので、横井市議という立場のある方では口には出せないが、そもそも「下衆」である自分なら口に出せる。

これは単なる河村たかし名古屋市長の個人的なプロモーションに過ぎない。そして、個人的なプロモーションというものが政治家に関わってくるのであれば、それは選挙を目当てにした広報活動、選挙運動にほかならない。

そもそも河村たかし名古屋市長政治塾などで「人生行き詰まったら選挙に出て、うまく当選すれば人生大逆転ができる」と語っている。これは政治活動くじ引き就職と捉え、「当選すればこちらのもの」と言っているようにしか聞こえない。「有権者付託」であるとか「公職者の心得」「政治家の義務」などが語られることは無い。そりゃそうだ、ご本人を逆さに振っても、こうした「他者の心を忖度する態度」であるとか「責任」「義務」という言葉は出てこないのだから語りようがないだろう。

河村たかし名古屋市長のこういった「煽り」を受けて立候補してくる者共が、揃いも揃って出来が悪い*1のも仕方のない事だ。彼らはそもそも市民、有権者の為に働こうなどとは思っていないし、そう約束もしていない。彼らは「市長を守る男/女」として票を獲得しているのだ。

そして皆「人生が行き詰っており」その行き詰まりについて、自身を省み、反省をするのではなく、「河村たかし」というタレント政治家の集票力を頼り、それだけを利用して議員バッチを付けただけの存在なのだ。

猟官運動という事なら、以前に「ジャクソン流民主義」について考察した。 2011-10-19 ジャクソン流民主主義にみる河村流民主主義の未来  を参照願おう。

政治家河村たかしは「税金で食っている奴は楽チンをしている」と口にするが、それは自分自身の姿であり、彼が生んだ議員たちはまさに「税金で食って」「楽チンをしている」


政治家河村たかしの自己像は、庶民の「紙くずやのせがれ」が志を立て、政治家を志して一党の代表を争うまで出世をし、今、地元に戻って絶大な人気のもと、市長を務めている。これぞ「人生大逆転」だというようなものだろうか。

そうした姿を大国駿河今川義元を倒した織田信長の姿に重ねているのかもしれない。

そしてその「桶狭間の戦い」を名古屋の魅力向上に利するとしているのだろう。(桶狭間豊明市に属する「桶狭間古戦場」であったとされているが、それが名古屋市内の「桶狭間」であるとして名古屋市内に牽強付会しようとする姿は、歴史修正主義者らしい)


信長攻路 │ 桶狭間の戦い 人生大逆転街道


キャラクターに原哲夫氏の作画である「いくさの子」に描かれた織田信長を当てるなど、そのリアリティーラインがそもそも低い事を物語っている。

織田信長桶狭間の戦いについては、言われるような「大逆転」であったかも疑問である。織田信長の勝因には様々な要因を積み重ねてきた信長の戦略が読み取れる。「選挙で勝てば人生大逆転」というような「一発勝負」ではない。*2

河村たかし名古屋市長は「調査」を行わせ、名古屋の魅力が低い事を市民に知らせ、こうしたイベントやお祭りで名古屋の魅力を発信すれば、その魅力が「大逆転」して、そうした人気の向上とともに、自身の人気も上昇する。と踏んだのではないだろうか。

公費を使った選挙活動。それがこの一連の「名古屋・大逆転プロモーション」だろう。

ついでに、この公費は自分を支援してくれている人々(広告プロモーター、イベントプランナー、そして一部地域の商業者など)を潤す効果も持つのだろう。

下衆い。もしもこの推測が当たっているのであれば、あまりにも下衆い思考だ。横井市議が口に出したくないのも当然の事だ。


さて、話を先の新聞コラムに戻そう。「都市ブランド・イメージ調査結果」がヒトを傷つけるかもしれないと記者氏は言う。しかし、権力の行使や、表現行為は常にヒトを傷つける。

表現行為は常にヒトを傷つける。
私のこうした一連の文章で傷つく人が居ることは理解しているし、一面では傷つけるために書いても居る。この文章は言葉の刃であると自覚している。或いは私の刃によって、斬られてほしいと思って書いても居る。その為に私自身が返り血も浴びている(まったく自身には利益にもならないのにたっぷり浴びている)し、相互批判の機会を確保する為に常に投稿欄は開けている。また、私は誤った事も削除するような事はしない。自身の戒めも込めて打ち消し線などで消すだけにしてある。

表現行為を行うものは、その言葉が刃である事を自覚すべきだし、その刃は常に自身に向かうものであることを覚悟する必要がある。

ましてや権力の行使*3は直接的に人々に不利益を与える。

最近で言えば市民に碌に諮らずに行われた久屋公園における木々の伐採の例があった。

2018-08-14 君は市議になって一体何をしたいのか?

それ以前には地域委員会議論もそうであろうし、減税政策議論名古屋市会における議員報酬議論やそれに伴う議会リコール運動もそうだ。権力の行使には、傷つく人々、不利益を被る人々が必ず出てくる。


こうした割を食う人々を生み出す権力の行使が問題なのではない。くどいようだが、どのような権力の行使でも割を食うヒトは出てくる。本当に醜悪なのは、こうした権力の行使によって被害を被る人々を省みない態度だ。


地域員会の議論の際、昭和区のある会合河村たかし名古屋市長の「いとこ」なる人物が、私に放った一言は強烈だった。「私たちは選挙に勝ったんだから、負けたものが文句を言っても知らない」

自分の権力行使が「正しい事」なのだから、それで傷つく人が出ても自分には責任はない。

 ―先の「多数決絶対主義」のような稚拙な「民主主義の誤った理解の見本」のような言葉、それは河村たかし名古屋市長の「いとこ」の発言であり、河村たかし名古屋市長自身の見解であるかは判らない。それでも、その稚拙論理地域委員会議員報酬議論議会リコールにおいて振り回されていたのは間違いがない。

または、その人々が割を食うように見えるのは不可抗力であって、自分の権力行使とは関係がない。

 ―議会リコールの後に、署名簿の流出という問題が起きた。当ブログ過去ログに触れられているが、この問題において「ネットワーク河村市長」の代表として発言した「名古屋市議会解散請求代表者」であり河村事務所の事務員である平野一夫氏は呆れたことに「受任者名簿はネットワーク河村市長が管理しており、その使用範囲(例えば選挙に使わせるかどうか)の判断はネットワーク河村市長帰属する」と述べ、「自分たちが集めた署名簿なのだから自分たちがどう使おうが自由だ」という見解を表明した。そうした権利の行使を迷惑と考える人(この場合は署名簿に記載されている署名者)の事は考慮しないとする宣言だ。まったく社会人としての常識を疑う。
名古屋市会 平成24年8月22日 総務環境委員会 議事録参照)

2012-07-24 人間として疑う



その平野氏のご尊顔はここにある。

2018-01-28 名古屋城天守閣木造復元「シンポジウム」

将に、久屋公園における木々の伐採は市の所管事務の内にあり、その木々を切ろうが切るまいが市の権利なのだろう。しかし、その木は本当に切ってよかったのだろうか?その木を切ることによって利益を得るのは誰で、不利益を被るのは誰なのだろうか。広く視野を取った時に、その権力行使は正しい事なのだろうか。

「視野を大きくとる」

これが必要だ。

その昔自民党は党のマスコットキャラクターを「象」にしていた。

大きな姿をしたものは、激しい動きをしてはならない。自分自身の一歩で他の生命を奪いかねないのだから、動作はゆっくりと、周囲に目を配りながら歩まなければならない。そうした意味が込められていたとも聞く。

権力を行使する者はこうした配慮と広い視野を持っていなければならないだろう。そして自身の行う権力の行使が、誰をどの程度傷つけているか、それを知り、それでも行使すべきか決断する、その覚悟を持たなければならない。



住民が行政に対して「監査請求」を行う事も、権力の行使であり、当然傷つける人が出ることは自覚している。その為、勉強会の参加者にも幾人かは請求人となることを止めたものも居た。
今回の住民監査で取り上げた問題は、行政執行の手続きの瑕疵だ。
しかし、その瑕疵は末端の職員や現場の怠慢などではない事は重々承知している。
彼らは不幸なことに、事実と、実現不能の妄想の狭間に挟まってしまったに過ぎない。
船の進路が間違っていれば、岩礁に乗り上げることもある。そうした際に岩礁に乗り上げた船体の部分が悪いのではない、ましてや先にそこにあった岩礁が悪いのでもない、当然ながら船の進路に誤りがあったとすべきだろう。

当たり前の判断であれば、そこで船を止めて、進路を変えるべきであり。岩礁に当たった船体の責任を追及することは正しい行いとは言えない。なぜなら、進路がそのままであれば、また別の部分が岩礁に乗り上げることは容易に予想されるのだから。


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*1新自由主義者というよりも、その「自己責任論」の肥大は単なる利己主義にしか見えない

*2:資料的検討で信長の勝因が偶発的なものだったとする説もあるが、そうした偶発的勝利を得るための条件形成において十分信長戦略的に行動したと思える

*3:表現行為も「権力の行使」の一形態に過ぎない。しかし他の権力の行使にはしばしば実行力が伴い、それは直接的な不利益を生み出す。

2018-10-03 9.21住民監査請求について

9.21住民監査請求について

9月21日に提出した住民監査請求について述べます。

    名古屋市30監特第23号 住民監査請求書原本(PDF)

この住民監査請求は、名古屋城天守木造化事業の基本設計業務において、違法性を指摘したもので、私が同事業に対してどう思っているかということは関係ありません。ですので、以下の文章において「〜と思う」「〜であるべき」といったような私の主観に立脚した表現は一切使いません。

事業が「違法である」ということは、名古屋市の行ったこと(事実)と、法律や規則の定めが食い違っているという事で、法律や規則通りの行政事務が行われていなければ違法行為です。行政において違法行為が行われたのであれば、それは是正されるべきで、私たちは3点の是正要求しました。

1.基本設計費用として支払われた代金の返還(未完成品に対して、名古屋市から代金の支出が行われた事は違法であるとして是正を求めるまでです。もちろん名古屋市名古屋市民)に返還するに当たっては当事者間で責任の所在なりその按分が考慮されるのでしょうが、それは私たちの預かり知らぬところです。違法な代金の支払いが是正され、名古屋市名古屋市民)に代金が戻ればよろしいと考えています)

2.基本設計が成立していないので、それを根拠とした実施設計も発注できない。現在名古屋市竹中工務店の間で結ばれている実施設計業務契約を解除せよ。

3.こうした業務遅延によって購入した約94億円の木材の保管料が発生する。6月の名古屋市会における当局からの回答では、遅延が1年に及ぶと約1億円の保管料がかかるとの事であり、では、そうした遅延に伴う被害拡大を防止するために、同事業を停止せよ。(地方自治法242条3項 : 「当該行為が違法であると思料するに足りる相当な理由があり、当該行為により当該普通地方公共団体に生ずる回復の困難な損害を避けるため緊急の必要があり、かつ、当該行為を停止することによつて人の生命又は身体に対する重大な危害の発生の防止その他公共の福祉を著しく阻害するおそれがないと認めるときは、監査委員は、当該普通地方公共団体の長その他の執行機関又は職員に対し、理由を付して次項の手続が終了するまでの間当該行為を停止すべきことを勧告することができる」)

      地方自治法第242条 - Wikibooks

この監査請求の理路は次の通り。

A.基本設計は成立していない。
   ↓
B.故に、基本設計代金として支払われた行為は違法。


A-a.基本設計は成立していないとする根拠は。

    A-a-1.同事業対象域は文化財保護法特別史跡名古屋城跡にあり、現状変更許可には文化庁文化審議会の諮問が必要となり(文化財保護法第百五十三条2の十四)、その以前に復元検討委員会同意を得なければならない。(文化財保護法第百二十五条特別史跡名勝天然記念物又は史跡名勝天然記念物の現状変更等の許可申請等に関する規則第一条)

    文化財保護法
    特別史跡名勝天然記念物又は史跡名勝天然記念物の現状変更等の許可申請等に関する規則

    A-a-2.名古屋市自身が基本設計に求めていた条件がある。

        A-a-2-1.「木造復元に際し、実施設計に着手する前の基本設計の段階において、文化庁における『復元検討委員会』の審査を受け、文化審議会にかけられる」(「名古屋城天守整備事業にかかる技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)による公募プロポーザル 業務要求水準書 」(甲第7号証)(以下「業務要求水準書」)「第2章 第4節 1.(6)特別史跡における条件」「その他、下記事項2」)

    甲第7号証:「名古屋城天守閣整備事業にかかる技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)による公募型プロポーザル 業務要求水準書 」

        A-a-2-2.「業務要求水準書」に対する応募事業者の質問に対する回答として「名古屋城天守整備事業について、質問書に対する回答書(第 4 回)〈平成 28 年 2 月 2日公表〉」(甲第8号証)(以下「回答書」)「平成 28 年 1 月 20 日付けの説明書等に対する質問書についての回答」の 6 「文化庁における『復元検討委員会』の審査を受け、文化審議会にかけられるのは、基本設計の段階であり、そこで文化審議会の了解が得られれば、実施設計段階では、文化庁における『復元検討委員会』の審査や文化審議会の手続きは不要であると考えてよろしいでしょうか」との 質問事項に対して「結構です」と肯定している。

    甲第8号証:「名古屋城天守閣整備事業について、質問書に対する回答書(第 4 回)」

        A-a-2-3.業務として「(文化財保護法に基づく現状変更許可の)申請に必要な事前打ち合わせ」と「申請書類の作成」が明示されている。(「名古屋城天守整備事業基本設計その他業務委託 業務委託概要書」(甲第2号証)(以下「業務委託概要書」)「4.業務の内容」「(6)関係法令行政手続き業務」「(ア)文化財保護法に基づく現状変更許可の申請に必要な業務」)

    甲第2号証:「名古屋城天守閣整備事業基本設計その他業務委託 業務委託概要書」

    A-a-3.前記の条件が満たされていない

        A-a-3-1.公知の事実として、同事業文化庁復元検討委員会同意を得ておらず、文化審議会の諮問も受けていない。つまり、建設対象物の仕様が確定していない。

        A-a-3-2.「成果品目録」(甲第12号証)には上記 A-a-2-3 で求められている「申請書類」が含まれていない。

   甲第12号証:「成果品目録」

以上のように名古屋市自身が定めた基本設計の条件が満たされておらず、基本設計業務は完結していない。


B-a.完結していない基本設計業務に対して基本設計代金が支払われた行為が違法とする根拠は。

    B-a-1.地方自治法第232条の4第2項 : 「会計管理者は(略)当該支出負担行為に係る債務が確定していることを確認したうえでなければ、支出をすることができない」

    B-a-2.名古屋市会計規則 第71条 : 「会計管理者等は、支出の命令書により法第232条の4第2項に規定する確認をするものとする」

    名古屋市会計規則

    B-a-3.名古屋市契約規則 第53条 : 「工事その他の請負及び物件の買入れにかかる契約契約代金の支払は、当該契約の目的物についての検査を完了し(略)たのちでなければすることができない」

    名古屋市契約規則

以上のように完結していない基本設計業務に対して基本設計代金が支払われた行為地方自治法名古屋市会計規則、名古屋市契約規則に違反する。

※ B-a-2 における「支出命令書」は平成30年3月30日に起草されており、会計管理者等、審査出納員の確認もされている。しかし、監査請求書(7)〜(13)で論証したように、その根拠信憑性がない。



        住民監査請求書原本(PDF)

        住民監査請求公開資料


文化庁は「史跡等における歴史的建造物復元に関する基準」の中で、「歴史的建造物復元が適当であるか否かは、具体的な復元計画設計の内容が次の各項目に合致するか否かにより、総合的に判断することとする。(中略)ウ.復元以外の整備手法との比較衡量の結果、国⺠の当該史跡等への理解・活用にとって適切かつ積極的意味をもつと考えられること」と定めています。

名古屋市説明では、現天守は「耐震改修しても40年しかもたない」とされておりますが、「耐震改修」というのは文字通り、建物の耐震性について改修することであり、直接建物の寿命を⻑期化させるものではありません。建造物、特に鉄骨鉄筋コンクリートの建物の⻑寿命化改修というものは別にあって、それは先行する大阪城において「平成の大改修」の一環として行われております。

行政事務として先行事例に見習う、前例を踏襲するというのは当然の事であろうと思われますが、名古屋市は、名古屋城天守の整備に対して大阪城における事例を参照しておりません。そこで行われた⻑寿命工事による効果を考慮、比較衡量しておりません。上記文化庁の基準にも合致せず、不当であります。

更にまた、文化庁より「戦後都市文化象徴である RC 及び SRC天守解体するにはなお議論を尽くす必要がある」(6月市会本会議における渡邊局⻑の答弁)との指摘があったとのことです。

私どもは現在の名古屋城天守の姿を美しく思い、その価値は大阪城と同様に「登録有形文化財」として名古屋のみならず、日本の宝として維持管理する価値があると思っております。しかし一方、現在、名古屋市が進める天守建物の木造化に対して期待を寄せておられる方々が居る事も承知しております。

現在の天守建物の価値があるものか、それを建て替え木造化しなければならないものか今一度市⺠の中で開かれた、公正な議論が行われることを期待いたします。


平成30年9月21日 名古屋城天守の有形文化財登録を求める会 「声明」 抜粋


名古屋城天守の有形文化財登録を求める会



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2018-09-27 河村城騒動についての主な過去ログ

河村城騒動についての主な過去ログ


『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。
見るには見るが、決して認めない。
この民の心は鈍くなり、
その耳は聞えにくく、
その目は閉じている。
それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、
悔い改めていやされることがないためである』(マタイ13)


名古屋城天守レプリカ木造計画(またの名を、「河村城騒動」)についての主な過去ログ


平成24年2月19日「名古屋城の将来を語る市民大討論会」
2012-02-19 重層的な歴史の価値


・私の「総論」
2017-05-26 豊かなメッセージ

「思うに天守と申すものは、戦国の世の織田右府(信長)の建てた安土城に始まると思われるが、これが軍用に多大な利点を発揮した例は史書に見えませぬ。いわば、ただ世間を観望いたすのに便利というだけの代物なれば、さようなものの再建に財力と人力とを費やすよりも、むしろ町屋の復旧に力を入れるべきでござろう」(『保科正之』中村彰彦・中公文庫)



・現名古屋城天守文化的価値
2017-08-08 日本イコモス国内委員会よりの回答


・建築基準法3条の適用除外の議論(合法である条件)
2018-02-01 名古屋城天守木造化事業の現状について

名古屋市会が基本設計代金、約8億5千万に対して同意した際に付けた付帯決議

1.採算計画は実現性が乏しいが、それに近づける為の来場者拡大の試み
2.市の負担を軽減する県や国からの補助金要請、減税政策をはじめとする財政フレームの見直し
3.505億円の工費の圧縮


名古屋城天守木造化計画というのは歴史修正主義と同根の問題を持つ
2018-02-04 「特別史跡名古屋城跡保存活用計画(案)」における欠落


名古屋城天守整備事業の当初の仕様業務要求水準)と、現在の名古屋市名古屋市長河村たかし説明が異なる理由。
2018-05-21 名古屋市長、河村たかしは嘘つきである!


名古屋城問題について2012年からの総括
2018-06-13 名古屋城についての事実確認と現状の推測(1)
2018-06-15 名古屋城についての事実確認と現状の推測(2)
2018-06-22 名古屋城についての事実確認と現状の推測(3)
2018-06-25 名古屋城についての事実確認と現状の推測(4)

シンポジウムにおける議事録の隠ぺい問題

収支シミュレーションの不整合の告発を含む

そしてこの名古屋城天守木造化問題の核心、最大の問題、そして最高に醜悪な問題について



名古屋市政に燦然と輝く電波文書「木造天守の昇降に関する付加設備の方針」徹底批判
2018-06-19 名古屋城についての事実確認と現状の推測(番外)


・内部構造図面はあるのか?本当に「史実に忠実な復元」はできるものなのか?
2018-07-03 嘘をばら撒けば本当になるのか?


市長選挙の際の「虚偽発言
2017-04-09 またまた河村市長の嘘を暴く

河村市長、いや、河村たかし名古屋市長候補者は自身の発言した「内部構造図」について、明示してみるか、発言について謝罪とともに撤回せよ。

市長選挙における、候補者同士の対論において、明白な嘘はもはや公正な選挙を揺るがす犯罪であるし、そのような虚偽事項を指摘もせずスル―するマスコミや主催者も同様に犯罪である。

本来であれば、このような虚偽発言を行うものには候補者たる資格は無いし、退場を申し渡すべきである。

河村たかし名古屋市長候補者にはこの発言に対する責任がある。



・保存活用計画の「本質的価値」とは金科玉条なのか?
2018-09-06 「近世城郭の保護についてのメモ」のメモ