ゲームセンター

今日も行動を共にしがちな妹とゲームセンターに行く。またポップン。本当は他にもやってみたいのがあったりするんだけど、そういうのは他所でやる。なぜなら私たちが良く行くゲ−センにはなんとなく「指定席」みたいなものがあるからだ。
地元の、8畳くらいしかないちいさなゲーセンだからかもしれないけど、いつ行ってもだいたい同じメンツがそろっていて、いつものゲームの前に陣取っている。
人の顔が覚えられない私でも覚えてしまうくらいに、皆さん常連だ。
だからきっと、私たちが入っていけば、今日もポップンでしょ、と思われてるんだと思う。
でも、そういう距離感がわりと居心地良い。
前に、店から出ようとしたら雨が降っていたことがあった。入り口で「うわー」とか言ってつったっていた私たちに、いつも奥のスロット前に座ってる男性が近付いてきて、傘を貸してくれた。
まあその人は店長さんだったんだけど、なんだか草の根コミュニケーションな感じがして嬉しかったのを覚えている。

東京にずっと住んでいると、見知らぬ人に話かけたり掛けられたりなんて機会が滅多にないので、そういうことが新鮮に感じるのかもしれない。