フライングVとエアチェック

久しぶりにスペースシャワーをぼんやり眺める。ケーブルTVって番組狙ってチェックするのが面倒だけど、だらっとみるにはちょうど良い感じ。映像は新旧入り混じってるからいろいろ懐かしいのが見れるのもうれしい。
今日は特に70年代後半から80年代頭くらいのHRクリップを一気に数本やってたのが面白かった。オジーのクリップ(たぶんクレイジー・トレイン)に出てきた水玉のフライングV可愛い。まさにフライングだった。HR界隈については良く知らないけど、あれがクレイジートレインだったならフライングV弾いてたのはランディ・ローズなんだろうな。
「誰これ」と妹が言うので、「ブラック・サバスの人だよ」と説明する。うちでは妹や弟が小学生くらいの頃から、海外のバンドについて話をする時はほぼ100%スタンド名になってるかどうかで話をすることになっている。今日の場合はポルポ。あーそうだった。

その後はクイックジャパンの会を眺める。去年のサマソニぶりに見た動くスチャダラパー。ビッケもナタリーワイズで出ていて、中高生の頃の自分を思いだしほくそ笑む。
ふと、昔の曲だけど、スチャの「エアチェックあたりまえ〜」というフレーズを思いだし、最近ラジオ聞いてないなと思う。テレビもこんなたくさんみるの久しぶりだし。あの頃からスチャの楽しそうな感じが好きだったけど、今も変わらず楽しそうに活動してて嬉しい。

NGのクリップとかも久々に見たので、夜はピクシーズ聞くことにする。

 バンパイアハンターD

バンパイアハンターD(劇場公開バージョン) [DVD]
菊地秀行の代表作「吸血鬼ハンター」シリーズの第3作『D−妖殺行−』を川尻義昭監督がアニメ化したもの。ずっと見たかったのについつい手を出しそびれていたんだけど、今日チャンネルを回したらやっていたので途中から見始める。しかしストーリー的に佳境のあたりだったようでちょっと後悔。でも結局最後まで見てしまった。
とにかく美術が素晴らしい。特に遠景からの建物の描写が印象に残った。緻密で繊細なのに迫力のある画。風を受けてはためくDのマントとか、吸血鬼の目に写る「刺激」の描写なんかはまさにアニメならではの見せ方だと思う。アクションシーンも切れがあってかっこいいです。
キャラクターは、日米合作だったせいか(どうか?)少々戦が太いところが気になったけど、基本的には原案の天野喜孝さんのタッチが生かされていて良かった。
英語版もあるようですが、日本語で聞くとちょっぴりカウボーイ・ビバップを思いだしたりもしてしまい、それも楽しい。スパイクもジェットもフェイもいました。
もう一回ちゃんと借りてきて見ようと思う。