イチニクス遊覧日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2005-07-04

[] コインロッカー・ベイビーズ

コインロッカー・ベイビーズ映画化

http://www.imdb.com/title/tt0451019/

http://d.hatena.ne.jp/./slowrider/さんより

キャストはVal Kilmer/Asia Argento/浅野忠信Vincent GalloSean LennonLiv Tylerなどなどらしい。ショーン・レノンさんは最近どうしてるのかなー?と思っていたところだったのでなんだか勝手にタイムリーな気がした。

映画化、と言えば、ずーっと前(たぶん私が中学生の頃)にOliveで、有名人に聞く好きな本、みたいな企画で、永瀬正敏さんが「コインロッカー・ベイビーズ」を挙げていて、映画化されればいいのに、みたいなことを言ってたなぁーということを思いだした。まさか外国で映画化されるとはね。

それから、大学の時に「コインロッカー・ベイビーズ」でレポート書く課題があって、そのために持ち歩いていた、たくさん書き込みしてある文庫本を落としたことがあるんだけど、あれはいままで落としたものの中で1番恥ずかしいものかもしれない。拾った人は即捨てたと思います。レポートはかけませんでした。

[] インターネットと教育の話

数日前に書いたこの文に対し、こちら→【http://deztec.jp/x/05/06/ict/index.html】からトラックバックをいただいて、資料をゆっくり読んでいたら今度はこんなニュースが。ネットっていろいろ速いなー。

「ネットに匿名性は不可欠」――総務省

「ネットの匿名性を排除すべき、とは言っていないのだが」――総務省情報通信政策課の内藤茂雄課長補佐は、一部報道をきっかけにブログ界で盛り上がった「政府がネット利用の実名化を推進しようとしている」という議論に頭を抱えた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html

確かに、「情報フロンティア研究会報告書」を読んでみても、実名を推奨する、などという記述は見受けられません。しかも、話題のもととなったであろう部分は全体のごく一部で、pdfファイルで読むと、p45-46のあたり。

P2P技術を使った違法なファイル交換や内部犯行による個人情報漏洩などの事件が発生していることにも表れているように、様々なセキュリティ技術が開発されたとしても、ネットワークの信頼性を高められるか否かは最終的には利用者のモラルに関わるところが大きい。

この観点からみた場合、日本社会では、ネットワークを利用する者としての自覚が社会的に十分に形成されているとは言い難い。とくに、サイバースペースが匿名性の高い空間として認識され、極端な場合、ばれなければ何をしてもいいという安易な発想すら助長する傾向を持っている。情報化社会の若者は、膨大な情報メディア環境の中で、自分にとって必要な情報のみを取り入れるフィルターを構築し、その内向きな情報環境の中に閉じこもり、自分の領域に対する他者の侵入をできる限り排除しようとするだけでなく、相手の心に踏み込んで感情や行動に影響を与えないように距離を置く強い傾向も一部観察されている。これではICTによるネットワークが産性を活かした社会的ネットワークの拡大、更にはそれによるイノベーションの創出を促すことはできない。

しかし、現実の世界では日本は依然として個人のモラルは高い国である。現状の問題はむしろ現実世界でいうところの躾といったものがサイバースペースに関しては何ら体系立って行われてこなかったことも大きな原因である。このような現実世界と同様のサイバースペースにおけるモラルを、利用者に定着させる取組みを行うとともに、個人がネット社会全体に貢献するために自主的・献身的にコンテンツを発信したりする部分、をうまく醸成できるような環境づくりを行う必要がある。

私たちは、今後の教育現場における取組に期待したい。学校とは人と人の間のコミュニケーション手法を学び、他人と交流する能力を養う場でもある。ICTを活用したコミュニケーション能力は学校で学ぶことが望ましい。いわゆる情報検索・探索技術やネットを介した互学互習のやり方の習得といったことに加え、ICTにより実現されるバーチャルな環境を、現実社会と同じ感覚で活用すること、すなわち、サイバースペース上で実名又は特定の仮名で他人と安全に交流することを自然の術として身につけるための教育が必要である。具体的には、ブログやSNSの仕組みを学校に導入することを提案する。学校の中でセキュアなネットワークを整備した上で、児童・生徒が自らのアカウントを持ち、実名でブログやSNSを用いて他の児童・生徒と交流することでネットワークへの親近感を養うとともに、ネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害等に対する実地的な安全の守り方も同時並行的に学ぶことが重要である。

「情報フロンティア研究会報告書」(pdf)より

かなり長くなってしまったけれど、ちょっと文脈を変えて読むと誤解しそうな文だと思うので原文のままです。

確かに「匿名性を排除」とか「悪の温床」なんていう共同通信の記事にあったような言葉を使ってはいないけれど「匿名性は不可欠」とも言ってない。「匿名だからこそ公開できる情報もある」と言っているのはITmediaニュースのインタビュー内でのこと。見出しのつけ方ってあやういなと自戒をこめて思う。

この報告書にある「現実世界と同様のサイバースペースにおけるモラルを、利用者に定着させる取組み」について「学校の中でセキュアなネットワークを整備した上で、児童・生徒が自らのアカウントを持ち、実名でブログやSNSを用いて他の児童・生徒と交流することでネットワークへの親近感を養う」とするのは、理解出来る発想です。

ただ、前にも書いたように、やっぱり実名だからこそ起きる問題っていうのは確実にあると思う。ITmediaのインタビューではHNと本名を同じものみたいに話しているけれど、全然比べ物にならないんじゃないかなぁ? 本名を知っていることと、本人を直接知っているということをごっちゃにしてる気がするんだけど。

実生活でその人自身に関わる人が大勢見ている場所(例えばここで挙げられている学校内のクローズドなSNS)で言われたくないことを言われてしまって、それが周知の事実になってしまったら、などと想像しただけでちょっとこわい。すごく簡単に例えるなら「○○ちゃんが今日××君と遊んでいているのを見て」なんてことを日記に書いた子がいたとして、翌朝には「○○と××はつきあってんだってー」なんてことになるのは日常茶飯事なんじゃないかとか。学校帰りにちょっと喧嘩して、ネットでそのことを書いたことによって、修復不可能な喧嘩に発展、なんてこともあるかもしれない。そういうのってネットが無くてもあったことだけど、その広がり方の早さでいったら比べ物にならないし、誤解をとくのも難しくなるだろう。

それがこわいことだっていうことを知ることは必要だろうなと思うし、上に挙げた報告書の意図もそういうところにあるんじゃないかとは思う。でも、それならクローズドにしてしまったら意味がないんじゃないかな。ネット上には顔見知りばかりがいるわけではないんだし。

仮に、この案が実現されたとして、願望を言えば、クラスでは目立たないあいつがこんなに面白い記事を! というような展開になったら素敵だなと思ったりもしますが、実際は周囲の目を気にするあまり、書くことを負担に感じる子どもが増えるだけのような気がする。

ただ、匿名による無責任な発言がネットの信頼性を損ね、ネットの良さまで覆い隠してしまっている部分があるのは否めない。「私を含め、『ネットはジャングルだ』というイメージの人は多いのではないか」と内藤補佐は話し、匿名の発言が大多数のままでは、「ネットは怖い」というイメージが定着してしまうと心配する。

ITmediaのインタビューより

これも理解出来る発言だけども、ネットは怖いって思わなくなることも怖いと思う。

本音

本音をいうと上に挙げた情報フロンティアな文書はかなり長くて、読むのはだるかったです。言ってることは理解しやすいことが多かったと思うんだけど、カタカナ多くてだんだん目が細ーくなってくる。自分の無知を痛感した。それでも前回情報元読まないで書いてしまって反省したというのもあって一応読んでみたんだけど、結局それを経済的にどうとかいう話が中心だった気がするので、なんで共同通信の報道があんな形になったのかが1番疑問だった。上に挙げた文だって、つまりは、「自分にとって必要な情報のみを取り入れるフィルターを構築し、その内向きな情報環境の中に閉じこもり、自分の領域に対する他者の侵入をできる限り排除しようとする」というままではネットを経済効果とかに反映させていく可能性を阻むものになる、ということを言いたいんだと思うし。うまい言葉を思い付けないけど。

とにかく、私が子どもの頃にこの案が実行されなくて良かったなーとも思う。顔合わせてない場所でまで学校のこと気にしたくない。まあ時代的にあり得ないけど、もしもの話。

[] 雨の日

ichinics2005-07-04

起きたのは昼過ぎ。寝過ぎなのか、頭が痛い。本を読んでいたら、いつの間にか夕方になった。

7時頃、旅行から帰ってきた母と一緒に選挙へ行く。選挙会場は私が通っていた小学校なので、懐かしさもあって(こういう機会がないと、行けない場所だし)割と楽しみにしている。傘立ても自分のクラスを探したりして、あの辺が図書室だ、とか言いながら投票を済ませて帰る。

夜になっても雨はやむ気配がなくて、雨が降るとなんとなくチェット・ベイカーの「Sings」が聴きたくなったりするので聴く。夏の雨というよりは、冬の雨の日のイメージだけど。

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