夏休みあけた

連休あけっていうのは、時折どうしようもなく億劫なものなんですけど、会社に行ってみたら仕事がどっさり溜まりまくっていて、だるい、とか思う間もなく1日が終了。
ほんの数日日本を離れていただけなのに、知らないニュースやはどっさりあるし、コンビニに行けば秋めいた商品ばかりが並んでいるし、なんだか置いてかれた気分になった。そしてそんな気分のまま、いきなり「もっとシンプルに暮らしたい」とかいう訳のわからない願望がめらめらとわき起こってきて困った。具体的に言うと、夜にソファに寝転んでブランケットにくるまってココアとか飲むような生活がしたくてたまらない。もしくはあったかいミルクにハチミツとか溶かしたやつ。そんな生活に憧れすぎてちょっと泣けてきそうになったけど、でももしかしたらこれが秋ってことなのかもしれないです。

 目の前にあるはずなのに遠い

先ほどテレビで見たニュース。

ブッシュ米大統領の母親で、ブッシュ元大統領のバーバラ夫人が超大型ハリケーン「カトリーナ」の被災者に関し、貧しい人にとって避難先での生活は恵まれていると発言、物議を醸している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000042-kyodo-int

まさにマリー・アントワネット的な発言、とテレビのコメントでも言われてたけど、なんかもう、ひどい。
自分の住む家に戻れなくて、これからどうなるかも解らない状況での暮らしが「良い」訳がない。普通の人間なら、そんなこと解らないはずもないんだけど、ふと思いだしたのが先日見た映画「ヒトラー最期の12日間」*1のこと。
別にヒトラーとバーバラさんを重ねてるわけではなく、ただあの、地下壕の中で外の状況を見る事無く、不可能な命令を出し続けるヒトラーと、この不謹慎な発言が重なるような気がしたんだった。
そして、指導者、というか皆の意見を取りまとめるはずの代表者と、そこの国に住む人々との距離というのはこのような形で現れるのかもしれないなと思った。

シュヴァンクマイエル展

神奈川県立近代美術館葉山
2005年9月20日〜11月6日
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2005/Svankmajer050726/index.html

また、同美術館内の講堂にて「シュヴァンクマイエル映画祭」というのもやるそうです。(これは9月23日(祝)から10月30日(日)までの土曜日、日曜日、祝日)

これはぜひ行きたい。葉山はちょっと遠いけど、ピクニックがてら行ってみようかな。
車持ってる友人を誘えれば楽だけど、興味もってくれる人がいるかが微妙。