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2006-04-14

[][] 福神町綺譚/藤原カムイ

福神町奇譚 (1)

福神町奇譚 (1)

この前ちらっと触れた「福神町奇譚」。これはウルトラジャンプで連載されていた「インタラクティブコミック」である、というのは単行本を読んで初めて知ったのでその頃には連載も終了してたのですが、連載当時はニフティのホームパーティという掲示板(なのかな?会議室といった方がいいのか。詳しくはこちら→http://picnic.to/~ohp/diary/kakucho/fukujin.htm)サービスを使って読者が「住人」として意見を出し合い、参加することができる、という漫画だったようです。

連載までには紆余曲折あったようだけど、もともと藤原カムイさん自身からの発案で「インタラクティブ」ということを目指されていただけあって、その世界観の奥行きはすばらしい。また、あとがきなどを読むと、読者の参加を促す言葉があちこちに見られて、なんというか、連載時に知りたかったなぁという気持ちがかなりあります。

とまあ、その辺りの残念さをおいておいても、私はこの漫画が大好きです。私の好きな「舞台設定」の完全体のうちの一つだと思う。藤原さんはほんと絵がうまくて、どのコマをみてもときめく。とくに町のイラストはやはり圧巻。かなり詳細に設定を考えたうえで書かれてたんだろうなと思うし、その設定を共有することができた住人さんにうらやましさも感じてしまいます。

福神町は大正3年、東京大正博の会場がそのまま異世界に飛ばされたという設定で、蒸気とぜんまいで町自体が動いていて、複合住宅で、ところどころSF。逆柱いみりさんやつげさんぽいとこもありながら、全体的に明るさがあるところが独特。そしてそれは、「電気」がないという設定による効果だと思う。反対みたいだけど。

物語はときどき番外編を含む連作短編ぽい趣なのだけど、インタラクティブで読者参加型という片鱗はしっかりあるものの物語が破たんしていないのがまたすごい。つまり、これが「インタラクティブ」であったということを、まったく知らなくても、充分楽しめる漫画だ、と思います。

読者参加形、といってパッと思い付くのが京極夏彦さんの「ルー=ガルー」で、あれも読者からアイディアを募集していたような気がするけど、あんまりその「アイディア募集」が生かされていなかったような気がする。

しかし福神町奇譚を読んでると、参加してた人はきっと楽しかったんだろうなぁと思うし、実際にその「参加型」は成功してもいたんじゃないかと思う。参加していた方の文章などをちらほら見ると、まあやはりいろいろ意見はあったみたいだけど…。ネット利用者も格段に増えた今では、なかなかこういう親密さを生み出すのは難しそうだな。どうだろう?

でも、漫画読んでて、あーここ行ってみたいなぁってのが、擬似的にでも可能になるんだもんなぁ。いいなぁ。

福神町のマスコットガール(?)茄子ガールを見ると、黒田硫黄さんの「茄子」を思うけど黒田さんももしかして福神町読んでたんだろうか。わー。

この舞台設定でアニメ作ってくれないかなぁ。

[] 設定画がカラーに!

一昨日メモした(id:ichinics:20060412:p1大友克洋さんのポスターが、今日はぜんぶカラーになってました。すごい金の使い方だ…とか思ってしまう自分が嫌ですが、いまどき珍しい大掛かりな広告ですね。サイトの情報も新しくなってて、なんともうCMが見れます!

カップヌードルと世界が認める日本アニメーションの巨匠大友克洋氏。このコラボレーションによって生まれる壮大な物語は、広告という枠を飛び越え、様々なメディアによって多面的に皆様の目の前に登場します。これから展開される「FREEDOM PROJECT」の動きに、ご注目下さい!

http://www.nissinfoods.co.jp/product/cm/show_cm.html?cm_type=B&cm_id=154

注目してます。期待してます。

f:id:ichinics:20060414005636j:image

[] 執着したくない

ちょっと前に「執着したい」と書いたけど本音を言えばやっぱり執着したくない気持ちのが強くて、ほんとに大事なほんの少しだけのもの持って、いつでもどこでも行けるようにしていたい。視界はさっぱりさせておきたい。

それが出来る、とは思ってるけど、でもそのために人に迷惑がかかるのは嫌だなぁ、というときはどうすればいいんだろ。んー。権利とプライドを天秤にかけるとどっちが重いかとかそういう話なのかもしれない。

最近はまたスタージョン読んでいる。スタージョンの小説読むのが本当に楽しい。しかも、まだ読んでないのがあるっていうのが嬉しい。

帰り道、風が強くて桜の下は花吹雪だった。これでほんとに、おしまいだ。