メタリカ感想つっこまれた

昨年のサマソニ感想にリンクもらってたのが面白かった。気付くのが遅すぎですみません。

すげぇ。あの燃えカスのようなリフをバカの一つ覚えみたいに繰り返してスピードでごまかすやつなんていうのかな。スラッシュ?ねえ、老いぼれているよメタリカ! アルバム捨ててみるか。
http://www.arcryte.org/column/column082006-yakuza-mokuranosonic2006.html

そんで私の書いた感想がこれ。

  • あのベースと一緒に基本音と対になる音階をあがっていくやつなんていうのかな。スラッシュ? あれ楽しい。かっこいい。あとボーカルの人が、歌い終わった後に顔をクッと背けるのがいい。ねえ、かっこいいよメタリカ! アルバム買ってみるか。(id:ichinics:20060813)

うーん、我ながらバカっぽい。自分の文章の打たれ弱さを実感できました。基本ポエムだしなー。
まあ、思いっきり突っ込まれてるんですが、初めてメタリカ聴いたのがあそこで、しかも最後まで聴かないでリップス移動した軟弱者なので悔しいけど言い返せません。でも、その後ちゃんとアルバム買ったよ! かっこよかったです。まあ一枚だけですけど。
リンク先はこれ書いてる方のサイトではないので、憶測だけど、メタリカの感想を読む限りでは、メタリカ好きなんですねという感じがする(他は本気なのかわかんないけど)。だからメタリカに思い入れがある人にとっては、そういうライブだったのかなぁってのは少し気になった。
でも、なんとなく、メタルに後から入れない感じってこういうことかなぁとも思う。歴史踏まえろ感? や、でも歴史を共有してるからこその期待や失望っていうのはメタルじゃなくてもあるか。

とりあえず、今後はうたれづよいポエムを模索していきたいです。ポエムは恥ずかしがったら書けなくなるからね。(ちなみに、ここでのポエムとは、詩ではなく、エモい文のことです)
ところで、あれはスラッシュであってるのかな?

 少女ファイト2巻/日本橋ヨヲコ

少女ファイト(2) (KCデラックス イブニング)

少女ファイト(2) (KCデラックス イブニング)

相変わらず熱いです。線が太くなるごとに熱さを増してゆくような気がします。
スポ根で、初心者がいて、自己嫌悪する狂犬がいて、紅白戦なんて、なんて燃える展開なんだ。しかも主人公が爆弾持ちの天才で、相棒はポップキャラでもある。
日本橋ヨヲコさんの漫画は、正直にいえば好みではないんだけど、でも読めば素直に面白いなぁと思う。とくにこの「少女ファイト」とG戦場は、幅広い対象に向けて書かれているメジャーな感じが良いです。

15時の電車。つま先をかすめる光の帯にじっと目を凝らす。なにかを考えたいのに、触れない。ぎっしりとした空白にべたべたと手形をつけてまわり、飽きて、窓の向こうを流れる外の世界を眺める。そこには10年前の通学路があって、作りごとみたいに見える遠い場所にも、ちゃんと世界はあるのだということを思う。だからなんだ、と少しだけつま先をずらし、日陰にもぐりこむと、向かいの席のおばあさんがおもむろにブラインドをおろし、車内にしんとした暗がりが広がる。じじじ、と誰かの携帯が鳴る。外はあきれるほどの晴天だというのに、開いたドアから流れ込む外気は身をすくめるほどにつめたい。