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  □これまでの日記一覧

2011-12-10

[][] 「よつばと!11巻/あずまきよひこ

よつばと! 11 (電撃コミックス)

よつばと! 11 (電撃コミックス)

年に1度のおたのしみ、よつばと!新刊がでましたね。

巻をおうごとに、だんだんとよつばの行動範囲が広がっているのがわかるのが面白い。それを特にうまく見せているのが「よつばとカメラ」だと思います

とーちゃんにカメラをもらったよつばがそれをもってあちこち撮影に行くというお話なのですが、ここで使われるカメラが、モニターなしで、USBPCにつないではじめてとったものが見れるタイプのものっていうのが、いいなあと思いました。よつばひとりで行動する場面が続くんだけど、それを後でよつばと一緒に見返すとーちゃんの視線も同時に感じられるというか、それをイメージすること含めで出来上がっているお話のように思う。

同じくカメラモチーフにしたお話で私がとても好きなのが、すぎむらしんいちさんの「少女カメラ」という短編です。お話の構成のアイデアが、ほんとにすばらしいので読んだことのないひとにはぜひおすすめしたいのですが、

この「よつばとカメラ」もまた、方法は違うものの、「少女カメラ」と同じくカメラを使うことの楽しさが詰まった作品だと思いました。

あとこの11巻はうどん食べたくなるし宅配ピザ頼みたくなります。あとわたしはあさぎが好きです。

ツタヤで買ったらこんなかわいいブックカバーつけてもらいました。

f:id:ichinics:20111210234159j:image:w200

関連

http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20061011/p2

[][] 「25時のバカンス」/市川春子

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

市川春子さん2冊目の作品集。

体が貝殻になってしまった姉とその弟のお話と、土星衛星にある女子校お話、そして月からきた男のお話の3編が収録されています

「虫と歌」から引き続き、描かれる物語の印象は大きくかわらないものの、画面の作り方がより細やかになったなと思う。影のつけかた、画面の余白、大事な場面でコマを重ねていくところとか、読んでいるこちらも思わず息を飲んでしまうようなリズムがある。セリフが多く、一読しただけでは難しく感じるところもあるんだけど…、それでもやっぱり作者が「ここ」と決めて書こうとしていると思われるコマの魅力は格別です。

市川春子さんの漫画には、自分が少し苦手に感じる種類のフェティシズムがあるように感じるのだけど、それがどういうことなのかいひとつピンとこなくて感想をかくのがすっかり遅くなってしまった。

それは未だによくわからないのだけど、表題作のモチーフでもある海洋生物に対して感じる、ちょっとした怖さに近いのだとは思う。例えば、海で転んだら膝のお皿の上に云々、ていう都市伝説みたいなものちょっと思い出す。ううっ、てなるんだけど、でもよく見てみたい、というような。

「虫と歌」感想

http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20091123/p1

[][] 預言者ピッピ地下沢中也

地震余地のために生まれたロボットピッピ」は、やがて自らの意思を持ち、地震だけでなく「未来」を予知しはじめるようになる。予言された「未来」を前に人々がどういう反応をするのかという点と、ピッピ予言は本当にあたってしまうのかという点が追いかけ合いながら緊迫した展開が続くお話です。

預言者ピッピ (1)

預言者ピッピ (1)

コミックCUE」に第1話が掲載されたのは1999年のことでした。正直なところ、私は地下沢中也さんの絵が苦手で、その第1話もなんか不気味な話だなーと思いながら読んで、でも気になって何回も読んでしまったのを覚えています。ちなみにその号はたしか手塚治虫リミックス号で、古屋兎丸さんのドラえもんトリビュート(?)漫画でのび太の顔がすごいこわかったのも覚えてる。あの号また読み返したいので実家に帰ったら探してみようと思います

ともかく、預言者ピッピの続きはずっと気になってて、でも「コミックCUE」が2003年で終わってしまって、単行本の噂があったりなかったりであきらめ半分になってた2007年に1巻がでて、もう一度あきらめかけた今年に2巻です。

という恨み言のようなことをつい書いてしまうくらい続きの気になるお話なので、完結するまで信じられないというか、完結が読めることを願っています

預言者ピッピ(2)

預言者ピッピ(2)