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  □これまでの日記一覧

2013-01-31

[][] ルビー・スパークス

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長らくスランプだった小説家主人公が、夢で見た女の子を文章に描きはじめると、ある日彼女実在として現れて、しかも自分のことが好き…! というお話理想女の子と出会った主人公最初彼女についてそれ以上書き足すことはやめようとするのだけど、だんだん彼女との仲がうまくいかなくなってきたところでとうとう「彼女操作する」ことに手を出してしまう。

人物として成り立っていた彼女が、書き足されることで狂っていく感じはとても切羽詰まっていて見ていてしんどかった。元に戻そうとしたってそれはうまくいくものでもないよね、って見てる人のほとんどが思うだろうし、だからこの映画の結末は、物語が始まったところから、わりと想像がつくところだと思います。

それでも、理想女の子実在するのだと分かった瞬間の世界が輝く感じや、だからといって主人公の「思い通り」にはならないことの理由が浮き彫りになっていく過程はとても見応えがあってよかった。

これは世界には他者いて他者は自分ではないのだということを、改めて知る物語なのだとも思います。母親がすっかりかわってしまった、という描写があるところになんか彼の抱えているものの一端があるようにも思ったけど、ともあれ、彼が母親の家で本を読んでた木の上の家はすてきでした。

あんまり詳しくないんだけど、一時期、ボーカロイド曲をあれこれ聞いてみた時期があって、その中には曲を作る「P」とボーカロイドの関係を描いた歌が一定数あるのが面白いなと思っていて、「ルビー・スパークス」を日本に置き換えて物語にするなら、ボーカロイドを題材にしたお話になりそうだなーと考えていたら、その前に『電影少女』や『ルサンチマン』があったことを思い出しました。

理想女の子ものって意外と多いのかもしれない。

2013-01-23

[][] 砂漠サーモンフィッシング

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2013年映画初め映画

イエメン大富豪の「イエメンで鮭釣りをしたい」という無謀な要望を、国家プロジェクトとして叶えることを一任された英国の水産学者のお話

砂漠で鮭釣りなんて無理に決まってる、と斜にかまえていたジョーンズ博士ユアン・マクレガー)が、依頼人であるイエメン大富豪アムール・ワケド)に出会い、彼と一緒に釣りをすることで彼を信用してしま過程には説得力があって、自分釣りをやったことがないんですけど(釣り堀をのぞく)、それはとてもいいものなんだろうなって思えたのがまずよかったです。

物語プロジェクトの進行を主軸に、イエメン大富豪の代理人である女性との関係や、国家プロジェクトとして動き出してしまったからこそのドタバタが絡んでいくのだけど、コメディドラマのバランスがとてもよくて、終始とても心地よく見ることができた映画でした。

クライマックスは、鮭が方向を変えた瞬間と、そこで釣りをはじめるイエメンイケメンの無邪気な笑顔キラキラしてたところでしょうか。ほんとこのイエメン大富豪は素敵な人でね…、私もあなたのために働きたい…! と思ってしまうような魅力がありました。理想上司

それから、鮭プロジェクト政治利用しようと企む首相広報官と首相とのチャットインスタントメール?)のやりとりも、小さな映画館内でも笑いが起こっていて面白かったな。

いい映画でした。

[] 小石

たとえば靴の中の小石のように、思い返すたびにのど元を邪魔する記憶があって、普段は避けて暮らしているのに、たまにふと甦ることがある。

取り出して白磁すり鉢に放り入れ、ゆっくりと丁寧に、すりつぶす様子を想像する。ときおり指先でその感触が残っているか否かを確認し、ちくりとする欠片が残っていればまた、力をこめてすりこぎ棒を回す。

やがてそれに石だった形跡がなくなったのを確認できたら、風向きを確認して屋外で粉をはらう。少し茶色がかったその粉は、もしかするとすりこぎ棒の方が削れていたりして、なんて思ったりもするのだけど、ともかく

最後すり鉢をひっくり返して底を数回たたき、水洗いしてからふきんで丁寧に、すり鉢の溝に粉が貯まらないように注意してぬぐう。ぬぐったふきんは洗って、日当りの良い庭先で干すこと。

なんて過程を逐一想像していると、しまいにはのど元の小石を忘れていたりするし、そういえば、大掃除が中掃除くらいでおわったまんまですけど、なんてことを思い出したりして、もちろん粉は散っただけで消えたわけではないのだけど、

解決しようのないことはとりあえず頭の中からはらう、その手際がよくなっていくことを時間が解決するとかいうんではないですかねとか思ったりしました。

2013-01-20

[][] ふがいない僕は空を見た

公開から随分経ってしまいましたが、評判を聞いて見に行ってきました。とてもよかった。

原作は未読なのですが、貸してもらったのでこれから読もうと思います。取り急ぎ未読の状態での感想

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複数視点で描かれる「生」と「性」をテーマにした物語。生と性というのは、性教育を命の教育、という言葉で言い表したりするような、学校保健指導でよく使われるキーワードですが、欲求とその結果として生まれる命の狭間にある様々なままならない問題を、おもに思春期視線を通して描くことで、そのどうしようもなさと尊さ、どちらの側にも振れずに少しだけ背中を押すような結末に導いているのがとても良いと思いました。

コスプレ主婦にナンパされて不倫関係をもつ卓巳の性欲と恋が混ざり合った真っ直ぐさ。義理母親から、孫が生まれないことについてプレッシャーをかけつづけられる主婦あんず。「団地」に認知症の祖母と二人で暮らす、卓巳の友人福田君が母親に向けて放つ切実な声。どのキャラクターから一定の距離をとっているかのような静かな映画なのだけど、その等しさがとても心地よかった。

永山絢斗さん演じる卓巳には助産師母親がいるのだけど、この母親がいたからこそのキャラクターと思えるような、根の素直さがにじみでていた。そして卓巳の友人であり、同時に卓巳に対する鬱憤を持ってもいる福田君を演じた窪田正孝さんの目も、追い詰められてもなおやわらかい卓巳の表情と対照的で、素晴らしい配役だなと思いました。

原作視点になる登場人物ごとにわかれた連作短編集とのことなのですが、映画はある程度、視点になる人物ごとに分けて描かれていながら、そのつなぎ目はとても自然で、時間を行き来しながらも、繰り返される場面の意味が変わっていくというのは人の記憶みたいで面白い

終盤にある、福田君と卓巳が、無言のまま自転車で並走するシーンがとてもよかったです。ちょっとキッズリターン」を思い出したりしました。

原作読むの本当に楽しみです。

2013-01-15

[][] 「レ・ミゼラブル

監督トム・フーパー

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すごかった。ほとんどセリフはなく歌で会話するというところは今まで見たことのあるミュージカル映画のどれとも違っていたのですが、なんかすごいものを見た…という感覚に押し流されてそれを不自然に感じることはありませんでした。むしろ歌うまいなとかすら考えてなかった。

セリフがないということは、ほとんど説明をしないということでもあって、実際、時間的な飛躍がある場面のみ字幕で説明があるものの、そのほかはすべて歌で語られていました。これは、歌とその他のシーンの温度差に観客がさめてしまうすきを与えないという意味では効果的だったような気がします。ただ、ある程度あらすじを知っていたからすんなり物語が頭に入ってきたものの、原作をまったく知らない人にはちょっとハードルが高いような気もしました。

とにかく冒頭の囚人時代シーンから一気に引き込まれてしまって、ここではジャン・バルジャンは完全に野生の顔つきになっているのですが、そこからある慈悲に触れて生まれ変わることを誓うシーンが神々しくってねえ…。そして数年後の見違えるような品のよい姿には、人ってこんなにも変わるものなんだな、という驚きがありました。

物語は新たな絶望からの救い、からの新たな絶望…の繰り返しで、もうヤメテー! と目を背けたくなるくらいなのですけども、その合間合間にある希望はほんとに眩くて、なかでもジャン・バルジャンがコゼットを迎えに行った帰り道のね、この子のために生きる、という期待にあふれた目は忘れられません。

そう言った意味でも、主演のヒュー・ジャックマンさんはほんとうにすばらしかったと思います。そして彼を追い続けるジャベールをはじめとした脇を固める面々もそれしかないというくらいの気持ちで見ました。

私が特に楽しみにしていたのは、エポニーヌの場面です。子どものころ一度、親に連れられて舞台版を見に行ったことがあるのですが、覚えているのはエポニーヌの歌(On My Own)の悲しさとジャン・バルジャンは力持ち…ということくらい、というほど、島田歌穂さんが歌うエポニーヌの「On My Own」は強烈だったのですが、この映画のエポニーヌもねえ、ほんとにいい子だし報われないし、恋するマリウスとコゼットが思いを通じ合わせる背後で悲痛な表情を浮かべているのにやっぱり彼らを思いやってしまうという場面には涙腺もついに緩んでそこから先はずっと泣きっぱなしだった気がします。エポニーヌ幸せになってほしかったわ…。

という具合にエポニーヌに完全に感情移入しつつ、マリウスとコゼットの光の粉まぶされてるようなキラキラ感もナイス配役だったと思いました。

ほかにもガブローシュ君の活躍やジャベールが彼にあるものを捧げるシーン、アンジョルラスの最期などなど、見所は多々あったし、ほんとすごいものを見た…という満足感でいっぱいになれたのでたいへんよかったです。すごかった。

[] 大雪の日

友人と深川に行く約束をしていた朝、目が覚めると雨が降っていた。前日「明日は天気が悪い」と教えてもらったのである程度は心構えができていたものの、その雨をみれば今日いっぱいは止む気がなさそうなのは一目瞭然で、布団の中から「どうする?」と連絡をしたら、じゃあ近場の神社でもいこうか、という話になった。

待ち合わせの時間には、雨はすっかり雪になっていた。初詣はもうしたし、わざわざ神社を目指す必要はなかったのだけど、なんとなくバスに乗って目的地でおりると、そこはまるで雪国だった。北海道出身の友人もそう言っていたのでほんとうに雪国みたいだったのだと思う。

つもりたての雪は足を下ろすたびにまとわりついて、すごく歩きにくい。「粉砂糖っぽいよね」「どっちかっていうと片栗粉じゃない」などと言い合い、顔を上げるたびに白くなっていく景色を前に、私たちはいったい何をしているのだろうという気持ちになった。あたりには私たち2人以外誰もいない。

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結局お参りも早々に、近くにあった喫茶店で休憩し、ひたすらバスを待って帰ることにした。

やっとあたたかな駅につき、なんでこんなことになっちゃったんだろうねーと笑い合いながら別れたけれど、こんなに雪が降るとしっていたらきっと家からでなかっただろうし、あの前も後ろも音も真っ白に埋まってくような景色はなかなか見れないような気がしたので、まあいいかと思った。大雪の日。

2013-01-14

[][] 「なんらかの事情」/岸本佐知子

なんらかの事情

なんらかの事情

すっと気持ちよくイメージが腑に落ちるところからお話が始まり、やがてあらぬ方向に転がって、そこに落ち着くのか、という過程を眺めるのが本当に楽しい。秘蔵の飴を舐めるかのようににやにやしながら読みすすめ、岸本佐知子さんのエッセイが本当に好きだなと思いながら読み終えました。

こういったふとした思いつきのお話は、わざわざ人と語り合う機会に恵まれることは少ないし、日常のあれこれに紛れてその糸口を見失ってしまうことも少なくない。

でもこうやって、その糸口を逃さず手繰り寄せた先にどんな世界が広がっているのかというお話には文章という伝達方法が本当に適していると思うし、中でも岸本佐知子さんの、ほころびを見つけて辿る目はほんとうに楽しい

大好きです。

[][] 「宇田川町で待っててよ。」/秀良子

宇田川町で待っててよ。 (Feelコミックス オンブルー)

宇田川町で待っててよ。 (Feelコミックス オンブルー)

おすすめされているのを読んで、買ってみたらとってもぐっときた本。BLです。

同級生男の子女装してるのを見かけてから、彼のことが気になってしかたない男の子百瀬と、前の彼女の影響で女装をしてみているものの、それがどういう気持ちなのかよくわかっていない男の子八代お話

よくわからないけど、でも、という満ち引きみたいな気持ちの波が丁寧に描かれていて、読んでいてすごくぐっとくる。特に八代洋服をすごく大事にしてる感じがよかったです。洋服大事にしないといけないと思いました。

2013-01-08

[][] 「残り全部バケーション」/伊坂幸太郎

なんといってもタイトルがいいよねと思います。残り全部バケーション

残り全部バケーション、って感覚は、例えば以前テレビ解剖学先生が話していた「人間がもし野生動物だったら30才くらいが寿命であるしかし人はただ生物としていきるのではないのだから、おまけの人生を楽しむためにも骨を大切にしてください」という言葉が印象に残っているのだけど、その「おまけの人生」という言葉にも通じるところがあるように思う。ともかく、そんな訳で2012年最後に読んだ本はこの「残り全部バケーション」でした。

残り全部バケーション

残り全部バケーション

この本は、少し不思議青年岡田」と、いい加減なおじさん「溝口」という裏家業コンビを中心に描かれる伊坂幸太郎得意の連作短編集です。それぞれの短編が描かれた時期は2008年の初出から書下ろしまで5年間に渡るとのことで、物語テンポはどこかバラバラという印象もありました。ただ5年間にわたって描かれたせいもあるのか、伊坂さんの連作短編にしては珍しく時間軸も大きく移動した構成に中盤からぐっと引き込まれ、物語全てを包みこむ最後の書下ろし1話は最高に面白かったです。特にラストシーンは素晴らしくって思わずにやにやしてしまった。

この幕切れは文章ならではだけど、目の前に映像が浮かぶような、エンドロールが始まった瞬間に拍手したくなるような、映画化するなら内田けんじ監督かなー! と思うような瞬間でした。

何度か書いた事がありますが、伊坂さんの作品については、「オー!ファーザー」のあとがきにあった「『ゴールデンスランパー』からの第二部」に、正直なところまだピンときていなくて、でもこれも毎回書いている事のように思うけれど、伊坂幸太郎さんの小説にある誠実さのようなものが好きだし、だから新刊を読みたくなるのだと思う。

[] 仕事始め

年の始まりって何でもできるような気がする貴重な瞬間なのに、毎朝、まずは布団から出る決意をするところからはじめなくちゃいけないし、とはいえ春から始まる新年度五月病に阻まれるというし、夏から始まったらバケーションだし秋は食欲だし、つまり1年中いつだってそれなりにハードルはあるので、ならば冬の、この身の引き締まるような寒さの清々した感じこそが新年っぽいといえなくもない、清少納言も冬はつとめてと言っていることだし…などと自分に言い聞かせつつ久々の出勤をしていたのだけど、思えば世界には夏にクリスマス新年を迎える国だってあるんだし、もしもやっぱり新年度バケーションでしょ、という気分になったら引っ越すということだって可能なのだ。なんて気分になれるのはやはり新年からかもしれません。

夏は洗濯物がすぐ乾くし、植物も緑でいい。生きてるうちに一度は南の島に住んでみたい。

2013-01-04

[] 行く年来る年日記

12月28日

冬休み初日大掃除。まずは台所周りから、ということでポッドキャストを聞きながらひたすら五徳を磨いたり、冷蔵庫掃除をしたりした。

夕方になってから、空気穴の部分が壊れてしまった自転車に乗り自転車を買いに行った。古い自転車はそのまま引き取ってもらい、新しい自転車に乗って店を出ようとしたところで、ちょうど雪が降り出して「初雪ですね」という店員さんの言葉に「こういうの初雪っていうんでしたっけ」とか思わずつまらない返答を返しお互い苦笑してしまう。

そのまま新しい自転車に乗って、あれこれと買い物をして、喫茶店で「残り全部バケーション」を読み終えた。

最後のページでいい気分になって外にでると、ちょっと景色が違って見えたりもして、2013年もっとたくさん本を読もうと思った。

12月29日

冬休み2日目は髪を切ってからホビット」を見に行った。ホビット前に、ちょっとだけと思ってコートを見に行ったら、そうそうこう言うのが欲しかったのよね…というようなコートを見つけたので勢いで購入。セール前の時期に…定価で…と思ったけどまあそういう出会いもあるのでいいと思います

まだ硬くて着にくいけど早くこなれたらいいなと思う。

12月30日

三十日は雨。午前中は風呂掃除をして、夕方から友人9人と忘年会。友人の旦那さん(スイス人)とカタコトの英語でホビット話を延々として、トーリンかっこいいよねイエー! みたいな具合に乾杯した。この日あった友人たちは半数が外国語系の大学だった人たちで、みんな英語堪能なのに、私のカタコトを笑うことなく普通に返してくれるのでとても楽しかった。ポテンシャルあるから頑張れ、と励まされたので2013年は英語頑張ろうと思った。思ったので書いておきます

飲み屋お土産にもらった焼き鳥は帰りに駐輪場で見たらこんな状態になっていた。

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12月31日

大晦日は午前中大掃除の続きをして、中掃除くらいはどうにか終わったかな…というところで、昨日お土産にもらった焼き鳥を携えて実家へ。

元旦誕生日の父の誕生日ケーキを買って店を出ると、空が夕焼け色になっていて、つい夕焼けがよく見えそうな駅ビルの上にあがってみたり、反対側から見てみようと移動したりでなかなか家につかなかった。

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夕食の準備が始まったところで、魚釣り趣味の弟がおもむろに昆布じめにしてきたというブリをとりだし寿司を握り始める。弟は、幼い頃、いいことがあるたびに寿司が食べられたという刷り込みがあるらしく、寿司大好物なのだけど、とうとうここまできたか…と感慨深かったです。おいしかった。

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弟の寿司を食べる用に父がだしてきた秘蔵の醤油寿司折についてくるやつ)が3年位賞味期限切れでつかえなかったのも感慨深かった。どこにしまっていたのやら。

夜は紅白歌合戦を見て、年越しの瞬間にどうもどうもと言い合った後に就寝。

1月1日

元旦おせちは、もう長いことこんなふうにそれぞれにもって1回で終わり。そのぶんお雑煮をひたすら食べますお雑煮鶏ガラスープで、鶏肉、ほうれん草、おかかと海苔がのってるタイプ。餅をゆで始めたタイミングで父さんが写真を撮り出したりしてみんな呆れ顔で待機してるのも毎年恒例…。慌てて盛り付けるので見た目が雑ですね。今年はインスタグラムでいろんな人の家のお雑煮が見られるのが楽しかった。

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お昼には昼食抜きで父の誕生日ケーキを食べた。上に乗ってるはでな花の形のチョコは全て父が食べました。その後、下の弟と妹と3人で近所の神社にいったけど、上の弟は動物サバイバルするゲームしてた。

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晩ご飯にまたお雑煮を食べた後、恒例の大貧民大会革命もできたし大富豪にもなったので満足しました。

1月2日

お雑煮を食べてから妹と買い物へ。

コート買ったおかげでだいぶ買い物欲はおさまってたのだけど、なぜか半袖を2枚も買ってしまったので早く夏になればいいと思う。

夜はカレー初め。正月お雑煮やら筑前煮やら鶏肉ばかりたべていたのになぜかここでも唐揚げカレーを頼んでいた。

1月3日

3日は年末から楽しみにしていた友人との映画初め。「砂漠サーモンフィッシング」を見て、東高円寺のご飯屋さんで日本酒を飲んだり美味しいもの食べたりした。年末年始で胃袋が拡張されてしまったのか、食べ足りずに帰りに寄ったコメダコーヒーであんバタートースト完食してしまった。

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今年もたくさん楽しいお酒が飲めるといいなと思った夜でした。

1月4日

4日には友人と深大寺初詣へ。お正月境内はなんというか期待に溢れてる感じがしていい。

深大寺実家からも近いので割とよく来ていて、そのたびに身も蓋もないおみくじがでるのだけど、今年ははじめて大吉がでて嬉しかった。

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蕎麦屋さんの座敷でゆっくりだらだらと飲み、満腹で帰宅。帰りのバスに乗りながら、まるで温泉のあとみたいにちょっとだるくて、それがいい気持ちだった。

深大寺で買った目が出るだるまは、新しい自転車の鍵につけました。

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今年も良い年になりますように。

[][] ホビット 思いがけない冒険

監督ピーター・ジャクソン

確か小学生の時、初めて自分のお金でかった漫画じゃない本が「ホビットの冒険」だったと思います。祖父母の家でお年玉もらって、そのまま買いに行ったんでした。ナルニアにはまってた頃の話です。

というわけで、2012年映画納めは楽しみにしていた「ホビット」でした。思いがけない冒険ですよ。大変楽しかったです!

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ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リングシリーズのいいところはとにかくその世界がちゃんと広く感じられるようににつくられてるところだなーと思います。あんなに隅々まで作りこめるのはスタッフも「ロード・オブ・ザ・リング」が好きで、その世界を頭の中に描いてきたからなんじゃないのかなと思います

からもうあの美しきホビット庄がまた見れるってのがすごく嬉しかった。私もあそこで暮らしたい。今回の物語主人公ビルボが、ドワーフが押し寄せてきて鬱陶しいなあーって思いつつ、冒険に心惹かれちゃって同行するまでがかなりじっくり描かれてるんだけど、ほんとずっとお祭り騒ぎで画面から目を離す隙がありませんでした。

今回初登場した茶の魔法使いもすごくかわいかった。というか彼の友人である動物たちがかわいかったです。私以上に「ロード・オブ・ザ・リングシリーズが好きな弟に言わせると、原作での彼はもっと厄介者であんなに活躍しないっていってたけど、続編でもぜひ登場して欲しいと思った。

それからドワーフ王子トーリン男前すぎた。終盤の、燃え盛る炎を背景に立ち向かっていく様子には鳥肌がたちました。

かなり長いので若干疲れるんだけど、それでももっと続きがみたいって思うような映画でした。

しいて言えばドラゴン襲撃シーンはもっと長くてもよかったかな。そして「ロード・オブ・ザ・リング」で描かれてたのはこの後の話なんだなって思うといろいろ伏線もあって感慨深かったので、再確認のためにシリーズ通してもう1回見返したいなと思ってます