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春野町で暮らす山里日記 いちりん堂/楽舎 (池谷 啓)

2016-06-29

アイガモを眺めてのしばし瞑想タイム

この雨にもアイガモたちは元気だ。こうしてみんなで固まって温めあっている。田んぼの雑草だけでは、腹ペコのようだ。くず米をあげると、バクバクと食べてくれる。けっこう餌代がかかる。あした、くず米を100キロもらってくる。

東屋にヨシズを立てかけたり椅子を整備したり、落ち着くようにした。アイガモを眺めてのしばし瞑想タイム。雨音を聞きながら、田んぼとアイガモの風景を楽しみながら、ゆったりと過ごせる空間ができた。うれしいことだ。

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子どもたちが田植えを

子どもたちが、重たい稲の苗を運んでいる。そして、田植えだ。一所懸命さが、なんともかわいい。ぼくが遅れていったときには、すでに泥んこ遊びになっていたけど、こうしてちゃんと田植えしてくれたんだね。

お父さんの鈴木修至さんが画像を送ってくれた。焚き火の集いにも来てくれそう。こうして、まちなかのほうから、ひとりふたり、一家族、ふた家族……と春野での農作業あそびに関わってくれる。うれしいことだ。

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2016-06-28

インドのお経につきあう あかり

インドバージョンのお経から、正信偈から、阿弥陀のマントラからいろいろ。シュルティボックスという手風琴で和音を響かせる(左にある箱。ふいごになっていて、オルガンの響きがでる)。そして、チベットの重厚な鐘が3つあって、それぞれごおおおーーんと、響かせていく。暑いので、こんな格好でお経をよんでいるところ。あかりを膝に乗せて。

Om asato maa satgamaya オーム アサトーマ  サッガマヤ

Tamaso maa jyotir gamaya タマソーマー ジョーティル ガマヤー

mrityor maa amritam gamaya ムリッチョール マー アムリタン ガマヤー

Om shantih shanty shantih オーム シャーンティ シャーンティ シャーンティヒ

偽りから真実へ。暗闇から光明へ。滅から不滅へ。どうか、お導きください。やすらかでありますように。

……というような意味。いつしか安らかな境地になっていく。あかりも、しばらくはつきあってくれるけど、もうお父ちゃん飽きたよーーと、むずがってくる。あしたで生後11か月になる。

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2016-06-27

田んぼと焚き火の集い 7月2日(土)の18時から

田んぼと焚き火の集い:アイガモを眺めて、焚き火しながら、適当におしゃべりを。

7月2日(土)の18時から21時くらいまで。田んぼのそばの東屋でバーベキューやります。参加ご自由。どなたでも。予約不要。気が向いたらどうぞ。参加費なし。小雨結構。

焚き火をして、おしゃべりして、適当に食事。できればなにか一品持ち寄り。いやもってこなくても、まったく構いません。

マイカップ、マイ皿、マイ箸持参。飲み物も各自持参。

廃材を燃やします。座りやすいようにすこし片付けも行います。

その日は、だれも来なくても、池谷がひとりで焚き火しています。

焚き火をすれば蚊はよってきません。しかし、暑いです。ちかくに清流の気田川が流れています。

できれば、月に二度くらいやりたいところ。

場所:国道362 春野文化センターの先の宮川橋をわたって、すぐ左。久保田、というところ。田んぼの近くに駐車場あります。

https://goo.gl/maps/9eHbaYYrDXU2

問い合わせ:080-5412-6370 池谷

一緒に農作業したい人、関心のあるひとにメーリングリストを公開

一緒に農作業したい人、関心のあるひとにメーリングリストを公開します。メーリングリストに参加したい方は、raksha@ayus.net あるいは、Facebookのメッセージにメールアドレスを送ってください。これまでのメール内容は、URLから閲覧ができます。http://www.freeml.com/tamboinochi/topics

いま一緒に作業しているメンバーとは、メーリングリストでやりとりしています。いつ集合、作業内容はこれこれ、という連絡。あるいは、各自が「きょうはこんな作業をしたよ」という報告が入ります。ぼくのほうで、それをまとめてExcelで作業日誌にしています。

これから、一緒に作業したい、参加したい、手伝いたいというひとたちが、すこしずつ増えてきています。ありがたいことです。

この事業は、「いのちめぐる農体験」として、浜松市の「みんなの創造プロジェクト」に採択されています。山里のひとと〈まちなか〉のひとが協力して、農業 体験をするということが、大きな目的です。ということで、もっと〈まちなか〉の人、地元の人、移住希望者にも発信して、ひろくネットワークを作っていこうと思い ます。

ただ、たくさんの人が参加するとなると、焦点がボケたりします。肝心の連絡事項が伝わらないという心配もあります。観念的な論議になったり、どうでもいい話題がたくさん寄せられることもあるでしょう。メールを受けとるひとは、わずらわしいなあと思うかもしません。

まあしかし、そのあたりは、やってみないとわかりません。うまくいくかもしれないし、そうでないかもしれない。まったく、なんの反響もないかもしれない。やりながら、調整させていけばいいかなあと思います。

ということで、メーリングリストを、農作業に参加したいひと、参加できないけど関心があるというひとにむけても、発信していきます。メーリングリストに参加されたい人は、池谷までご連絡ください。

2016-06-26

アイガモ君たちは受難だ。逃げろや逃げろ。

アイガモ君たちは受難だ。逃げろや逃げろ。田んぼで田植え。でも、つぎは泥んこ遊び。ついには、アイガモを追っかけまわしていた。

浜名湖の近く舞阪のほうから、五人家族が田んぼに遊びに来てくれた。大友さんのえんじゅくんと、子どもたちが田んぼで田植えをするという。おくれて行ってみたら。田植えはもう終わってて、泥んこ遊びになってた。

子どもはなんといっても、泥んこ遊びが大好きなんだなぁ。来年は、田植え前に、思いきり泥んこ遊び大会をやるかな。

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東京の大学の先生とゼミの学生たち30余名が春野に滞在して、中山間地の研究を

この夏に、東京の大学の先生とゼミの学生たち30余名が春野に滞在して、中山間地の研究を行う。数日の滞在で、なにほどのことがわかるか、とは思う。が、これを皮切りに毎年、継続して研究と調査を進めてくれたらおもしろい。若者・よそ者の視点はありがたい。ま、いま段取りしているところで、まだ不確定。ぼくの頭のなかでは、こんな計画をしている。

オートキャンプ場に滞在して自炊。昼は山里の人に会いに行く、夜は討議。3つの班に分かれて春野の人と暮らし、なりわい、経済の動きをリサーチする。たとえば、森林とエネルギー、農業、山里での起業、山里の地域コミュニティ、山里と〈まちなか〉との交流など。

テーマにふさわしい人をリストアップして、じかに現地を訪ねて話を聞いてもらう。しかし、なにぶん山奥なので、運転もおぼつかなくて危険、時間もかかる。ので、かれらが滞在する拠点に、やってきてもらい、ぼくがインタビューをしながら進めていくというやり方がいいか。それだと学生は楽ちんすぎるし、現地を訪ねていないとリアリティがない。

ま、「学生のための春野大学:山里の人と暮らし講座」みたいになことになるか。たとえば、どんな人がいるか。

ー伐林業、代々の林業家(植樹、育成、間伐、伐採、搬出、販売まで)のMさん。林業は衰退産業で、春野でも自伐林家とは、稀有な存在。しかし、中山間地の最大の資産は森林。オリンピック需要でFSC認定の森林の木材の需要は増えてきている。輸出の動きも。

⊃肯啖弍跳弉茲里發函⊇戸遒鬚△欧匿僕媼の森を広葉樹の森にしていく。そのリーダーのYさん。集落の共有林を広葉樹に変えていくという5か年計画の一年目が進行中。集落をまとめるリーダーとして、Yさんのような存在は貴重。狩猟グループのリーダーでもある。ジビエの販売も計画中。

集落をあげて有機茶栽培を行っているSさん……山間部でのお茶栽培は、林業とともに春野の主要産業。しかし、衰退している。そのなかで、活路を見出そうというのが、有機茶栽培。無化学肥料・無農薬のお茶。それを集落をあげて行っている。

た卦就農のU夫妻……お茶農家。山間部でお茶の栽培から販売を行う。域通貨をすめて地域で経済を循環させようという試みも。公民館を使って、レストラン。地域の寄りあい場にしていこうという動き。Wwoofといって、外国の旅行者を滞在させて宿と食事を提供して、有機農業を体験してもらうことも。

ソ戸遒鬚△欧堂畫唾呂飽椽纂圓魴泙┐茲Δ箸いζ阿。川上集落のT自治会長。

Δ椶のほうでは、中山間地での有給農地の問題。休耕田をよみがえらせての稲作のはなし。空き家活用しての定住促進の動き。山里と〈まちなか〉を結ぶ企画など。

Г修梁勝居抜きの達人で、御茶を栽培し、国道沿いに休日喫茶店を出して、バイクのツーリングの人に珈琲や食事を提供するOさん。針葉樹の森を広葉樹に変えようとしている陶芸家のYさん。家族で農業を営むYさん。省エネ生活を営み、木工。アクセサリーを作って販売するOさん。自力で家を数棟て建ててしまう達人たち……など。まあ、いろいろおもしろい人たちがいる。

人と暮らし、生き方に絞るのがよいのか。中山間地での経済、なりわい、起業にしぼるのか。あるいは、地域コミュニティづくりにしぼるのか。林業とエネルギー、あるいは農業にしぼるのか。かれらが、どういうテーマでどういう人の話を聞きたいのかによって、メニューはさまざま。

数日の滞在ながら、山里の人と暮らしに接してもらい、その研究の成果を〈まちなか〉で発表してもらう。日にちと会場は、9月8日。市民協働センターのギャラリーで。学生の研究成果の発表と春野の上記の人たちの話をしてもらう。春野の魅力発信から交流促進・定住促進に結びつける流れづくりとぼくは位置づけている。

2016-06-25

昨夜の、はげしい雨と雷でも元気に泳いでいた

こちらの田んぼは、6日前に放したアイガモたち。いろいろ試練があったが、元気だ。最初の1日目で、寒さのために5匹死んでしまう。それまで、電気コタツの保温でぬくぬくしていた状態から、いきなり田んぼデビューなので、さぞやつらかったろうと思う。

だが、ほんらい野生の生き物。水鳥だ。すいすいと泳いでいる。昨夜の、はげしい雨と雷で、かなり心配したが、問題なかった。

こちらの田んぼは、天井には網を張ってない。代わりに鳥除けの糸を張っている。この張り方だと、カラスがホバリングして侵入するかもしれない。トンビもタカも狙うだろう。もうすこしテグスなどで、こまかく補強す必要がある。

そして、もうひとつの心配は餌だ。毎朝、餌にくず米をあげているのだが、アイガモたちが食べる前に、スズメたちがやってきて、食べてしまう。アイガモたちはその残り物をいただく格好になる。

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買ったあとで、引っ越したあとで、しまった! ということが、ある

都会から山里の家を買うということになると、なんども足を運べない。かなりリスクがある。買ったあとで、引っ越したあとで、しまった! ということが、ある。

これはわたしの友人の体験。春野町の山奥のS集落。静寂ないい土地で、目の前に清流がながれている。日当たりもいい。ただ、家の前に国道が通っている。そこが懸念される。しかし、訪れるたびに、ほとんど交通量がなくて静かだった。それで、土地付きの家を買った。400万円以上した。

そして引っ越した。そうして、暮らしてみてわかったこと。この山奥は、バイクのツーリングがたくさんやってくるところだった。しかも、家の前の道は、バイクが、グィーーーーンと曲がるのを楽しむのにちょうどいいカーブだった。

平日の静かでいい暮らしが、土日と休日になると、ひっきりなしバイクがやってくる。やかましい。子どももいるし、危険だ。ついに耐えられなくなって、引っ越すことにした。だが、その土地付きの家は、売れるはずもなく、いまでも物置きとなってしまった。

住むにあたっては、やはり何度も何度も足を運んで、平日も休日も確認すること。近所の人たちに、よく暮らしのこと、買い物のこと、交通状況など聞いておくこと。これ、なかなか難しい。安全なのは、市が提供している「お試し住宅」に半年〜1年くらい暮らしてみて、ゆっくり探すというもの。家賃は1万3千円。いまいくかつ空いている。

2016-06-24

おしくらまんじゅう状態

きょうのアイガモたち。昨夕、届いた。籾殻は厚さ20センチも敷いた。きっと温かい。でもやはり生まれて3日目。さすがに寒いのだろう、おしくらまんじゅう状態。こたつの下にかたまってる。

だが、このアオクビアイガモは、みていてかなり逞しい。体力がある感じだ。一週間で田んぼに放しても大丈夫そう。中道農場では、4日目にはもう田んぼに放していた。

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アオクビアイガモが届いた

寒さやら、行方不明やら、ランにやられたりして、42羽のアイガモが21羽になってしまった。これでは田んぼの除草がおぼつかない。それで、熊本から急きょ、新しいアイガモを手配した。さいわい、明日、生まれるのがあるからそれなら送れるというので、お願いした。

アイガの農法20年の中道さんに聞くと、すぐに大きくなるアオクビアイガモがいいという。アイガモはマガモとアヒルのミックスだが、こちらはアヒルの性質が強い。穏やかだし体力がある。すぐに大きくなるという。こないだ手配したのは、マガモの性質が強いので、敏捷だが神経質で体力は弱い。ということで、アオクビアイガモをお願いした。

宅急便で送られてくるが、心配。山路くんと一緒に、往復2時間半かけて、配送センターまでとりにいく。もちかえって、籾を山盛りに広げてアイガモを育雛箱に放つ。32羽いる。なるほど、アヒルの性質が強いだけあって、黄色い。こないだのよりも、生まれたばかりなのにずいぶんと大きい。動きはすこしにぶい。さっそく水を与えた。こぞって水を飲む姿が、なんともかわいい。しばらくは、夜は蓋をして掘りごたつの電熱器で温める。

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2016-06-23

ランが田んぼに侵入して……

この田んぼは、うん25℃、いいね。ここの水路の入口は18℃、冷たいね。次の田んぼは、うん、これでよし。と次々と水温を測って元の田んぼに戻った。東屋の柱にランを縛り付けていたはずだ。だが、そこにいない。

あれれ、どこに行った? も、もしや……。青ざめた。や、やはり。ランが田んぼの中を跳ねまわっているではないか。リードを切って、網をやぶって侵入したのだ。

うわっ、口にアイガモをくわえている。こらあ、ラン。もどれ。叱りつけても、もどってこない。はしゃぎまわっている。田んぼになかに入って、なんとか、ランをとっつかまえた。あたりに、アイガモの死骸が浮かんでいる。5羽。これが一昨日の話。

そうして、アイガモは、現在22羽。届いた時には42羽。なんと、20羽が死んだか、行方不明ということになる。納屋の温かい育雛箱で飼っているときに3羽。1週間後に、田んぼに放した翌朝、3羽。その4日後に放したときに2羽。そして、その3日後に放した時に5羽。いずれも、いきなりの田んぼの寒さに耐えられなかったことや、夜の激しい雨に体が冷えてしまったのだと思う。そして、ランのために5羽。

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2016-06-22

集落をあげて移住者の歓迎会をしてくれた

昨年の秋、春野に移住したいということで、空き家を案内させてもらった鈴木元さんが、川上の集落に移住することになった。春野でももっとも過疎化のすすむ集落だ。川上の富田自治会長が空き家を案内し、移住にいたるまで世話をしてくれた。

すばらしいことに、集落をあげて歓迎会をしてくれたのだ。鮎の塩焼きや焼き肉、焼きそばなど、豪華な食事まで用意してくれた。静岡新聞が取材にきてくれて記事となった。

記事にある「ウェルカム集落制度」というのは、集落で空き家を案内したり、お世話をしていただく。移住者があった場合、その集落に報奨金が1人について10万円でるというものだ。使い道はまったく集落の自由という。

ただそれには、事前に申請することが要件だが、春野町は41の自治会のうち、申請したのはたった2つだけ。他の旧市町の自治会も、ほとんど申請していないと聞く。それほど移住者を受け入れたいと思わないのか、移住希望者のお世話は手間と思うのか、申請書類を書く事務処理が手間なのか、行政の広報が浸透していないのか、いろいろ理由はあると思う。

ともあれ、この川上地区の富田自治会長は、積極的に移住者受け入れに協力してくれている。集落をあげて移住者を歓迎してくれるというのは、とっても異例なこと。これがモデルケースとなっていくとうれしい。

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2016-06-21

よく転ぶ、転ぶ。尻もちをつく

あかりはもうすぐ11か月。つかまり立ちをするようになった。なにもなくても、立ち上がることも。座ることもできる。

でも、赤ちゃんというのは、なんともアタマが大きい、重たい。重心が上にある。筋力は弱いし、運動神経回路はまだちゃんとつながってない。だから、ずいぶんと不安定。

よく転ぶ、転ぶ。尻もちをつく。アタマがごちんとぶつかって、大泣きする。それでもめげずに立ち上がる。そして転ぶ。部屋を片付けて、転んでもケガしないようにしなくては。

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2016-06-20

楽舎のアイガモ農法のことを記事に

今朝の静岡新聞。楽舎のアイガモ農法のことを記事にしていただいた。写真は一緒に作業をしている大友君と息子のえんじゅ君。

夕方、田んぼに行ってみると、新聞を見たよといって、近所の人たちが、アイガモを見にやってきていた。すいすいと泳ぐアイガモを見ながらの立ち話。アイガモによって、この田んぼ空間が地域の人たちの交流の場になっていく。

東屋を整備すれば、アイガモを眺めに来たついでに、どっこいしょと椅子に座って、たのしいおしゃべりに時間を過ごすという、そんな交流の場、癒し空間ができてくる。

立ち話をした山崎さんが言うには、カワニナという貝を放して、いつも水の流れるビオトープになれば、この里山がアイガモとホタルの里になるよ、と。なるほど、それもいいなあと。

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2016-06-18

屋根のある休憩場所に戻ってこない

アイガモたちの体力にはびっくり。早朝、昼間、夕方と三回見に行って、それぞれ一時間ほど観察していたが、ずーっと泳いでいるのだ。休まない。止まらない。浮かんでのんびりということが、まったくない。

浮かんで水かきのある足を動かしているだけで、スイスイとすすむ。かれらには、歩いているようなものかもしれない。が、それにしても速い。サッカーやスケートを休まずに続けているような体力だよ。すごすぎる。

いっぽう、まだ田んぼにデビューしていないヒナたちは、納屋の育雛箱のなかで、寒そうにおしくらまんじゅうで温めあっているのだ。それが、ひとたび水田に放すやいなや、ぐんぐんと泳ぎだして、すいすいと移動している。不思議だ。

ただ、心配なことがある。暗くなるまでずっと観察していたが、ずーっと泳ぎ続けていて、ついには姿が見えなくなった。屋根のある休憩場所を作って、寒くないように箱もセットした。だが、そこに戻ってきてくれない。もう真っ暗だ。月が出ても見えない。

もしや戻れなくなって、水上で一夜を明かすことになるのだろうか。そうなると、低体温症で死んでしまうのではないか。そんな心配をしているところ。

アイガモは9羽になっていた

昨日放したアイガモ12羽は朝行ってみたら、9羽になっていた。2羽田んぼの水面に浮かんでいた。寒かったのだろうか。

ランを連れて行くと、アイガモを見ると目の色を変えていた。水の中に飛び込んで襲いかかりそうな勢い。ぼくは東屋で、のんびりとながめていた。

アイガモたちの動きがゆるい円軌道で、美しい。しかし、まったく休むことがない。始終、泳いでいる。稲の苗をつついている。根っこをつついている。小さな虫などを食べている様子。のこり28羽は、明日の10時に田んぼに放す。

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2016-06-17

いよいよアイガモを田んぼに放った

いよいよアイガモを田んぼに放った。心配なので、まずは12羽の先発隊を。残りの28羽は日曜の朝に放つ。

水温が冷たい。大丈夫かなぁ。箱から出して浮かべる。しかし、元気にスイスイと泳いでいった。すごく嬉しそうだ。水草をぱくぱく食べていた。

ただ、夕方になって、やはり寒いのか島に上がって、体を温めあっていた。今夜から明け方がいちばんの心配。あしたの早朝、見に行ってくる。

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時間ができたらこれをする、この仕事が終わったあれをする

時間ができたらこれをする、この仕事が終わったあれをする、この件が片付いたら、こうする。つまり「いまはできない。けど、いつかこれをやる」ということを、よく言ってきた。しかし、実際のところ、なかなかできない。

なぜか。時間ができた時には、状況が変わってしまっている。あるいは、やる気がなくなっていたりする。別な忙しい仕事ができたりする。ぼくみたいに子どもができたり、とか、予期しないことも起きる。

会社員時代に、お世話になった課長がいた。よく一緒にお酒を呑んでは語りあっていた。「定年退職したら、これをやるんだ」と、よく夢を語っていた。だが、あと一年で定年退職というとき、急逝してしまった。

定年退職したら、田舎暮しをするぞ。あんな田舎に住んで、こんな古民家を改装して、と夢を語るひとも多い。しかし、定年退職してから、田舎物件を探して、やっとみつけた頃には、60の後半になったりする。そうなると、なかなか体力がついていかない。70を超えたら、さらに体力が落ちている。

ちかくにK談社の部長だった人が、山奥暮らしをしていた。60になって越してこられた。70になっても元気でいるつもりが、そうはいかなくなった。奥さんは、足腰が痛いと都会に帰ってしまった。その方も、70になったときに、都会に戻った。ぼくがお会いしたのは、都会に引っ越す一週間前だった。

「いつかこれをやる。こうなったら、ああする」といっても、そうはいかない。そこをよおく心得ておくのがいい。忙しくても、たくさん用事があっても、にっちもさっちもいかなくなっていても、きょうできることを少しずつでもやるしかないんだ、と思う。それがまた、とても難しいことなんだけど。

2016-06-16

歯医者に貼ってあった

6年くらい放置していて、歯がぼろぼろになってしまい、やっと意を決して歯医者に通いはじめた。片道クルマで1時間半。その歯医者に貼ってあった。言葉も字も絵も、なかなかいい。

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2016-06-15

テンペづくり

きらきら&たっちゃんが来訪。雨の中、はるばる山梨の小淵沢から飯田を経由して、春野まで。20年ぶりの再会だ。ぼくはかつて、国立で「アフリカンドラムで踊る会」を毎月、やっていた。その時、よく参加して見事なダンスを披露してくれた。

いまは大豆でテンペを製造している。テンペというのは、インドネシア発祥の発酵させた醗酵食品。納豆みたいなものだが、形状は固められたブロック状。焼いて塩をつけると、とってもおいしい。カレーに入れてもよさそう。

楽舎で作った大豆をたくさん譲ってほしいということであった。在庫がないので、10キロ。ことしは、そういうニーズがあれば、たくさん栽培してみようかと思う。また、テンペ作りにも挑戦したい。

耕作放棄地を活用して大豆を栽培し、それで味噌やテンペなどをつくる。そういうワークショップもいいな。かのじょが展開しているプロジェクトのチラシが参考になった。ちょうど山路くんも来訪。うちにある大量のレンガを田んぼまで運んでもらった。アイガモの休憩場にするのだ。

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2016-06-14

東京の大学生が春野を訪ねて、春野の魅力を発してしてもらおうという企画

〈よそもの・わかもの・ばかもの〉が、地域を変えるといわれる。過疎化の著しい山里は、見方を変えると、タカラの山だ。豊かな自然と人と暮らしこそがタカラ。森林資源、清流、耕作放棄地、伝統の暮らしやまつりなど。だが地元の人には、日々の暮らしは当たり前すぎて、タカラなどとは思っていない。だが、〈よそもの・わかもの・ばかもの〉の新鮮な視点でとらえると、タカラとうつるものがたくさんある。

そこでこの夏、東京の大学生が春野を訪ねて、春野の魅力を発信してもらおうという企画。〈まちなか〉もいいけど、山里は可能性にあふれていておもしろいよ、と。山里に暮らして地域資源を磨き上げてタカラにしようという人たちがいる。かれらの「イノベーション力」「無から有を生み出す強さ」を紹介する。

滞在するのは、駒澤大の長山先生のゼミ生30名余。川の畔のキャンプ場に滞在して自炊。昼は春野の人と暮らしを訪ね、夜は仲間と夜通し論議する。その成果を、まちなかで発表する。

聞いてもらいたいのは、〈まちなか〉の人。行政や企業など、中山間地と〈まちなか〉を結ぶビジネスの可能性に関心のある人たち。さらには、田舎暮らしをしたいと思っている人。

発表は9月第一週あたり。NPO法人楽舎と駒澤大の共同主催?。研究発表のコンテンツは、学生たちの発表(「林業・バイオマス」「山里の起業」「山里のコミュニティ」など)。

さらには、地域資源を活用してナリワイにしようという春野の人たち。たとえば、「広葉樹の森づくりとジビエの活用」(針葉樹を伐採して桜の森に、猟師たちがシカ・イノシシを解体して販売)、「耕作放棄地のよみがえりと安心安全な食の確保」(20年余の耕作放棄地3000平米を蘇らせてアイガモ農法で米作り)、「過疎地の空き家を活用して移住者を呼びこむ」(地域あげて移住者を迎える体験)、「公民館レストランと地域通貨」(地域循環の経済システム作り)など。その他、おもしろい人材がたくさんいるので絞りにくい。

広報と人集めとしては、7月末までに5,000枚のチラシを作成。ポスターも制作。浜松市の後援をもらう。市内の公民館と図書館、文化センター、役所、金融機関などに配布。地元の大学にも配布。地元のマスコミにプレスリリース。

いま大学とやりとりしているところで、まだ試行錯誤中の企画だけど、アタマの整理のために、書いてみた。

2016-06-12

アイガモの網を張る

きょうの田んぼ仕事は、6名の中核メンバーが揃う。朝の7時に集合。まずはヒエが発生しているので、箒と針金とチェーンの除草機で草取り。畦の草刈り。田んぼに水が入る水路の迂回路作り。

メインの仕事は網張。アイガモが逃げないための網を張り、外敵の侵入を防ぐための電気柵を張る。さらには、カラスやトンビから守るために、天井にも網を張らなくちゃいけない。これは明日の作業だ。

田んぼ仕事は、たくさんの仕事がある。網張りのための鉄パイプの切断、木材の搬出、水路を作るための土木工事と。ぼくはほとんど戦力にならないけど、メンバーには30代が3人いるので、大いに活躍してもらった。明日も、早朝から、アイガモの網張作業と電気柵張りだ。

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2016-06-11

山田龍宝さんの思い出    笹目仙人を訪ねる

友人で、山田龍宝という元禅僧がいた。70年代、曹洞宗のサンフランシスコの禅センターで、禅を指導していた。当時はヒッピームーブメントの渦中で、宇宙飛行士のシュワイカートとか、ヒーリングミュージックの宮下富実夫とか、トランスパーソナル心理学の吉福伸逸さんとか、幅広い交友があった。まあ、知る人ぞ知るという御仁である。

しばらくは奈良の天河村で暮らしていた。緑内障で、かなり目が不自由だった。晩年はアメリカで活動していたが、ガンにかかってついにアメリカで亡くなった。

龍宝さんは、よく東京のわが家に泊まりにきては、長く滞在していた。仏教のこと、禅のこと、神道のこと、夜な夜な語りあったものだった。龍宝さんのもとで得度した方から、朝、メールを頂いた。かれの思い出やエピソードを集めていきたいということだった。ということで、想い出すままに、かれのエピソードを書いていこうと思う。

奥多摩の大岳に暮らす笹目秀和という仙人に、龍宝さんと会いにいったことがあった。いまの皇太子はよく大岳を登山されていた。笹目仙人は、そのことを知っていて、皇太子が登ってくると、どうぞこちらへと道院に案内してしまう。そんな不思議な仙人であった。

大本教団が、国家によって神殿をダイナマイトで破壊されようとするとき、そのことを予感した出口王仁三郎師は、笹目氏に大本の御神体を預けた。笹目氏は、それを携えて、モンゴルの崑崙山脈の頂上に登って納めてきたという。

さて、その笹目仙人の部屋を訪ねたのだった。龍宝さんは、「切診整体」が得意で、いろいろ体なおしもできた。笹目仙人が、膝が痛いというので、それを直してあげていた。ギュー。おお、痛いですなぁと仙人。これくらい我慢しなくちゃいかんですよと龍宝さん。その横でぼくは、仙人に、大本の御神体を納めてきた体験をお聞きしたのだった。

移住者の歓迎会を自治会が行うというのは、すごいニュースなんだ

移住者の歓迎会を自治会が行う。川上地区に移住した、竹のアーティスト鈴木元さんを集落あげてお迎えする。「それって、どこがニュースなんですか」とある人に聞かれたけど、いやあ稀有なことなのだ。

山里では、どんどんと人口が減少。10年で2割も3割も。若い人は5割も6割も。特このまままいけば、集落は消滅する。それはたいへんといって、地元の人に危機意識があるかというと、あんまりない。これまでなんとかやってきたし、先行きながいわけじゃない。子どもたちはまちなかにいって、帰ってこないし。

そりゃあ、移住者がくれば活気づくかもしれないけど、集落の平和と秩序が乱されるのも困る。昨年、紹介させていただいた移住希望者は、家もきまり家主も許可し、家の改装も地元の大工に頼んで……という矢先、地元の自治会が「移住者にきてもらいたくない」と反対決議したのだった。移住をきめていた方もぼくも、がっくり。ああ、これが春野の現状なんだと思った。

あるいは、水源がないところも移住者には来てもらいたくない。集落で一定量の水源しかないので、移住者がきたら自分たちの水がなくなって困る。だからきてほしくないという自治会もある。友人は、そんなこと知らずに新居を建てたものの、水がない。一年間、水のないまま、200リッターのタンクで湧き水を汲みに行っていた。

浜松市が過疎地対策として、ひとり移住したら、10万円を自治会にさしあげる。自由にお使いくださいという制度がある。5人家族が来たら、50万円。自由な使えるお金だ。そのためには事前申請が必要なんだけど、申請した自治会は、41のうちたったつ2つしかなかった。

役所の書類は手間がかかる。自治会長は慣れていない。それが、ひとつのネックかと思い、この4月に自治会総会で、事務手続きは楽舎が全部、無料で代行しますよ。なので、どうぞ申請してくださいね。とアピールした。けど、反響はまったく一つもない。

というほどに、移住受け入れに対しては、ほとんど関心がないのが実情なのだ。総論としては、人が来てくれて活気が出ていいけど、各論として、自分たちの集落には困るということか。まあ、全国の過疎地も似たような状態と思う。

そんななかで、この川上地区は富田自治会長が先頭に立って、移住者の受け入れをしてくれている。空き家を案内し、水源のポンプも補修したり、そうして歓迎会までやってくれる。池谷の定住促進の企画を聞きたいと呼んでもくれた。

ということで、この歓迎会は大きなニュースなのだ。こういう事例があるということを、地元の春野に発信していきたい。全国にも。ということで、マスコミにも取材を依頼した。こうして、すこしずつ成功事例を積み重ねていくことがたいせつと思う。

あかり10か月

あかり10か月。顔つきもしっかりしてきた。でも、落ち武者スタイルの髪とおむつ。机の上に這い上がろうとする。いろいろなものに興味を示して遊び道具にする。目を離せない。

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2016-06-10

定住促進は、地元の人が動いてくれると大きな胎動に

昨年、移住したいということで空き家を案内した元さんの家がきまった。川上という春野でもはるかに山奥の集落に。川根町のほうが近い。そのまた、山奥の一軒家をかりることができた。かなり広い家だ。いま改装中。

富田自治会長が、いろいろと世話をしてくれた。そして、集落を上げて移住者の歓迎会をやってくれる。6月18日の13時から、バーベキュー大会。改装した家で元さんの家で行う。地元の人が来る。元さんの友人が来る。役所の人がくる。

過疎化が著しく、若者がいない。このままでは消滅してしまうという集落がたくさんある。けれども、地元の人に危機意識があるかというと、そうでもない。なんとか暮らしてきたし、しかたがないという思いまがあると思う。また、移住者の受け入れに否定的なところもある。集落の秩序が乱されるのも困るところだし。

そのなかにあって、この川上の集落は、自治会長が先頭に立って、移住者を暖かく迎え入れようとされている。ぼくのいろいろな企画の話も聞きたいということで、呼んでもくれた。そういう自治会があるというのは、ものすごく貴重なこと。ありがたいこと。定住促進はなんといっても、地元の人が動いてくれると大きな胎動になる。池谷さん、大いにマスコミにも知らせてよと富田さんが言うので、新聞社に取材をお願いした。明日は、テレビ局にも。

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田んぼは難しい なかなか憂鬱なのだ

田んぼは難しい。なにしろ20年余の耕作放棄地のよみがえり。あちこちに水漏れ箇所がある。畦も固めた、代かきもちゃんとやった。

満水にして大丈夫かとおもいきや、半日すると、こんなふうに水が抜けている。こうなると、雑草がすごい勢いで生えてきて、稲が負けてしまう。それで、また沢の水を流して入れる。入れっぱなしにする。すると、水温が低すぎて、苗が成長しない。

もうひとつの田んぼの苗。こんなふうに、しょぼい感じだ。これでちゃんと根がついて、伸びてくれるのかどうか。まあ、昨年の例で言うと、それでも稲は強いので、ちゃんと育つ。ちゃんと収穫できる。そう思っているのだが。なかなか憂鬱なのだ。

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マルカワの蔵に寄った

二俣のマルカワの蔵に寄った。NPO法人元気里山が運営している。本島夫妻が渾身の力で運営している。

昭和レトロの道具たちが展示されていた。単品だけならわがやにもあるけど、こうしてきっちりと統一感をもって並べてあると、とてもいい感じだ。

チンチンチン。そこにちょうど、わらびもちのおじさんがやってきた。冷たいわらび餅が50円。銀座で歩いたら500円で売れる、冷たい抹茶とセットで1000円で売れる。そんな話をしたのだった。ところで、このうちかけを3,000円で買った。目出たい、ど派手だ、気に入った。さて、なにに使おうか。

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2016-06-09

三種の神器みたいな除草機を

チェーン除草器、竹箒除草器、針金除草器。三種の神器みたいな除草機を大友くんが作ってくれた。無農薬での田んぼは、雑草との戦いの連続。昨年は、仲間4人で、毎朝4時に起きて草刈りすること2か月。早起きの習慣ができて、爽快な日々だったが、年もとってくるとたいへん。なので、ことしはなんとかしたい。

ということで、今年はいろいろ試す。まず4枚の田んぼは、アイガモ農法で、ヒナたちに雑草を食べてもらう。1枚の田んぼは、昨年並みの手作業の除草。

昨年は、デッキブラシで擦り落とす方法だったが、今年は、チェーン除草器、竹箒除草器、針金除草器をはやめに繰り出す。田植えから4日目で、もう雑草の芽が出てくる。いまのうちから、週に2〜3回は除草していく。これで、あとあとラクになる。

3つの除草器をつかってみたが、ラクなのは竹箒。雑草の取れ具合もいい。チェーン除草機もしっかり雑草をとってくれるが、なにしろ重たすぎる。筋トレしたい人にはおすすめ。これらの除草を体験したい人は、いつでもオッケーなので、連絡ください。泥の田んぼの中を歩くのは、とってもたのしい躍動の体験に。

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となりでは手作業の田植えが

心配していたが、苗はちゃんと根付いていた。もう大丈夫だろう。楽舎の田んぼは、植え残しの田植えと除草。もう雑草の芽が出てきている。大友くんが作ってくれたチェーン除草器、竹箒除草器、針金除草器が、なかなかいい。

となりで無農薬の田んぼをはじめた早川君のところは、手作業での田植え。内海さんが「一人田楽隊」で太鼓と笛を演奏していた。

一昨年まで、この広大な里山は、一つの田んぼ以外、すべて耕作放棄地だった。もう20年余の休耕田。楽舎が昨年から稲作を開始して、今年もさらに田んぼを増やした。早川くんたちも新たに田んぼを開始。ともに無農薬・無化学肥料で育てる。

ここは、生物多様性の豊かな田園地帯になってゆく。お母さんと子どもたちが訪れる風景があらわれる。お年寄りも子どもたちも、アイガモを見にやってくる。きっと賑やかになるぞ。収穫祭には、それこそアフリカンドラム、ディジュリドゥー、笛や太鼓などでの演奏とダンスということになりそうだ。

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2016-06-08

学生たちが春野町でフィールドワークをしたい

駒沢大学の長山先生のゼミがこの夏、春野町でフィールドワークをしたいということで、やりとりをしている。

30名の学生が春野に滞在して、各研究テーマで山里の人を訪ねる。たとえば、A班「林業・バイオマス」、B班「起業・社会的企業家」、C班「住民コミュニティ(山里暮し)」という感じ。

その成果を、第二回「ラブファーマーズ・カンファレンス」の場で発表する。「ラブファーマーズ・カンファレンス」は、昨年、春野で開催。有機農業の全国の集い。全国から300名余の方が参加。歌手の加藤登紀子さんもボランティアで駆けつけてくれた。その集いのカリキュラムに学生の発表を入れてもらおうと考えている。学生も張り合いが出る。

ただ、いろいろ課題はある。なにしろ山奥に滞在するので移動手段だ。8人乗りのハイエースを手配して、3班別々に動く。あるいは「林業・バイオマス」は、山に滞在。「起業・社会的企業家」は、里のほうの家に滞在。「住民コミュニティ(山里暮し)」は、遠い山里の民宿に滞在というふうに、分けるか。

いま春野は、いろいろと学生が関わりだしている。静岡文芸大の船戸先生のゼミも数年前から関わっている。今年は、I先生のゼミも関わるようにも聞いている。浜松学院大は、勝坂の集落に滞在して、そば打ちと勝坂神楽の伝承を学ぶ。そのほか、常葉大学の学生が茶摘みに。昨年は、愛知大学、都留文科大の学生が、卒論のテーマに山里の暮らしや空き家を調べたいと訪ねてきた。

https://www.facebook.com/ichirin123/posts/1049680308403974

オーストラリア在住のご夫婦が移住相談に

移住相談に訪ねて来られた。オーストラリア在住のご夫婦。かの地に暮らして30年、永住権もある。日本風の建具の仕事をしている。オーストラリアとこの山里と行ったり来たりする暮らしをしたいようだ。

で、いい家がないかということだけど、空き家はあっても、なかなか貸してくれない。時間はかかる。使っていいよという家は、廃屋に近い。地域との濃密な付きあいもたいせつ。家賃1万3千円の市のお試し住宅とか、移住補助の制度もある、さらに自治会長がとても協力的な山奥の川上地区のはなしなどを伝えた。

かつて天竜区の広大なエリアをフィールドにしたオープンハウス・人めぐりの企画(北遠山里めぐり)をした。そのときのマップがあるので、ここを訪ねるといい、この人は面白い暮らしをしている、この人は親切に案内してくれる……とマーキングして、渡した。

移住というのは、いい空き家があるから、景色がいいから、のどかそうだから、ではきまらない。そこにどんな人がいるのか、どんなコミュニティがあるのか。そこが、たいせつ。人と人との出会いの縁を通して、いい方向に展開していくことが多い。昨年は、33組40人の移住相談を行った。春野界隈に移住した人は4組、5名。

アイガモがやってきた

アイガモがやってきた。42羽。宅急便で。生まれたてのヒナたち。育雛箱には籾殻をたくさん敷いた。コタツの熱源の下に固まった。やがて動き出して、プールにも入っていく。今夜は暖かくして、この数日が、たいせつ。田んぼに放つのは10日後くらい。

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