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春野町で暮らす山里日記 いちりん堂/楽舎 (池谷 啓)

2016-07-24

空き家のリフォーム

この空き家、貸してくれるというので、リフォームしてなんとかならんかなあ、というところ。家づくり修行中の前田くんを連れて行って、どうかねえ……ときいてみた。う〜ん……。というところ。

背丈以上のものすごいススキ。それを切り倒してスッキリさせたら、すばらしい眺めが現れる。そしたら、イメージも湧いてくるかも。

地域の人たちも、このままじゃ困るから、なんとかしたいね。草刈り手伝うよ、と。みんなで再生していくという道もあるかもしれないし。まあ、手を付けないほうが無難ということも。

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昨年に続いて「ラブファマーズ・カンファレンス」

昨年に続いて「ラブファマーズ・カンファレンス」が行われる。春野の山の村にて。全国の有機農業者の集いだ。歌手の加藤登紀子さんも、参加してくれる。

ぼくは9月4日「こんなにアートフルな山里と暮らし」として、山里暮らしのひとたちを紹介させてもらう。そのあと、移住ツアーとして、クルマ数台に分乗して、川上の集落などをまわる予定。

http://lovefarmersconference.com/

2016-07-23

来年の田んぼの経営のことを考えている

来年の田んぼの経営のことを考えている。3反の田んぼというと、いまの無農薬・無化学肥料のやりかたでは、せいぜい700〜800キロの収穫だ。大豆も200キロくらいのものだ。仲間内で、自分たちの消費分だけをまかなうという程度で、収益を上げる農業には、ほど遠い。

課題は人手と資金だ。とにかく除草剤を使わない無農薬の稲作は、ものすごく手間がかかる。さらには、農業機械やメンテナンス代、資材、アイガモのエサ代などの資金もいろいろとかかる。

そうして、仲間内だけの農業じゃなくて、体験を通して、多くの方と交流したいという道もひろげていきたいところ。

とにかくアイガモ農法は、いろいろ手間がかかるが、やはりおもしろい。人との出会いが次々起こる。話題性がある。観光名所になっていく。ということで、来年も、つづけたいところ。

さいわい山里には、耕作放棄地はたくさんあるのだ。これは宝の山。そうして、地域に信頼が得られていくと、スムースに土地を貸してくれる。きょうも、地域の実力者の方から、「こんなアイガモ農法のような、みんなに喜ばれることをやってくれてありがとう」と感謝された。来週には、テレビでも放映される。やがて、地域でも名所になっていくだろう。なので、拡大は可能だ。機械とマンパワーがともなえば、のはなしだが。

地域に根を張って、交流していく試みとして、幼稚園と小学生に田んぼ体験をしてもらう方向がある。学校行事に組み込んでもらえると思う。泥んこ遊びと田植え、稲刈り、餅つき、さらにはしめ縄作り。なにより子どもたちが可愛い。親たちも喜ぶ。

資金の捻出の方途もかんがえてみた。会員制、あるいは準オーナー制度みたいな試み。たとえば、年間3万円での農業体験コース。代かき、田植えに放鳥、稲刈り、餅つき。玄米30キロを保証。アイガモの肉1羽もつける、とか。大豆の種まき、収穫、味噌作りというコースもできる。そばの収穫とそば打ちとか。10人の募集をすれば、30万円の資金となる。あるいは、稲刈りとか田植えとか、ひとつのワークショップとして、参加費をいただくことも可能かもしれない。

いやしかし、仲間内だけで、地道にきちんとやっていけばそれでいいじゃないか。人が増えれば、参加者が増えれば、その手間もかかる。ちがう方向で忙しくなる。人を増やさないで、なるたけお金をかけないで、手間を大切にする道もある。

あるいは、民間の助成制度の活用。トヨタ財団、イオン、セブン-イレブン、ドコモなど、いろいろな民間の助成制度がある。そちらに企画提案して、経費を補助してもらう展開もある。

この事業は、農業という枠のものではない。いろいろな切り口がある。たとえば、お年寄りと子どもたちの楽しめる場、地域の交流の場作り、美しい里山づくり、生物多様性のフィールドづくり、自然観察の宝庫、安心・安全な食の確保、過疎地の魅力発信と交流促進、観光資源づくり……。農をベースにすると、いろいろな可能性が見えてくる。

大豆と蕎麦

大豆の種を播いた。黄色の大豆、緑の大豆、黒大豆の三種類だ。大敵は鳩。ちゃっかりやってきてみんな食べてしまう。ので、テグスをタテ・ヨコに張り巡らす。こうすると鳩はこわくて近寄らない。さらには、たいせつなのはシカ対策。苗が育った時に、一夜にしてみんな食べられてしまう。なので、電気柵を切り巡らす。

5日目。大豆の芽が出てきた。順調に育ってきている。あとは、適当に草を取り、土を寄せるだけ。肥料も必要ない、消毒もしない。11月の収穫を待つ。昨年は10キロほどの種を播いて、収穫は200キロだった。いちばん手間のかかるのが脱穀と豆の選別だ。これは、農協の機械を借りる見通しが立ったので、安心している。

蕎麦の種も播いた。花咲爺さんのように、バラまき。土もかけていないという、ものすごくラフなやり方。8月下旬ころに播くのがよいとも聞くので、また違う品種をその頃に播くつもり。

蕎麦が無事に収穫できたらうれしいが、スプラウト(新芽野菜)がじつにおいしい。生でいただいても、蕎麦の香りもする。こちらは、シカ対策をしてないので、そこが心配なところ。

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2016-07-22

ブルーベリーが、実ってきた

ブルーベリーが、実ってきた。でも、ヒヨドリたちに食べられている。やっと仲間と網をかけた。ただし、まだ上だけ。四方はこれから。ハクビシンやシカもやってくる。電気柵も必要だ。

今朝は、2時間かけて、バケツ一杯の収穫。冷凍保存する。バナナとヨーグルトのスムージーがとてもおいしい。

毎朝、早起きして収穫。山の霊気を浴びながら、体を動かす。いろいろなアイデアが次々とうかんでくる。

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コンバインそして大豆の脱穀

このコンバインが5万円。新品で買えば150万円くらいする。昨日、農機具屋さんでみつけた。ここは、なんでも修理して改造もやってくれそう。

コンバインがあると、稲刈から脱穀まで、同時にできる。麦や蕎麦や菜種の脱穀も。今までは、バインダーという稲刈り機で刈って、それを稲架掛けして天日干し。おいしくできるが、ナル材を組み立てるのが大変な労力だ。雨が続いたりすると、美味しさも減ってしまう。しかし、農村の景色として、風情があるので、これはこれでつづけたい。

だが、麦や蕎麦もやろうとすると、コンバインがあると便利だ。機械の速度の調節すれば大豆の脱穀が可能かもしれない。大豆は、栽培はかんたんだが、脱穀がすごい手間。昨年は、200キロの収穫に、4名で6日くらいかかった。昔風の足で踏んでドラムを回転させる機械で脱穀し(2枚目の写真)、唐箕をまわして風で皮を吹き払って選別していた(3枚目の写真)。さらには、大豆の選別が手作業でさらにたいへん。

コンバインがあると、いろいろとラクになる。しかしなあ、あまりに巨大すぎる。置き場所にも困る。軽トラには乗らない。トラックで運ぶ。えらく安いので、やや心配。壊れたら、修理も高くつく。ということで、あれこれと農家に電話して聞いてみた。

森町の入澤さんに聞くと、農協で大豆の脱穀機を借りられるという。では地元のH農協に聞くと「はい、そういうのはありません」でおしまい。さがしてみましょうとか、聞いてみましょうとか、一歩もつながっていかない。入澤さんに聞くと、F農協にあるという。それで、あたってみると、あったあった。

キャタピラー付きの脱穀機を貸してくれるのだ。1反あたり1,500円。さらに、大豆の選別機も貸してくれる。こちらは、キロ10円。随分と安い。なあんと、このふたつがあれば、昨年4人で6日かかった作業が、1日ですんでしまいそうだ。そうして、コンバインも買う必要はなさそうだ。

ということで、いろいろネットワークを広げて、聞いていくと有益な情報がたくさんある。とくに農業関係は、工夫している人、たくさん機械を所有している人、組み合わせのチカラで効率よく仕事している人、いろいろな優れた人がいる。そういう方に出会って学んでいくのは、まことにうれしいことだ。

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この空き家、タダで貸していただけることになったのだが……

この空き家、タダで貸していただけることになった。草刈りをちゃんとやって家に風通しすることが条件。ご近所の方が、家主に提案してくださった。

ブルーベリーの仲間たちと、視察してみた。背丈以上もあるススキなど草をかき分けて、家に入ってみた。マムシが出てきやしないかと、ドキドキ。窓はアルミサッシでしっかりしている。しかし、畳はぶかぶか。歩くと戸が揺れる。トタンの屋根は、そろそろ雨漏りがしそう。水回りも補修はたいへん。草刈りも、広大な敷地なので、これもたいへんだ。

仲間は言う。「これはたいへんだよ。やめといたほうがいい」。「でも、みんなでプロジェクトくんで、リフォームしていったら、面白いじゃないの」と言うと。「イチぬけた」「わたしもイチぬけた」「おいらも」。……みんな抜けてしまった。働き者で、家作りの実績のあるかれらにして、こういうことだ。それほど、家そのものの条件は悪い。借りるならちゃんと、しないと後々苦労するからね。

う〜ん。難しいよね。おもしろそうだから、やってみたいという人いないかな。あるいは、どこかの大学に声かけて、セミナーハウスみたいに使ってもらうとか。景色はとてもいい、日当たりも風通しもとてもいい。このたりでは、一等地なのだ。そして、ご近所の方たちも、あたかい人ばかり。

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2016-07-21

いつの間にか、こんなに大きくなった。

ぼくのすがたを見ると、ドドドドッっと集まってくる。いつの間にか、こんなに大きくなった。

いまアイガモ46羽。お米を5合あげても、ペロリと食べつくす。1日2升くらい、軽く食べてしまうよ。このままだと、エサにあげるくず米400キロ。そうして、お米の収穫700キロという、とんでもないことになってしまう。さてさて。

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アイガモの田んぼがテレビで放映される

アイガモの田んぼがテレビで放映される。昨日、テレビ局の女性ディレクターがこられた。打ち合わせの最中に、「どういうところがたいへんですか」と聞かれて「近ごろ、よくアイガモが脱走して、困るんです」といった。その矢先。

かのじょがひょいと田んぼをみると、「あ!いま出ていますよ」と。ちょうど、アイガモが7羽脱走していた。うわっそれはたいへん、ディレクターと一緒に追いかけっことなった。かのじょは、楽しんでいた。

撮影では、レポーターがアイガモにエサをあげているところ。この時の体験かとても面白かったので、アイガモを追っかけるところを入れるかも(こちらは、ぼくのヤラセになるけど)、ぼくのインタビューといったところかな。

26日に撮影、8月1日に放映。静岡朝日テレビ「とびっきり!しずおか」という番組。17時くらいからの放送予定。

浜松市天竜区春野町の気田地区の、観光ガイドブックには載せない、街角の魅力を発掘するコーナー。

栗崎園、ゆずカフェ、そば処一休、川音の郷、本多屋菓子舗など10ヶ所をとりあげる。

2016-07-20

マルチ・ステークホルダー・システムとか地域円卓会議とか

NPOのNポケット主催の市議会議員との円卓会議に参加した。参加議員10名。NPO法人の代表など、60名くらい。7つのグループに分かれて、テーマごとに意見の交流。それを議員がまとめて発表した。

それぞれの地域で活動するNPO法人と議員との交流の場となった。どのようにして行政に働きかけるか、課題解決の手法をまなぶ機会ともなった。

地域のさまざまな課題の解決には、自分たちで動けばなんとかなるわけでもない。行政の仕組みを変えたり、予算をつけてもらわないと、実現しないことも多い。まあしかし、かんたんには行政は動いてくれない。なにより、行政は縦割り組織なので、どこに訴えたらいいのか、わかりにくい。たらい回し的なことになって、あちこちにアピールしても、結局、なにも動かない。疲弊するだけってことも多い。

いかに行政に対して、市民の声を届けていくか。──議員を通して圧力をかけるというパターンもある。が、口利き政治家とつるんだ特定の団体や地域のエゴのゴリ押しにもなりやすい。議員に議会で取りあげてもらう、という道もある。しかし、議員が質問できるのは、年に一度くらいのもの。

ということで、たとえば、課題を抱えている利害関係者(ステークホルダー)と、行政の部門、そして議員の3者が共通のテーブルについて、やりとりをする。議事録をつくって、すこしでも合意形成をすすめていくという方法があるのかもしれない。

これを「マルチ・ステークホルダー・システム」というらしい。あるいは「地域円卓会議」という言葉も。内閣府などはホームページをみると、学びたい人、はじめたい人は、下記に連絡してくださいとあった。

ので、電話してみた。あれれ、つながらない。その部署はもう終わったようだ。で、内閣府の代表に電話したら、10分くらい待たされた。やっと出てきた役人は、ええ? なんですかそれは?みたいな反応で、ちっともわからない。

──なにぶん、当時の政権といまは違うので、そういうことは、もう言わなくなりました。いまは「共助社会づくり」といいます。どうか、そちらを読んでいただいて……。ということで、すこしも理解が進まなかった。

まあ、それはともあれ、浜松市の中山間地域に限定して、NPO法人、任意団体、山里に関心ある人たち、そのエリア選出の議員と、そして行政の人たち。こういう集いを企画してみたいと思った次第。 

2016-07-19

駒大生に向けて緑陰講座のカリキュラムづくり

この夏、駒澤大の長山ゼミの学生たち40人が、春野にやってくる。オートキャンプ場「川音の郷」に滞在しながら、春野の現地を訪問。夜通しの討論を経て、その研究成果を〈まちなか〉で発表してもらう。

楽舎が主催のイベント。いまチラシとポスターづくり、緑陰講座のカリキュラム、現地視察のクルマや運転手の手配など、段取りしているところだ。

2日間ほど、川のほとりで緑陰講座をひらく。朝から夜まで、さまざまな実務者に話をしてもらう。ぼくがインタビューしながら。さて、どんな人たちか……。

「狩猟とジビエ、広葉樹の森作り」山下太一郎さん。「自伐林業とお茶の輸出」森下廣高さん。「集落をあげての有機茶栽培と若者の就業支援」鈴木猛史さん。 「新規就農と地域コミュニティづくり」宇野さん。「気田川でのカヤックあそびと海と川と森のはなし」大津さん。「天竜川の治山治水を行った金原明善のはな し」木下恒雄さん。

その他、候補として、キウイの栽培と販売、日本一のお茶づくり、わさび田つくり……など。こうしてみると、おもしろい人がたくさんいる。トンネルの前で喫 茶店を開いている大脇さんにもきいてみた。当日は、あいにくオランダにでかけていると言っていた。え?なにしに? お茶を売りに行くんですよ、と。ひとり でロシアやオランダにお茶を売りに行く、そしてかれは居合い抜きの達人なのだ。

こうした、ユニークな人たちをスカウトして、朝から夜まで、ぶっ続けの講座を開催する。学生たちには、濃すぎて消化不良になるかな。まあしかし、インパクトがボディブローのように効いて、山里暮らしのありようの学びになるかと思う。

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楽舎の事務所を、こちらに移転

カヤック・スクールをひらいている大津さんと。ここは、ホタルがでる公園。その先には、清流の気田川が流れる。ランの散歩に行ってきた。川にざぶんと飛び込んで気持ちよさそう。

楽舎の事務所を、こちらに移転。池谷は、ここに常駐。移住相談、移住説明会、アートフルな山里暮らしの人のトークイベント、秋に発刊する春野新聞の編集など、ここで行うことになる。

デイサービスの「みんなの家」もご近所だ。ギターや沖縄三振など、得意なアーティストがいるので、教えてもらえそう。おばあちゃんたちとの語らいも。

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2016-07-17

ドラム缶、貸していただけますか

「あのぉ、ドラム缶、貸していただけますか」。電話があった。数年前に都会から移住したYさんからだ。標高400メートルの山に暮らす。いちどドラム缶風呂をやってみたかったという。「いいですよ。うちにはステンレスのドラム缶が3本あるので」と貸すことにした。奥さまが軽トラで取りに来た。小さなお子さんが二人。きっと喜ぶことだろう。

2016-07-16

大豆の種まき

さいわい昨日の大雨で、土はしっかりと湿っている。そして温かい。発芽するのに最適の時期だと思った。鳩に豆を食べられてしまうのがいちばんの心配。畑にテグスを張り巡らして防御する。昨年は200キロの収穫だった。

大豆の種まき。朝の6時からみんなで働いた。すでにトラクターによる耕耘は完了しているので、豆を3粒ずつ埋めていくだけ。黒大豆、緑大豆、黄大豆の三種類を、3つの畑に分けて蒔いた。

大豆の種まきが終われば、あとはブルーベリー園に鳥除けネットを張り巡らすこと。電気柵を設置すること。そして、毎朝の収穫だ。

農作業は、待ったなしで次々と仕事がある。今度は、この仕事がいつあるよ、とメンバーに呼びかけて、仕事の段取りをするのがぼくの役目。

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2016-07-14

趣旨が納得できないので、今回はパルネリストを下ります、と

趣旨が納得できないので、今回はパルネリストを下りますと伝えた。いや、いまになってキャンセルされても困る。いや、考え方が違う団体とは、一緒にできませんから、おります。もうきめたことですから。いや、それは困る。押し問答の末、やむなく引き受けることになった。  

ある団体のイベントだ。昨年の講演に続いて、今年はパネリストとして参加させてもらう。縁があって依頼されたので、お役に立つなら、ということで、喋らせてもらっているだけ。自分たちのことをとくに宣伝するつもりもない。

この団体は、よく会議をもつ。会議をしたところで、具体的にきまるわけでもないようにみえる。ぼくはそのたびに、クルマで往復3時間以上、かけて出かけることになる。1日がつぶれる。もちろん、交通費は自腹。また、講演会やパネリストとして依頼されても、交通費もギャラもいただくわけではない。

今回は、いろいろ忙しくて会議にも参加できなかった。きのうの会議では、参加者には協賛金を1万円をいただくことになったと聞いた。1日つぶして、交通費は自腹、講演してもギャラも出ない、さらに協賛金を1万円はらうというのは、どうも納得がいかない。きけば、運営経費がかかって赤字だからという。

ぼくは、イベントを行う際には、経費は、助成金を得るとか自腹をきるとか、自分たちの経費でやることにしている。外部に講演していただく時には、交通費とお礼をお支払いするようにしている。依頼した講師に、経費が足らないので協賛金をお願いするということなど、けっしてありえない。

協賛金じゃなくて、分担金だからとも言っていた。仲間として、一緒にすすめていこうということなど、いちども言ったこともないし、そのつもりもないので、それもおかしな話だけどなぁ。

アイガモ農法は、エサ代がかかりすぎる

ごはんだよーー。声をかける。どどどど、ばたばたばたとやってくる。ガツガツガツ、ガツガツガツ。瞬時に食べ尽くしてしまう。かつてのひよこ時代の可愛さは、もはやなくなっている。

いやあ、アイガモ農法は、エサ代がかかりすぎる。いま42羽いるのだが、1日1升のお米をぺろりと食べてしまう。そんなに与える必要はないのかもしれない。この道のベテラン、中道農場に聞くと、それくらいは食べるよと。これからさらにエサを食べる。稲の穂が出てきたら、アイガモは田んぼから出す。そうしないと、穂を食べてしまうのだ。そこからは、わがやの敷地か竹林か池の周りで飼う。水田の草は食べられないので、くず米をあげる。ばかばかと食べることだろう。これは12月ころまで。

いまとりあえず、300キロのくず米は確保した。昨年のうちでつくったものと、知人からわけてもらったものだ。Amazonなどで買うとしたら、10キロで1400円。300キロで4万2千円。えらく高くつく。昨年2反の田んぼでの収穫は、お米500キロだ。今年は、3反なので、800キロが目標。それに対して、アイガモのエサ代が300キロ。なんとも損益が合わないことになる。

ただ、くず米は、捨ててしまうという農家もある。農協では引き取ってくれない。おせんべいなどのメーカーに販売することもあるが、処分に困って捨てるということも聞いた。なので、そういう農家をさがして、安く分けてもらうことができたら、アイガモ農法は続けられる。くず米を買って、飼い続けるのは、無理があると思った。

https://www.facebook.com/ichirin123/videos/vb.100000860456464/1125906207448050/?type=2&theater

2016-07-12

ブルーベリーを摘んでいるうちに

ブルーベリーが熟してきたので、実を摘む。はやくネットを張らないと、鳥に食べられてしまう。その合間に、ランを木に縛りつけておいた。しばらく実 を摘んでもどってきたら、ややや、リードが切られているではないか。こないだ切られて、アイガモを襲ったのだった。それで新調したリードが、またしても切 られてしまった。

今回は、山の中だ。なにしろ猟犬なので、山の中が大好き。鹿や猪の匂いを追って山奥に入っていく。呼んでも戻ってこない。しまった。これは、山の中で探しつづないといけないか。困ったことになった。

なにか食べもので釣るしかない。しかし、あいにくなにもない。それで、近所の民家を訪ねた。図々しくもハムなどあれば、すこしいただけないでしょうか、と。それで、ハムをでおびき寄せて、無事、つかまえることができた。やれやれ。

で、この家に再び訪問して、お礼と報告。そして、立ち話。どこにいるのかね。おお、6年前に越してきたのかね。おお、久保田で田んぼやっている。おお、アイガモとな。……といろいろ話しているうちに、共通の知りあいなどもいたりして、親しくなったのだった。

ときにお父さん、あそこの空き家はどなたのものですか。おお、だれか借りる人がいたら、貸したいということですか。それはそれは。でも、かなり廃屋に近いから、周りの草刈りをするということで、タダで貸してくれるように伝えてもらえませんか。ああ、いいよ。

……そういう話になった。放置しておけば、確実に廃屋となる。いまのうちなら、まだなんとかなるかもしれない。NPO法人の山の拠点として、山仕事の足場 として、山での語らいの場として、おもしろいかもしれない。タダで借りられればの話だけど。景色はこんなふうに素晴らしい。夕陽が美しいところだ。犬も歩 けば棒に当たる、みたいな話であった。

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あかりの歩きはじめ。もうすぐ1歳。

ガツン! あっ、痛かった。

でも、大丈夫だったよ。

あかりの歩きはじめ。もうすぐ1歳。

https://www.youtube.com/watch?v=jZLPU5TQ5cg&feature=youtu.be

「わたしの南無阿弥陀仏」「ひろさちやの空海をよむ」増刷

佼成出版社から増刷の連絡あり。「わたしの南無阿弥陀仏」「ひろさちやの空海をよむ」の2冊。先月「わたし南無妙法蓮華経」「ひろさちやの道元をよむ」の二冊の増刷があったばかり。絶版になることなく、地味に売れていてありがたい。もう13年も前につくらせてもらったものだ。累計でそれぞれ8,500部。

佼成出版との縁は、20年も前のこと。ある編集プロダクションの下請けのライターとして、美輪明宏さんの本を作らせてもらったことがあった。美輪ーさんの家を訪ねては、朝から晩まで、2日間、インタビューさせてもらったことがあった。そのときが、佼成出版だった。

 

インドで、ひろさんにばったりお会いして、本の企画を思いついた時、なにげなくひらめいたのが佼成出版社。「こんな企画がありますけど、いかがですか」と提案したら、ぜひにという流れになった。

ぼくのようにフリーの編集者は、自分できめられないから、段取りに手間がかかる。企画をたてて、まず出版社にあたりをつける。出しましょうということになって、次に著者とやりとりして、了解をもらう。逆の場合もある。

で、このやりとりに手間がかかる。有名な著者だと、ぜひにということになるけど、著者が無名だと難しい。さらに、大きい会社だと、担当者、課長、部長、会議を経てということで、時間がかかることもある。そのうちに、こちらも著者もモチベーションが下がってしまう。

まあ、実績をつけていくうちに、出版社からも著者からも信頼されて、もうぜんぶまかせるから……となっていくとやりやすい。けれども、当時は出版のド素人だったので、右往左往していた。そうして、いつものように「盲蛇に怖じず」で、すすんでいったわけだ。当然、数々の失敗ばかり。

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2016-07-11

アイガモ君がしっかりと雑草を食べてくれている

今年の田んぼは、アイガモ君がしっかりと雑草を食べてくれているので、まったく生えていない(1枚目)。去年の田んぼは、土が露出したところなどは、びっしりとコナギが生えている(2枚目)。

ヒエは稲にそっくりで、最初は見分けがつかない。成長するとしっかりと根を張って、まことに逞しい(3枚目)。稲にいく養分がとられてしまう。こんなに根を張っていると、抜くのにものすごく力がいる。足をふんばって両手で「うん」と思いきりひっこ抜く。そんなヒエがあちこちに生えてくるのだ。農家はこの手間がたいへんなので、除草剤を使うことになる。ぼくたちは、がんばって完全無農薬。だから、ヒエとの戦いは続く。

ヒエは双葉のうちに除去するのがいい。そのためには、田植えして4日後くらいがひとつの勝負どころ。箒やチェーンを引きずって除草する。ただ難しいのは、田植え後の稲が根を張ってないと、稲までダメになる。根が張っていれば、チェーンを引きずっても、ひとたびは倒れるが、あとで立ち直ってくる。ヒエの双葉だけが、水面にぷかぷかと浮かぶ。

去年は、初めての田んぼだったので、そんなことを知らなかった。まわりの農家に、無農薬のところはまったくなかった。だから、おっとり構えていて、あとでたいへんなことになった。ことしは、早期除草をやったうえに、アイガモ君を投入したので、かなり完璧だと思う。

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今年は、アイガモ君が活躍

昨年は、田植え後の早期除草を甘くみていたために、コナギなど草たちは繁茂した。こうなるとたいへん。毎朝、4人のメンバーで草取りをしていた。4時起きの早朝作業だった。

今年は、アイガモ君が活躍してくれて、おかげで雑草はほとんどない。かれらは、せっせと雑草を食べ、足でかき回して芽を根こそぎとり、水が濁ることで太陽の光を遮る。

アイガモの管理という手間がかかるが、それはむしろ楽しみなこと。アイガモに寄って、省力になって、楽しみが増えて、近所の人も見物にやってきて、人との交流もゆたかになる。いまのところ、アイガモ農法は、うまくいっていると思う。

2016-07-10

アイガモのヒナたちの食事風景

アイガモのヒナたちの食事。こちらは大きいほうのヒナたち。くず米を与えている。毎日、7合くらい。旺盛な食欲。くず米は300キロ用意した。ご飯だよーというと、どどどどっと寄ってくる。

https://twitter.com/ichirindoo/status/752020237436850177

こちらは、生後15日くらいのヒナたち。フトクビアイガモ。小さいとかわいいね。先輩の大きなヒナたちに遠慮して、なかなか食べられない。

https://twitter.com/ichirindoo/status/752021384524550144

アイガモとの追いかけっこ

豪雨で脱走したアイガモとの追いかけっこ。かれらは、水の上にしか動かない。陸に上がると、よちよちで遅。水路の先に板で通せんぼにしておいて、そこに追い込む。それで、なんとかつかまえる。しかし、その板を乗り越えたり、瞬時にUターンしたりすると、また追いかけっこになる。


https://twitter.com/ichirindoo/status/751978536466915328

2016-07-09

豪雨の後 網に絡まったアイガモたち

すごい豪雨だった。南の田んぼでは、竹で支えていたテグスのアミが、竹が倒れたために水面に垂れ下がっていた。

もしや……と水田に入ってみると、垂れ下がったテグスの網にからまって2羽が息絶えていた。また、3羽が脱走していた。つかまえなければ、トンビやカラスの餌食になってしまう。アイガモとの追っかけっこだ(1枚目の写真)。また、1羽は網にからまっていた(2枚目の写真)ので、すぐにつかまえられた。

北の田んぼでは、アイガモの数が少ない。ぐるっと田んぼの周りをみてまわると、こちらもテグスのアミに引っかかって1羽が息絶えていた。そして、2羽が身動きできない状態(3枚目の写真)。からまったテグスをハサミでじょきじょきと切る。テグスが体に食い込んでいて、むつかしい作業だ。 

対策としては、テグスのアミが水面に垂れないように、杭を強固にすること。杭にしっかりと、アミを固定すること。網の外に脱出しないように、畦波シートで田んぼの周りを囲むこと。

暑さに寒さ。豪雨に風。外敵の侵入。とにかく、予期しないことが次々と起こる。頻繁にアイガモの見回りに行かないと、なにがあるかわからない。

いのちをたいせつにしろ、アイガモを可愛がれ、動物愛護の精神がないのはけしからん、などと説教する方があらわれると思う。

しかし、実際にみずから体験した人でないと、現場を知っている人でないと、一概に言えないことがあるよ。弁解になるが、なにしろ初挑戦。問題が起きたあとで、はじめて解決策がわかる。問題が起こるということが、事前にわかっていれば、工夫できるが、そこがわからない。ひとつひとつ、次に生かしていくしかない。

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2016-07-08

ブルーベリー園の草刈り

楽舎のブルーベリー園は、400平米の広さに10年ものの木が100本ある。もう管理できないから、と譲っていただいたものだ。そのブルーベリーが、そろそろ熟してきた。

田んぼが忙しくて、手を付けられなかったが、きょうから草刈りに入る。今朝は、5名の仲間で行う。今回、あらたに参加してくれたのは、家づくりの達人・そば処一休の青木さん、和紙作りに挑戦している山口さん。みなさん仕事人。てきぱきと無駄がなく、はやくて適確。

いきなり朝の6時に集合だ。真夏は早朝から仕事をしないと、疲れる。でも、早朝からエンジン草刈機をぶんぶん音を立てるのも、近所迷惑。前半は鎌で草刈り。後半はエンジン草刈機。背丈ほどの高さのススキ、ワラビなどを刈っていく。ときどき蜂が出てくる、これが恐ろしい。マムシもいるかもしれない。

なんとか2時間余、草刈りを終えて今日はここまで。次のステップは、鳥除けのネットを貼る。ヒヨドリたちがブルーベリーを狙っている。外には、獣避けの網を張る。シカもイノシシもあらわれる。そして、ハクビシンが手強いようだ。かれらは甘い果樹が大好きなので、かならず狙ってきて、網を破ってしまう。枝に乗って食べるので、枝が折られてしまう。そのためには、やはりネットと電気柵。さらには、網の下にトタン板を張り巡らせる。こうしてブルーベリーの仕事が終わると、次は大豆の種まきが仕事がある。

参加したいという仲間、募集中。メール下さい。ブルーベリーは食べ放題。昨年の大豆の収穫量は200キロだった。仲間で均等に分ける。みんなで麹を作り、味噌を作ろうと思う。

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2016-07-07

またアイガモが1羽死んでいた

田んぼで、またアイガモが1羽死んでいた。北と南の田んぼに31羽を放鳥。その翌朝、4羽死んでいた。2日目に1羽。これで合計5羽。いずれも、南側の田んぼだ。いっぽう、北側の3枚の田んぼでは死んでいない。

そうしてみると、原因は、南のほうの田んぼにある。こちらは休憩場所も日陰の場所もちいさい。北のほうの田んぼは、畦があって草も生えているので、日陰にもなる。それで休まるのだと思う。

育雛箱で10日ばかり過ごし、暖かくなったところで、放鳥した。いきなり広い水田に出て行くわけなので、休憩場所が見つけられずに、水田に浮かんだまま一夜を過ごしたヒナもいただろう。それで、体力を消耗して低体温で死んだのではないかと思う。

まだ予断を許さない。明け方には寒さの心配があり、日中は暑さの心配がある。きょうは、田んぼにコンパネ1枚を置いて休憩場所を新たに設置した。屋根もつけた。

「野生の生きものだから、かえって過保護すると死にますよ」と、この道20年の中道さんは言っていた。中道さんのところは、4日目でいきなり水田に放って元気に生きている。屋根付きの休憩場所にも寄り付かない。田んぼの水温とか土地の気候とか風とか、雨とか、いろいろな要素によって、それぞれちがう。

もっといのちを大切にしろとか、いろいろとお叱りを受けるのだが、実際にはじめての体験で、予期しないことがつづく。難しい。体験してわかってくることばかり。

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2016-07-05

あまりに大きいのでびっくりした

アイガモの記事を見た方から電話があった。もう8年も前からアイガモ農法で田んぼをやっているという。ちょうど〈まちなか〉の歯医者に行く予定があったので、さっそくお訪ねしてみた。金原明善の生家の近くの方だ。

アイガモ農法の田んぼを案内していただいた。稲が大きく育っていて、アイガモのすがたがもう見えなくなっている。でも、呼べば、だだだーーっと寄ってきて、お米をバクバクと食べつくす。そのすがた、あまりに大きいのでびっくりした。こうなると、もう可愛くないよね。苗が小さくて、ヒナが水に上をスーイスイと泳ぐときが、可愛いのだと思った。飛躍するけど、育児も似たようなものかな。

ところで、土場が必要なことがわかった。土場があって、そしてちゃんと屋根があって休めるところ。いま屋根付きの小屋はあるのだが、こんなシンプルのやつがよさそうだ。

ところで、50年も前、ぼくの小学校の時の恩師が、たしかこのあたりだと記憶していたので、その方を知っているか聞いてみた。「従兄弟です。昨年亡くなりました」という。なんという不思議……。

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「いのちつながる農体験」「いのちめぐる農体験」について

アイガモの難しいのは、生きものなので、環境に適応しなければ、生きていけないこと。だから、この明け方の寒さに、4匹、死んだ。前回のときは、5羽だった。

放鳥した一日目がいちばん難しい。やはり明け方の寒さに耐えられないためと思う。暖を取るための箱も置いてあるけど、広大な水田の中で、ヒナたちがそれを探しあてるのは難しい。

このあたり、来年の課題だ。慣らし運転をしながらすこしずつ、水田に拡大していくやり方がいいかも。いまは納屋の育雛箱でしばらく飼ってから、広大な水田に放す。来年は、水田の中に小さくしきった空間をつくって、そこに放す。暖を取るスペースもつくっておく。そうして、水田に少しずつならしていって、5日目くらいに、仕切りを取り外して放すという方法がよさそう。

アイガモ農法で、もひとつ難しいのは、成鳥したときどうするのかということ。稲の穂が出た時、アイガモを水田に放しておくと、成長したアイガモは穂を食べてしまう。そうなると、お米が収穫できないので、陸にあげる。

しばらくは、わがやの敷地に小屋を作って飼うことになる。50羽も飼うとなると、これがたいへん。エサ代もすごくかかる。とりあえず確保したくず米は、300キロ。それでも足りないかもしれない。その成鳥は、来年の田植えの時に使えない。植えたばかりの苗を食べてしまうからだ。

ということで、成鳥は処分せざるをえない。野外に放てば、飛べないアイガモは生きていけない。野生動物の餌食になる。ということで、多くは解体して食肉とされる。動物愛護の人は、可哀想だとかいう。しかし、アイガモの第一の目的は水田に生える雑草の除草だ。アイガモを鑑賞するために、田んぼに放しているわけではない。

まあ、どうしても可哀想という人には、「どうぞ差し上げます。家でたいせつに、何年も飼い続けてください」ということにしている。それはたぶん、難しいことだろう。そのあたりが、アイガモ農法のむつかしいところ。

今年の農業のテーマは「いのちつながる農体験」「いのちめぐる農体験」。それは、「殺さない」農業ではない。微生物も植物も動物も、生を終えて、次の生につながっていく。循環していく、つながっていく。生と死が連続していく。めぐっていく。だから、アイガモさんも、お米さんと同様、ありがたく食としていただく。そのリアリティも、しっかり観ようといいうことだ。だから、解体のワークショップも開催するつもり。

今朝の中日新聞に掲載

アイガモの放鳥は、今朝の中日新聞に掲載されていた。田中麻紀さん親子とえんじゅ君も写っている。あかりも。でも、一歳児にアイガモを放させるのには、無理があったね。えんじゅくんは、いきいきとしていた。

この記事を見たアイガモ農家から電話があった。もう8年もアイガモ農法を続けているという。どんな飼い方をしているのか知りたくて、訪ねることになった。記事の中で、熊本から空輸というのはまちがいで、西濃便の浜松支社留め。

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2016-07-04

アイガモ31羽を田んぼに放した

アイガモ31羽を田んぼに放した。これで合計52羽となった。新人たちは、うわわーー、楽しそう。仲間がいっぱいだぁ、とあちこちに顔を出していく。先輩たちは、なんだなんだこいつらは、と怪訝な雰囲気。近づいてくると、うわっ気持ち悪いと、だーっと逃げていく。やがては、煩わしいと思ったのか、突っついてどやしつけていた。

先輩たちは生後27日目、新人たちは生後12日目。2週間の違いだ。やはり体格の差が大きい。先輩たちは、マガモの血統が強い品種、新人の方はアヒルの血統が強い品種。さて、かれらは仲良くなっていけるだろうか。

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2016-07-03

「はるのカフェ」のチラシ作り

きょうは朝からパンフレットつくり。デザイン、コピーなど、まったくたたき台。みなさまの感想、いただければありがたいです。

この夏、駒澤大の学生が春野に滞在して、人と暮らしの事例研究を行う。そして、学生たちと春野のひとたちのコラボでトークイベントを行う。

あわせて「はるのカフェ」として、春までに、連続5回にわたるトークイベントを展開していく予定。こうしてデザインしながら、会場と日程をきめ、講師をきめ、話のテーマをきめていく。

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2016-07-02

薪割り、いいね

初体験の薪割り。小1と小3。無理かなあと思ったけど、大人でも重たい斧を振り下ろして、見事に割っていた。集中力、いいね。

その薪を焚いてバーベキュー。そして、花火。次回は、薪割り、泥んこ遊びに、ドラム缶風呂というのがよさそう。アイガモのエサやりも、たのしい。

しかし、こんな暑い日に焚き火など、どうかなあと思ったけど、川の近くなので案外涼しくて快適だった。煙が出るので蚊も寄ってこない。

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2016-07-01

増刷の連絡

佼成出版社から増刷の連絡。左の「わたしの南無妙法蓮華経」が累計1万2千部、「ひろさちやの道元をよむ」が1万部。まだ脈があるんだね。カバーデザインを刷新したら、また売れ出すかもしれないと思うけど。

ひろさちやさんとは、インドのカルカッタの空港でばったり出会ったのが縁で、本づくりに関わらせてもらった。上座仏教のスマナサーラ長老との対談を企画して、ガチンコで白熱の論戦であった。原稿まで完成したのものの、惜しくも出版とはならず、まぼろしの作品となった。15年も前のことだけど。

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アイガモ農法によって、子どもたちや地域への広がりを

アイガモを放すので、見にきませんか。──地元の幼稚園2つと小学校1つに連絡してみた。なにぶん急なことで、子どもたちの移動手段がなかったり(車にジュニアシートも必要)、山里ゆえにバスがなかったり、学校行事が入っていたりで、対応ができないと言われた

先生たちは、とても残念がっていた。ぜひ、来年には参加させてくださいと言われた。幼稚園児には、泥んこ遊びをさせたいという。

思いきり泥んこ遊びができる場所は、こんな山里でもなかなか、ないのだ。田植え体験だって、むつかしい。ましてや、アイガモなど、とってもめずらしい。完全無農薬の田んぼは、まったくめずらしい。だていたい除草剤を入れてしまうからね。

そんわけで、土と触れあうこと、安心安全な食、生きもの、生物多様性。このアイガモ農法によって、子どもたちや地域への広がりを感じる。

来年には、学校行事に組み込んでもらって、子どもたちに田植え体験を。泥んこあそびを思いきり。アイガモをみまもってもらおう。稲刈りも手伝ってもらおう。餅つきもできる。田んぼの祭りもやってみよう。

7月4日の13時  アイガモのヒナたち32羽を放す

アイガモのヒナたち32羽を放す。7月4日の13時ころ。どうぞ見に来てくださいね。いま田んぼには22羽いるので、合計54羽になる。

幼稚園や小学校にも案内したけど、急なので、移動手段がなかったり、学校行事が入ったりして、行けなくて残念とのこと。来年は是非に、と言われた。早めに計画を立てて、幼稚園や小学校の行事に組み込んでもらおうと思う。

代かきの泥んこ遊び、田植え、アイガモの放鳥、稲刈り、餅つきと、田んぼは子どもたちが関われるイベントがたくさんある。

なお、7月2日の18時から、田んぼのそばで焚き火をかこんでバーベキュー。一品持ち寄り。マイカップ、マイ皿、マイ箸、持参。飲み物も各自。

場所:国道362 春野文化センターの先の宮川橋をわたって、すぐ左。久保田、というところ。田んぼの近くに駐車場あります。

https://goo.gl/maps/9eHbaYYrDXU2

問い合わせ:080-5412-6370 池谷

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