過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

江戸の庶民の暮らしを知りたいと思って、時代小説を一編ずつ

『半七捕物帳』が、なかなか新鮮。作者の岡本綺堂は明治5年の生まれ。大正6年から連載が始まっているのだが、その文体はちっとも古臭くない。たんなる謎解きの小説というよりも、風俗考証の資料ととても価値がありそう。

このところ、江戸の庶民の暮らしを知りたいと思って、時代小説を一編ずつだけど読み込んでみた。岡本綺堂『半七捕物帳』、野村胡堂銭形平次 捕物控』、横溝正史人形佐七捕物帳」、佐々木味津三右門捕物帖』、林不忘丹下左膳』、大佛次郎鞍馬天狗』、柴田錬三郎眠狂四郎』、中里介山大菩薩峠』などなど。

読みやすくておもしろいのは、やっぱり池波正太郎だなぁ。というわけで、風呂に入っては、あるいは寝る前に読んでいるのが『鬼平犯科帳』。このシリーズを読み終えても、『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』などがあるので、ずっと楽しめる。毎日、楽しみに読める本があるというのは、人生の幸せの一つ。