過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

二村卓児さんの絵 百古里めぐり

3月には「昭和レトロの二俣めぐり」を企画している最中だが、じつは月末に「百古里(すがり)めぐり」も同時に、いま企画進行中▲「この山里でも人めぐりをやりたい」と百古里庵の山本幸江さんから依頼されたのがきっかけ。じゃあ、ひとつやりましょうかという流れになった。

百古里というすてきな山里を歩いてもらうことがメイン▲地元の農家、陶芸家、版画家など数軒のオープンハウス。石の彫刻家などのアーティストによる展示。アイルランド民謡などのコンサート。10人のリレートーク。雑貨小物の販売。地元の方の野菜の販売やら食事の提供。かなり盛りだくさん。

すごいのはこの方の絵だ。ぼくはこの絵を見て、たいそう驚いた。絵に出会ったとき、動けなくなったしまった。そのまま絵の前で一時間でも瞑想したいと思った。画家は二村卓児さんという。いまは病に倒れてもう筆をもつことはできないという▲そして、今回の「百古里めぐり」では、二村卓児さんの絵が展示される。絵に出会うだけで、たいへんな体験になるとおもう。