過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

布絵の作品集作り

布絵の作品集作りをしている。一冊の本にするのだ。作者の竹山さんは81歳でひとり暮らし。毎日、創作している。感覚がとてもお若い。いまも毎日、創作されている。いちばん苦労するのは、布あつめだという。

撮影した作品は、古民家、鉄道、花、世界の家、町並みなど200枚以上。さてこれをどうやって、選び、並び替えてつくろうかと試行錯誤しているところ。

自分の作品の一覧として手元において眺めるだけだから、一冊つくれば満足と言っておられた。いや、それではもったいない。親しい人に贈ったりするので、やはり10冊。いや30冊。

例年ひらく個展のときに見てもらえる、あるいは本を買ってくれる人もいると思うから。いや100冊くらいあってもいいかも。そんな話をしている。

本として魅力あるものにするとしたら、テーマ別に絞り込んだほうが面白い。そうなると何冊もの分冊になってしまうけど。これからの創作としては、仏像とか石仏、あるいはインドの暮らし、アフリカのお面みたいなものもおもしろいと思う。

本作りにあわせて作品が見られるホームページ。個展のときにみてもらえるようなスライドショーづくり。そんなことも同時にすすめる。本ができたら、新聞社にプレスリリース。出版記念パーティー。布絵を習いたい人もきっとあらわれるので、その段取り。いろいろ企画はでてくる。こういう編集作業も、なかなかたのしい。