過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

明烏 珈琲香って 春吐息

行く春や カラスの鳴きて 空わたる
明烏ないて 日課の豆を炒る
春惜しむ 二鳴き三鳴き 明け烏  
行く春や 珈琲香って 明烏
明烏 珈琲香って 春吐息
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今朝も頭の体操、俳句はつづいてる。
早起きしてコーヒーの焙煎するのが日課だ。明け方にカラスが鳴いて空を渡っている。

明烏で検索したら、春日八郎の歌で大ヒットした「お富さん」が出てきた。この三番目の歌詞がとてもいい。子供の頃、この歌はよく聴いていたが、まったく意味不明。のちに歌舞伎で「切られ与三」(与話情浮名横櫛)を観て、やっと意味がわかった。

逢えばなつかし 語るも夢さ
誰が弾くやら 明烏
ついてくる気か お富さん
命みじかく 渡る浮世は
雨もつらいぜ お富さん
エーサォー 地獄雨