過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アイガモを眺めてのしばし瞑想タイム

この雨にもアイガモたちは元気だ。こうしてみんなで固まって温めあっている。田んぼの雑草だけでは、腹ペコのようだ。くず米をあげると、バクバクと食べてくれる。けっこう餌代がかかる。あした、くず米を100キロもらってくる。東屋にヨシズを立てかけたり椅…

子どもたちが田植えを

子どもたちが、重たい稲の苗を運んでいる。そして、田植えだ。一所懸命さが、なんともかわいい。ぼくが遅れていったときには、すでに泥んこ遊びになっていたけど、こうしてちゃんと田植えしてくれたんだね。お父さんの鈴木修至さんが画像を送ってくれた。焚…

インドのお経につきあう あかり

インドバージョンのお経から、正信偈から、阿弥陀のマントラからいろいろ。シュルティボックスという手風琴で和音を響かせる(左にある箱。ふいごになっていて、オルガンの響きがでる)。そして、チベットの重厚な鐘が3つあって、それぞれごおおおーーんと、…

田んぼと焚き火の集い 7月2日(土)の18時から

田んぼと焚き火の集い:アイガモを眺めて、焚き火しながら、適当におしゃべりを。7月2日(土)の18時から21時くらいまで。田んぼのそばの東屋でバーベキューやります。参加ご自由。どなたでも。予約不要。気が向いたらどうぞ。参加費なし。小雨結構。焚き火…

一緒に農作業したい人、関心のあるひとにメーリングリストを公開

一緒に農作業したい人、関心のあるひとにメーリングリストを公開します。メーリングリストに参加したい方は、raksha@ayus.net あるいは、Facebookのメッセージにメールアドレスを送ってください。これまでのメール内容は、URLから閲覧ができます。http://www…

アイガモ君たちは受難だ。逃げろや逃げろ。

アイガモ君たちは受難だ。逃げろや逃げろ。田んぼで田植え。でも、つぎは泥んこ遊び。ついには、アイガモを追っかけまわしていた。浜名湖の近く舞阪のほうから、五人家族が田んぼに遊びに来てくれた。大友さんのえんじゅくんと、子どもたちが田んぼで田植え…

東京の大学の先生とゼミの学生たち30余名が春野に滞在して、中山間地の研究を

この夏に、東京の大学の先生とゼミの学生たち30余名が春野に滞在して、中山間地の研究を行う。数日の滞在で、なにほどのことがわかるか、とは思う。が、これを皮切りに毎年、継続して研究と調査を進めてくれたらおもしろい。若者・よそ者の視点はありがたい…

昨夜の、はげしい雨と雷でも元気に泳いでいた

こちらの田んぼは、6日前に放したアイガモたち。いろいろ試練があったが、元気だ。最初の1日目で、寒さのために5匹死んでしまう。それまで、電気コタツの保温でぬくぬくしていた状態から、いきなり田んぼデビューなので、さぞやつらかったろうと思う。だが、…

買ったあとで、引っ越したあとで、しまった! ということが、ある

都会から山里の家を買うということになると、なんども足を運べない。かなりリスクがある。買ったあとで、引っ越したあとで、しまった! ということが、ある。これはわたしの友人の体験。春野町の山奥のS集落。静寂ないい土地で、目の前に清流がながれている…

おしくらまんじゅう状態

きょうのアイガモたち。昨夕、届いた。籾殻は厚さ20センチも敷いた。きっと温かい。でもやはり生まれて3日目。さすがに寒いのだろう、おしくらまんじゅう状態。こたつの下にかたまってる。だが、このアオクビアイガモは、みていてかなり逞しい。体力がある…

アオクビアイガモが届いた

寒さやら、行方不明やら、ランにやられたりして、42羽のアイガモが21羽になってしまった。これでは田んぼの除草がおぼつかない。それで、熊本から急きょ、新しいアイガモを手配した。さいわい、明日、生まれるのがあるからそれなら送れるというので、お願い…

ランが田んぼに侵入して……

この田んぼは、うん25℃、いいね。ここの水路の入口は18℃、冷たいね。次の田んぼは、うん、これでよし。と次々と水温を測って元の田んぼに戻った。東屋の柱にランを縛り付けていたはずだ。だが、そこにいない。あれれ、どこに行った? も、もしや……。青ざめた…

集落をあげて移住者の歓迎会をしてくれた

昨年の秋、春野に移住したいということで、空き家を案内させてもらった鈴木元さんが、川上の集落に移住することになった。春野でももっとも過疎化のすすむ集落だ。川上の富田自治会長が空き家を案内し、移住にいたるまで世話をしてくれた。すばらしいことに…

よく転ぶ、転ぶ。尻もちをつく

あかりはもうすぐ11か月。つかまり立ちをするようになった。なにもなくても、立ち上がることも。座ることもできる。でも、赤ちゃんというのは、なんともアタマが大きい、重たい。重心が上にある。筋力は弱いし、運動神経回路はまだちゃんとつながってない。…

楽舎のアイガモ農法のことを記事に

今朝の静岡新聞。楽舎のアイガモ農法のことを記事にしていただいた。写真は一緒に作業をしている大友君と息子のえんじゅ君。夕方、田んぼに行ってみると、新聞を見たよといって、近所の人たちが、アイガモを見にやってきていた。すいすいと泳ぐアイガモを見…

屋根のある休憩場所に戻ってこない

アイガモたちの体力にはびっくり。早朝、昼間、夕方と三回見に行って、それぞれ一時間ほど観察していたが、ずーっと泳いでいるのだ。休まない。止まらない。浮かんでのんびりということが、まったくない。浮かんで水かきのある足を動かしているだけで、スイ…

アイガモは9羽になっていた

昨日放したアイガモ12羽は朝行ってみたら、9羽になっていた。2羽田んぼの水面に浮かんでいた。寒かったのだろうか。ランを連れて行くと、アイガモを見ると目の色を変えていた。水の中に飛び込んで襲いかかりそうな勢い。ぼくは東屋で、のんびりとながめてい…

いよいよアイガモを田んぼに放った

いよいよアイガモを田んぼに放った。心配なので、まずは12羽の先発隊を。残りの28羽は日曜の朝に放つ。水温が冷たい。大丈夫かなぁ。箱から出して浮かべる。しかし、元気にスイスイと泳いでいった。すごく嬉しそうだ。水草をぱくぱく食べていた。ただ、夕方…

時間ができたらこれをする、この仕事が終わったあれをする

時間ができたらこれをする、この仕事が終わったあれをする、この件が片付いたら、こうする。つまり「いまはできない。けど、いつかこれをやる」ということを、よく言ってきた。しかし、実際のところ、なかなかできない。なぜか。時間ができた時には、状況が…

歯医者に貼ってあった

6年くらい放置していて、歯がぼろぼろになってしまい、やっと意を決して歯医者に通いはじめた。片道クルマで1時間半。その歯医者に貼ってあった。言葉も字も絵も、なかなかいい。

テンペづくり

きらきら&たっちゃんが来訪。雨の中、はるばる山梨の小淵沢から飯田を経由して、春野まで。20年ぶりの再会だ。ぼくはかつて、国立で「アフリカンドラムで踊る会」を毎月、やっていた。その時、よく参加して見事なダンスを披露してくれた。いまは大豆でテンペ…

東京の大学生が春野を訪ねて、春野の魅力を発してしてもらおうという企画

〈よそもの・わかもの・ばかもの〉が、地域を変えるといわれる。過疎化の著しい山里は、見方を変えると、タカラの山だ。豊かな自然と人と暮らしこそがタカラ。森林資源、清流、耕作放棄地、伝統の暮らしやまつりなど。だが地元の人には、日々の暮らしは当た…

アイガモの網を張る

きょうの田んぼ仕事は、6名の中核メンバーが揃う。朝の7時に集合。まずはヒエが発生しているので、箒と針金とチェーンの除草機で草取り。畦の草刈り。田んぼに水が入る水路の迂回路作り。メインの仕事は網張。アイガモが逃げないための網を張り、外敵の侵入…

山田龍宝さんの思い出    笹目仙人を訪ねる

友人で、山田龍宝という元禅僧がいた。70年代、曹洞宗のサンフランシスコの禅センターで、禅を指導していた。当時はヒッピームーブメントの渦中で、宇宙飛行士のシュワイカートとか、ヒーリングミュージックの宮下富実夫とか、トランスパーソナル心理学の吉…

移住者の歓迎会を自治会が行うというのは、すごいニュースなんだ

移住者の歓迎会を自治会が行う。川上地区に移住した、竹のアーティスト鈴木元さんを集落あげてお迎えする。「それって、どこがニュースなんですか」とある人に聞かれたけど、いやあ稀有なことなのだ。山里では、どんどんと人口が減少。10年で2割も3割も。若…

あかり10か月

あかり10か月。顔つきもしっかりしてきた。でも、落ち武者スタイルの髪とおむつ。机の上に這い上がろうとする。いろいろなものに興味を示して遊び道具にする。目を離せない。

定住促進は、地元の人が動いてくれると大きな胎動に

昨年、移住したいということで空き家を案内した元さんの家がきまった。川上という春野でもはるかに山奥の集落に。川根町のほうが近い。そのまた、山奥の一軒家をかりることができた。かなり広い家だ。いま改装中。富田自治会長が、いろいろと世話をしてくれ…

田んぼは難しい なかなか憂鬱なのだ

田んぼは難しい。なにしろ20年余の耕作放棄地のよみがえり。あちこちに水漏れ箇所がある。畦も固めた、代かきもちゃんとやった。満水にして大丈夫かとおもいきや、半日すると、こんなふうに水が抜けている。こうなると、雑草がすごい勢いで生えてきて、稲が…

マルカワの蔵に寄った

二俣のマルカワの蔵に寄った。NPO法人元気里山が運営している。本島夫妻が渾身の力で運営している。昭和レトロの道具たちが展示されていた。単品だけならわがやにもあるけど、こうしてきっちりと統一感をもって並べてあると、とてもいい感じだ。チンチンチン…

三種の神器みたいな除草機を

チェーン除草器、竹箒除草器、針金除草器。三種の神器みたいな除草機を大友くんが作ってくれた。無農薬での田んぼは、雑草との戦いの連続。昨年は、仲間4人で、毎朝4時に起きて草刈りすること2か月。早起きの習慣ができて、爽快な日々だったが、年もとっ…