過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

インドとトランプ、そしてプーチンの動き

インドとトランプそしてプーチンテレビは全く見ないので、国際情勢には疎い。この4年間はテレビは押し入れの中。ニュースは、たまに新聞とTwitterなどで確認する程度だ。日本のマスコミはというと、ほとんどお笑い、食べ物、ゴシップがメインのように思う。…

批判するということについて

その方は、ある団体から被害にあったようで、怒り心頭。批判と不満を聞かされた。こちらは、うんうんと聞くのみ。聞くはあんまり面白くないけどね。そもそも期待しているから怒りが出てくる。期待もアテもなければ、ああそういうことだね、それでおしまい。…

麻原彰晃との対談企画顛末記⑥

それまでのあらすじ)20年前のこと。東京の国立市でワークショップを運営していた。その参加者から、麻原彰晃の法話の集いをやってほしいと頼まれた。それはおもしろい。そこで、上座仏教の僧侶と麻原の対談を企画した。さて、実行段階。オウムから、尊師は…

長野貴晃さん講座(哲学 仏教 生き方講座)を開催 9月30日

長野貴晃さん講座(哲学 仏教 生き方講座)を開催する。先月に続いて2回目。参加したい方は、池谷まで(080-5412-6370)。定員20名。日にち︰9月30日(日)13時半〜19時半1部︰13時半〜16時(2時間半)2部︰17時〜19時半(2時間半)会場︰県居(あがたい)…

小さなことでも、やり遂げた気持ちが幸福感と

小さなことでも、やり遂げた気持ちが幸福感。なにか仕事が終わった時にこそ幸福感がある。「幸福」というものが、別にあるのではなくて、「終わった」「やり遂げだ」という充実感こそが、幸福の正体。やるべきことをしないことが「怠ける」ということ。怠け…

何が一番使うかと言うと、心を使う

だんだんとあかりも、一人遊びができるようになってきた。 砂遊び、粘土遊び、ぬいぐるみ遊び。親としては、とても楽ちん。かといってほうっておいてもいけない。 そばで、ちゃんと見守っていることを要求される。上の空だと叱られる。泣かれる。遊んている…

お姉ちゃんたち、あそんでくれなかった……。そう、お母ちゃんにつぶやいていた

ほたる公園からお姉ちゃんたちの声が聞こえる。 その声を聞いて、あかりが「行きたい」という。あかりは、お姉ちゃんたちが好きだ。それは、やさしく遊んでくれるから。それを期待しているのだ。じゃあいくか。嬉しそうだ。ほたる公園につれていく。 ところ…

避難所で使える小さなテーブルを寄付したいと相談を受けたのだが

さきほど木工所の友人から相談を受けた。自然災害が多い。これからもますます増えそうだ。避難所で必要なものは、たくさんあるだろう。たとえば、食事をしたりお茶を飲む小さなテーブルなど、必要じゃないだろうか。 もちろん間仕切りとか、ダンボールの簡易…

山里での仕事 クラウドで共同作業が可能に

ぼくのメインの仕事は、編集と執筆、出版業である。東京がいいけれども、コストが高すぎる。自然の豊かな山里でも、仕事は可能だろうということで、東京から移住した。8年前のことだ。なにごともそうだが、仕事はひとりではできない。出版の場合、取材、執…

お釈迦さまの国インド」の講演会 テキストにしました

「お釈迦さまの国インド」の講演会。インドの死生観、ヒンドゥー教と仏教の違い。インドの宗教、結婚式や葬式、先祖供養について。昨日の臨済宗泰月院での講演会。ぼくとインド人の横田スワルナリさんの講演内容。ぼくは、ほとんど脇役で、メインはスワルナ…

夢の田舎暮らしにつきまとう「耳を疑う」現実 という本について

8年前に40年間暮らした東京から山里に移住し、田んぼもはじめ、200組以上の移住相談を行い、昨日もおとといも、月に数組の移住相談に応じている者としては、この視点は大切と思いシェアします。https://toyokeizai.net/articles/-/238254?page=5

講演のテキスト入力が完了、Googleの音声入力変換のおかげ

テキスト入力が完了した。昨日のお寺での講演、1時間半のインドの方との共同でのお話だ。「インド入門」の本を作ろうとしているので。こうして、地道な作業からコツコツと。ふつうは、文字起こし(テープ起こし)など、業者に頼めば1時間あたり3万円くらい…

ICレコーダとGoogleの音声入力の組み合わせ

ICレコーダとGoogleの音声入力の組み合わせを考えてみた。なにしろ春野という山奥に暮らしているので、まちなかに出かけるのに、往復100キロ、3時間もかかる。たまにしか出かけないにしても、運転の時間を活用したいこれまでは、運転しながらICレコーダにつ…

インドの人とお寺で講演してきた

曼珠沙華が咲いている。彼岸の時になると、全国各地で同時に花ひらくというのが、とても不思議な花である。お彼岸の日曜日ということで、お墓参りに行く人も多いと思う。 今日は、お寺から講演を依頼されて、お話をしてきた。ぼくが「神社・寺カフェ」(いわ…

雨の中、あかりを連れてほたる公園に

家の中にずっといたんじゃつまらない。友だちと一緒に遊びたいよー、友だちと一緒に遊びたいよー。あかりが、泣いている。でもね、この山里には、おんなじくらいの友だは、ちっともいないんだ。おじいちゃんと、おばあちゃんばかりだね。それであかりを連れ…

麻原彰晃との対談企画の顛末⑤

「池谷さんは、オウムだという話があるんだけど、どうなの?」いつもワークショプの会場として使っている国立市の福祉会館の館長から呼び出されて、そう聞かれたのであった。オウムが強制捜査されて、世の中が大騒ぎになったあとのことである。「ええ?どう…

音声入力のメリット

音声入力のメリットは、書くことに対するハードルが低くなることだ。iPhoneあれば、家の中で歩きながら、ぶらりと散歩しながらでも、入力できる。メモ帳を持たなくなった。運転していてひらめいたとき、車を止めて入力する。会議でも、「ちょっと待ってね。…

山里の過疎化対策について

山里の過疎化対策というのは、全国的にとっても難しい事業であることは間違いない。過疎地は高齢者ばかり。活気はなくなる一方。ガソリンスタンドもなくなる、買い物のできる店もなくなる。医療施設もすくない。なにしろ過疎地というのは、仕事がない。だか…

妻との会議も音声入力で

昼食前には、妻と NPO 法人などのやることの打ち合わせ。各自がパソコンを起ち上げて、共通の黒板としてGoogleドキュメントを使う。話しながら、それを文章にしていく。リアルタイムで議事録。あとでまとめるということはしない。やはり音声入力だと、抜群に…

神仏キリスト教の同居のパンフ

朝のトップスピード。あかりとぬいぐるみあそびをやって、保育所に連れていく。帰宅して、Facebookの友人の中島敬子さんが描いてくださった絵をもとに、来年の「神社・寺・教会カフェ」のパンフレットづくり。タイトルは、要検討。一輪の花に無限の宇宙あり…

できることしかできない。やれることしかやれない

これをやろうという目標は、毎日ある。たくさんある。けれども、その10%もできない。妻も同様。毎日、不全感が積み重なるので、それは心身が疲労する。子育てに時間とエネルギーをとられるというのは、とても大きいんだけれど。そもそも、できもしないのに…

いきなりトップスピードに入る仕事ぶり

「よしこれでいこう・いきたい」とあらたらめて定めたのは、「いきなりトップスピードに入る仕事ぶり」というところ。これは、尊敬する脳科学者の茂木健一郎のよく言っていることだ。かれの講演などに接すると、いきなり高いエネルギーで話をすることがよく…

「哲学と仏教 生き方講座」2回目/9月30日13時半〜

講師︰長野貴晃 1部︰13時半〜16時(2時間半) 2部︰17時〜19時半(2時間半)参加費︰各千円(1部・2部)/要予約 TEL080−5412−6370(池谷)主催︰いちりん堂会場︰県居(あがたい)協働センター(商工会議所隣) 浜松市中区東伊場二丁目7-2駐車場︰有(無料…

山里暮らし相談会&雑談会 9月30日(日)10〜12時

田舎暮らしの事例、いろいろな暮らしぶり、移住しても失敗した例、空き家、耕作放棄地、子育て、仕事のことなど。講師は、春野町に移住して8年の池谷。ま、ふらっと池谷と雑談に来てもらって結構です。日時︰9月30日(日)10〜12時。参加費︰無料/要予約 T…

4年目を迎える「神社・寺カフェ」にキリスト教会も

来年、4年目を迎える「神社・寺カフェ」。市内の30以上の神社と寺院が参加してくれている。それぞれの寺社では独自の企画で、一般の人を迎えてくださる。一般の人が、神主や住職と自由に語らいのできる〈きっかけ〉となる。さて、この飽きっぽいぼくが4年も…

あかりとお絵描き

おとーちゃんあそぼう。あそんでー。パソコンに向かっていると、全体重かけて手を引っ張る。あ、まったと言ってもきかない。ごろっと横になると、起きてー、ここに坐って。枕を持っていってしまう。メモなどしようものなら、手帳とペンを捨てられる。本など…

麻原彰晃との対談企画顛末記(4)

麻原彰晃×南伝仏教僧侶の対談の企画は、ほぼ日程も決まり、あとはパンフレットの内容を詰めていくことになった。しかし、半月たってもオウムの方から音沙汰がない。やがて、オウム出版のMさんから電話があった。「じつは、シンポジウムができなくなりました…

麻原彰晃との対談企画の顛末(3)

オウムは、解脱に至る基本的な修行法である「四念処」の「念」(サティ)については「記憶習修」としていた。ま、これは東大の中村元大先生も含めて学者の多くが、そのようにとらえていた。(いまではほとんど学者の主流は「気づき」=アウェアネス、マインド…

麻原彰晃との対談企画の顛末(2)

麻原の対談本に、スリランカのチャンドラシリ僧との対談「四念処から阿羅漢までの瞑想ステージ」とか、アーナンダ・マイトリー僧、ラーフラ僧との対談などがある。(『世界は尊師を待っている』オウム出版)。麻原は、自分の神秘体験を交えて話をしていく。─…

麻原彰晃との対談企画の顛末(1)

「ぜひ尊師の説法会をやらせてほしいんです」「え? 説法会って。でも麻原さんって来てくれるの?」「はい、喜んできますとも。ぜひ、お願いします。池谷さんが主催するワークショップに来る人たちは、瞑想に深い関心が多いから、ぜひ、尊師の説法を聞いても…