ベスト本2008

今年は本当に本を読まなかったなあと実感。候補を選ぶために、ダイアリーの過去記事を見てもあまり該当するのがない。そんな少ない本から選んでみる。基準はいつもそうだけど今年読んだ本ということであり、今年に発行された本には限定されない。再度読んでみたい、また関連する本を読んでみたいという気持ちにさせられた本が対象になっている。順番は特に関係ない。

英雄ではなく感染症が世界史を彩ってきたという事実にびっくり。

  • 日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (ASIN:4121019059)

日本政治のコンパクトな教科書。

  • 生きるための経済学―〈選択の自由〉からの脱却 (ASIN:4140911077)

選択の自由が与えられるとほんとうに自由なのか。

  • まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか (ASIN:4478001227)

ブラックスワンはいつ発売になるのだろう。現在の市場環境を考えると遅かったかもしれないけど。

考えることも大事だが、皮膚を通して感じることも同じように大事だと思った。

ドラッカー節炸裂。

研究者の生態が興味深い。

国家とは何か考えさせられてしまう。奴隷が当たり前だった過酷な時代を読むと、人間を人間として扱ってくれるだけでも現代はすばらしいなと思う。


来年はもう少し本を読みたい。本を置く場所を確保するのが欠かせないのだが。

過去のリストはインスタント・ストアでも紹介。