日本国際保健医療学会 自由集会 開催しました

2018年12月2日(日)第33回日本国際保健医療学会学術集会(東京))にて、本研究会企画の自由集会を開催しました。
テーマは、「私たちには世界と未来を変革する力がある:東京オリンピックに向けた看護の取り組み」でした。
閉会後にもかかわらず、研究会メンバー含み、25名近くの方のご参加があり、熱気あふれる会となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


東京オリンピックパラリンピック組織委員会の山中郁さんからは、大会全体の保健医療体制と、その中での看護職の役割、大会が看護にもたらす新しい可能性(スポーツ看護や潜在ナースの活躍)
などについて、お話いただきました。
現在進行形の東京オリンピックパラリンピックについて知ることができました。


東京都保健医療公社大久保病院の清水晶子さんからは、外国人受け入れ医療機関認証制度を受審した裏舞台のプロセスを具体的にお話いただきました。
短い期間であったにも関わらず、外国人患者により良い支援を提供できるようになったデータも示していただきました。
現場で働くひとりひとりの努力に敬意を抱かずにはなりません。


本研究会からは、那須潤子さんからもご発表いただきました。
那須さんには、本研究会のこれまでの研究成果をご紹介いただきながら、日本で働く看護職がどう変わっていったらよいのか、何に気づき、何をを大切にしていったら良いのか、患者の立場にある人々の視点からも問題提起をしていただきました。


その後のディスカッションでは、東京オリンピックパラリンピックにとどまらず、外国人と医療(外国人患者であれ、外国人ナースであれ)について日本社会が抱えている課題や矛盾などについて熱い議論が交わされました。


今後、本研究会では、皆様と国際看護に関するテーマで、視野や知識を広めていきたいと思っております。
どうぞ、お気軽にご参加ください。


問い合わせ先:国際地域看護研究会
ichnurse.info@gmail.com







第33回国際保健医療学会にて自由集会を開催します




【第33回日本国際保健医療学会学術大会で自由集会を開催します!】
2018年12月1日(土)‐2日(日)に東京の津田塾大学で開催される第33回日本国際保健医療学会学術大会で、自由集会を開催します。
テーマは、「私たちには世界と未来を変革する力がある:東京オリンピックに向けた看護の取り組み」です。


国際的な人・モノ・技術の流れが急速に変化している現代社会において、従来のシステムや教育では対応しきれない課題が生まれています。
保健医療分野も例外ではありません。今回の自由集会では、東京オリンピックパラリンピックでの看護の取り組みを例に、これからの社会で看護が果たす役割、そのために必要な能力などについてディスカッションを行います。


看護職をはじめとする保健医療関係者のみならず、グローバルヘルスに対する女性の貢献、国際化の進む日本社会における保健医療のこれからの姿についてご関心のある方は、ぜひご参加ください!


<プログラム>
16:30 開会(趣旨説明と講師紹介)
16:40 話題提供1
 東京オリンピックパラリンピックに向けた医療サービスと看護の役割
 山中郁氏
東京オリンピックパラリンピック組織委員会医療サービス部医療人材課主事)
17:10 話題提供2
 大久保病院における外国人患者支援の実際:看護部の取り組みに焦点を当てて
 清水晶子氏
東京都保健医療公社大久保病院副看護部長、患者支援センター副センター長)
17:40 話題提供3
 国際化する医療現場で必要とされる看護師の能力
 那須潤子(国際地域看護研究会、京都学園大学健康医療学部看護学科)
18:10 総合討論
18:30 閉会


※自由集会のみの参加は、学会参加登録不要、無料でご参加いただけます。


問い合わせ先:国際地域看護研究会
ichnurse.info@gmail.com




2018年度第3回研究会を開催しました





9月15日(土)神戸常磐大学にて今年度第3回目の研究会を開催しました。
今回は、初めての方の2名を含む9名の方のご参加をいただきました。久しぶりに、学部生の方にもご参加いただきました。




1.研究・活動報告、話題提供
1)日米における疫病!ドラッグ〜オーバードース死の歴史辺縁を探る
 黒野利佐子氏(神戸常磐大学看護学部)より、アメリカにおける薬の大量過剰摂取の歴史、現状をご紹介いただくとともに、日本での課題もお話しいただきました。

2)外国人看護師の研修制度を巡る課題 
 阿児馨氏(神戸常磐大学看護学部)より、我が国の外国人看護師受け入れに関する現状をご紹介だきました。


3)西日本豪雨災害援助の活動報告
 藤田さやか氏(兵庫県立大学看護学研究科共同災害看護学専攻)より、今年7月に起こった西日本豪雨の被災地である岡山県倉敷市真備町総社市で行った活動についてご報告いただきました。


4)インドネシア ロンボク島地震災害援助・援助資金調達法をめぐっての報告・検討
 柳澤沙也子氏(甲南女子大学大学院看護学研究科)より、インドネシアロンボク島で起こった大規模地震の報告と、現地支援に関して情報提供いただきました。


今回は、たくさん報告、話題提供いただき、参加者で活発な議論を交わしました。




2.審議事項
 第33回日本国際保健医療学会学術大会自由集会について企画案について話し合いました。




3.報告
 李錦純本研究会代表より、新刊「在日外国人の健康支援と医療通訳−誰一人取り残さないために」のご紹介とともに、出版記念講演会のご紹介をいただきました。


在日外国人の健康支援と医療通訳―誰一人取り残さないために

在日外国人の健康支援と医療通訳―誰一人取り残さないために






次回は、12月2日(日)第33回日本国際保健医療学会(於:津田塾大学)で自由集会を開催します。
ぜひ、ご参加ください。


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【問い合わせ・連絡先】 国際地域看護研究会事務局 ichnurse.info@gmail.com

2018年度第2回研究会を開催しました





6月16日(土)兵庫県立大学地域開発研究所にて今年度第2回目の研究会を開催しました。
今回は、初めての方の2名を含む15名の方のご参加をいただきました。




1.国際災害看護に関する活動紹介
1)災害看護に求められるグローバルリーダーの養成:災害看護グローバルリーダー養成プログラムの紹介
 神原咲子氏(高知県立大学大学院 看護学研究科 共同災害看護学専攻教授)より、災害看護学が発展してきた歴史、災害看護に関連した研究の変遷、「災害看護学における必要な研究領域と緊急性の高い研究課題」の研究結果、災害看護グローバルリーダー養成プログラムの紹介などしていただきました。 


2)国内外における国際災害看護活動
 藤田さやか氏(兵庫県立大学大学院看護学研究科 共同災害看護学専攻5年一貫制博士課程)に、バヌアツ共和国サイクロン災害における支援体験の報告をしていただきました。


 参加者の災害への関心が高く、活発な質疑応答、議論がありました。




2.審議事項
第33回日本国際保健医療学会学術大会自由集会について企画案について話し合いました。






次回は、9月15日(土)となります。
ぜひ、ご参加ください。


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2018年度第1回研究会を開催しました





4月21日(土)兵庫県立大学明石看護キャンパスにて今年度第1回目の研究会を開催しました。
今回は、初めての方の4名を含む12名の方のご参加をいただきました。
新しく入会してくださった方もおられました。




1.研究報告
「非英語圏における看護師の国際移動」
 那須潤子氏(京都学園大学 健康医療学部 看護学科)に、非英語圏における看護師の国際移動に関する研究に関して、ご報告いただきました。英語圏以外の看護師の国際移動に関する研究はまだまだ多くはなく、参加者からの質問も絶えることがありませんでした。日本で活かせることも多くありました。







2.昨年度の活動報告


3.今年度の活動計画
 今年度の定例研究会は、下記のとおりです。
第2回 6月16日(土)兵庫県立大学 地域ケア開発研究所 
第3回 9月15日(土)神戸常盤大学 
第4回 12月 予定
第5回 2月16日(土)武庫川女子大学 


関心をお持ちの方、まずは1回だけでもお越しください。


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2017年度第5回研究会のお知らせ

2017年度第5回研究会を開催します。
本研究会では、国際看護に関心のある方、現場の看護職、国際看護の研究・勉強をしてみたい方など、さまざまな立場の方々のご参加をお待ちしております。






日時:2018年2月17日(土)13:30〜16:30
場所:姫路大学看護学部 1号館
 兵庫県姫路市大塩町2042-2
 http://himeji.koutoku.ac.jp/category/access/index.html
参加費:無料         




内容
1.特別企画
特別講演:「国際看護教育の過去・現在・未来」
 講師 安達 和美氏(姫路大学看護学部 教授)
これまでの国際看護教育の経験から「国際看護教育における過去・現在・未来」というテーマで、国際看護教育に携わる看護師や大学教員に向けてご講演いただきます。




2.報告等
1)第83回東京女子医科大学一般公開シンポジウム
『未来の社会創造』 21世紀の医療の姿と社会デザイン(2017年9月30日)の報告
 高橋 芙沙子氏(兵庫県立大学看護学部


2)ホンジュラス共和国における保健活動 −家庭保健チームの活動推進を通して− の報告
 宮本 純子氏(姫路大学看護学部




参加ご希望の方は2月15日(木)までに事務局ichnurse.info@gmail.com にご連絡ください。


【申し込み・連絡先】 国際地域看護研究会事務局 ichnurse.info@gmail.com
お申し込みの際は、お名前、ご所属先、当日連絡先を併せてお伝えください。


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2017年度第4回研究会を開催しました





少し前になりますが、12月16日(土)武庫川女子大学看護科学館にて今年度第4回目の研究会を開催しました。
今回は、初めての方の2名を含む9名の方のご参加をいただきました。




1.特別企画(特別講演)
「難民への支援を考える〜難民、難民問題について知る〜」
RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)共同代表 田中 恵子氏
 今回は、特別企画として、大阪で難民支援を行っている田中恵子さんにご講演いただきました。
難民に関する基礎知識、世界・日本の難民の現在の状況、Rafiqの発足経緯、活動内容・状況に関してご説明いただきました。
ご講演中から質問が止まらず、活発な意見交換となりました。
地道な活動の中から見えてきたこと、これから私たち市民一人一人ができることなど、考えさせられることがたくさんありました。


2.グルーバルヘルス合同大会で開催した自由集会について振り返りました。
今年度は、川村千鶴子氏(大東文化大学名誉教授 多文化社会研究会理事長)による講演「多文化「共創」時代を拓く国際看護の力
〜健康格差の改善に向けるケアの実践と安心の居場所〜」を開催しました。
その振り返りを、研究会メンバーで行いました。
最終日の遅い時間にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
詳細は、後日報告します。






次回の定例研究会は、2月17日(土)姫路大学にて開催いたします。


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国際地域看護研究会では、関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。
ぜひ、一度ご参加ください。
参加ご希望の方は、まずは事務局にご連絡ください。


【連絡先】 国際地域看護研究会事務局 ichnurse.info@gmail.com