あの人の容態はとりあえず安定。家人が様子を見に行ったら(=゜ω゜)ノいよう
と挨拶したそうな。

昨日の状況と夜に見た特番のせいで、すさまじい悪夢を見る。
自宅の本棚の隅で蠍が繁殖してて、それの駆除で両腕のあちこちをさされる。
小さい切り傷ほどの所から、赤黒く変色して見る見るうちに腐っていく。
絆創膏を貼ったりして、左腕の腐敗の進行は止まるものの、家族が見ているうちに右腕はどんどん腐っていく。
”腕一本で済むかな”
と思っていたら、腐敗が目に見えないところで進行していたらしく、軽く右腕を叩かれただけでごっそりと肉が骨からはがれる。(痛みはない。)
それと同時に左腕も一気に腐敗していく。それも変色せずに皮膚の下で肉が崩れるのだ。

この状況にありながら、別のことを考えている。
自分は目に見える形で最後を迎えることになりそうだが、
あの人は自分がいつ死ぬのか分からないうちに死ぬのだと。

目が覚めて、夢の中で突きつけられた事実に愕然とする。
あの人は自分がいつ死ぬのか分からないうちに死ぬのだ。
自分自身でその形の最後を迎えるのはむしろ望むところなのだが
あの人の場合は終りが近いことを知っていて、なおかつその状況なのだ。
古い歌の様だが、悲しみが止まらない。