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2010-09-02

府省横断会議でのペーパーレス会議の試行

なかなか書く時間がなくて、ちょっと遅くなりましたが取り組みの報告です。

アイディアボックスで「行政業務プロセス改革とペーパーレス化」としてご提案いただいたペーパーレス会議のアイデアを、7/20のCIO補佐官等連絡会議で提案しました。

CIO補佐官等連絡会議とは


ここで提案した趣旨は、以下の通りです。

 ・府省横断の会議は、ほとんど紙で行われている

 ・アイディアボックスで指摘されたように、会議室に大量の紙が持ち込まれている

 ・会議準備のコピーや配布が大変

 ・CIO補佐官等連絡会議は、民間からの外部専門家が中心であり、しかもIT分野が専門であるので導入が最も容易

 ・毎回会議前にCIO補佐官専用サイトで査読用に資料のダウンロードが可能になる

 ・資料の容量は大量ではない

 ・会議終了後しばらくして公開される資料であり、セキュリティレベルが著しく高いものではない(ペーパーレスにしなくても紙で持ち歩いている)

 ・ちまたでは電子書籍が議論されるほど技術が進んできている


提案内容は以下です。

 ・次回会議でペーパーレス会議を試行

 ・ペーパーレス化できない人は各自印刷して持ち込む


結論として、提案は通りペーパーレス会議を試行実施することになりましたが、多くの課題も指摘されました。

・府省のセキュリティポリシーにより、端末にダウンロードできない

・個人のPCを業務で使うのは問題

・電源の用意が必要

・自分のPCのバッテリーが持たない

セキュリティが重要

総論賛成ですが、各論では課題が多いようです。また、心理的に反対な感じのコメントをしている人もいました。


一方で、ここで課題を洗い出して前に進まないと、「IT専門家でもできないのであれば政府内でペーパーレスなんてできない」と言うことになりますので、積極派からは、民間、学会、国際会議などの例を引き合いに、無線LANを仮設したらどうかなど積極的な提案も行われていました。

そして2回の試行が行われました。8/2に第1回試行では、23人中8人がペーパーレス化、8/3の第2回試行では24人中9人がペーパーレス化という結果でした。(総務省経済産業省環境省、・・)

民間では考えられないくらい低い電子化率ですが、論点は整理できたので次へ進むステップはできたと、前向きにとらえたいと思います。

論点

 ・セキュリティポリシーが過剰な運用がされているのではないか

   紙はOKで電子はダメという矛盾、モバイルPCの扱い・・・

 ・運営側もペーパーレス会議に合わせた運用、環境整備が必要

   資料配付、プロジェクタ利用、資料構成・・・

 ・CIO補佐官の意識の壁も厚い

   批評ベースの後ろ向きな指摘(考え方が古い)・・・


アイディア実現に時間がかかりますが、前向きに頑張っていきたいと思います。

ちなみに、会議終了後にもCIO補佐官のメーリングリストで若干の議論がありました。