2011年の音楽をふりかえる

2012年ももうすぐ年末。年間ベストの季節でございます。
2012年の年ベスもそうですが、そもそも去年、2011年の年間ベストを書いてないじゃないか、って話ですよね。
昨年はいろいろ遊び呆けてるうちに年を越してしまうなど機会を逸してしまい、今更書くのも・・・と放ったらかしにしてました。
が、一応ベスト、決めてはいたんです!
今年の振り返りを行う前に、まずは去年作っていたメモをもとに、去年の年間ベストを残しておきます。

GangsPast the Present & the PossibleCodes & KeysTORCHESKiss Each Other Clean
Different Gear, Still SpeedingGloss Drop (WARPCD212)AUDIO, VIDEO, DISCOBelongThe King Is Dead

1.And So I Watch You From Afar - Gangs

Gangs

Gangs


ASIWYFAはもっと評価されるべき。

2. Tahiti 80 - The Past, The Present & The Possible

Past the Present & the Possible

Past the Present & the Possible


今年の出来事ではございますが、タヒチメンバー全員と一緒に写真撮ってもらった!歓喜

3. Death Cab for Cutie - Codes & Keys

Codes & Keys

Codes & Keys


サマソニ2012で観た。いつもどおり最高だった。

4. Foster The People - Torches

TORCHES

TORCHES


2011の新人で言うとぶっちぎりでよかったフォスター。

5. Iron and Wine - Kiss Each Other Clean

Kiss Each Other Clean

Kiss Each Other Clean


沁みる。

6. Beady Eye - Different Gear, Still Speading

Different Gear, Still Speeding

Different Gear, Still Speeding


リアム様、6位でごめんなさい、でも長期的に見るとずっと聴き続けるアルバムになると思いますのでどうぞお許しを。。。

7. Battles - Gloss Drop

Gloss Drop (WARPCD212)

Gloss Drop (WARPCD212)


バトルスの新譜、すっごいよかったよね。上半期ベストより順位が落ちてるのは、下半期聴く機会が落ちたのかな
(メモ自体書いたのが去年なので、なんで落ちてるのか自分でもわからない)

8. Justice - Audio, Video, Disco

AUDIO, VIDEO, DISCO

AUDIO, VIDEO, DISCO


Justice!単独もよかった!

9. The Pains of Being Pure at Heart - Belong

Belong

Belong


遅ればせながらPainsにハマるきっかけになった一枚。

10. The Decemberists - King Is Dead

The King Is Dead

The King Is Dead


地味に一年通して聴き続けた一枚。グラミー取ったんだっけ?賞取るだけはあると思う。


これから2012年分の作成に取り掛かります!年内に書ければいいな・・・!!!

極私的・2011年上半期ベスト10

ちょっと遅くなったけど今年も半分過ぎたので、上半期のベストを挙げたいと思います!
豊作過ぎてベスト5じゃ済まなかったので、今年に限ってはベスト10、かつ今回はLast.fmの回数には頼らず、独断と偏見とノリで!

1. Battles - Gloss Drop

Gloss Drop (WARPCD212)

Gloss Drop (WARPCD212)

2. Codes & Keys - Death Cab For Cutie

Codes & Keys

Codes & Keys

3. Beady Eye - Different Gear, Still Speeding

ディファレント・ギア、スティル・スピーディング(初回生産限定盤)(DVD付)

ディファレント・ギア、スティル・スピーディング(初回生産限定盤)(DVD付)

4. And So I Watch You From Afar - Gangs

Gangs

Gangs

5. The Decemberists - King Is Dead

The King Is Dead

The King Is Dead

6. Iron and Wine - Kiss Each Other Clean

Kiss Each Other Clean

Kiss Each Other Clean

7. Tahiti 80 - The Past, The Present & The Possible

Past the Present & the Possible

Past the Present & the Possible

8. Crystal Fighters - Star of Love

Star of Love

Star of Love

9. Pains Of Being Pure At Heart - Belong

Belong

Belong

10. Le Corps Mince De Francoise - Love & Nature

Love & Nature

Love & Nature


次点はThe Strokes, Vines, Digitalismあたりかな?
いいのが多すぎなんですよ、今年は!
また年末あたり、頭を悩ませることになりそうですねー!

Tahiti 80 @ 横浜ベイホール (Jun 25th, 2011)

Tahiti 80のライブに行ってきました!
3月の公演予定だったけど、地震の影響で上で振替公演。Tahiti 80自体は去年のサマソニ以来の2回目。
オールタイムベスト的なセットだったサマソニに比べて、この日は新譜の楽曲を中心に、合間に4thまでの曲も織り交ぜつつ、最終的にはアンコール2つも合わせてお腹いっぱいのセットリストでした。

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Mogwai @ 恵比寿 LIQUIDROOM (Feb 2nd, 2011)

Mogwai良かったよモグワイ
本日限定のスペシャルセットということで、終盤3曲を除き新譜再現ライブでした。
新譜の聴き込みが足りなかったとはいえ、新譜自体は過去のアルバムと比べて何ら遜色ない出来上がりなので、ライブも当然最高によかった・・・。


記載時点(2011/6/26)でもう五ヶ月経ちかけてますが、備忘録をかねてセットリストだけでも乗せておきます。。。


2010年の音楽をふりかえる

さて皆さん、今年も本ブログ恒例、極私的年間ベストアルバムのご報告の季節でございますよ!
今年は超絶豊作年、いいアルバムが多すぎた!そのせいで選ぶのも結構苦労しました。
が、今回はLast.fmだけに頼らず、自分の好みと直感で選びました!それではどうぞ!
(ベタですいません!いや、今年は本当に難しかった・・・!)

Contra [輸入盤CD] (XLCD429)We Were Exploding Anyway[スペシャルパッケージ盤]Tourist Historyエー・ゼット・ヴォリューム 1(初回限定盤)(CD2枚組)Lp4
シンクロニシティーンInterpol [輸入盤CD] (OLE9452)Fire Like ThisOf the Blue Colour of the SkySurfing the Void

1. Vampire Weekend - Contra

Contra [輸入盤CD] (XLCD429)

Contra [輸入盤CD] (XLCD429)


すいません、もうやっぱり今年はVampire Weekendの一年だったと言わざるを得ませんよね!
1月にアルバムが出てから、年間通じて万遍なく聴き込みました。文句なしで「今年一番聴いたアルバム」です!来日ライブも死ぬほど楽しかった!

そりゃもちろん1STのときから好きは好きだったんだけど、1STのときにはまだ形に出来ていなかったモノを含めて、2NDで見事に花が開いたと思います。
このアルバムを経て、今後VWは「間違いないバンド」の仲間入りを達成できたように思います。
今後、そういったプレッシャーを受けてなお、どのような音を作ってくれるのか、とても楽しみですね!

2. 65daysofstatics - We Were Exploding Anyway

We Were Exploding Anyway[スペシャルパッケージ盤]

We Were Exploding Anyway[スペシャルパッケージ盤]


2位は65dosの4TH(くらいでしたっけ?)です!
65dosは「Mogwai直系のポストロックバンド」、という位置づけと認識してたんですが、このアルバムを経てその肩書きからうまく脱皮できたと思います。
もともとノイズだけでなく、電子音楽だったり、逆にピアノだったりを取り入れる傾向はあったものの、新しいアルバムでそれらの要素をこれまで以上に採用し、更に上手く混ぜ込んだおかげで今までとは一味もふた味も違う音になりました!
これまでの65dosを期待していた最初こそ違和感はあったものの、今では「これぞ65dos!」とすら思えるくらい、完璧な進化を経ています。

3. Two Door Cinema Club - Tourist History

Tourist History

Tourist History


アルバム発売前からデビューをずーっとずーっと待ち続けてたTwo Door Cinema Clubの1ST。
キツネメゾンで耳にして以来、ずっとアルバム出るのを待ってたんですけど、そのアルバムが軽快さと疾走感を併せ持つ、万人にとって実に聴き易い、捨て曲なしの最高のアルバムになっちゃったものだからたまりません!
個人的に、この手の音楽のアルバムにはいわゆるチルアウトなんてものはいらないと思うんですが、このアルバムにはそういったものがなく、最初から最後まで高いテンションを保ったままぶっ通しで聴ける、楽しいアルバムになってます。
おかげで「自分だけが好きなバンド」から「みんな大好きなバンド」になっちゃった感はありますが、彼らのよさを共有できるのであればそれも望むところ!
自分は行けませんが、今度の来日に行かれる方、存分に楽しんできてください!

4. Ash - A-Z Vol.1

エー・ゼット・ヴォリューム 1(初回限定盤)(CD2枚組)

エー・ゼット・ヴォリューム 1(初回限定盤)(CD2枚組)


ASHのA-Zシリーズの一枚目。今年はホントにASHのよさを再認識する一年でした。
特にこのアルバムがキッカケというわけではないけど、1月ごろから徐々に聴きなおしだして、ちょうどいい頃合にA-Zシリーズという捨て曲なしのアルバムが出てしまったものだから、それはもうハマらざるを得ないでしょう!
(ずっと根に持ち続けてる)アジカンフェスでちゃんと観れなかった雪辱も、こないだの来日でようやく晴らすことが出来たし、本当にASH充な一年でした♪

5. Ratatat - LP4

Lp4

Lp4


Ratatatの4TH。今作で完全に、自分たちのスタイルを確立しましたね!
2NDから3RDへの変貌が「進化」だったとすると、3RDから4THは「深化」にあたるかと思います。基本的にLP3の路線をそのままに、打ち込みを多用したビートと超かっこいいギターリフでRatatatにしか作れない独特の音になってます。
Mogwaiの前座で来てた時、既に好きだったにも関わらず行かなかった後悔が、良作を出されるたびに強くなってます…。早く来日してください!

6. 相対性理論 - シンクロニシティーン

シンクロニシティーン

シンクロニシティーン


相対性理論の2ND。
去年1STを出したばかり、かつマルエツはソロでいろいろ出しまくり、というのを考えるとなかなかのペースだけど、やっぱり相対性理論相対性理論、まるえつソロとは違うバンドならではの音で
1STのときも思ったけど、この人たちはホントにしっかりした音を鳴らしますよねえ。まるえつの声にスポットがあたりがちだけど、ああいう声が映えるのも、基礎がしっかりしてるからこそだと思います。ホント好き。

7. Interpol - Interpol

Interpol [輸入盤CD] (OLE9452)

Interpol [輸入盤CD] (OLE9452)


Interpolの新譜、セルフタイトルです。
このアルバムには1STの"Obstacle 1"や"PDA"、2NDの"Slow Hands"とか"C'mere"、3RDの"The Heinrich Maneuver"みたいな「わかりやすいリードトラック」というのがない(強いて言えば"Barricade"なんだけど、さっき挙げたのに比べるとやや破壊力が落ちる?)のでこの順位になってしまってはいるものの、InterpolInterpol、このアルバムも大好きなことに変わりはありません!


でも、アルバムには参加しているとはいえ、ビデオとかライブ映像とかを観ていて思うのが「ああ、カルロスがいない・・・」というところ。カルロスがいないとやっぱりバンドが絞まらない気がします・・・。
ともかく、そろそろ来日してくれることを切に、切実に期待しています。

8. Blood Red Shoes - Fire Like This

Fire Like This

Fire Like This


Blood Red Shoesの2ND。1STの流れをそのままに、より密度の濃い音になってます!演奏も上手くなった?
やっぱり僕はわかりやすいギターサウンドが大好きなんです!ローラのギターも例外ではありません!スティーブンのドラムと合わせて、バランスのよさがとてもイイと思います。
サマソニのBRSもすっごい楽しかった!また来年、再来年あたりに観たい!

9. OK Go - Of The Blue Colour Of The Sky

Of the Blue Colour of the Sky

Of the Blue Colour of the Sky


OK Goの3RDだっけ?1STのエモい感じ、2NDのインディな感じを経て、3RDで一気にサイケポップな感じになったため、初めて聴いたときは正直驚きを禁じえませんでした。
けど、もともとがポップなだけあって、結構どんな感じにも合うみたいです。なんだかんだで結構聴きました。
音がだいぶ変わっただけに、どんなライブをするのか気になるところです。ぜひ見たい(ストリーミングで見た感じでは、意外とライブ映えしてた気がします)


そしてやっぱりOK Goはビデオがすごい(笑) 上のビデオ以外にも、このアルバムだけで6個ぐらい?凝りに凝ったビデオがあります。
気になる方はぜひともYoutube等で見てみてください!

10. Klaxons - Sufring The Void

Surfing the Void

Surfing the Void


マジメな話、「トップ10」という感じに10位で区切るとき、今年みたいな豊作年は「どれを切るか…」ということですごく悩みます。実際めっちゃ悩みました。
気持ち的には、Klaxonsのほか、The Album LeafMGMTWe Are ScientistsJamaicaの5組は「同率10位」と言ってもいいくらいだったのですが、発売時期とか聴いた頻度とかから無理やり1つ、Klaxonsに絞りました。
Klaxonsはデビューアルバムがセンセーショナルすぎたせいか、このアルバムは比較的地味な印象がありました。だけど、聴けば聴くほどKlaxonsらしさが際立ってきて、「なんだ、ちゃんとKlaxonsしてるじゃん!」とますます好きになりました。


以上、悩みに悩んで出した、極私的アルバムオブザイヤー2010でした。
改めてみてみると、今年はギターバンドっぽいのが多いかな?
今年のTOP10、他のバンドも含めて言えることですが、やっぱり僕は基本的にギターロックが大好きなんです!そういう基礎を再認識できた、幸せな一年でございました。


その他、ギリギリTOP10から漏れたアルバムなど、次点は以下のとおり。

A Chorus of StorytellersCONGRATULATIONSBarbaraノー・プロブレム 通常盤HurleyDarwin DeezFurtherThere Is Love in YouThe DrumsHidden

The Album Leaf, MGMT, We Are Scientists, Jamaica, Weezer, Darwin Deez, The Chemical Brothers, Four Tet, The Drums, These New Puritansといった感じ。他にもCrystal CastlesとかDelphicなど、まだまだ漏れてるのもいっぱい。
こうやって振り返ってみると、今年は本当に粒ぞろいで「耳がたりない」一年でしたねー!

来年も自分、そして皆様にとって音楽的に良い年であることを祈っています!