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idesaku blog

2007-12-18

[]ダウンロード違法化が確定したらしい

文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の第15回会合が12月18日に開かれ、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。

私的録音録画小委員会:「ダウンロード違法化」不可避に - ITmedia ニュース

効果あるのか、これ?

現行法でも、著作物を無断でネットにアップロードする人間を規制することは可能である。しかし、それでも次々生まれてくる違法ダウンロードサイトに対処しきれず、別の手段に打って出た。それはわかる。

しかし、それが一般のネット利用者を対象とした違法ダウンロード摘発とは・・・だって、どう考えたって、違法にファイルをアップロードする人間と、それをダウンロードする人間では後者の方が圧倒的に数が多い。よって監視も取り締まりもより困難だ。

従来の手段でもらちが明かないのに、より困難な手段を持ってきて何が解決するというのだ。それはやり方を根本的に間違っていやしないか。違法化することによる抑止効果はある程度期待できるが、現時点で「こんなの効果ねーよ、気にするだけあほらしい」という声も聞こえてきているところを見ると、それもあまり効果なさそうだ。見せしめにだれか吊し上げるかい?

そもそもキャッシュダウンロードに含まれるのか?*1海外サイトはどうするのか?「違法サイトと知って」という判断基準が曖昧すぎる、等々、あまりに不明な点が多すぎる。インターネットとそれを支える基幹技術を十分に理解している人間が下す結論ではあり得ない。この体たらくでは、しっかりした制度を設計するに足る能力があるのか、はなはだ疑問だ。

こんな役立たずを構築・維持するために税金が投入されるのか・・・。違法なファイルアップロードは当然罰せられるべきであるが、このやり方は最低である。


追記

私たちMIAUは、「違法サイトのダウンロード違法化」の問題について、パブリックコメントにおいて反対意見を表明いたしました。さらに、報道によれば、他にも当団体以外にも相当多数の反対意見が寄せられているとのことです。相当多数が反対を表明しているにもかかわらず、パブリックコメントにおいて少数にあたる意見を多数意見への具体的な配慮措置なくして採用することは合理的根拠に乏しいものとMIAUでは考えています。

(中略)

私的録音録画小委員会の意見決定は、あくまで文化庁としての意見表明に過ぎません。 MIAUは、最後までインターネットユーザーの適正な自由と利益の確保のために全力を尽くします。

MIAU : 私的録音録画小委員会の第15回会合に関する緊急メッセージ

著作権法は、文化庁で作っているのではない。国会で作っているのだ!」という原則論に立ち戻れば、まだまだ諦めたり嗤って自分を慰めるには早すぎることは明らかです。

benli: 嗤っている暇などない

確定とするにはまだ早かったようだ。闘いは終わっていない。

[][][]Rails 2.0.2でデフォルトDBがSQLite3に

先日2.0.1をリリースしたばかりのRuby on Railsだが、早くも2.0.2がでてきた。このバージョンで、RailsデフォルトDBMySQLからSQLite3に変更されたそうだ。

SQLite3 is the new default database

Most importantly is SQLite3 as the new database we’ll configure for by default when you run the rails generation command without any specification.

Riding Rails: Rails 2.0.2: Some new defaults and a few fixes

今後は単にrails myappとすると、SQLite3対応で初期化される。従来通りMySQLを使いたい場合は、rails myapp -d mysqlとしなければならない。

SQLite3は「単一のファイル」「ユーザの概念なし」「権限の概念なし」と扱いが簡単なRDBMSで、DBの構築作業も不要。過去の記事でも書いたが、railsアプリケーション初期化したら、即座にmigrationに入ることができる。その分、一般的なRDBMSと比較すれば物足りないところも出てくるが、単なるお試しや小規模な利用であれば十分に機能する。文字コードUTF-8しか扱えないが、日本語を扱う我々としてはいちいち設定しなくて済む分むしろ好都合である。

インストールも簡単。

Windowsでは、SQLite Download PageからWindowsバイナリsqlite-X_Y_Z.zipまたはsqlitedll-X_Y_Z.zip)を落としてきて、sqlite3.dllをPATHの通ったところに配置(俺はC:\sqliteフォルダに入れて、ここをPATHに追加している)、あとは…

> gem install sqlite3-ruby

とすればRailsで使えるようになる。

Linuxではdllが共有ライブラリに変わるわけだが、これはapt-getなりyumなりを使ってインストールするのが簡単である。手元のDebianだと…

# apt-get install libsqlite3-dev

としてから、gem install sqlite3-rubyすれば良い。共有ライブラリだけであればlibsqlite3-0でよいのだが、sqlite3-rubyインストールする際にビルドすることになるので、devパッケージが必要。

SQLite3は実に扱いやすいので、おすすめ。DBを再構築したいときは単にファイルを消して*2rake db:migrateするだけでいい。権限設定に起因するトラブルに悩まされることもない。GUIツールもSQLite Database Browserを始めとしていろいろ出ている。俺もかなり前からrails myapp -d sqlite3するのが常になっていた。

SQLite3がRailsデフォルトDBになった以上、今後はまずSQLite3で開発をスタートさせて、パフォーマンスやらが問題になり始めてから改めてMySQLPostgreSQLを検討、という開発スタイルになっていくのだろう。

*1:今のところ含まれないが、今後改正される可能性あり。そもそもキャッシュにもいろいろあって・・・。

*2rake db:dropでも良い。