朝に聴く

 写真は家のプリティな同居人の文鳥ちゃん。本日はえらく甘えん坊さんです。
 お風呂が大好きです。あと、僕が食べるパンやお米を横取りするかわいいやつです。奇麗な声で鳴いてくれます。
 家じゃ風がないので、ばたばたと音を立てて飛びます。彼はおそらく一生風にのって飛ぶことはできません。でもそれを不幸だとは思わないでしょう。生まれた時からそういうものだから。

 久しぶりにこういうのを聴きましたよ。RICARDO VILLALOBOS『VASCO』
 こういう音楽って聴いた後のテンションのあがる感じ、爽快感がたまりません。あまり曲単位でどうとかではありません。
 ここまでストイックだともはや快楽的ですね。気持がよい。非常に煙草がすすみます。

 でもどちらが好きかと問われればこっちでしょう。(笑)CURTIS MAYFIELD『BACK TO THE WORLD』
 
 前も書いたけれどこの人達には歌うべきことがあったんだ。
 歌詞なんかは解らないけど、圧倒的に伝わってくる歌があり、サウンドがある。クリック・ハウスだろうが、ジャーマン・ロックだろうがジャンルなんかどうでもよく思えてくる。そう、必要とされる歌があったんだ。
 stevie wonderが『innnervisions』などの、いわゆる3部作を作ったのは20歳そこそこ。すごいなあ。ほんとにすごい。このアルバムは僕のいわゆる無人島にもっていく一枚。
 彼やMARVIN GAYEは自分の歌を歌うためにモータウンと闘ったんだ。そう彼らは闘ったんだ。僕らは何と闘うんだ?やるべき事はなんなんだ?そんな事を考えさせられる。
 彼らの音楽がブラック・コミュニティに力を与えたんだ。それだけ音楽は力を持ち得るんだ。音楽って素晴らしいじゃないか!


 しかしここと歌謡曲は故郷って感じがしますな。いつでも心にそっと寄り添ってくれるのはここ二つ。自分にとっての音楽っていうのはそういうもの。非現実の世界をみせてくれるものではなく、現実を生きるための糧とでもいうか。
 やっている音楽はちがうけどね。笑