イエ・ルポ 2 #003
みなさまこんにちは、ハザマです。街もはもうお正月の年迎えの品々がいっぱい。みなさんも年末年始の過ごし方をそろそろ計画されているかも知れませんね。帰省されたり、ご家族やご友人と集ったり、親しい人たちと過ごす時間が多くなるその時期、何か素敵な新しいサプリがないかなぁなどと、ちょっと早めですが私も考えはじめました。クリスマスもまだなのに(笑)。でもこれから年末まではあっという間。充実した新年を迎えるために、今から気持ちの上で支度をしておきたいですね。
さて、今日は“イエ・ルポ 2”#003のスタートです。今回のテーマは、“イエコト・ミシュラン”のテーマ質問募集にご応募下さった中から、“イエ・ルポ 2”のテーマとして選ばせて頂いた、id:hanatomiさんご考案のテーマです!「地方ならではの味」、これは知らないものもいろいろ出てきて楽しそうです!!
このテーマ案と一緒に、みなさんに聞いてみたいことをメッセージ頂きましたので、下記にご紹介させて頂きますね。日本の各地方、そして海外の面白くて美味しい料理なども聞かせてもらえますように。今回もみなさまの楽しいルポをお待ちしています!
〈イエはてな〉ライブラリー 1 『リブ・ラブ・サプリ』 プレゼントのお知らせ
“リブ・ラブ・サプリ”の書籍化決定を、みなさまご一緒によろこんで下さるメッセージをたくさん、どうもありがとうございます!書籍準備の過程で、これまでに頂いたサプリすべてを何度も読み返し、驚くばかりにたくさん、日々を楽しむサプリをみなさまから頂き、分かち合ってきたんだなぁと、「イエはてな」で培ってきた語らいを振り返って、心の奥底から感謝いたしました。これからこの本で、もっと多くの人たちへイエと暮らしを愛する気持ちを伝えていくことになるのですね。この上ないよろこびです。
その『リブ・ラブ・サプリ』(2008年2月上旬刊行予定・文化出版局刊)を、みなさまへの感謝の気持ちをこめまして、12月末までにたくさんのご投稿を頂きました方より抽選で150名様にプレゼントいたします。
ご当選者の発表は1月8日(火)の記事上にて発表させて頂きます。尚、書籍にご投稿を掲載させて頂きました方々には、上記以外にもれなく献呈させて頂きます。みなさま、刊行の日をどうぞ楽しみにお待ち下さいませ!
イエコト・ミシュラン ピックアップタイトル
〈これはうまいよご当地もの!!〉
あなたのお薦めのご当地料理を教えてください。あなたの家でいつも作っているものでも、旅先で食べたものでもかまいません。ちょっとめずらしくて、話題性があって、食べるのが楽しくなる。そんな話が聞きたいです。
ヒトデを食べるでもいいですし、このメニューにこれを入れちゃうといいというのでもかまいません。以前中国の方が郷土料理ということでスライスしたトマトに砂糖をかけて冷やしたものをだしてくださいました。びっくりしたけどおいしかったです。ちょっと楽しくなる。そんな話が聞きたいです。
by id:hanatomi
これは旨いよご当地もの!地方ならではの味
「これは旨いよご当地もの!地方ならではの味」を教えて下さい
“ルポ・タイトル”
「京都の冬の名物、すぐき漬けの振り売り」by ハザマ
“ルポタージュ”
私は京都に長く住んでいたので、ご当地ものでまず思い出すのが、上賀茂のすぐき。みなさん食べたことありますか?京都で生まれ、この地でしか栽培されていないかぶらの仲間で、なぜかお漬物にしかされず、古漬けのような独特の酸っぱい風味。珍味と言ってもいいくらい少々クセのある味わいですが、それが何ともクセになる美味しさなんです。今でも上賀茂の農家の庭で、長い木の先に重石を付けた樽がずらりと並ぶ光景は冬の風物詩。すぐき菜を塩だけで漬けて乳酸発酵させるというめずらしい漬け方なんだそうです。冬の短い間しか食べられないもので、丸すぐきと刻みすぐきがあり、私は刻みすぐきをお茶漬けにしていただくのが好き。渋い酸味がきいてとても美味。
今では通販などでも手に入るようですが、京都では振り売り、つまり農家の人が自家で出来た採れたての野菜をリヤカーなどに乗せて歩いて売って回るという姿がまだ残っていて、冬になるとすぐき売りのリヤカーが上賀茂近辺だけでなく三条あたりまで見られます。すぐきも作られた農家の方の手から受け取っていただくと味も格別。あぁ、今年もこの季節がきたんですね、ありがとう、いただきます。季節の京野菜もそうですが、何といってもすぐきは京都ならではの味。もちろん通販で買ってみるのもよし、また冬の京都に行かれることがあったら、ぜひ農家でできたてのすぐきを見つけて味わってみて下さいね。
※今回の「いわし」ご投稿はは12月20日(木)正午で終了とさせて頂きます。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
秋の妖精(木の葉の妖精)ドレス。
娘のハロウィン・パーティ用に作りました。襟、袖、裾などに見える虹色オーガンジーで縫った葉っぱと虹色リボンの色合い、バランスが気に入っています。これに葉っぱの冠と魔法の棒が付いて一式になります。
虹色の木の葉、とても明るくておしゃまな森の妖精の姿が目に浮かぶようです。
冠と魔法の杖付きなんて、私も子供の頃にこんな夢の衣装を身にまとってみたかった…。
ハロウィンは黒いとんがり帽子にマントのイメージでしたが、毎年自由な仮装、楽しそうです。
−ハザマ−
いわしの回答(転記)
関西出身の上司が実家に帰った際のおみやげでいただきました。
さくさくしてておいしい!
残念ながら名古屋にお店がないので、ネットで購入しています。
朝日あげも好きです。
笹かま。
実は仙台にいながら、どういうお店で笹かまを売っているのかよくわかっていません(苦笑)
鐘崎、阿部、白兼、佐々直、高政
ぱっと思いつくのは上記くらいです。
でも、好きなので目に付いたときはよく買うかも。
お店によって扱っている商品、ちょっとずつ違います。
でも「蒲鉾」といえばやっぱり「笹かま」です。
他の蒲鉾はお正月の時くらいしか食べません。
吾左衛門寿し(鳥取米子)はぶ厚すぎるほどの鯖(サバ)、
芝寿司(石川金沢)はさすがに古都金沢、見た目が美しく、
ますの寿司(富山)はついつい癖になるお味、
ということで、とにかく押し寿司系が大好きです。
モチモチして歯ごたえのある酢メシに、
ご当地で取れた魚がこれでもかというほどマッチして、
いくらでも食べられてしまいます。
個人的には、押し寿司は日本を代表する味だ、
と言っても過言ではないと思っています。
浪曲でお馴染みの森の石松が「食いねえ食いねえ」と勧めていたのも押し寿司でした。ちゃんとセリフの中に「押し寿司ってーのはうめえもんだ」という言葉が出てきます。今はスシというとデフォルトは握り寿司という感じですが、本当は全国的には、押し寿司の方が主流なんですよね。
富山のますのすしは、木のわっぱに笹の葉がいいですよね。姉妹品にぶりのすしというのがあるそうで、一度食べてみたいと思っていますが、まだチャンスがありません。
京都の鯖の棒寿司や、奈良の柿の葉寿司もいいですねー。谷崎潤一郎は「陰翳礼讚」の中で、米の炊き方から最後に重石を乗せる所まで、柿の葉寿司の作り方を克明に描写しています。よほどにこの寿司がお気に入りだったのでしょうね。あ、私も食べたくなってきました(笑)
rakuten:1010shop:10000676:detail
岡山の名産です。もらいものを昔食べてすげーうまい、と思った記憶があります。
こはだの酢漬けなんかと同系列な味ですけど脂ののりぐあいとか味はこっちのほうが上ですね。
http://www.bob-an.com/recipe/OutputMain.asp?KeyNo=10070&ST=02
ままかりさえ手に入れば自作可能なんですねー。
東京名産の酒飲みの友といったら、伊豆諸島のクサヤをおいてほかにはないでしょう。クサヤはトビウオやムロアジなど近海で取れる魚を、クサヤ液(またはクサヤ汁)という魚醤に似た独特の発酵液に浸けて干す干物で、新鮮な魚と、何百年も受け継がれ続けているクサヤ液のコラボレーションが絶妙です。
主な産地は新島と八丈島で、新島産はかなり臭気の強い伝統的なクサヤ、八丈産は少しおだやかな感じのクサヤです。噴火災害で全島避難を続けていた三宅島もクサヤの産地でした。代々受け継がれてきたクサヤ液は全島避難で放置されて全滅してしまいましたが、全島避難の解除を受けて新島からクサヤ汁を取り寄せて、再び生産が始まっているとのことです。
焼いて食べて良し、焼いて細かく千切ってお茶漬けにしても良し。慣れないと独特の匂いが敬遠されるかもしれませんが、慣れてしまえばこんなにうまい干物はありません。
奄美の主要農産物であるサトウキビから作られた黒糖を発酵させ、蒸留したお酒です。黒砂糖で作るお酒は昔からあったようですが、特に戦後まだ奄美が米軍に占領されていた時代には日本本土に黒砂糖を「輸出」することができず、多量の黒砂糖が余ってしまったことから、それを原料としたお酒が盛んに作られることになって今日に至っているようです。
黒糖焼酎の味わいはブランドによって様々ですが、おおむね口当たりは柔らかく、癖が少ないお酒です。もっとも黒糖が原料といっても甘くはありません。
黒糖焼酎は酒税法による規制で、奄美地方でしか製造できない特別なお酒です。機会がありましたらぜひ味わってみてください。割ったりせずストレートで味わうのが最高だと思いますが、6:4のお湯割りや水割りなどもOKです。水割りにする時は、割って一晩寝かせてから飲むと、焼酎と水が良く馴染みおいしくなります。お湯割りも、前日に水で割って一晩馴染ませてからお燗をつけるようにして温めると、とてもおいしくいただけます。
東京都には、本土を離れ太平洋上に浮かぶ島々も含まれます。そこに伝わっている独特の寿司「島寿司」をご紹介してみましょう。
伊豆諸島や小笠原諸島に握り寿司の文化が伝わったのは明治以降と言われていますが、本土から遠く離れた離島では、江戸前の握り寿司とは違う独自の発展を遂げてきました。
島寿司の特徴は、ネタが基本的に醤油漬けであること。島ですから新鮮な魚介類には恵まれていますが、「南の島」と言ってもいいような温暖な気候の島々では、やはり生ものの腐敗は早くなります。冷蔵設備のない時代に寿司を楽しむには、やはり醤油漬けは欠かせない技法でした。
また江戸前寿司のワサビの代わりに八丈島や小笠原では練りカラシが、伊豆大島では醤油に漬け込む段階で青唐辛子が使われるという特徴もあります。これはワサビが手に入らなかった時代の名残りです。ちなみに伊豆諸島では刺身を食べる時も青唐辛子か酢味噌というのが一般的で、ワサビを添えるようになったのはごく近年という話です。
ネタは島の近海で捕れるトビウオ、イサキ、オナガダイ、メダイなど。もちろんマグロやカツオも登場します。小笠原ではサワラが多いようです。
本土の握り寿司とは違う、鼈甲色に漬け込まれたネタの乗る独特の「島寿司」は、日本でありながら本土とは隔絶された地に残る独特の握り寿司です。握り寿司そのものが江戸時代以降に発展したものですから、こうした食文化は比較的近年に成立したものですが、それでもこんなに違いが出るんですね。今ではこれらの島々まで飛行機や高速船でひとっ飛びですが、ちょっと前まではいかに本土から遠い場所だったかがわかります。
東京都でありながら本土と異なる独自の食文化がある伊豆諸島や小笠原諸島。行く機会があったら、島寿司、ぜひ食べてみてください。
三陸の方に行った時に、駅でウニ弁当みたいのを買いました。包装を開けると、ウニが容器からはみ出すくらいにいっぱい!てんこ盛り!それだけでも、うわぁ三陸だぁと大感激してしまいました。
ある島に旅行した時には、港の近くでサザエの壺焼きをやっていました。すごくいい匂いで、思わず買っちゃいました。港の潮の香りの中で食べるサザエはごちそうでした。干物を作っている所では、なんとご試食自由!!七輪で焼いてもらって食べました。干物があんなにおいしいものだったなんて思いませんでした。
金沢で食べた海鮮丼はすごかったです。海の幸が超山盛りで、完全に器からはみ出していました。どこから食べていいのかわからない、すさまじい海鮮丼でした。
平皿に盛られたご飯の上にビーフカツが乗り、ドミグラスソースを和風にしたようなタレがかかっているもの。平皿に盛られているのに箸で食べる。洋食なのか和食なのかわからない料理。それが兵庫県加古川市近辺にしか存在しないと言われている「かつめし」です。大阪のドミグラスソースを使ったカツ丼と似ていますが、丼は使いません。あくまで平皿に盛られる料理のようです。
加古川出身の友人によるとこれは加古川の郷土料理なのだそうで(Wilipediaにもそう書かれています)、加古川ではどの家庭にもその家独特のかつめしのタレがあり、それは母から子へと受け継がれていくのだと言っていました。
Wikipediaを見ると
ビフカツとご飯を一緒にして「箸で食べられる洋食」をコンセプトに創作された。1953年頃加古川市内にあった「いろは食堂(現存せず)」が最初に出したといわれる。
と書かれています。この通りだとするとかつめしの歴史はせいぜい50数年のようですが、加古川では、あたかも数百年の歴史があるかのように愛されている料理のようです。
味は、ビーフカツに手の込んだソースの組み合わせですから、おいしくないわけがありません。たまに友人が食いに来るかと誘ってくれます。彼の奥さんは東京の人ですが、もうすっかり加古川の味を受け継いでいるようです。かつめし、うまいです。
たぶん秋田の名産だと思うのですが、冬場になるとよく母の兄(私から見て伯父)が贈ってくれました。
最近はお互いお歳暮を贈るのが大変ということで冬場の味覚は味わえなくなってしまいましたが。
自分の好きな商品の中には米麹のほかに、菊や階層、人参などが入っていました。
あの独特の酸味がたまらないです。
(地元でもたまにみかけるのですが小さなパックに入っているものしか見かけないのであまり買いません。)
(ハタハタそのものは身が少なくなんとなく骨っぽいので、ハタハタ寿司で食べるほうが好きです。)
明らかにようかんというよりは、芋の塊ですがうまい。
本日中にお召し上がりください
ですよね。以前、わざわざ浅草に買いに行って持って帰ってきて冷蔵庫に入れ忘れ、翌日はっと気づいたときにはアウト(夏だった)という苦い思い出があります。
うまいですよねえ。
北海道に行く人に、頼んだのですが、
売り切れとのことでした。
すごい人気みたいです。
食べたかったなぁー。
今では、千歳空港の物産店開店時から長蛇の列となってるみたいです。午前中には売り切れてしまうようで、オンライン通販も常時売り切れです。以前は難なく買えたんですが・・・、口コミって凄いですね。
これも秋になると親類が材料を贈ってくれるのですが、美味しいです。
地元でもきりたんぽが冷凍で売っていますがやはり一味違います。
また、中にいれるセリなどもなかなか地元では手に入りません。
鶏肉を入れ、醤油ベースのだしをいれ、
セリ・ごぼう・ねぎ・舞茸などを入れて食べます。
ちなみに、最近忘年会できりたんぽが入った鍋が出たのですが、
味噌味がベース、牡蠣・鶏肉の団子・豆腐・鮭などが入った海鮮ちゃんこ鍋だったので、残念ながらきりたんぽの味とはミスマッチでした。
(やっぱり醤油ベースのほうが美味しいです。)
白松が最中。など、白松の和菓子です。
最中は(仙台の別の会社で販売しているものより)中の餡が甘さ控えめで美味しいです。
それとドラ焼きも。
ドラ焼きの皮がなんとなくカステラ風味で美味しいです。
別の(仙台のものではない)店の商品と食べ比べてみたのですが明らかに味が違います。
「萩の月」もお土産として持っていくと喜ばれますが、
白松のお菓子も有名らしく配偶者の会社の同僚の知り合い(確か京都在住)の人に評判がいいそうで、
「仙台から遊びに来るんだったら白松のお菓子持ってきて」と頼まれるそうです。