夏休みスペシャル“エコ・ルポ ”各賞発表



みなさまこんにちは、ハザマです。今日はさっそく本題! みなさまお待たせしました。8月に実施しました夏休みスペシャル“エコ・ルポ”―ECO ACTION 2008 Summer―の各賞を発表、ご紹介いたします! 


こちらは、−毎日を楽しむエコ・エッセンス−〈カフェ エコロ〉との連動企画としてご投稿募集を実施。これまでに、この夏に、みなさまが計画・実践された素晴らしいエコ・アクションのルポをいっぱいお届け下さいました。そして今日、〈イエはてな〉と〈Café Écoloタイアッププロジェクト“エコ・ルポ ”〉にて、各賞を発表! ここではノミネート賞10タイトルをご紹介し、エコ・ルポ賞3タイトル、ピックアップ賞5タイトルにつきましては、〈カフェ エコロ〉サイト上で、イラストで彩った記事として掲載いたします。


自然環境へのありがとうに満ちた、ひと味もふた味もあるエコ実践のメッセージは、〈カフェ エコロ〉をご覧のみなさまもきっとよろこんで下さるに違いないと、何だかワクワクしてしまいますw スペシャル企画をこんなに盛り上げて下さったみなさま、たくさんの素敵なご投稿といわしでの語らいに、心から感謝を申し上げます。自然と人へのハートフルなメッセージ、本当にありがとうございました!

夏休みスペシャル“エコ・ルポ ” エコ・ルポ賞・ピックアップ賞・ノミネート賞

このスペシャル企画では「あなたが計画・実践・体験したエコ・アクション」のテーマでご投稿頂きました。
いわしでも、幅広く豊かな語らいが繰りひろげられましたね! エネルギー資源をめぐっては、「ソーラーパワーでどこまでできる?」「ガスを大幅に削減」「電球型蛍光灯で電気代節約」「待機電力とパソコンの節電」など、主に日頃からの心がけやその効果がいろいろ。「電車では昔からあった〈ふりかけ冷房〉」「打ち水」「首用冷却ジェルとすだれ」といった夏の省エネの話題も多く、マチで行われている打ち水イベントのお話も面白かったですよね。資源への配慮も、「マイ箸」「マイバッグ」「風呂敷」「マイタンブラー・携帯マグで、ペットボトル消費を削減」と、みなさんにはほとんど定着している習慣もさまざまに登場。ネットで「物々交換」やネットオークションなどの活動も盛んなようで、こうしたリサイクルへの取り組みも大切にしていきたいと実感しました。また、ブログで木を育てて植林に参加する「グリムズ(gremz)始めました」というお話や、「エコギフト:植樹のプレゼントecologift」なんていうのもご紹介頂いて、最近ではエコ活動の方法も多様にひろがっているんだなと驚きました。ほかにも身近なおうちエコの話題がたくさん。「うちエコ生活=エコ三原則」「特別な処理機なんて使わなくても堆肥化できますよ」「マイ自転車通勤」…。「昼食を弁当にした」というのでも、外食費なし+ゴミなし+食バランスよし(メタボ対策)と、一石三鳥でいいなぁ。もう一つ、目からウロコだったのは、「賞味期限のせまっている方を買う」(廃棄処分を防ぐ)という書き込み。ヨーロッパでは率先して古い品物から買うのが普通の感覚だというエピソードに驚くとともに、しかと納得してしまいました!


そんな語らいの中から、とりわけユニークだったルポを各賞に選ばせて頂きました。下にノミネート賞、そして〈カフェ エコロ〉サイトにてエコ・ルポ賞とピックアップ賞をご紹介いたします。多彩な視点で創意を凝らし、その楽しみを伝えてくれるエコロジー・メッセージ、本当に素晴らしいです!


今年は日本で世界環境会議が行われるなど、世界的エコ元年ともいえる契機の年になりましたが、やっぱり私たち一つひとつのイエ、日々の中で、あたり前にいいコト、自然環境との暮らしを楽しむコトを大切にしたいですね。エコって、みんなの暮らしも元気にすることなんだって、心の中から思わせてくれた今回の語らいでしたw

エコ・ルポ賞 ピックアップ賞



エコ・ルポ賞 ピックアップ賞 受賞者を発表!!

id:MINTさん、id:iijimanさん、id:Lady_Cinnamonさん、
id:TinkerBellさん、id:TomCatさん、id:toughさん、
id:vivisanさん、id:YuzuPONさん


受賞おめでとうございます。
エコ・ルポ賞にAmazonギフト券3,000円分、ピックアップ賞にAmazonギフト券1,000円分をプレゼントいたします。


エコ・ルポ賞(3タイトル)、ピックアップ賞(5タイトル)は〈Café Écoloタイアッププロジェクト“エコ・ルポ ”〉に掲載しておりますので、ぜひ記事紹介とともにお楽しみ下さいませ!


»エコ・ルポ賞 ピックアップ賞 記事紹介はコチラ


ノミネート賞

「わが家のグリーン購入プラン」by id:Oregano


グリーン購入とは、できるだけ環境負担の少ない買い物に努力することです。日本には「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」というのがあり、公的機関が率先して環境に配慮した購入・調達をしようということになっていますが、これは個人や家庭においてもとても大切なことではないかと思います。そこでわが家のグリーン購入プランを話し合って決めることにしました。


「グリーン購入ネットワーク(GPN)」という環境省や行政機関、企業、民間団体、学識経験者等で構成する団体がまとめたガイドラインによると、グリーン購入の基本は次の四つとされています。


・必要性の考慮
・製品・サービスのライフサイクルの考慮
・事業者取り組みの考慮
・環境情報の入手・活用


これを参考にわが家で話し合った結果、


・本体を買ったら余分な包装が過剰に付いてくるといった品物は敬遠する。また利用にあたって多量のエネルギーを消費する物はそのエネルギー消費も含めて必要性を検討する。
・使い捨てが前提の製品はできるだけ買わない。できるだけ長く愛用していける品物を選ぶ。
・まずフェアトレードなど積極的な環境貢献を目指す活動をしている所の製品を選ぶ。安いからといって他国の自然破壊を招くような輸入品は敬遠する。戦争は最大の自然破壊なので、戦争協力企業として不買運動の対象となった企業や、軍需産業部門を持っている企業などの製品購入には慎重になる。
・ネット等を利用して企業の動きに敏感になる。ただしネットの情報には流言飛語も多いので、掲示板やブログなどのいわゆる口コミ情報は除外する。


といったことがらを、わが家の家訓的なガイドラインにすることに決まりました。もちろん個人の買い物は家族の同意を得ずに買っても構いません。家族はそこまで個人のことに口は挟みませんが、せっかくなら大きな買い物はみんなに相談してアドバイスを受けよう、ちょっとでも良い選択ができるようにみんなで知恵を出し合おうと話し合いました。


こういう指針を決めると、ちょっとした買い物でもそれが家族の話題になっていきます。また家族でお店を回って品物を見定めるなどの習慣が定着し、色々な点で家族の絆が深まります。母はさっそくわが家のグリーン購入プランを利用して、何々を買いたいんだけど一緒に見てくださいよと父を誘って、まんまと夫婦デートの機会を作っています(笑)。もちろんそういう時は息子の私は気を利かせて同行を遠慮します。


家庭でグリーン購入プランの策定などというと、いかにもおかたい感じがするかもしれませんが、買い物を通して地球のことを考えようという優しい心が合わさって家族の絆が深まっていく、とてもすばらしい効果が得られます。ぜひ皆さんの家でも話し合ってみてください。


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「マイ箸、竹箸」by id:toukadatteba


妹の夏休みの宿題に付き合い、切り出してきた竹を削って、マイ箸をつくりました。
地味にとっても大変で、割るまではよかったのですが、削って形にするまでが長かったです。
結局二日間かけて、父にも手伝ってもらいながらつくったのですが、大変な割りに、普通の箸ができました(笑)
でも、妹は自分で箸を作ったのと、いつも手伝ったりしない私がつきあったのもあって、とても喜んでいましたので、まぁよかったかな、っておもっています。
とりあえず夏の旅行にももっていってマイ箸として使っています。普通の箸より長さ、太さともに大きめですが、青青しい竹のさわやかな色合いに、自分で作ったという感慨もあり、なかなかいいものですね。
まぁ、ちと大きいので持ち運びしにくいのですが、思い出ということで。

愛着湧きますね! やっぱり。ちょっと邪魔ですけど、持ち歩いてますし。
ところで、エコロジーっていうのは、けしてお金で得をするか損をするかということだけではないですよね。
限りある資源を、有効に使うということがエコなんじゃないかと。
そう考えると、わりばしがいらない間伐材で無駄じゃなく、お金が安くても、マイ箸を使うことでそれが別の資源として使われればエコなのかな〜と思います。
ともあれ、ちょっとお勧めなマイ箸、持ってみると、お気に入りの時計をつけたり、財布を持ったりする感覚…に近いかもですね。
うちの先輩は、新潟の老舗の箸やさんの、貝の彫刻の入った荘厳なマイ箸を使っておられましたw


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「木を切らない運動」by id:asukab


革新地盤で自然環境保護運動が盛んな当地らしい話題を見つけたので、ご紹介します。
公立学校の校舎改築を進める中、9月3日の新学期に向けてI高校増築のため、シアトル公立学校区(市教委に当たる)が同校敷地内100本の木を伐採しようしたところ、環境保護団体のひとつ”Save Our Trees”が意義を申し立て裁判を起こしました。地域のフクロウやチカディーなどの野鳥保護、森の生態系維持を理由にした伐採反対は今月25日、地方裁判所の判決で勝訴。伐採は市議会の許可なしでは不可能ということで、2月まで持ち越されることになりました。学校区は伐採実行の前に環境変化の影響などを住民公聴会で公表すべきだったとしています。ただ増築計画の予定変更から生じる諸費を援助するために、判決は同団体に7500ドル(70万円ぐらい)の保証金支払いを命じています。学校区にしても計画がすべて狂うことになるので、保証金受領は妥当なところでしょうか。
この”Save Our Trees”という団体ですが、純粋に近隣の人々が中心になってにわか仕立てで結成したボランティアグループのようです。結構うちの近くでのできごとでもあり、保証金支払いなど運営資金が必要でしょうから、ぜひ募金しようと思っています。老朽化した校舎を建て替え教育環境の整備を優先するより自然環境保全を選んだ、当地らしい判決にちょっと感動でした。
ところで昨年、シアトル市長は都市森林マネージメント計画を発表し、今後30年間で18%〜30%市内の森を増やす計画を発表しました。そうするに至った背景には、森林地帯に属する当地の独自性もあったかと思います。シアトルは本当に木の多い土地。そのため暴風雨の際は木が倒れて家が倒壊したり停電が長引いたりで毎冬大きな被災ニュースになります。また、大木の根っこが舗装や歩道にデコボコを作り転んで怪我をする人が多かったり、車椅子の人が通れなかったりで、木はどちらかというと快適な市民生活の邪魔ものと受け取られている部分があるのでした。なので、夏場になるとよく木を切るチェーンソーの音があちこちから響き渡ってきます。木登りという危険な技を要する職業「きこり業」は、とても高収入です。
それでもやはり、限界は見極めないといけません。市長自身、100本伐採の有無には何の権限もないと話していますが、心中では木を残して欲しいと願っているのではないかなあと察しています。木に囲まれた豊かな暮らしを願いながら。


Trees safe at Ingraham High
Local News | Judge: Tree-cutting at Ingraham High needs city approval | Seattle Times Newspaper


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「ドイツの食器洗い方法」by id:staples54


ドイツでは食器を食器用洗剤で洗ったあとに水で流さないそうです。洗った後は泡のついたたま立てかけて、拭かずにそのまま乾燥するのを待つのだとか。日本ではとても考えられないことですが洗剤は植物性で口にしても無害のものが使用されているとのこと。


その他にも歯磨きはコップ一杯の水で済ます、お風呂掃除は洗剤を使わずに拭きあげるだけ・・・と、すごく水が大切にされているんだなぁと思いました。


日頃から節水を心掛けて台所の蛇口に節水キング(田川化工)をつけて、水道代が安くなったと喜び お風呂のシャワーヘッドも節水のものに切り替えてみようかなどと考えていましたが根本的に節水に対する意識が違うな、と感じました。


参照サイト


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「木を増やす・グミの挿し木実験」by id:momokuri3


イエはてなで紹介されていた「World Tanabata Action」は「7月7日だけでなく、4月〜9月のいつでも参加できます」とのことでしたので、遅ればせながら夏の休暇を利用して参加させていただくことにしました。


http://www.nice1.gr.jp/wta/index.html


植えたのはグミです。庭に食べられる実を付ける木を植える。そこに小鳥を呼ぶ。そういうのが夢だったからです。調べてみると、グミは挿し木で増やせるとのことでした。そして挿し木の適期は2〜3月か6〜9月とあります。ちょうどお盆休みがジャストミートです。


さっそく挿し穂探しです。私は散歩が好きで、あちこちのお庭の植物にチェックを入れていましたので、グミの木があるお宅を数軒知っています。そこを訪問して、挿し穂を分けていただけないかとお願いに出かけることにしました。


しかし3軒あたりを付けて出かけたのですが、最初の2軒はお留守でした。お盆休みですから、突然訪問しても、先方もお出かけのことが多いのですね。最後の一軒はちょっと離れた場所でしたが、そのままてくてく歩いて行ってみると、知らない間に改築工事が行われていました。庭は掘り返されて、木が一本もなくなってしまっています。もしかしたら元のご家族は引っ越されてしまったのかもしれません。私の記憶ではまだそんなに古くない、きれいな家だったと思います。不動産の売却に伴う建て替えの資源浪費の問題は国家的課題ではないか、等と考えてしまいました。


おっと余談になりました。そんなわけで全てあてが外れて意気消沈して家に帰ると、父が「グミを探してるんだって?」と声をかけてくれたので、あてにしていた家が全部だめだったと報告すると、知り合いの家にあったはずだから聞いてやるとのこと。さっそく電話で確認をしてくれ、翌日挿し穂をいただきに参上することにしました。


広口瓶に発根促進剤として「メネデール」を100倍に薄めた水を入れ、途中で手みやげ用に買ったお菓子を持ってうかがうと、すぐに快く今年伸びた挿し木に適した枝を数本切ってきてくれました。その場でカッターでカットしてネットで見た通りの挿し穂を作り、瓶に入れて用意しておいたメネデール100倍水溶液に差して持ち帰りました。


もちろんサミットに合わせた「World Tanabata Action」という行事に参加するための植樹であること、イエはてなの「ECO ACTION 2008 Summer」にそのリポートを投稿させていただくことをお話しして、しっかりイエはてなのPRもしてきました。サプリ本もお贈りする約束をして、先日発送しました。


家に帰り、早速苗床に挿していきました。挿し木は枝の切り口が直接土に触れますから、使う土は雑菌の心配が少ない清潔な物を使う必要があります。何という種類の土かはよくわかりませんでしたが「挿し木用の土」と称して売られていた土を使用しました。バーミキュライトみたいな感じの土です。バーミキュライトはその原料となる蛭石の鉱脈とアスベストの鉱脈が近いことがあり、産地によってはアスベストが含まれる可能性があります。そのため、その心配がない鉱脈産出の物を選ぶ必要がありますが、市販品はどうもそのへんがはっきりしません。一応念のため、袋の状態で水を含ませ、粉が飛散しないようにしてから苗床にする容器に移しました。


あとは直射日光を避け、風や振動などで挿し穂がぐらつかないような場所を選んで置いておけば完成のはず…です。水やりは土の表面が乾いてから、土が湿っている状態なら無理に追加しない方がいいと書かれていましたので、一応今はそのように管理しています。初心者がやったことなのでうまく発根してくれるか、発根したとしてうまく根付いてくれるかは、今のところまだわかりません。でも、うまくいけば数年後には、わが家にもグミが実るかもしれません。大きく育ててグミ酒にしたりジャムを作ったりして楽しみたいと思います。そしてもちろん一部は鳥たちの分け前にします。挿し穂をくれたお宅の方が、ヒヨドリが来ると言っていました。わが家にもぜひ呼びたいものだと思います。


ところで、私は必ずしも木を植えることが地球環境を保全することにつながるとは思っていません。植物は本来自然に生えてくるものであり、そうした自然に生えてきた命を守っていくことこそが本当の自然保護のあり方なのだと考えています。人工的な植樹に効果があるとすれば、それは自分が植えた植物への愛着を通して自然を守っていきたいという心が育っていくことでしょう。ですから、他人が植えた木を見ているだけでは、そういう心は育ちにくいと思います。


やはり、木は自分で植えてこそ意義があります。皆さんもぜひ、ご自身の手で何かを植えてみてください。きっとその経験が、本来あるべき自然をあるがままに守っていきたいという気持ちにつながってくると思います。


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「竹でトングを自作して街掃除」by id:Fuel


社会人になっても、やはり夏休みとなると、工作の血がうずきます(笑)。
去年の夏は竹で南米の民族楽器ケーナ作りを楽しんでみましたので、今年もぜひ竹を使った夏休み工作をしてみようと思っていました。
そこに飛び込んできた「ECO ACTION 2008 Summer」の企画。さっそく竹を使ったエコ工作のアイデアを考えました。それはトングです。
竹でトングを製作し、それを持って街に出る。手作りのトングで街のゴミを拾い集める。これはきっと見る人にインパクトを与えるはずです。というか、そういうことに気付く人がいるとすれば、それはとても環境問題などに意識が高い人でしょうから、そういう人との出会いが得られたとしたら、とてもすばらしい夏になりそうな予感がします。


さっそく材料となる竹の調達ですが、これはあらかじめ付近のお店が飾っていた七夕の笹(実際は竹)の残骸をいただいてきてありました。これをナタで割って細長い棒を作り、平たく削って2本を合わせて片側に木製のスペーサーを挟んで接着し、仕上げに竹の割れた縁を危なくないように滑らかに削れば、なかなか立派な自作トングの出来上がりです。どんな物か想像が付かない人は、竹で巨大なピンセットを作ったと思ってください。
本来なら使う竹は加熱して油抜きをする所でしょうが、今回は省エネということで、この工程は省いています。しかし実際に使ってみて、それで何の不都合もありませんでした。逆に、竹製のトングは探せば市販品がありますが、



青みの残る竹をそのまま使ったことで、市販品とは違う手作り感溢れるトングになりました。


さっそく出来上がった自作トングを持って街に出てみました。変な物を持って街を徘徊しますので、不審者と間違えられないように、手に持ったゴミ袋にはマジックで「自主清掃実施中」と書いてみました。単なる自己満足かもしれませんが、捨てればゴミとなったお店のディスプレイの残骸の竹からツールを作り、それを使って街の掃除をするのは爽快でした。やった!って感じです。


数人の人が声をかけてくれました。その中で使っているトングが自作であることに興味を示してくれたのは、いかにも恐そうな高校生くらいの不良っぽい一団でした。


俺らこの街好きっすからこういうの見るとうれしいっすよ、七夕の竹っすか、街がきれいになる願いがきっとかないますね、なんて励ましの言葉をくれました。人は見かけじゃありません。遊んでいる子ほど街を愛しているんですね。


地球のために私たちができることは、本当にたかがしれていると思います。人工的に作り変えられてしまった街をいくら掃除して回っても、それが自然環境を回復させることになんてつながっていかないと思います。しかし、それを見る人にアピールできる形でやっていけば、もしかして後に続いてくれる人が現れるかもしれません。そして都市の中に散乱するゴミの実態をその目で見て、いかにたくさんの資源がゴミになるために生産され流通しているのかなどに気が付いてくれるかもしれません。そこから始まるエコライフの歩み。その広がりを期待して、これからも自作トングでの街掃除を、折に触れてやってみたいと考えています。


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「鶏で産廃利用」by id:w83


産廃というと、何だか素人には手が負えない、やっかいなものっていうイメージがありません?でも、「え、これが産廃なの?」というものもいくつか産廃に含まれています。例えばおからや糠なんか、立派な産廃なのです。また製材所ででるおがくずも、そうなります。
でも鶏を飼っている私からすれば、糠やおから、オガクズはゴミどころか大変有益なのです。産廃なんてとんでもない。糠やおからは立派な鶏のエサになります。ホームセンターで売っている配合飼料よりは食いが悪いですが、混ぜてやると喜んで食べます。オガクズは鶏小屋の床に敷きます。
ただ最近はオカラや糠は全く手に入らなくなりました。飼料の値が高騰しているためか、畜産業者が全て持っていくようになってしまいました。個人的には痛手ですが、エサとして使えるものがゴミとして捨てられるよりもずっといいかな、と思います。


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「ちょっとしたこと。」by id:haruyo_koi


たぶん、エコだ、エコだと騒がれていても、イマイチぴんと来ない人もいるのでは?
私もそうでした。
多分、1年前にはなんとも思っていませんでした。
物を買うときもエコマーク?なにそれ。買っても何の特にもならないじゃない。
だったら、安いほう、ほしい方を買うわ。
そんな感じでした。
けれど、あるときテレビでみたアフリカのこどもたち
飲み水が雨水だったり、にごった茶色い水だったり・・・。
殆どの子がきれいな水を飲めないそうです。
それを見たあとに、台所での食器洗い。


ザー。


”これだけの水をあの子達が飲めたら、どんなに喜ぶだろう?
こんなきれいな水をこんなにたくさん見たらどう思うだろう?
あの子たちにとっては、とても貴重なもので、私からみた、キャビアやトリュフ、フォアグラのような高級食材のようなものなのかもしれない。ううん、それ以上だ。だって、私はお金さえ出せるならそれらを手に入れることが出来るもの。けれど、あの子達はお金を出しても何をしても水がないのだから、手に入れられないのだ。滅多に手に入らないもの。その貴重なものを私は生きるためではなく、その生きるためのほんの一部として、簡単に使ってしまって、簡単に捨てているのだ。”


そう思った瞬間、水を止めました。
邪魔だからとどこかに閉まってしまった、桶をだしてきて水をためてその中で洗いました。
格差を考えると何も出来なくなってしまいます。
そこまでは正直私もできません。
けれど、使う水の量を減らすことはできる。
温暖化対策に少しでも貢献することは出来る。
エコというのは、節約ではなく、みんなが少しでも長く元気に生きるためにするものなのだ。


大きなことは出来ません。
けれど、エアコンを消して扇風機にしたり、風鈴をつけたり、氷で冷やしたり
ペットボトルもリサイクルにしたり、
お風呂のお水を打ち水にしたり、洗濯に使ったり、
必要以上の食糧を買いすぎて捨てるという事をなくしたり、
ほんのちょっとのことなら、簡単に出来ます。
意識しすぎると、続かないと思います。


あ、これムダかな?これ、何かに使えるかも?という小さな気持ちが大事なのだと思います。


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「乾燥剤のリサイクル、再利用☆」by id:hanatomi


お菓子、食品に入っている乾燥剤。
リサイクルして活用していました。
まず、


1,■粒のシリカゲル■


1)再生法


クッキーなどのお菓子などの袋の中に、ビーズのような、白色と水色などの乾燥剤が入っているものです。
(色付きのシリカゲルは色が使用の目安になっています。水色→使えます。ピンク→水分吸収済みです。)
再生方法は、一旦ビニール袋より皿へ取り出し、電子レンジでチン!!するだけです。また、鍋で乾煎りでも数秒でできましたし、天日乾燥も可能です。


2)活用方法


(1)再生した後は、封筒や、お茶を入れる袋などの通気性のあるものに入れたら使えます。
窓付き封筒なら、また色の変化を見ることができます。
手作りのクッキーや、食べ掛けの食品に入れたりします。


(2)沢山貯まったら、お薦めの活用方法は、


   瓶詰めフラワーです
  \(≧∇≦)/ 簡単に作れるのに、本当に綺麗!


  用意するもの
   ・空きビン(ミニジャム、鮭フレークなどの小さい瓶)
   ・小さいお花 ミニバラのような立体的なもの
   ・シリカゲル(たくさん)


  作り方


   取り立ての花(しおれていない花)を瓶の中に入れます。
   そして、瓶の縁からシリカゲルをたっぷり入れて、密封!
   シリカゲルは沢山あればあるほどすぐ乾燥するので良いです。
   できればお花がすっぽり埋まるくらい。
   そして瓶の入り口をセロテープなどできっちり栓をします。
   数日後、色鮮やか、立体的なドライフラワーの完成!
   そして、もう一度乾燥させたシリカゲル(少量)
   そしてリボンやきれいなビーズなど綺麗な物と
   一緒に瓶に入れて飾ってください。
   お祝いのメッセージを入れた小さなプレートを入れたり、、
   ピンの蓋を布とリボンでラッピングして
   プレゼントもいいですよ。


   私はミニバラでしました!
   葉もいけるので、幾つかの植物を使って瓶の中で
   花束やディスプレーを作るようにしても可愛いです。


2,■生石灰


1)活用方法
海苔などに入っている、大きな白い乾燥剤です。
海苔などを食べきった後も、まだ使えることが多いので、
靴や乾燥食材を入れる棚に置いたり、台所のシンクの下の、湿気のたまりやすいところにおいておくといいです。


2)さらに活用方法
すっかり湿気ってしまったら、生石灰の成分は、酸化カルシウムです。園芸で使う石灰と同じ物ですので、土壌の改良に使えます。
葉物野菜の中には、酸性の土壌が苦手で石灰をまく物も多いです。
使うときは、袋を破るときに細かい粒子を吸わないようにしながら、土に混ぜます。水を吸うと発熱しますので、一度土に混ぜておいてから、後程植物に使った方が安全です。
畑やプランターにまいたら、適切に使うと植物にも良い効果がある上、ゴミとして運搬、処理するコストも要らなくなります。


»このいわしのツリーはコチラから

ノミネート賞

「Walk-a-thon、歩く事で寄付を募り、歩く事で街を知るイベント」by id:shimarakkyo


実践した事ではなくてこれから実践する予定の事なので投稿を迷ったのですが、これを通じてこのイベントが日本でもっと認知されたらいいな、と思い投稿します。


Walkathonというのは「歩く(Walk)」と「マラソンmarathon)」を掛け合わせた造語でファンドレイジング(寄付集め)キャンペーンの1つです。(詳細はウィキペディアに:http://en.wikipedia.org/wiki/Walkathon


基本は、参加者一人一人が「〜キロ歩くから、私が歩く1キロごとに〜円寄付して!」と寄付を募り(寄付の金額は1キロ10円だったり、100円だったり、寄付する人の自由で)、皆で集まってその「〜キロ歩く」という公約を実行する、というもの。寄付の内容は、エイズ撲滅だったり(AIDS Walk)、癌の撲滅だったり(Breast Cancer 3Day、Relay for Life)、ポリオワクチンのキャンペーンだったりと、色々です。


ECCO Walkathon」もそういったキャンペーンの一つで、皆(数万人規模です)で街を歩く事により寄付を募り、また自分が住み暮らす街を再発見し(コペンハーゲンWalkathon のコース、http://www.ecco.com/images/teasers/map_ew08cph_route.gif、等を見て頂ければ分かる様に、かなりがっつりと街中を歩き回ります)、キャンペーンの内容を啓蒙する、という「1石3鳥」を狙ったものです。この場合は、名前にもある様に、寄付をするのは靴メーカーである「ECCO」です。「アナタが歩く1キロごとにECCOが1ユーロ」、参加者が指定した寄付先にの寄付をします。元々はコペンハーゲンで始まったものですが、各地に飛び火して、今ではベルリン、ストックホルムワルシャワ、などで毎年行われるようになりました。


寄付先のプログラムは例えば、東欧やアフリカ諸国のストリートチルドレンの為の教育、職業訓練、住居提供プログラムや、植林、コンゴ川流域の熱帯雨林保護プログラム(WWFのもの)など、多岐に渡ります。言うなれば「自分が歩いて稼いだお金」なので、「どこに寄付したいか」まで自主性を持って決定する為にはそれなりにどんなプログラムなのかを調べなければなりません。その為、学校ぐるみで参加し、教育の一環としている中学校、高校も多いです。また、たいてい夏休み期間中に行われるので、家族全員で参加する方も多く見られます。


このイベントを通じて、自分が住んでいる街を再発見し、また自分の足で「稼いだ」お金を「自分で決めた」プロジェクトに寄付する事により、より積極的にこういったキャンペーンに「参加」する事の喜び、楽しみを知る事が出来る。意外とこれを通じて環境問題に興味を持った、という人が多いのもうなずけます。


私はただ単に、友人がこれの運営に関わっているのでボランティアスタッフとして参加する事になったというあまり積極的ではない参加の仕方なのですが。でも、こういうイベントに参加するのは高校生の時以来なので実はかなり楽しみなんです!


興味を持たれた方は是非、「ECCO Walkathon」のサイトをチェックしてみて下さい。
英語ですが、写真も載っているし、雰囲気は伝わるのではないかと思います。
→ http://www.ecco.com/int/en/specials/walkathon/index.jsp


»このいわしのツリーはコチラから

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYベーシックアイテム〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:teionsinonomeさん、ご投稿ありがとうございました。




お馴染みの箱にマンガを保存 
amazonの箱に本棚から溢れた本を入れて押入れに入れています 大量には入りませんが、みっちり入れても重くなりすぎないのがいいところ 作家さん別にしてラベルをつけたらもっと便利だなと思いました



スナップコメント

漫画本を愛する人はみんな保存版で大変だろうなぁ…。
おそらく普通の書籍よりたまりやすくて、増え続ける一方?
そんな場合は本棚などと言っている場合ではありませんね。
ぜひラベルや管理カードを作って大事に、マイライブラリー司書して下さいねw
−ハザマ−


»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。