イエ・ルポ 2 #022 PickUp5
みなさまこんにちは、ハザマです。今、マチは華やかにハロウィン一色ですね。お花屋さんに雑貨屋さんにお菓子屋さん。マーケットも洋服屋さんも、靴屋さんまでハロウィンのディスプレイになっていましたw みなさまのおうちでもミニカボチャなどを飾って楽しまれていることでしょうね。西洋の収穫祭でもありますから、今年の豊かな実りを祝って、10月31日は夕食のテーブルもちょっと特別にしましょうか? “リブ・ラブ・サプリ”本に載っている「かぼちゃスープ」も美味しそうだし、今年も「簡単かぼちゃケーキ」はぜったい作るんだー♪ ふくよかで甘い、幸せな実りをたっぷり味わいたいですね!
さて、今日は“イエ・ルポ 2”#022のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「あなたがつくりたい&感動した家訓の話」のお題で、さまざまな我が家のキャッチフレーズや教訓を教えて頂きました。感銘を受けた偉人の言葉などもいろいろ登場して、身の引きしまる思い?!をしたり、家族の心があったかい家訓にほ〜っと和ませてもらったり。それぞれのエピソードとともに、学びになることいっぱいの語らい、みなさまどうもありがとうございました!
イエ・ルポ 2 #022 ピックアップ賞・ノミネート賞
#022では「我が家のキャッチフレーズ!あなたがつくりたい&感動した家訓の話」のテーマでご投稿頂きました。
まずはシンプルながら語らいが掘り下げられて印象に残ったいくつかのメッセージから。「“ありがとう”を言う。」では、常にまわりの人たちへ感謝の気持ちはもちろん、暮らしの恵みすべてに“ありがとう”の心が素敵でしたね。ツリーでは、ひと頃前のCM「一秒の言葉」で心に響いたエピソードや、水にありがとうと言葉をかけると水は美しい結晶をつくるというお話がとても印象的でした。「基本は挨拶」でも、人はたくさんの人々に助けられて生きている、それを当たり前でなくありがたく思っていればこそ本当の挨拶が出来るというお話が素晴らしかった。ほかにも「人が嫌がることをしましょう、でも人が嫌がることをやっちゃいけません」という本の中の言葉や、「健やかな毎日を過ごす」など日頃のモットーもいろいろ。あと、ツリーの中に出てきた偉人の言葉で「御輿に乗る人、わらじを作る」「横綱は3年、5年先を見据えて稽古する」「垂範率先」などの教訓も、なるほどと肝に銘じさせられるお話でした。
あとは私が書くより、下にご紹介するピックアップ賞・ノミネート賞をぜひ読んでみて下さい! みなさまがそれぞれに一番大切に思う暮らしと人生の理念が、素晴らしいエピソードとともに語られています。どれも語り継いでいって頂きたい、幸福をつくり言葉たちです。
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家訓というか、そういうポリシーの家があります。
廃物を大切にしようとすると、だんだん片付かなくなってきて手に負えなくなってしまいがちだと思いますが、この家はとてもスッキリときれいに片付いています。それは使い捨ててゴミになるとわかっている物は最初から買わないからだそうです。
そのかわり、ひとたび家に持ち込まれた物は、めったなことがなければ捨てません。徹底的に活用方法を探し、どうしても再利用不能な物は効果的なリサイクル方法を探すという、リデュース、リユース、リサイクルの「3R」をそのまま実践しているような生活をしています。
よくそんなに徹底出来るなと感心しますが、こういうのは慣れの問題だそうで、子供のころからそういう生活をしていると、物を捨てない生活が当たり前になってくるのだそうです。
廃物は拝仏に通ずとはうまいことを言うなと言ったら、針供養とか人形供養とかよくあるだろう、物は使い終わると仏になるんだよ、使い終えた物ほど尊いんだよと言っていました。私はこの言葉に言いようのない感動を覚えました。
この彼にこういうすごいことをサラッと言わせてしまう育て方をしたご両親は偉大です。廃物は拝仏に通じるのポリシーを、できれば私も身につけたい物だと思います。
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出典は聖書だそうです。ぼくはクリスチャンではないのですが、人に教えてもらって、以来、ぼくにとってピッタシの言葉だと記憶に残しています。
怒りを遅くするというのは、我慢をするということでしょう。
尻をまくってキレるのはいつでもできます。
ぐっとこらえて我慢する人の方が、勇士よりも勇気があるということだと解釈しています。
世の中の人がみんなそれぞれ、今よりもちょっとだけでも怒るのを遅く出来たらいいなあと願っています。
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17世紀のイギリスの哲学者にトマス・カーライルという人がいます。その人の言葉に、
「逆境は、時々つらいことがある。しかし順境に耐える人1人に対して、逆境に耐えられる人は100人もいる。」
という言葉があります。私の父は受験や部活動で辛いという私に対し、よくこの言葉を言いました。
困難を通じて自分は磨かれる、ということを私に伝えたかったと私は勝手に解釈しているのですが、
この言葉の意味を知るのは大学を卒業し、社会に出てからでした。やはり、学生以上に社会へ責任のある立場になったとき、父の言葉の重みを実感することができました。順調なときほど誰も注意を払わないというのはまさに箴言です。ですので、これが自分の大切にしている格言であり、家族に大切にしてもらいたいと考えています。ありふれた毎日や当たり前な環境や時間を大切にできる人間に少しでも近づけたらと感じます。
調べてみたところ、
「雄弁は銀、沈黙は金」も有名ですね。
参考にしたURLは以下です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/トーマス・カーライル
トーマス・カーライル
http://f26.aaa.livedoor.jp/~kawahara/page018.html
名 言 「感 動 の こ と ば」
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その時ではなく、十年後の自分というのがポイントでした。
客観的になって、落ち着いて考えて行動しなさいという意味もありますが、
心から後悔するような行いは、十年以上経っても不意に思い出して苛まれるもので、一生消すことができない。
その場だけ良くても、後々に思い出せないような行いはしないように。
誰よりも、自らが痛むことになるという教えでした。
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ジョン・レノンの言葉です。何度かここに書かせていただいたことがありますが、本当に素晴らしいフレーズだと思います。シンプルで力強い、英語が母国語でない人にも、ちゃんとその心まで通じていくフレーズです。
War is over, if you want it.
貴方が望みさえすれば戦争は終わる。
私たちには戦争を止めさせられる力があるんですね。
でもこのことは逆に、私たちには戦争を起こしてしまう力もあるということを意味しています。政治は民意を利用して、戦争への合意形成を作ります。私たちがしっかりしていないと、正義感や平和を願う気持ちすら、戦争を起こすために利用されてしまいます。外国の出来事とはいえ、そういう戦争の起こり方を、私たちはここ10年足らずの間に立て続けに見てきました。
いざ日本が当事者になった時にそういう過ちを犯さないためにも、どういう社会のあり方を望むのかというビジョンをしっかりと持ちながら、「War is over, if you want it.」をわが家の家訓にしたいと思います。
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「続きを自分で考えて綴る家訓」by id:TinkerBell
去年、一冊の本と出会いました。
「たったひとつの命だから」
まず母が買ってきました。父も読みました。私も読みました。
そしてこの本のタイトルが、新しいわが家の家訓のような言葉になりました。・・・続きを読む
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「時間は裏切らない」by id:kyonkyon-8
学生の頃に、部活をやっていたときは、試合当日にいくら頑張ってももう遅いんですよね。
結果は試合までにどれだけ練習してるかでもうすでに決まっている。
そう考えると、リラックスして試合に望めました。
まさに、練習した時間は裏切らないです。・・・続きを読む
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「四方の海 みなはらからと 思ふ世に など波風の 立ちさわぐらん(明治天皇御製)」by id:YuzuPON
祖父がこの歌をとても大切にしていました。日本は明治の時代から平和主義を目指していたのだと、なにも戦争に負けてから平和を言い出したのではないのだと、いつもそう言っていました。
しかし、昔も今も、平和への願いをないがしろにして利益をむさぼりたがるやからがいる。・・・続きを読む
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「自分で考えなさい」by id:toukadatteba
冷たいようですが、温かい言葉でもあります。
自分の頭を使って考えて、自分が正しいと思うことをしなさいというようにいわれました。
誰かが言っているから、誰かがそうやっていたから、ではなく、なぜ自分がそれをするのか、そうしたらどうなるのかということをしっかりと考えて行動しなさいということだと思います。・・・続きを読む
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「倍返し!」by id:choco-latte
小さい頃から言われているのは、
「いい事をされたらその倍のいい事を返してあげなさい。
嫌な事をされたらその嫌な思いをした倍頑張りなさい」
ってことです。ものすごく覚えているのは
なかなかお遊戯会の踊りが踊れなくて、悔しい思いで
泣いて帰ったときに言われて、
「お母さんが見ていてあげるから」
っていって踊りを見ていてくれました。・・・続きを読む
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「家族にいえないようなことをするな」by id:cherry-pie
何をしていても自由
でも、家族の誰にも話せないようなことはしてはいけない。
逆に、家族だけは絶対自分の味方だから、何があってもひとりで抱え込まずに話す。
昔からよく言われていたので、1人暮らしをするようになってもすごく安心でした。
家族が絶対的な存在で後ろにいてくれると思うと・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
手ぬぐい
私のベーシックといえば、やはり「和」。ということでいろんな用途に使用しています。体を洗ったり、帽子代わりに。タオル代わりに。半襟代わりにw インテリアとしても使います。真ん中の二つは踊り用です。増えすぎていくつあるのかわからないけど、これがない生活は考えられませんw
近頃注目されている手ぬぐいですが、そうか、帽子がわりにまでなるんだ…。
その上、着物の半襟に生かして遊ぶというのは素敵な上級活用法ですー。
風呂敷と並んで、これほど自在で懐ろの深い布はない、日本のベーシックですね!
−ハザマ−
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