イエ・ルポ 2 #025 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。日に日に冷え込みがカラダにひびいてくるこの頃、みなさまのおうちでもあったかいお料理やお風呂で心身をほぐしていらっしゃることでしょうね。私も昨晩はミネストローネをた〜っぷり仕込んで、さっそくアツアツをいただきました♪ 野菜たっぷり、ショートパスタもいろんな野菜が練り込んであるもので彩りも楽しく。この冬はボルシチにも挑戦したいなーと、レシピを調べてみようと思ってます。冬の煮込み料理、作っている時もいただく時もあったかくて幸せですねw


さて、今日は“イエ・ルポ 2”#025のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介。ご提案頂いた「いろんな遊び温故知新」、このテーマが素晴らしくて、たいへんな盛り上がりでした! あらゆる懐かしい遊び、地方によって少しずつ名前やルールが違うもの、それに忘れられない思い出エピソードまで、語らいも掘り下げられて本当に楽しいいわしになりましたね。今でも楽しんでみたい遊びや、遊び方紹介もいろいろで♪ あの夢中になった感覚と、今の子供たちにも伝えていきたいという思いが詰まった素敵なメッセージをいっぱい、みなさまどうもありがとうございました!

イエ・ルポ 2 #025 ピックアップ賞・ノミネート賞

#025では「子供の頃に夢中になった!いろんな遊び温故知新」のテーマでご投稿頂きました。
次から次と出てきた昔ながらの遊び…こんなにたくさんあったんだなぁと驚くとともに、そのほとんどに遊んだ覚えがあるのがまたビックリ! 昔からの素朴な遊びでは、「折り紙」「おはじき」「ビー玉」「おままごと」「シャボン玉」「木登り」「釣り」「靴飛ばし」「鉄棒」「四つ葉のクローバー探し」「雪合戦」に「かまくら」…。学校で大勢で「フルーツバスケット」「はんかち落とし」「ダルマさんが転んだ」、学校帰りには「ちよこれいと・ぱいなつぷる・ぐりこ」「影ふみ」「石蹴り」「下校時にルールを決めて帰る」など。スポーツ系では「ドッヂボール」「キックベース」「野球」「手打ち野球」「バスケットボール」、学校が終われば、「缶けり」「かくれんぼ」「陣取り」「ゴムとび」などなど…。なかでも盛り上がったのは、さまざまな思い出が語られた「秘密基地づくり」、ドロケイ・ドロタン・ドロジュン・助け鬼など地方でいろんな呼び方がある「ケイドロ」、かくれんぼも「たかおに」「色おに」「手つなぎ鬼」といろんなバージョンがありましたねーw ほかにも「プラモデル」「スロットカー」など男の子が大好きな模型的な遊び、伝声管やダンボールのドラムごっこといった「いろんな音遊び」、童話絵本とともにご紹介下さった「ちいちゃんのかげおくり」など、みなさまの心に残るエピソードとともに、本当に多彩な遊びを語って下さいました。


そんななかから、懐かしい思い出とともにいきいきと遊びの世界を綴って下さったルポより、ピックアップ賞・ノミネート賞を選ばせて頂きました。本当はもっともっとピックアップしたかったメッセージがいっぱいだったのですけれど…。私も親戚の子供たちと久々に遊んでみたいなぁと思うものがたくさん、それに、この暮れにもお墓参りへの長い車中に家族でいつもの「古今東西」ゲームで遊びたいと思います〜w みなさまも、今度のお正月に子供や家族で昔遊び、いかがでしょうか(^^)。


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「ガサガサ」by id:w83


っていうのですね。タモ網で小魚やエビを川ですくう遊びです。私の住んでいるところでは、ドジョウやフナはとれませんでした。かわりに撮れたのが、アユやカワムツ、ハゼ類、エビ類でした。
でも、これらの魚は誰だって獲れるものから、捕まえたら自慢できるものから、難易度がありました。例えばアユはすばしこく、数も少ないことからAランクに位置する獲物でした。反対にハゼ類は誰だって獲れる魚。Cランクぐらいでしょうか。エビ類はテナガエビがB、後のエビ類はCからDぐらいでした。
最もレベルが高いのはウナギ。アミにいれるのは、誰だって可能性があります。しかしウナギは網から這い登って逃げることができる技術の持主です。運良くバケツにいれることができても、あっというまに這い登って逃げられてしまう、なんていうこともありました。そういうわけでウナギは誰も捕まえることができなかった、Sランクの獲物でした。
そうやって楽しんだ遊びでしたが、生き物にとってかわいそうなことをしたこともありました。バケツで飼うのだ、といって持ち帰り、翌日には全て死んでいた、ということを何回も経験をしました。ただそういう経験を積み重ねていくうちに、バケツでは飼えないことを悟り、元の川へ放すようになりました。


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「たかおに!」by id:watena


高い所に上っていればつかまらない、というルールの鬼ごっこです。この「高い所」というのが曲者で、たとえば学校の校庭なら朝礼台に上って逃れるとか、鉄棒に飛びついて逃れるというのが本来のルールが想定する「高い所」だと思うのですが、子供はなかなか狡猾ですから、紙を一枚持って歩いて、鬼が来たらそれを地面に敷いて上に乗り、0コンマ何ミリ確実に高い、などと言い張るやつが登場したりするのです。
私は下駄を履いて、これぞ永遠のセーフゾーンだと言い張ったことがありましたが、それはあっさり却下されてしまいました。その日、履き慣れない下駄での鬼ごっこは大変でした。鬼太郎の偉大さがよくわかりました(笑)


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「長縄飛び」by id:chinjuh


わたしが通ってた小学校は、なぜか縄跳びが盛んで、朝礼で縄跳びをしてたりしました。朝礼でやるのは一人用の普通の縄跳びですが、休み時間になると長い縄跳びを持ち出して、「羅漢さんがそろたらまわそうじゃないか」とか「提灯行列」「一はいった」「げっくりかっくり」なんかを歌いながらやったもんです。
不思議なもので、普段運動ができる子が長縄跳びも上手とはかぎらないんです。いや、たぶんそういう子は練習するとできるようになっちゃうんでしょうけど、興味の方向が少し違ってるのかもしれないです。歌にあわせて飛ぶんだから、跳び手が交代する時に、歌をとぎれさせちゃいけないんです。でも、紐に足がからまなければそれでいいと思ってる子が多かったですねー。わたしは運動音痴に自信があるタイプでしたが、長縄跳びは得意で、歌をとぎれさせないことにも密かにこだわってました。
最近ものすごく長縄跳びをしたくて仕方がないんですけど、大人になっちゃうとやるチャンスがまったくありません。長縄跳びオフを企画しようかと何度か考えたけれど、こういうのに食いつく人はダブルダッチなんかを華麗にこなすような人かもしれないと思うと、想像だけでしらけてしまって実行に移したことがありません。
わたしの場合、興味があるのはわらべうたで遊ぶことで、大人の技を競うことじゃなさそうですが、なかなか同好の士は現れません。


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「自転車で〈定期観光バスごっこ〉」by id:iijiman


子供の頃、個人的にハマっていた遊びがありまして。
それは「定期観光バスごっこ」。
自転車で、南紀白浜を走っていた「定期観光バス」・・・様々な名所を回って案内する観光バス・・の「ごっこ遊び」をしていました。
当時私は、親の勤める某企業の社宅に住んでおりまして、その敷地内にはA〜Cの3棟が建っていました。
A棟に某室に住んでいた私のイエの階段の前が「バス乗り場」。
そこを起点に、社宅の敷地内を「観光ガイドをしながら一周する」するのです。
例えばA棟の裏にはちょっとした芝生敷きと植え込みのようなスペースがあったりして、「A棟原っぱ」と呼ばれていました。
「次は、A棟原っぱ、A棟原っぱでございます。この原っぱは大変見晴らしが良く・・・」
B棟の前には、子ども達が軟らかいボールで「手打ち野球」をするのに好適なスペースがありまして、
「次は、B棟グラウンド前、B棟グランド前でございます。このグラウンドは野球が大変盛んで・・・」(そういえば当時はサッカーってマイナーなスポーツだったなあ。まだJリーグとか出来る前で。阪急ブレーブスが優勝していた頃、というと歳がバレますかな?)
C棟の裏には駐車場があります。
「次はC棟駐車場、C棟駐車場、この駐車場には大変色々な車が停まっておりまして・・・」
・・・といった具合に、社宅の中を巡るのです。
お客さんは・・・自転車なので、運転手もバスガイドもお客さんも「自分」しかいない訳で。
孤独な遊びでもありました。


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「≪推理クイズ≫この謎にトライしてみます?」by id:Lady_Cinnamon


中学生の頃にクラスで推理クイズ作りが流行りました。年齢も年齢だったし、当時マンガやドラマで『金田一少年の事件簿』が流行っていたのも有り、みんな考えだす謎は凝った作品級のものもありました。


凝った作品が多かったので、正確に覚えてはいないのですが、辛辣なミステリーという感じではありません。謎が謎を呼んだと思いきや、「え〜、そりゃないよ〜!」という落ちだったり、ちょっとほのぼのした身近な話題もありました。


簡単な問題は、例えばこんな感じ。
担任の先生の机からバナナが出てきた。各自の証言をもとに、
机にバナナを入れた人物を割り出せ。制限時間は次の休み時間!


生徒A:Cは朝寝坊したからか、お腹がグーグー鳴りっぱなしだった。
生徒B:先生は大のバナナ好きで、体育の授業の担当である。
生徒C:Bは次の選挙で生徒会長のイスを狙っている。
先 生:今日の持ち物検査で、Aからはマンガを没収した。


授業前の休み時間に出題されるので、授業中は黒板を見てても、頭の中は違うことでいっぱい。まさに授業そっちのけ(笑)。そして制限時間の休み時間、全員一斉に答えを言うのですが・・・簡単だと全員一致で、次の謎に挑戦。


ちなみに上記の答えは、『バナナを入れた人物=先生』。理由は、持ち物検査で生徒Cから朝食のバナナが見つかり没収したから。没収されたバナナがその後どうなったかは、さらなる謎です(こんなアホな問題で笑い合ってました)。


でも本格的に難しかったり、出題メンバー側のイジワルがあったりすると、メンバーの頭を寄せ合って各自で推理内容を、あ〜だこ〜だとひねり合うんです。そうなってくると、逆に出題者側にいると、みんなの様子を見ているのが面白くもあります。


さて、ここで問題です。
次の文面に暗号が含まれています。その暗号を答えてください。


麗しい花の瞳え潤むのは 
更に重ねて長き日々かな


ちょっと日本語が変な所が、解読のポイントになるかもしれません(笑)。 


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「学校ごっこby id:Yuny


幼稚園児のころ、近所の年上の友達とよく学校ごっこをしていました。
わたしは幼稚園の年少組ですが、彼女たちはもう小学校に上がっていたりするわけですよ。だから、その日学校で習った漢字とか算数とかを教えてくれたんじゃないかなあ……。良く覚えていませんが。・・・続きを読む

「コマ回し」by id:YuzuPON


児童館を中心に、特に男子の間で流行っていました。紐を巻き付けて回すコマです。コマは児童館で貸してくれるのですが、紐はそれぞれ愛用の物を自前で用意している人が多かったです。それぞれ工夫を凝らして、紐を「鍛える」んです。
たとえば紐とコマの接触を強くすればよくコマが回るかと、紐に何かを塗りつけたり染み込ませたりを試みます。・・・続きを読む

「ヒーローアクションごっこと肉筆まんが誌作り」by id:TomCat


なんとかマンやら、なんとか戦隊。男の子はヒーローに憧れますよね。テレビを見て決めポーズの練習を繰り返して、そして同じ番組が好きな仲間が集まると、ヒーローアクションショーみたいなことをはじめます。
凝っていた時には、もう毎日のように同じようなことをやっていました。・・・続きを読む

「ゴムとび」by id:rikuzai


これも地域によって呼び方やルールなど千差万別のようですが、
私が小学生の頃に夢中で遊んでいたのは、
大きな輪になった白いゴムの中にまず二人が入って足首などにかけてピンと張り、
二本になったゴムに足を引っ掛けてから掛け声をかけて、
一人や複数人で歌を歌いながら飛ぶものと、
呼び方は忘れてしまいましたが、ゴムを飛べる高さを純粋に競うものとがあったと思います。・・・続きを読む

「粘土で勝負」by id:momokuri3


小学生の時、クラスで爆発的に流行ったのが、粘土を使った勝負でした。まず代表が自分の油粘土を取り出し、坂を作ります。坂には先が二股に別れた溝が掘られます。参加者もそれぞれ自分の粘土で作った玉を持って集まり、溝に玉を転がして、どちらに行くかを当てるのです。当たったら持参した玉と同じ大きさの粘土を、坂からちぎって持ち帰れます。・・・続きを読む

「あやとり」by id:TinkerBell


いつも自分用の毛糸の輪を持ち歩いていました。
毛糸の太さや長さには自分なりの好みがあって、
特に一人あやとりの場合は、自分の毛糸でないとだめなんですよね。
私のはレインボーカラーの、とってもきれいな毛糸でした。
ところで、あやとりは、その歴史がよくわかっていない遊びなのだそうですね。・・・続きを読む

「草木で遊ぶ」by id:sayonarasankaku


子供の頃は、草木を使ってよく遊んだものです。
たぶん今より原っぱというか、草木の生えた空き地がたくさんあったからかもしれません。

松の葉を絡ませて引っ張る、松葉相撲。
花の冠や、草笛。・・・続きを読む

ラクガキ!!」by id:Fuel


まず学校の教室の黒板。放課後や雨の日の昼休みなどは、もうみんなのラクガキがビッシリでした。
地面にも書きました。地面というか、公園の隅にコンクリートで覆われた一角があって、そこが恰好のラクガキスペースだったんです。アスファルトはボコボコしすぎていてだめ。ラクガキにはコンクリートが最適です。車の心配もないその場所はとても貴重なスポットで、子供に人気の場所でした。いつも誰かの絵が消えずに残っていました。・・・続きを読む

「探偵ごっこby id:canorps


小さな子から大きな子までが集まって
自分たちで、画用紙やわら半紙を使って、探偵手帳をつくって
探偵団ごっこをよくしました。
手作りの探偵手帳の表紙の絵も、各自で同じ絵を描きました。
ひとりひとり同じ絵だけど若干違う、そんな手帳を各自で持って
近所を走り回りました。・・・続きを読む

「〈ひみつのせっけいず〉作り」by id:Oregano


空想の秘密基地や秘密メカの設計図作り。設計図と言っても、絵に矢印を付けて「エンジン ひゃくまんばりき」とか「ちょうごうきんドリル あつさ100メートルのコンクリートにもあなをあけられる」「どうりょくコック 右にひねるとふつうのエネルギー、左にひねると反重力エネルギーがさくれつする」などと、わけのわからない説明書きが添えられているだけのものですが、色々と想像を膨らませながら、時間のたつのも忘れて熱中しました。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈ジャパニーズスタイル〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:Lady_Cinnamonさん、ご投稿ありがとうございました。




栗ぼっくり  
我が家には湯呑茶碗が沢山あり、秋には渋い柄の湯呑が玄関先に鎮座します。庭の栗の木から葉とイガを取ってきて、ただ湯呑に入れるだけ。松ぼっくりならぬ雪ダルマ型の栗ぼっくりです。



スナップコメント

松ぼっくりならぬ栗ぼっくり、名前と一緒に可愛い姿です〜♪
お湯呑みひとつでちょっとした素敵な季節のしつらいが出来るものですね。
玄関でこんな小さな風物詩が迎えてくれると、
ちょっと訪れた方も家族も、思わず心にふわっと笑みが浮かびそうですw
−ハザマ−


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