リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #032 pickup5
みなさまこんにちは、ハザマです。毎月言ってますが(笑)、ホントに早いもので5月も最終週ですね。今月も素敵な写真とエピソードで楽しませて下さっている“リブ・ラブ・スナップ”ですが、#018「ハウスグリーン」「MYホビーグッズ」テーマのプレゼント対象ご投稿期間が明日27日までと迫ってまいりました。みなさまのお部屋やベランダやお庭を彩るハウスグリーン、そしてさまざまな趣味の道具や創作品、ご披露頂けそうなスナップがありましたら、ぜひ明日中にお送り下さいませ! お待ちしていますね〜w
さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#032のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回はいつにも増してたくさんの素敵なメッセージをお寄せ頂いて、ちょっとビックリ! 「鳥」「占い」テーマはみなさまの日々にとても身近なものとして語られ、このテーマはどうかな?と少し心配していた「屋根・屋根裏」にも多彩なフォーチュン・サプリをお届け頂きました。それに、暮らしの中に起こった幸せなエピソードもいっぱい。今回も本当にいきいきと楽しいメッセージと語らい、みなさまどうもありがとうございました!
リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #032 ピックアップ賞
#032は「鳥」「占い」「屋根・屋根裏」+「縁起物」のテーマでご投稿頂きました。
「鳥」って、幸運の象徴とされる逸話がとても多いんですいね! 「ツバメ」がイエの軒下に巣を作ると幸運のしるし、「梟(ふくろう)」は福来郎・不苦労・不苦老などの語呂合わせで幸をよぶ縁起物、「八咫烏(やたがらす)」は道を案内して勝利を導く鳥、「鳩」は平和の象徴であるとともに、雄が雌を連れて帰ろうとする習性があることから結婚式にも飛ばされる夫婦の象徴…。そして、日々の暮らしの中の楽しいエピソードもたくさん。口笛で一緒に鳴き真似して「ウグイスとニアミス」、マチに朱鷺(トキ)がやってきてニュースになった「貴重な鳥」、イエの庭で飼った思い出の「ムクドリの親子」、叔父様がケガをした鳥たちを治して放す営みをされているという「とり」をはじめ、心あたたかなお話が素敵でしたね。また「占い」テーマでは、ご紹介しきれないほどたくさんの幸せメッセージが。「星座占い」「タロットカード」「誕生日占い」「花占い」「風水」「ラッキーカラー」「夢占い」「コイン占いで婚活力UP!」などなど…。なかでは、妊婦さんのお腹を触ってご結婚・ご懐妊のお友達が続出?!という「妊婦さんはよく当たる!」というおまじないエピソードがオドロキと微笑みでココロを包んでくれましたw もう一つのテーマ「屋根・屋根裏」では、「鬼瓦」や「シーサー」などのイエの厄除け縁起物から、「屋根に歯を投げる」おまじない、「屋根裏部屋」や「ロフト」の楽しい話題に、スズメ一家の可愛い子育て「屋根裏に突然やってきた居候」や「蔵の屋根裏、力道山の刷られた新聞紙」といったエピソードまで、本当に多彩なメッセージがいっぱい。さらに、毎回募集している「縁起物」でも、「狛犬」「四つ葉のクローバー」で心に残る素敵なお話を頂きました。
そんななかから、下にご紹介するタイトルは、今回本当にホントウに悩んで選ばせて頂いたピックアップ賞・ノミネート賞です! 学びの多い話題はもちろん、メッセージそのものがすでにココロのサプリ!と、読んでいるだけで幸せな気持ちにしてくるお話をじっくりお楽しみ下さいませ♪
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数年前、我が家に定住したヒヨドリがいました。
家賃を払わない代償として、たっぷり観察させてもらいました。
冬の間、庭の花蘇芳の木に刺してあったミカン(本当はメジロ用)を食べに来ていたヒヨドリ。
春なって、花蘇芳の隣にあるビワの木に巣作りを始めました。
ビワの木はかなり大きく、葉もふさふさ生えているので、下から猫などに襲われることもなく、空を飛ぶ他の鳥からは目隠しとなり、ヒヨドリの目には“子育てによい環境”とうつったのでしょう。
ところが、わが家の2階の小窓をあけると、ちょうどヒヨドリさん家と同じ高さ。
巣の中は丸見え。卵は4〜5個ありました。
それを知ったヒヨドリの警戒心は上昇。
こちらは観察したいので、ついつい小窓を開けてしまいます。
ヒヨドリと視線が合うこともしばしば。そのたびにヒヨドリは育児放棄。しかし、窓を閉めてしばらくすると必ず戻ってくるので、安心して見ていました。
その繰り返しを重ねること、2週間ばかり…。
ようやくヒナが孵りました!
ヒナたちは食欲旺盛。親鳥は超忙しそう。
巣立ち間際なると鳴き声は大音量。うるさいことうるさいこと…。
たまに親鳥が出かけているときを狙って、孫たちがそーっと小窓を開け、わざと甲高い声で「ピャッ!」と鳴きマネをすると、ヒナたちは口大きく開いてピャッーピャッー鳴き出します。親鳥が鳴いたと思ったのでしょうか…。
やがて巣立ちのとき。
兄姉たちは上手く巣立ちできましたが、末っ子は巣から脱落…。
慌てて人間の手で、巣へ戻してみました。
その間、親鳥は気も狂わんばかりの鳴き叫び。
しかし、その子も2〜3日のうちに無事巣立つことができ、ヒヨドリ家は空き家と相成りました。
めでたし、めでたし!
今年も春先までは庭に来ていたのですが、その年以来、巣づくりはしてくれません。
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バードサンクチュアリとは、直訳すれば「鳥の聖域」です。野鳥を中心とした野生生物が安心して生息できる場所を意味し、一例をあげればこういう自然保護区がそう呼ばれます。
http://park15.wakwak.com/~wbsjsc/011/
このような自然環境を丸ごと保全するような場所は、元々自然なんて無い人間の家では望むべくもありませんが、せめて鳥がやってきて、一時的にでも安心して過ごせる場所を作ってみたいと思いました。
そのために、まず餌台を用意してみました。一つはこれを参考に作りました。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/51/ef2972850d43dbf46ac444...
これは何かというと、メジロなどの体の小さな小鳥用です。格子は小鳥が楽々入れる間隔とします。これでカラスやヒヨドリに横取りさない、小さな鳥が安心して食べられる餌場になります。オレンジを輪切りにして置いてみたら、なんと本当にメジロがやってきました。こんな鳥がちゃんといるんだと感動しました。
もう一つ、格子のない餌台も作りました。こちらはカラスも歓迎の大きい鳥専用餌台です。
さらにもう一つ、格子なしの餌台を作り、それは穀物を食べる小鳥専用としました。スズメ専用に格子付きを用意しようかと思いましたが、うちの方は鳩はいないようで、今のところ格子なしでも、スズメなどの体の小さな鳥専用になっています。将来鳩がやってくるようにでもなったら、格子付きも作ろうかと思います。
それから小鳥の水浴び場所ですが、それはこちらの書き込みにとても詳しい説明がありましたので、その通りに作ってみました。
http://q.hatena.ne.jp/1216702101/177144/
最後に、窓ガラスの対策を行いました。まかり間違ってガラスに激突する鳥がいたりすると大変ですから、その対策です。マスキングテープで雲の形の輪郭を作り、すりガラススプレーを吹いて、窓ガラスに雲を浮かべてみました。なかなか見栄え良くできて大成功でした。
問題はご近所です。ご近所に鳥嫌いな人がいるとトラブルになりかねません。幸いうちの周りは皆さん野鳥や自然が大好きな方ばかりで助かっていますが、ご近所の敷地に糞害が発生していないか、鳥を飼っている家がある場合その鳥に伝染病などの健康被害のおそれはないかなど、随時注意を払う必要があると思います。良かれと思って始めたことが、逆に野鳥への反感を買ってしまうようなことになったら大変です。
苦情があったらいつでも言ってもらえるように、挨拶を積極的にする、家の前の歩道を掃くなどして顔を合わせる機会を多くする、町内の集まりには欠かさず顔を出すなどの努力が大切だと思いますが、それは円滑な社会生活の基本ですから、何もしていなくても心がけた方がいいですね。とにかくこれで鳥が遊びに来てくれるイエになりました。「今日はすごいぞ、メロンがあるぞ」「わぁ、鳥が皮を喜ぶね」などという会話も出るようになって、ペットのいないわが家にも、共生する生き物のいる幸せがやってくるようになりました。
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辞書をひくと「うら 1.こころ。思い。内心。→心(うら)もなし」(大辞泉から引用)とあるように、占いの「うら」は「心」の意が語源です。これに対して「おもて」は「顔」。時代劇の奉行所のお白州で「各々方『おもて』を上げい」という、あのおもてです。つまり占いとは、外見からでは見えない心の内を明らかにして悩み事を解決したりする、一種のカウンセリングだったんですね。
その昔、卑弥呼は占いによって政治を司っていたと言われますが、そもそも「うらない」という言葉は和語ですから、当時それを「うらない」とは言っていなかったと思います。卑弥呼がやっていたような未来の予言や吉凶の判断は、うらないというより、呪術に近い物だったのでしょう。
今も色々な占いがあります。伝統的な占い、新作の占い、日本に昔からある占い、海外の文化に由来する占いなどなどそれは様々ですが、私は自分の心の状態をチェックするための、自己流の色占いをやっています。その日どんな色の服を着たいか、あるいはどんな色の場所を心地よく感じるかなどの、その日その日の色の好みで、心の状態を調べるのです。
たとえば今日は青っていう感じだなぁと思ったとします。青はリラックス感を与える色。青い色に接していると、体温、脈拍、血圧がなどが下がり、興奮が抑えられ、心身ともにリラックスした状態になっていくと言われています。また青は集中力を高める色とも言われています。脈拍をゆっくりと安定してくるので、時間の感覚がゆるやかになって、焦りや苛立ちが消えるんです。こういう時は創造力も高まっています。
でもちょっと待ってください。今日は青っていう感じだなぁと思ったその心は、今「青そのものだから」なのか、「最も青からかけ離れた状態だから求めている」のか、どちらでしょう。それを調べるには、補色についても検討します。補色には物理補色と心理補色の二種類がありますが、両者にそんなに大きな違いがあるわけではありませんので、だいたい反対の色、と考えればOKです。
青の補色は黄色です。黄色は自然の光に近い色なので、脳や体を活性化します。論理性や計算力などを基本とする思考力が高まり、理解力や判断力などが鋭くなります。でも黄色は神経を刺激する色ですから、それが強くなると行動が衝動的になったり一貫性がなくなったりもしがちです。こんな補色についての考察も含めて、今の自分はどっちかなと考えると、だいたいのことが分かってきます。
そうしたら今の自分に最も必要な色を使ったカラーセラピーで心を癒していくことも出来ますし、あるいは今が絶好調なら不安なく思う存分張り切っていくことも出来ます。
このように自分でも気が付きにくい自分の「うら(心)」を知ることが出来る自己流色占いは、ちょっと役に立つかなぁと思っています。
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わが家に念願のウッドデッキが出来ました。最初はお洒落なスペースが出来たと家族一同大喜びだったのですが、思ったほど利用されませんでした。その大きな理由の一つが、屋根が無いということでした。屋根がないので雨の日には使えませんし、野ざらしなので、せっかく可愛い椅子やテーブルを置いてみても、すぐに汚れてしまいます。そこで屋根を付けることになりました。
作るのは日曜大工好きの父です。母は、そんな大物ちゃんと作れるの?プロにお願いした方がいいんじゃないの?と心配そうでしたが、父は頑張りました。色んなお宅を熱心に見て回って、どんなデザインにするかを決めて、製作に取りかかっていました。出来上がったのはパーゴラ風の木組みの上にポリカーボネートが乗った、ウッドデッキによく似合う素敵な屋根でした。既存のウッドデッキ部分も含めて統一した塗装が施されて、まるで最初から屋根付きで作ったみたいな出来映えでした。
テーブルと椅子を置いて、完成祝いのお茶会をしました。母と私はお茶で、父はビールです。まだ残る塗装の香りも、父の笑顔と合わさると、それも爽やかな香りに感じられました。
屋根の効果は絶大でした。まず、置いたテーブルや椅子の汚れが格段に少なくなりました。屋根があると葦簀を立てかけたり簾を垂らしたりも簡単に出来るので、日よけだけでなく目隠しにもなって、ご近所の目が気になりません。
さらに、物干し棹が渡せる金具を付けてもらって、洗濯物干しが楽々。それまでは二階のベランダを物干しに使っていたので、1階で洗って、それを2階まで運んでとやっていましたが、この屋根のお陰で、もう洗濯のために階段を上り下りする必要が無くなりました。母と私には、これが一番のメリットだったかもしれません。(笑)
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屋根神様。それは屋根の上に作られた祠に祭られた神様です。
http://www.yanegami.com/
屋根の上に縁起を担いだ何かを配置する例はハザマさんの回答例をはじめ全国的に色々と見られるようですが、このように神社なみの本格的な祠を作ってお祭りする例は、全国的にはかなり珍しいと思います。おそらく愛知県や岐阜県などの一部に見られるだけでしょう。
御祭神は、名古屋の場合、火伏せの秋葉神社、厄除けの津島神社、そして明治以降になると戦争の関係で武運長久を祈願する熱田神宮が加わり、この三柱をお祭りしているのが一般的なようですです。
屋根神様はどこの家にも祭られているものではなく、町内の守り神的にある程度の区域に一つずつ祭られていて、各地域の住民が共同で祭祀を受け持っているようです。
小さな祠を作って神様をお祭りする習慣は全国にありますが、なぜ中部地域の限られた一帯でだけ、その場所が屋根の上なのでしょう。土地が確保しにくかったのでしょうか。高い所にお祭りすることで崇敬の念を表したかったのでしょうか。あるいは少しでも天に近付きたかったのでしょうか。屋根神様について研究している人は何人もいるようですが、この習慣の起源については、いまだ確定的なことは解明されていないそうです。
現在の屋根神様の祠は、戦災被害の少なかった場所に多く残っています。名古屋で言えば西区、中村区、中区界隈です。戦勝を願って熱田神宮を勧請したにもかかわらず、戦争によって多くの家が焼かれ、それによって祠が消滅してしまったことは、皮肉というほかありません。
熱田神宮は草薙剣(くさなぎのつるぎ)が御神体です。尾張で宮簀媛と結婚をした日本武尊が媛のもとにこの剣を預けたまま病没、遺された剣を祭るために宮簀媛によって建てられたのが熱田神宮のはじまりです。たしかに日本武尊は数々の武勇が伝えられていますが、熱田神宮のそもそもは剣のみたまを鎮める、すなわち平和の祈りから発している神社だろうと思います。太平洋戦争の戦火をくぐり抜けて今日に残る屋根神様が、平和の祈りとともにとこしえにあり続けることを願っています。
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「鶯(ウグイス)の鳴き声を右耳で」by id:powdersnow
春の訪れと共に、その独特の鳴き声を聞かせてくれる鶯。
ホーホーホケキョという鳴き声は、スズメやカラスと並んで、日本でも指折りの有名な鳴き声の鳥と思います。
そんな鶯ですが、その春最初の鶯の鳴き声が、右側の耳で聞こえると、縁起がよいという話を聞きます。
あまり有名でもないくらいの俗説のようですが、知ってしまうと、ついつい気に留めてしまうものです。・・・続きを読む
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「バードゲージ」by id:sayonarasankaku
近くの公園に子供向けのちいさな動物コーナーがあって、
そこに散歩に行くと、いつもバードゲージに入って写真を撮ります。
インコやニワトリ、文鳥、ウズラなど・・・
あまり派手な鳥はいないのですが、
とても可愛いです。
写真を撮ろうとしてレンズを向けているものの、
いつも動きに追いつけません。・・・続きを読む
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「“タマゴ式”で鳥の絵を書く」by id:Fuel
ぶらりと入った本屋さんで、素晴らしい本を見つけました。その名も「“タマゴ式”鳥絵塾」。鳥はタマゴから生まれる、鳥の絵も二つのタマゴ型の組み合わせで驚くほど簡単にバランス良く書ける、というのがこの本の内容です。
- 作者: 谷口高司
- 出版社/メーカー: 文一総合出版
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- メディア: 単行本
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「ノキシノブ」by id:natumi0128
ノキシノブという草があります。
軒に生える忍草という意味で、この名がついているとおり、軒下や屋根、崖や木の幹など、様々なところに生える草です。
現在の普通の人家にはあまり見ることもないでしょうが、古いお寺や藁葺き屋根のお家などには、屋根にも生えます。
雑草と言ってしまえばそれまでですが、昔から日本人は風情のある草として歌や句などにも詠んできました。
軒荵けぶるが如し庵の月 中村汀女・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
一眼レフを持って素敵な自然光景を探すお散歩、そこでシャッターをきられたものでしょう。
春のお花の甘い蜜をもらいにきたアリさん、小さないのちが愛しいです。
私たちがきれいだと眺めている花々、虫たちには毎日生きていく楽園なんですね!
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
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