イエ・ルポ 2 #049 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。我が家では昨日、猫を抱いててんやわんやのひと騒動! 本当に久々に動物病院へ行きました。朝起きると、キッチンの窓辺の小さな花瓶がシンクに落ちて割れています。一方、メスのイプちゃんがうずくまって口をあけて舌も出している。エッ?!あのガラスで? 私はパニック、イプちゃんゴメンと大泣きです。あんなところに花瓶なんか置いて! 口の中をよく見ると、左の牙がぐらぐら。でも血は見られず…どうやら窓辺にでも登ろうとして転んだみたい…。ガラスの跡は見られずひと安心して、すぐに病院へ。先生いわく「こりゃ前から抜けかけてたところを打ったんだなぁ」。少し引っ張るとすぐに抜けて、止血の必要もないくらいでした。ホッ…。やっと心臓のドキドキがおさまった次第です。うちに帰るとイプちゃんはさっそくごはんの催促、もう力が抜けました〜。化膿止めのお薬と一緒に食べてくれて。大事なくすんだのですが、猫たちの安全管理不足!と大反省です。万一を思うとゾッとしました。ペットの健康も安全も守らなくちゃ。ペットや子供さんがいるみなさまも、この話を機にぜひイエをチェックしてみて下さいね〜!


さてさて、前置き話が長くなりましたが、今日はそんな動物のお話も出てきた“イエ・ルポ 2”#049のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「四季に食に環境も!〈私の自然暮らし日記〉」のテーマで頂いたメッセージの数々! 「日記」というお題だけに、なかなか難しいかも…と思っていましたが、これほどまでに多彩かつ充実したルポをお寄せ下さるとは、オドロキのほかありませんでした。数年にわたって取り組まれてきた自然暮らしの記録や、とてもユニークな観察記もいっぱい。受賞タイトルの選定も今回が難易度最上だったかも知れませんー。あらゆる生命と自然と暮らしの結びつきへの思いがこめられたメッセージ、みなさま本当にどうもありがとうございました!


イエ・ルポ 2 #049 ピックアップ賞・ノミネート賞

#049では「四季に食に環境も!〈私の自然暮らし日記〉」のテーマでご投稿頂きました。
まずひとつには、四季の自然を感じながらの暮らしが豊かに語られましたね。「鳥のなきごえ」「虫の鳴き声」「星を眺める」「空を見る」「雨の名前」「滝桜」…、それに「野草摘み」「潮干狩り」「ワカサギ釣り」「河原で鮎の塩焼き」「アウトドア!キャンプ!飯ごう炊飯!」をはじめ、自然に親しむ季節ごとのレジャーもいろいろ。そしてやはり多かったのが、自然と食に関する話題。「旬のものを食べる」「家庭菜園」「果物」「玄米・雑穀・麦飯生活」など。また、木製カレンダーも作られたという「ウッドクラフト」や、出会った動物たちとのエピソード「命との触れ合い」、地元の季節の歳時記「月桃の葉の香り。…ムーチーを食べる」といった、さまざまな自然暮らしをご紹介下さいました。このほか、植物・昆虫観察、畑仕事、自然のしつらい、自然食…と、それぞれに掘り下げられた体験ルポが充実でした!


そんななかから今回は、数日、一年、数年と、探究心を注いだ記録をまとめて綴って下さったルポより、ピックアップ賞・ノミネート賞を選ばせて頂きました。楽しさも学びもしかと伝わってくる読み応え満点のルポを、ぜひゆっくりお楽しみ下さいませ。ここからまた、さまざまな発見や自然暮らしが生まれていくと素敵ですね!


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「畑仕事真似事日記」by id:Catnip


知り合いから、土地を借りる気はないかとお話を頂いたのが数年前。場所はとある市街化調整区域の一角です。昔、原野商法の市街地版のような商売が流行った時期があり、宅地にできない土地をまるで宅地のような分譲地に見せかけて売るという時代があったのだそうです。もちろん最終的に購入を決めた時点で市街化調整区域だということは明らかになりますが、すぐ規制は解ける、今購入しておけばその時に高値で売れますよなどと言葉たくみに言いくるめられて購入と相成る次第。そんな土地を相続した人からお借りしたのが私の畑です。


■12月:
これが私の畑仕事の初月となりました。最初の仕事は、年末年始休暇を利用した小屋作りです。自宅から離れた場所なので、農機具置き場は最低限必要です。材料は、あらかじめ業者さんからまとめ買いして現地に搬入してもらっていた廃材を使います。それを使ってバラック小屋を建てました。大きさは四畳半。我ながらなかなか上手く出来て、あまりのうれしさに一晩泊まってしまいそうになりました。が、さすがに真冬なので断念。
翌日、やはり古道具屋さんからまとめ買いしていた農機具を運び込みました。ガチャンと小屋の鍵を閉めて、これで年内の作業は終わり。あらためて我が畑を見渡すと、耕作面積は一人では耕しきれないくらいあります。これなら小屋の並びにもう一棟小屋を建ててもいいな。そこはお泊まりも出来るスペースにする。あ、そうしたら風呂も必要じゃないか。ここに四畳半を建てて、ここを囲ってドラム缶風呂を置いて、などと地面に木ぎれで線を引きながら皮算用。むくむくと夢が広がっていきました。家に帰って、あそこには水道がないという事に気付くまでは(笑)。


■翌年1月前半:
新年の仕事始めは枯れ草の刈り取りです。随分長く放置されていたと見えて、なんとススキが生えています。ススキは雑木林の前段階。つまり野原の最終形態。ススキが生えると背の低い草の繁殖が抑えられ、その次の段階でここに茂ることが出来るのはそれより大きくなる樹木となります。
小屋から、悪い妖怪が振り回すような、柄が背丈ほどもある巨大な鎌を取り出しました。しかし古道具屋で買った物なので錆びだらけですぐには使えません。まず錆を落として、鎌用砥石で研いで、やっと準備完了。ススキの刈り取りに掛かりました。
ここで初体験の私は、ススキってなんて頑丈な草なんだということを初めて知りました。こんな巨大な鎌を力一杯振り回しても、なかなか刈ることが出来ないのです。もう枯れているというのにです。ガソリンエンジンで回転刃を回して草を刈っていく機械の導入も考えましたが、環境に優しいのは人力です。できるだけ人力でやっていこうと決めて、真冬なのに汗びっしょりになりながら頑張りました。大草原の小さな家のような開拓者になった気分でした。


■1月後半:
堆肥作りの準備です。こんな真冬では満足に発酵してくれそうにないので、とりあえず落ち葉集めだけ。まず落ち葉の一時置き場作りです。地面を少し掘り下げ、杭を立てて廃材で枠を作りました。
翌日、軽トラを借りてきて落ち葉集めに出動。原料は少し離れた裏道に大量に舞い落ちています。熊手で落ち葉をかき集め、トラックに積み込んで畑に搬入。何往復かして、かなり大きく作ったつもりの一時置き場でしたが、満杯になりました。春先まで、落ち葉はこのまま野ざらしにしておきます。


■2月:
ススキは刈り取っただけで、まだ根はそのままです。春までに少しでも根を取り除き、耕作地を確保することにしました。手作業では大変なのでユンボ(パワーショベル)の小さな物をレンタルで借りようかと思いましたが、仕事で耕作するわけではありませんから、ゆっくりと手で開拓していくことにしました。
しかしこれが大変な重労働でした。ススキは地下茎を持っていますが、横には広がらず、株の周りに集中的に新たな芽を出して、どんどん大株になっていく性質を持っています。長年はびこったススキは大変な大株。その根の除去は、まるで岩だらけの荒れ地を開墾していくような作業です。しかしそれはススキの生きようとする力、生きたいという願いにぶつかっているということ。人がそれを実力で排除していいものでしょうか。
考えた結果、全ての根を除去することはやめにして、ススキの勢力圏を残すことにしました。たかが趣味のために、大切な命を根絶やしにするわけにはいきません。かなりの株を犠牲にすることになってしまいますが、この群生の遺伝子はいつまでも残していこうと思いました。


■3月:
堆肥作りを始めることにしました。一時置き場から一度落ち葉を掻き出し、再びそこを堆積場にします。材料は落ち葉と加熱していない牛糞と鶏糞、そしてコイン精米場からもらってきた米糠です。キッチンから出た野菜屑も使います。生鶏糞は発酵の際に微生物が必要とする窒素の供給源とするため。生鶏糞を直接肥料にしようとすると大量のアンモニアが発生して植物をだめにしてしまいますが、微生物にはアンモニアも窒素供給源として必要ですから、堆肥に混ぜて発酵させるなら問題ありません。
作業手順は頭では分かっていましたが、実際にやってみると大変で、慣れない私は一日がかりの作業になってしまいました。


■4月:
何も植えず、ひたすら耕していました。ちょっとずつちょっとずつ。土の中には色んな生き物が住んでいます。耕すというより、そういう生き物の命を出来るだけ損ねないようにお引っ越ししてもらうことが目的です。
堆肥の切り返し。これは完熟するまで繰り返していきます。
水を確保するため、古い風呂桶を二つ、畑の隅に置きました。これがこの畑の貯水池です。


■5月:
同じくひたすら土の中の生き物に、ごめんよ、ここ畑にするからそのうち大々的に耕すんだ、あっちに住み替えておくれとやっていました。住み替えが完了したエリアには貝殻で作られた有機石灰をすき込み、土質改良を図っておきます。


■6月:
相変わらず何も植えません。どうせ最初は痩せた土地ですから、化学肥料でも大量に撒かない限り、満足な作物は育たないでしょう。初年は今までここに住んでいた生き物たちをススキエリアに移動させる年。作物の栽培は考えません。


前年に落ちた種から草もたくさん生えてきます。今年はそれも仕方ありません。今年、結実前にそうした草を刈り取ることで、やっと来年、少し畑らしくなっていくはずです。


■7月:
6月に同じ。少しずつ少しずつ、蟻の歩みで生き物引っ越し完了エリアを増やしていきました。引っ越し完了エリアも継続的に耕して、悪いけどここは人間が使わせてもらうよというアピールを送っておくことにしました。


■8月:
母を呼んで、畑でバーベキュー。母いわく「これのどこが畑?」。何も植わっていない地面を見て不思議そうでした。今年は作物ではなく土を育てる期間なんだよと言ったら、何それという顔をしていました。


■9月:
小屋の増築を敢行。農機具置き場にしている小屋の隣りにもう一棟隣接して建て、ドアで行き来出来るようにしました。新設の方は私の別荘です(笑)。週末、陽気がいいので寝袋を持ち込んで一晩泊まってみました。灯りはキャンプ用のランタンです。冬にはきっとここに薪ストーブを置きましょう。薪を燃やした灰も土質改良材になるはずです。


■10月:
ススキエリアはススキの花盛り。でも悪いけど、結実前に穂は刈り取らせてもらいました。畑に種を撒き散らされると困るからです。代わりに地下茎に栄養を蓄えてそっちで冬越ししておくれ。


■11月:
無期限でずっと土地が借りられそうなので、柿の木を植えてみました。苗ではなく、既に実がなるほどに成長している木です。引っ越す家のお庭から頂いてきました。完全落葉後なら木は休眠状態ですから、移植は可能なはずです。翌年は無理でも、木が落ち着けば実も楽しめると思います。その他の庭木も畑の隅に移植。なんだかいい感じになってきました。


■12月:
相変わらず、土に虫たちを住み着かせてしまうと翌年耕せないので、ここに来ちゃだめだよというアピールのためだけに土を耕し続けました。堆肥はほぼ完熟したと思いますが、念のため冬越しさせてから施肥していく予定です。こうして我が畑最初の一年が過ぎていきました。ススキエリアの枯れた葉が北風にそよいで、来年もまた来いよと言ってくれているようでした。


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三宝に飾る自然の恵み」by id:tough


わが家には三宝(または三方)があります。鏡餅やお月見のお供えを乗せたりする台のことです。近ごろこれに様々な自然の恵みを乗せて飾ることを楽しむようになりました。


・春
春は、身近な道端の草花を寄せ植えにして飾ります。土を入れた鉢を乗せますので、三方の上にはラップを敷き、その上に和紙を折り畳んだ物を乗せ、四隅を台の四方に大きめに垂らして三宝の汚れを防止。さらに寄せ植えにした鉢は下に皿を敷き水が垂れないようにして乗せていきます。そんな無理をせずとも、ちょん切ってきた植物を花瓶に挿して飾ればいいではないかと言われてしまいそうですが、私は根のある生きた野の花を、土に植わったまま三宝に供えてみたかったのです。
飾り終わった植物たちはプランターに移してベランダに。植物にしてみればちょっと迷惑かもしれませんが、これは春を感じさせてくれるいい室礼となりました。
しかしタンポポなどの根の長い植物は飾れません。そこで最近絵に凝っている私は、それを和風の色紙にスケッチしてみることにしました。色紙を三宝の上に立てかけて飾るのもかっこいいと思ったのです。透明水彩で色を付けてみるとなかなかいい絵に仕上がりましたが、自分の絵をイエに飾るのがどうにも照れくさく、結局飾らずじまいになってしまいました。今年の春もきっと描きたくなると思いますが、それをイエに飾るには、かなり図太い神経が必要そうです(笑)。


・夏
趣味で育てているナスとトマトを三宝に乗せて飾ってみました。これはカラフルなお月見のお供えのようで、なかなかいい室礼になりました。窓辺に飾って真夏の月を見上げると、一足早いお月見がやってきたみたいで、夕涼みにすてきな風情を添えてくれました。
実は去年の夏は、スイカも育てていたのです。受粉が上手くいかなかったらしく、育ったのはたった一個。しかし大きないいスイカに育ちました。これも収穫したら三宝に乗せて飾ってから食べようと楽しみにしていたのですが…。もういいだろうとある朝取りに行ってみたら、なんとスイカに穴が開いているではありませんか。やられました。おそらくカラスの仕業です。あわてて収穫して無事な部分を食べましたが、三宝に飾れなかったことがなんとも残念でした。
しかし父は楽しそうに、いいカラスへのお供えになったじゃないかと庭に種を飛ばしていました。私のスイカはイエの室礼ではなく、自然界への供え物になってくれたようです。


・秋
秋は初秋から晩秋まで、飾りたい物が目白押しです。特に晩秋の風物は、近付く冬の物悲しさが一層の美を感じさせてくれます。お月見のお供えはもちろん、柿などの果物も飾りましたが、なかなかヒットだと思ったのは、晩秋に枯れ枝をたきぎのように束ねて飾ってみた物でした。一見粗末な枯れ枝の束ですが、三宝に乗せてみるとぐんと格が上がって、これも尊い自然の恵みなんだとわかります。昔はこれが貴重な燃料でした。これを集めるのも人々の大切な仕事の一つでした。今でも使っている人はいると思います。自然の恵みの中で生きてきた人々の暮らし方に思いを馳せるいい機会になってくれました。
時期は前後しますが、知り合いから収穫した稲穂をいただきましたので、それも三宝の上に寝かせて飾ってみました。金色に実った穂が垂れ下がる姿は、豊かに実りのありがたさを実感させてくれました。


・冬
知り合いからいただいた花梨の実を飾ってみました。すばらしい香りが部屋に広がりました。飾り終わった花梨は蜂蜜漬けにしてみました。花梨の実は古くから民間療法として喉の炎症を抑えるとされていますから、冬の健康維持にピッタリです。
ただし、ネットを見ると花梨の有効成分をアミグダリンとする記述が溢れていますが、アミグダリンに薬効があるというのは俗説で、科学的医学的な根拠は無いようです。したがって、花梨は歴史的に効果が認められている喉に優しい食品ですが、アミグダリンという化学物質をサプリメント的に摂取しても何の効果もありません。むしろ過剰摂取は青酸中毒の恐れがあり危険ですね。自然の恵みと、人工的な物質との違いがこんなところからもわかります。
南天の実も飾ってみました。紅白の紙をずらして台に乗せ、その上に飾ると、紅白に葉の緑が加わった美しい装いになりました。


こうして季節の自然の恵みを切り取って、それを三宝に飾っていきます。神棚に供えるわけではありませんが、四季の自然の美しさと豊かさに神秘的な力を感じ、畏敬の念を持って接してきた先人の心がわかるような気がしています。


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「早咲きの桜日記」by id:iijiman


2010年1月21日。まさかまだ咲いていないだろうなと思いつつ、近所の「早咲きの桜」のある公園へ。
何と、もう咲いていました。多分、寒緋桜という種類です。(その様子は昨日、イエはてなの別のツリーにも書きました。)


では、去年はどうだったでしょうか?過去の写真を探してみますと、2009年2月6日に観察に行っていました。


そうそう、この時にはメジロが来ていたのだっけ。



では、一昨年はどうだったでしょうか?2008年は、2月14日に観察に行っていました。やはりメジロが居ました。


では、その前の年は、どうだったでしょうか?2007年は、まず1月19日に観察に行きまして、2つか3つ程度の花がほころび始めているのを発見しました。ということは、今年は(1月21日に1分くらい咲いているので)ちょっと早いということでしょうか。


その後、2月22日に再び訪れますと、もう散り始めて葉が出ていました。


では、その前の年は、どうだったでしょうか?2006年は、3月5日に観察に行っていました。この年は、3月になってもまだ蕾がありました。(葉も出ていました。)


では、その前の年は、どうだったでしょうか?2005年は、1月30日に観察に行っていました。既に満開でした。


私の観察日記は、ここまでです。なぜなら、2005年に初めて、この早咲きの桜の存在を知ったからです。
これからも毎年観察に行きたいです。


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「私の動物暮らし日記」by id:TomCat


「自然」とは「人工的でない物」のことなのかもしれません。でも私は、「自然=命」と考えているんです。ですから私の自然暮らし日記は、イコール様々な命との触れ合いの日記。その中にはペットも人間も出てきます。とりあえずご覧ください。



5月○日
ニャーニャーと鳴く子猫の声がします。声を頼りに捜索してみたところ、茶トラの子猫を発見。大きさから推定する月齢はほぼ1ヶ月強というところでしょうか。まだ離乳直後ということですね。捨てられた形跡はないので、おそらく野良の子と推定。はぐれた親が戻ってくるかどうか、しばらく様子を見ることにしました。


しかし数時間待っても親が戻ってくる気配なし。猫は数が数えられないので、こうして子猫がはぐれてしまっても、気が付かないことが多いのです。どこかにいるであろうお母さん猫に『この子は私に任せてくれ、きっと幸せにするから』とテレパシーを送って、子猫を保護。その足で動物病院へ向かいました。保護したらまず獣医師による検診。これが基本です。ついでに病院で子猫用離乳食と離乳後用フードを買って帰宅。


自宅に戻り、ウイルス検査の結果が出るまで、他の猫とは別の部屋に住まわせることにしました。子猫はすっかり私をお母さんだと思って甘えています。ごはんを上げたら良く食べました。母猫とはぐれたこの子に、寂しい思いはさせられません。私はほぼ付きっきりです。


先住の大人猫は、やっとご主人が帰ってきたと思ったのに部屋にも来てくれないと不満そう。ごめんよ、ウイルス検査の結果が出てない子猫と接触した体じゃ、お前達に触れるわけにいかないんだ。風呂から上がったらたっぷり相手するから勘弁な。


後日、この子猫にはいい飼い主が見つかりました。今も幸せにやっています。


8月○日
夜、買い物に行ったら、お店の前の自転車置き場の近くで巨大な蛾を発見。モスラみたいなやつです。どうやらお店の灯りに引き寄せられてやって来た様子です。うわー東京にもまだこんなのがいるんだ、久し振りに見たなーと感動しましたが、この蛾さん、地面の上でヨタヨタしているだけで、つついても飛ぼうとしません。まさか産卵モードじゃないよね。


しばらく観察していましたが、このままにしておくと人に踏みつぶされかねません。かといって、ただどかすだけでは、また光に引き寄せられて危険な場所に出てきてしまうおそれもあるでしょう。困ったな、こういう商業施設から漏れる灯りは、虫を引き寄せない物にしてほしいのにな。これって自然保護のための大切な企業努力だと思いますよ。


なんて今ぼやいても仕方がありません。どうしようと辺りを見回すと、いたいた、同種の蛾さん。大きさを比べると片方がちょっと小さいので、おそらくオスとメスでしょう。しめしめと、両方そっとすくい取って人気のない所に運んでみると、どうやら2頭(蛾も1頭2頭と数えます)仲良くやってくれそうな様子です。わはは、蛾のお仲人さんやっちゃったよ。お幸せに〜。いい子を産むんだよー。


9月20日
東京、上野公園、不忍池付近一帯で、環境省などが主催する動物愛護週間中央行事がありました。私も主催団体の一員として参加。多彩な行事とたくさんの人出で賑わいました。ここに集まってくるのはみな、動物を心から愛する人達ばかり。でも、一歩この会場を出れば、本当に心から動物を愛し、尊ぶ人達はまだ少数派です。今でも年間数十万頭というおびただしい数の犬や猫が、行政に収容され殺処分されているというのが現実です。


これに対して、ドイツでは殺処分ゼロ。殺処分のための施設も存在しないのです。代わりに、捨てられた動物や迷子になってしまった動物達は、動物愛護団体が運営する「動物の家」で預かっていきます。ドイツには全国500を超えるこうした施設があり、犬猫に限らず、ウサギ等の小動物から馬などの大型動物、鳥類から爬虫類までが、ここで新しい飼い主の登場を待っています。収容期間に制限はなく、新しい飼い主に恵まれない動物達は、いつまででもこの「家」で暮らしていくことが出来るのです。


一つのプロジェクトにポンと何億もの予算がかけられる経済先進国日本に、なぜこうした制度が導入出来ないのでしょうか。それはひとえに動物愛護団体の力の弱さでしょう。ドイツの「動物の家」の主立ったものはほとんどが民間立で、その運営はボランティア活動と寄付によって成り立っています。日本の動物愛護団体もそのくらいの力を付けていかなければならないと、仲間と熱く語り合いました。


10月4日
アッシジの聖フランチェスコの記念日。動物の守護聖人であり、ヨハネ・パウロ2世によって「自然環境保護の聖人」ともされている聖フランチェスコの言葉に従い、朝、庭に麦粒その他の穀物を撒いて鳥達に食べてもらいました。


夕方、橋の手前の道を下がった所で、鳥達にパンくずを撒いている人を発見。鳥を驚かさないようそーっと近付いて挨拶すると、同じ動物好き同士。初対面でもすぐに打ち解けることが出来ました。パンをもらって私もそれを撒いていると、若い女性が恥ずかしそうに近付いてきて、「あの、私にもやらせてくれませんか」。あっという間に輪が3人に広がりました。

二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
(マタイによる福音書 18章20節/新共同訳 日本聖書協会・刊)


自然の命を愛する人の輪の中には、きっと神様がいます。


10月○日
休みを利用して某県まで遠出。ドップリ日が落ちた夜道を走行中、前方に動物らしい姿を発見しました。減速して路肩に停車。ありゃりゃ、タヌキです。それもまだ子ダヌキ。推定生後半年といった感じ。車道のど真ん中でウロウロ歩き回っています。タヌキというのは真っ直ぐ歩かず、こうして遊んでいるみたいにウロチョロする習性があるので、交通事故に遭いやすいんです。


赤い信号灯付きの懐中電灯を持って車を降りて、後続車を警戒しながら保護。おーっと、車が来ました。信号灯を示して注意を呼び掛け、慌てて子ダヌキを抱きかかえて路肩に下がります。幸い子ダヌキは人に嫌なことをされた経験がなかったらしく、私を恐がる様子はありませんでした。


一応念のため、簡単な身体検査を行いました。四肢、瞳孔、出血その他、目視と触診による異常の有無を確認します。爪の様子もよく見ます。車との接触などによって激しく踏ん張った場合、爪にその形跡が見られることも多いのです。外見は正常に見えても、内臓を痛めていたりすることもあるので、細かい異状も見逃せません。


でもこの子ダヌキはほぼ異常なし。よかった、何ごともなかったようです。


道路の左手は山。右手の下の方には川に続く細い道になっています。この子ダヌキは、どちらに渡りたかったのでしょうか。車が来ないのを見計らって離してやると、山の方に帰っていきました。ばいばーい、もう車道に出てくるんじゃないよ。


人は野生動物の通り道を勝手に分断して車道を通します。だから動物の交通事故が絶えないんです。あの子ダヌキは、今も元気にしているでしょうか。


11月○日
某都立公園にセグロセキレイがいるという話を聞き、会いに行ってみました。セグロセキレイは日本全国で普通に見られる鳥ですが、水辺、特に河川の中流域などを好む傾向が強いので、川が汚く繁殖期に営巣する場所も乏しいその付近には、あまり定着していなかった種類なのです。


しばらく観察していると、いたいた。姿を現してくれれば、頭から背中にかけてが黒、お腹が白の逆パトカー模様なのですぐ見つけることが出来ます。近い種類のハクセキレイも似ていますが、よく見ればすぐ見分けが付きます。


しかし、私が見たその鳥は、なんと左脚の指が全て欠損していました。右脚の指も1本しか残っていなません。川岸の茂みの中などに営巣する鳥なので、おそらく釣り糸か何かにやられてしまったのでしょう。心ない人の捨てた釣り糸その他のゴミが絡まり脚が壊死してしまう鳥は、今も後を絶たないのです。痛ましいことです。


翌日、私の家の近くではありますが、河原の掃除に行ってきました。鳥類や魚類にとっては、どんな些細なゴミでも脅威です。命を危険に曝すゴミを平気で捨てていく人間に、鳥の落とす糞を嫌う資格なんてありませんよね。


12月24日
クリスマス・イブ。朝、バードケーキ(野鳥への贈り物とするケーキ: http://q.hatena.ne.jp/1228279432/194707/#i194707 )を窓辺に吊るして出かけました。


さて、クリスマスには、必ずこの書き込みを思い出します。
■クリスマスは街で天使になる! (id:CandyPotさん)
http://q.hatena.ne.jp/1165991818/61557/#i61557
今年もマチに繰り出して、自分に出来る「何か」を探しました。でも、今年はたいした出来事は無し。代わりに駅前で、いつもの自主清掃。動物と共に歩む人生を願う者は、人とも常に共にあらねばなりません。どちらも同じ尊い命なのですから。こんなマチへのささやかな奉仕も「動物暮らし」の一環です。


しかし、帰り道で事件は起こりました。ケーキを買いに立ち寄った店の隣の駐車場で、早々に酔っぱらいさんが寝込んでいたのです。スーツ姿の中年男性。イエでは家族が帰りを待っていることでしょうに・・・・。


もしもーしと声をかけてみましたが、泥酔していて意識レベルがかなり下がっています。以前にもこういうことがありましたが、その時はもう意識は無いわ、体温は低下しているわ、おまけに吐いた物が気道を塞ぎかけているわでもう大変。結局救急車を呼ぶ騒ぎになりました。お酒も飲み方によっては命に関わります。


が幸い、今回は呼びかければ反応がありました。
「もしもーし、お話しできますか?」
「あう・・・・」
「お家にお電話掛けましょうよ、携帯持ってます?」

 
やっとのことで携帯を取り出してもらって、自宅のメモリを出してもらって、はい、押しますよー、トゥルルルル。
「はい、掛けましたよ、お家の方とお話ししてください」
「あうー」
何とかご自宅と無事連絡が付いて、しばらくして車が到着。奥さんと高校生くらいの娘さんが出てきて、しきりに、すいません、すいませんと言っています。


いえいえ、きっと何かのお付き合いで断れなかったんでしょう、それに体調によっては少量のお酒でもこうなることがあります、お家に帰っても状態が優れないようでしたら、それはアルコールのせいと言うより何らかの体調不良が根本原因と考えて、すぐに病院に相談してくださいね、とお話しして赤十字救急員の認定証を見せると、そうなの?お父さん大丈夫?と、奥さんの顔が優しくなりました。よかったよかった。これにて一件落着です。良いクリスマスを!! 帰って私は、猫達と一緒にイブを祝います。


こうして色んな命と触れ合いながら、一年が暮れていきました。


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「鷺草を戻すためにできること」by id:vivisan


私はいろいろな花が好きです。が、一番好きな花は?と言われたら、「鷺草」と答えると思います。
もともとある漫画にでていて、本当にそんなカタチをしているのだろうか?と思っていたのですが、友達に球根をもらった母が育てた実物を見て、可憐であるけれどもでも凛とした雰囲気をもった姿に惹かれました。
でも鷺草って本来、湿地に自生しているんですよね。乱獲されたり、湿地がどんどん埋め立てられて鷺草が生活する場はなくなっていったのでした。
そして、鷺層が絶滅危惧種レッドリストに上げられてしまいました。


ダイアリーで鷺草のことを書いてあるので、わかる範囲で日付いれてみます。2年目以降は日記になかったので、思い出して・・w


2007年のある日
イエはてなの影響で母といっしょに園芸ショップにいったときのこと。ポットの中に咲いた花を見ました。鷺草です。もう何年も花を見ていないよなぁ・・。
鷺草、自分でも育ててみたい・・。
そこでいろいろ調べていくうちにレッドリストのことを知りました。
自生の場所がどんどん減っている・・。園芸では販売されていますが、本来は湿地にひっそりと咲くものです。これってなんとかできないだろうか?かといって私にできることなんてありません。それよりも自生のものを見たことがないのです。でも私にもなにかできるように・・まずは鷺草を知ろうと思いました。増やせば鷺草を戻せるかも・・と思っても、自分が育てなければなにもはじまらない。夏の時期に可憐な姿をみたいとだけ思っていた気持ちが、少しだけ変わってきました。だって鷺草がすきだもん。


1年目
2007年3月18日
イエはてなで興味をもったガーデニング。まずは母に教わりながら。
底の浅い四角い鉢を用意。まずは鉢底石をつめて、山野草の土を入れ、穴をつくってそこに球根をいれ、ふたをします。その上に水ゴケをのせました。最初はこんな感じでいいや。
しかし、どうでしょう?申し訳程度においたミズゴケはすぐに乾いてしまうのです。やばい・・。これ、育つかしら?


2007年4月4日
なんかミズゴケがすぐ乾く。まだ芽もでない。どうしよう?失敗しちゃったら・・。
母はそんな早く目がでるわけがないでしょうというけれど、なんか怖くて・・・。
というわけで、鷺草の種ふやしました。今度はミズゴケのみで栽培です。


2007年4月17日
芽がでてきました。けっこう時間がかかったかも・・。
あれだけ芽がでるのに気をもみましたが、暖かくなってきて、鷺草も目をさましてくれたみたいですね。ほっと一安心♪


2007年8月1日
とうとう1つ目が咲きました。まだひとつなんだけど・・。
でもガーデニングはじめて初めてだったので感動もひとしお。自分で手塩にかけて育てたものはすっごくうれしくて感謝でした!本当に幻想的な気分になります。
無事に育ってくれてありがとうね♪やっぱりきれい♪ 一人鷺草を見つめてニヤニヤ。
この日の日記にはこう書きました。

そして増やすことができたら、どこかの湿地帯に球根を提供できれば・・ってこれじゃあ野生じゃないだろうけど・・。
この花が見られる風景は壊したくないな・・ホント。


ただね、ミズゴケバージョンは病気にかかってしまいました。


笑ったのは、あたしが鷺草を必死!?で育てているのをみた母は自分もまた育ててみたいと思ったらしく、こっそり球根買ってきて植えてましたw


花が終わったあとの反省:
とりあえず来年はミズゴケのみで育ててみよう。
鉢の冬越もなんとか無事におわりました。
ただ、この一年で私は気づいたらガーデニングが趣味になってました。これは絶対に母譲りです。でもいろいろ相談できるのでありがたい♪


2年目
2008年3月1日
冬越しした鷺草の球根を調べてみる。なんか・・・購入したものより小さい気が・・。
水あげるの控えすぎててミズゴケがからからに・・。でもなんとか生きててくれた!
さすがにこの量は少ないけど、なんせ夢は湿地に鷺草を戻すことだもんね。てなわけで、球根を増やしました。
今回も底の浅い四角の鉢を用意。サイトを見てみると消毒したほうがよいと書いてある。けれど消毒なんてしたくない・・。
一応鉢は熱湯で消毒。。
今度は鉢底石をおいたあと、ミスゴケを直接投入。穴をつくってそこに球根を入れ、ふたをしました。鉢2つとすごく小さな鉢1です。


2008年6月
順調です。ただミズゴケの一部が緑色になってます。その近くの球根は一部芽のでないものもありましたが、平均的にはみな発芽しました。
ミズゴケだけのほうが水をやるにはやりやすいのかも。


2008年8月
ほぼ全てが花が咲きました。これなら今年は増えそうだ♪
2年続けて花を咲かせることで自信がどんどんついてきました。


2008年10月
ところが悲劇はそのあとでおこりました。
無事に花が咲いて、枯れて・・・ここまでは昨年と同じでした。すると大きな鉢の1つにおいて、茎とミズゴケの境の辺りににタラコの粒のようなものが3,4個ついてました。
なんだろう?カビみたいです。
とりあえず鉢の中を調べてみると、みんな根が縮れ、球根はしわくちゃ・・。
隣においてあるもう一方の鉢はそんなことないみたいですが・・。
やってしまいました・・。鉢一つ分だめにしてしまいました。
もし、これがカビなら排水処理がうまくいってなかったのかしら?


花が終わったあとの反省:
よって今年の鷺草の球根は増えるどころか減ってしまいました。
来年もまた同じ現象がでてきてしまったらどうしよう?
こんな状態では鷺草を戻すどころか、逆にダメにしちゃってるんじゃないか?
なんかショックでした。
もう一度鉢について考える必要がありました。


3年目
2009年1月
ネットで栽培方法を調べていて、鷺草の自生地ってどこだろう?と思いました。
調べてみると兵庫、水戸、いろいろな地域が出ています。
そこで見つけたのは愛知県の尾張旭市や東谷山(名古屋市守山区尾張旭市をまたがる)という文字でした。近くに友達がいるので東谷山はよく通ります。それなのに私見たことなかったんです。
しかも岐阜にも少ないながら自生地を発見したのです。
意外と近くにあるんだ・・。でも立ち入る時間を制限した所も少なからずありました。そりゃそうだよなぁ・・。
「鷺草を守る会」のような運動をしているところはあるんだろう?
すると、自生地がある地域には活動をしているところがあり、戻すためにいろいろされているようでした。


しかも、東国山(名古屋市守山区)の人は、湿地に生えた鷺草を守ろうと20年の間栽培してどんどん増やしてきたんだそうです。
すごいなぁ・・。20年って大ベテランだよね。けっこう近くにがんばっている人がいるんだ・・・・と思ってその人のURLを見ていくと、栽培の仕方が掲載されていました。
鷺草は水がつねにある状態で生活している。水がなくなったらいきていけない。
あたりまえなのですが、少しでも環境に近い状態で栽培してみるということで、うき舟式の鉢を使用していたのでした。
あ、うかべて栽培するわけだ。なら水切れを心配することもなさそうです。
次回はこの方式で育ててみよう!
http://www.geocities.jp/tougokuyamanoosarusan/


2009年3月
容器となる鉢をさがしました。大小1つづつの発砲スチロールトロ箱です。
小さいトロ箱を少し切って、高さを低くしました。だいたい半分ぐらいの高さがちょうどいいぐらいです。
小容器を裏にして、割り箸で穴をあけていきます。
その上にミズゴケを半分の高さぐらいまで入れます。
その上に種を於き、またその上にミズゴケを乗せました。
ここまではなんとなく、昨年と同じですが、ここからが違います。
もうひとまわり大きなトロ箱に水をいれて小さい鉢を浮かべるというやり方です。
これなら水がかんたんに枯れないし、水がなくなったなと思ったら足せばよい。
あと、水は弱酸性がよいそうなので、できるだけ水道の水は避けたほうがよい。
なるほど。では、実家の井戸水を使用しました。
それとは別に鉢バージョンもとりあえずやってみることに。こちらは昨年と同じ方法で+水道水にしよう。


2009年4月
同じぐらいに芽がではじめる。同じ気候・温度だものね。
場所は常時日があたるわけではないけど、比較的日当たりがよい場所にうき舟の箱を置く。こんなところで枯れないかしら?
もうひとつの鉢のほうは以前と同じところ。朝少し日があたるが、その後はほぼ日陰。


2009年6月
鉢:成長してるんだけど、ふと気がつくとまた四角の隅が緑色になっていた。これ藻っていうかコケみたいなものだよね?多分・・。やっぱり日陰はまずいのだろうか?なにか病気がきた時天然の日光消毒ができないのだから・・。
浮舟箱:やはり日光にさらされているからか緑っぽいのはないように思う。どちらかというと緑が濃い気がする。


2009年8月
とりあえず両方とも咲いてくれましたが、やっぱり日にあたったほうが元気です。茎の緑の色が濃い。
鉢のほうは、途中で葉っぱが黒くなって途中でだめになってしまったものもありました。
両方ともきれいに咲いてくれたけどね。やっぱり日に当たったほうがいいのかと思いました。日光が照りつけて水の減りははげしいけど、足し水するだけなので。


さて、1月現在まだ球根の数は確認しておりません。植え替えるときにどれだけの差があるのか確認をしてみたいと思います。
お水もよかったみたい。とりあえずは井戸水でしたが、弱酸性がいいとのことなので、PHとかもちゃんとはかってみたいと思います。
そして4年目になる今年は鉢ではなく、浮き舟箱オンリーでいこうと思います。私の浮き船箱は、源氏物語の宇治十帖から、「浮舟」と命名しよう♪ってまんまですがな・・。


私はこの方のページを見て、本当に感激してしまいました。私がやろうと思っていたことを実践されている。しかも湿地に住むほかの植物にも目を向けていらっしゃる。
私の考えってまちがってなかったんだ・・戻すという方法もありなんだ・・と力が沸いてきました。
一般公開もされてるみたいなので、一度現物を見てみたいと思っています。
また、今年は岐阜・愛知にある湿地帯の自生を実際に見てみようと思います。
本来自生の鷺草は健康がとりえ。なのに園芸品種はとても病気に弱いのです・・。
幸い岐阜の湿地帯・・それほど遠くないのでボランティアとか参加してみようかな。
鷺草が自生と同じような気分になってくれるような環境に近づけていけたら・・と思います。
鷺草は私にとって、本当に特別な植物になりそうです。
そしていつの日か、湿地帯にたくさんの鷺草が風になびくさまをこの目でみたい。
微力ながらお手伝いしたいと思います。


しっかし、古い日記をよみかえしていて、あたしのガーデニングはイエはてなとともにあるのだなぁw こんなにガーデニング好きになたtのはイエはてなのおかげです。母とのコミュニケーションも植物のおかげでよりいっそう濃いものになったと思います。いい親孝行させてもらっています♪


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「山葡萄酵母作り体験記」by id:MINT


◆第一日目
お友だちに山葡萄をいただきました。量はほんの一握りですが、ここから酵母を起こしてパンを焼くには十分です。
一粒食べてみました。うわぁ、おいしい!友だちが言うには、山葡萄って不思議な葡萄なんだそうです。普通の葡萄は天候や日照量に大きく作柄が左右されます。ところが山葡萄は天候に恵まれた年でも酸っぱくてだめなこともあれば、記録的な長梅雨と日照不足の影響によって多くの作物が影響を受けたこんな年でも、とってもおいしい実を付けてくれることもあるんだとか。野生の不思議とたくましさを感じます。
「これ、全部生で食べたいねー」
「半分食べて、半分で酵母起こしなよ、私そうした」・・続きを読む

「自然の素材で工作を楽しむ」by id:YuzuPON


自然の中で手に出来る素材で楽しむ工作には、子供時代の夏休み工作のようなワクワクする楽しさがあります。以下、日記というには順不同で単なる箇条書きに過ぎませんが、その一端をご紹介してみたいと思います。
バードコール
固めの材質の木にドリルで適当な穴を開け、その穴より太い木の枝を鉛筆のように削ります。仕上げに、ヤニの出ている松の木を探してヤニを採取して潰して粉にし、木の枝の削った部分に擦り込んで完成です。穴に枝を差し込んでキコキコねじって鳴らすと、練習次第で鳥の鳴き声のような音が出せるようになります。それで鳥を呼んでみましょう。・・・続きを読む

「旬のものと言えば」by id:cerevisiae111


私の趣味は釣りです。
主に磯でグレという魚を狙って釣るのですが、この魚は真冬が旬でこの季節につれるものは寒グレといわれ、油がのってとてもおいしいです。
もちろん真冬意外にもつれますので他の季節にも釣りに行きます。
グレ以外の魚は対象外という意味の外道ということになりますが、この外道は、季節ごとに連れる種類が変わり、本命のグレより美味なものも多いです。
たとえば
・梅雨の時期だとイサキ(塩焼き、刺身が絶品です)
・初夏にはアジ、磯だと30cm近い大アジが釣れます。(やはり釣れたては刺身ですね)
・秋口にはカワハギ、磯のカワハギはおっきいてです。・・・続きを読む

「アゲハ幼虫観察記」by id:momokuri3


私は健康野菜アシタバを育てていますが、
http://q.hatena.ne.jp/1239771316/213662/#i213662
9月初旬、ふと見ると、なんとイモムシがたかっていました。アシタバにイモムシ?キャベツじゃあるまいしと思い虫に詳しい友人に聞いてみたら、それはキアゲハだろうとのこと。
「アゲハ?あれは柑橘類の葉を食べるんじゃ」
「それはナミアゲハ。キアゲハの幼虫はセリ科の植物の葉を食べるんだ」
初めて知りました。同じアゲハチョウでも、こうやって幼虫の食べ物を別々にして、うまく共存を図っているんですね。・・・続きを読む

「CO2排出削減追求生活記」by id:Fuel


1.なんとなく省エネをしないと地球の未来が危なそうだと気付く。
イエはてなに参加し始めてから、だんだんそういう意識が生まれてきた。とりあえず余分な電気を消すとか、待機電力をカットするなどの努力は始めてみた。

2.イエはてなの書き込みで、省エネは具体的な数値で成果が確認出来ないといけないと気付く。
「なんとなく今までより節約しています」ではそこから先の進展がない。そして何より励みがない。そうか、たとえば電気の検針票に「前年同月のご使用量」欄があったのはこのためかと今さらながら気付いた。・・・続きを読む

「桜で知る季節」by id:fumie15


会社にある桜が今雪をかぶって白くなっています。
これから少しづつ暖かくなって蕾が膨らんでいくのでしょう。
それからさらにピンク色になって入学式のころには満開になります。
そして花吹雪で窓を一面に飾って緑の新芽が出てきます。
秋が近付くと葉っぱが紅葉しまたきれいです。
落葉のころには赤と茶色のじゅうたんが敷かれます。
そしてまた冬が来て一年が終わります。・・・続きを読む

「雑草歳時記」by id:TinkerBell


2008年盛夏……。
イエはてなで教えてもらったミステリープランター
適当な場所から土を持ってきて、何も撒かずにお水だけあげて、何が生えてくるかを楽しむ園芸。
夏、マイトングで公園のお掃除をしていたら、小さな子供が植え込みの土でお団子を作って持ってきてくれました。
お姉ちゃんえらいからごほうび、だって。
ありがたくいただいて、持って帰って、小さな植木鉢に入れました。
さてさて、何が生えてくるでしょう。・・・続きを読む

「クロッカスの発芽日記ならぬ〈年記〉」by id:offkey


日記ではないのですが、去年までの5年間、毎年クロッカスの発芽したとき様子を写真に撮ってました。たった5年ですが、2〜3年に1度掘り起こして、新たに植え替えしたりしてますが、地味にクロッカスが増えていく様子が続けて撮っているとわかって、面白いものです。自分の記録をこちらに転記します。

これが最初の年、2005.4.11に撮影したクロッカスの芽です。
コメント:「写真は2〜3日前に雪割りして掘り出したクロッカス。
その後天気悪くてどうなることかと思ったが、なんとか無事のようだ。
今日、天気がよくなったので撮影です。・・・続きを読む

「着物と花見」by id:sumike


着物と洋服はその形や着方だけでなく、四季折々の柄を取り入れるところが大きな違いですね。
草花の柄の入った着物や帯を身につける時に、その花が見ごろになる頃よりも少し早めに先取りするのが粋なんです^^
なので着物を着る機会が増えると、そろそろ梅は咲く時期ねとか、もう藤の頃かしら、今は桔梗が綺麗ね…と、それまでそんなに興味を持ってなかった四季の移り変わりやその頃の草花にとても敏感になります。
そして日本の四季の美しさを感じます。
季節を感じつつ、草花の柄の入った着物を着ると、花見をしたくなります。・・続きを読む

「生のものを頂く 生野菜・生果物 手作り野菜果物ジュース」by id:Shared


店頭には様々な果物や野菜が立ち並んでいます。
四季によってそれはもう豊富なほどに楽しませてくれる野菜や果物。
これらを生で頂くことで、より「酵素」を上手に取り入れることが出来ます。
リビングフード
http://www.livingfood.jp/living_food/

Living Food=生きている食べ物
Living Foodは、最近注目を集め始めたRaw Foodとほぼ同じものを指しますが、Raw Foodの訳が「生の食べ物」であるのに対し、Living Foodは「生きている食べ物」を意味します。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈パーティーグッズ〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:miyupie777さん、ご投稿ありがとうございました。




「白い食器」パーティーの際にはこれらの白い食器を使います。和洋中どんな料理にも合うのでとても重宝しています。持ち寄りパーティーにも便利です。



スナップコメント

白くシンプルなテーブルウェアは、どんな種類のお料理も映えて美しいですね!
うちでも大小さまざまなお皿やカップ&ソーサーなど、やっぱり白で揃えています。
お写真に写っているような、横に長くて大きなお皿も便利なんですよね〜♪
あと、白い食器はテーブルクロスひとつでパッと表情を変えてくれるのもうれしいですw
−ハザマ−


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