リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #048 pickup5



みなさまこんにちは、ハザマです。今日は〈イエはてな〉では月に2日ほどしかない、いわしでの語らいがお休みの日ですね。いつも、みなさまの休暇日であろう土日もじっくりとメッセージを書き綴って下さって、本当にありがたくうれしくて、心の中で両手を合わせていますw 毎回の語らいに1冊のブックレットになるほどの原稿をお寄せ頂いていることに、あらためて感謝。ここに集まる素晴らしい原稿は〈イエはてな〉の財産です。みなさま心からありがとうございます。今日は、ちょっとゆっくり、このダイアリーを読みながらお過ごし下さるとうれしいですw


さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#047のピックアップ賞・ノミネート賞をご紹介します。今回は、はじめてのテーマとなった「笛」「滋養食」に素晴らしいメッセージが満載でしたね! 集まったサプリの多彩さに驚嘆、まさに暮らしに豊かな滋養をくれる語らいでした。また「ボディケア」テーマでも、ぜひ毎日に取り入れたい美容と健康の幸せサプリがいっぱい。今回も、素敵な暮らしの文化を育むメッセージの数々を、みなさまどうもありがとうございました!


リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #048 ピックアップ賞

#048は「笛」「滋養食」「ボディケア」+「縁起物」のテーマでご投稿頂きました。
まずは実に多彩に語らいが展開した「笛」テーマ。「草笛」「タンポポ笛」といった懐かしい遊び、はじめてみたいといつも人気の「オカリナ」や、「ポケットのオーケストラ」といわれる「ハーモニカ」、何と世界選手権まであるという「口笛」、新しい音楽のジャンルをご紹介下さった「〈フルート+ビートボックス〉=〈フルートボックス〉」、そして「蒸気機関車。汽笛はいいですよ〜!」という情緒豊かな話題まで…。季節はもうすぐ、ウグイスとの口笛遊びのお話も楽しかったですねw そして馴染み深いお料理から専門的な探求までずらり並んだ「滋養食」テーマ。「初寒卵」「自然薯&山芋」「牡蠣」「うなぎ」「カレー」「野菜たっぷりスープ」「ニンニク」「生姜」…。「ねぎ料理レシピ」では我が家の定番滋養メニューを教えて下さったり、納豆やウルイやメカブなどの「ねっとりするもの」の食材やレシピもさまざまに登場しました。オドロキの滋養メニューはみんな賞に選びましたので、下のメッセージをゆっくりご覧下さいね! さらに「ボディケア」テーマでは、「オーガニックタオル」「天然成分の石鹸」「クレイ」をはじめ肌にナチュラルなやさしさや、「ストレッチ」「毎日体脂肪計に乗る」といった健康法がいろいろ。でも一番人気のツリーは「マッサージ、整体」で、ツボ押し、手のひらマッサージ、アロママッサージ、綿棒マッサージなどリラックスも兼ねた体ほぐしの話題がいっぱい。みなさまお疲れ様の毎日に、ぜひボディリラックス・サプリを!


そんななかから、今回も暮らしに元気と豊かな楽しみをもたらしてくれるフォーチュン・メッセージを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせて頂きました。今回はとりわけ「滋養食」テーマのメッセージに注目! 新しい発見が満載です!


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「木のホイッスル」by id:aicyu


ウチの近所にオープンした木工屋さん。
そこの木工職人さんは、週末は森のインタープリター(案内人)もしているので、「木」についてはもちろん、自然に関するいろいろなことを教えてくれます。


工房には、あたたかみのあるかわいらしい木工作品がたくさん並び、木を削ったり組み合わせたりの作業風景は、眺めていてとても面白いです。何時間見ていても飽きません。


あるとき、「今度、工作教室で“木のホイッスル”づくりをやるから遊びにおいでよ。」と声をかけられました。


“木のホイッスル”ってどんなのだろう???
ホイッスルといえば、体育教師が持っているような銀色のものか、100円ショップにあるようなプラスチックのおもちゃしか思い浮かびません…。


当日、工作会場で、思わず「カワイイ!」と声が出ました。
小鳥の形をした木の笛です。

先生の手によって既に型紙がひかれているので、その線に沿って電動ノコギリで切り取り、尻尾と目にドリルで穴をあけて、尻尾の穴に小さな木のチップをはめ込みます。(この木のチップの大きさや差し込み具合で、ピーと鳴る音の高さや大きさが変わるみたい…)
オリーブオイルで全体を磨いてツヤを出します。(食用のオリーブオイルだから口に入れても安全です!)
最後に、小鳥のアタマのてっぺんにビスを差し込み、ヒモをつけてペンダントにしました。


首からさげるとちょっと大きくて重たいけれど、木のぬくもりを感じるホイッスルです。


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龍笛の製作と、ジャパニーズ・ルネサンス・フルート製作の夢」
by id:TomCat


ルネサンス・フルートというのがあります。その名の通り、ルネサンス時代のヨーロッパで使われていた横笛です。現代の金属製で正確な半音階も出せるキー付きのフルートは19世紀になって登場した比較的新しい楽器で、当時のフルートは素朴な木管。歌口(吹く所の穴)とトーンホール(指で押さえる穴)が開いただけの、日本のお祭りでピーヒャララと吹いている笛と同じような構造でした。


もっともヨーロッパでは、笛(フルート)と言えば縦笛という時代が長く続いていました。ギリシャ神話の牧神パンが吹いていたのも縦笛ですし、バロックの時代にあっても、単にフルートと言えば、今で言うリコーダーのことでした。横笛もあるにはありましたが、それを指して言う時には、わざわざ「トラヴェルソ」(『横の』という意味の形容詞)を付けて「フラウト・トラヴェルソ」などと呼ばなければ通じなかったと言われています。ルネサンス期に至ってもまだ横笛としてのフルートは特殊な楽器で、ごく一部の旅芸人や軍楽隊などが吹いていただけでした。


これに対して、東洋では早くから横笛が発達していました。ルネサンス時代より遥か昔の平安の時代から横笛は雅楽の花形でしたし、牛若丸も京の五条の橋の上で横笛を吹いていたりしますよね。
http://matome.naver.jp/odai/2124521984181787938/2124995566537742...


もちろん義経の橋の上の笛吹きが史実だったのかどうかは定かではありませんが、義経にはいくつもの笛にまつわる逸話が残されています。「義経記」の中には彼が笛を吹く場面が6回も出てきますし、普賢院の青龍、誓願寺の薄墨、久能寺の薄墨の笛、須須神社の蝉折の笛など、義経が奉納したとされている笛が今も伝わっているのです。


さらに民間伝承の中にも、義経の笛にまつわるエピソードが出てきます。たとえば奥州藤原氏のもとへ向かっている最中に、同行していた恋人が産気づき、男の子が産まれます。しかし、この旅は命がけの先を急ぐ旅。そこで泣く泣く義経はこの母と子を残して行くのですが、別れ際に義経は、源氏の血筋の証しとして、守り刀や香炉、家紋入りの布などと共に、愛用の笛を手渡すのです。この時産まれた子が後に越中高窪の豪族、大笹家の祖となった、というお話です。こんなことからも、義経の笛の名手ぶりがうかがわれますね。


おっと、話が逸れました。とにかくそんなわけで、横笛の元祖は東洋なんです。その起源は古く、紀元前後のインドには既に横笛があったと言われています。これが中国を通って日本に、そしてずっと遅れてシルクロードを通ってヨーロッパにもたらされて行ったわけですね。


その後、日本で独自に発達を遂げた楽器が、いわゆる篠笛です。篠笛の歴史は、宮中における雅楽の中で発達してきた物と、民謡やお囃子、長唄など庶民の音楽の中で発達してきた物の二通りに分けることが出来ますが、基本的な構造はみんな同じ。大きな違いは、基本となる音程の高低と、奏でる音楽の音階に合わせて開けられた指穴の数や間隔くらいのものです。


さて、やたら前置きが長くなってしまいましたが、音楽好き、楽器好き、手作り好き、そして温故知新がモットーの私としては、この篠笛を作ってみない手はありません。


最初に作った笛の素材はポリエチレンテレフタレート、いわゆるPETのプラスチック管でした。へぇぇぇ、PETで出来てるパイプがあるんだ、これなら口を付けても安心だし、燃やしても塩素を出さないし・・・・。こりゃもう、笛を作るっきゃないでしょ、というわけで試作してみたのが私の手作り笛の初号機。お手本としたのは、雅楽で使われる「龍笛(りゅうてき)」でした。


これがいい音で鳴るんです。龍笛は他の横笛に比べて倍音成分が多く、笛同士のアンサンブルには向きませんが、独奏すると、とても神秘的な音色を奏でてくれるんです。かの吉田兼好も心酔したと言われる龍笛。もちろん義経の笛も、この龍笛です。


数本失敗作も作ってしまいましたが、最終的に完成した物は、ほんと、いい音がしました。雅楽では、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛の三つの楽器を三管とと呼び、この三管が天・空・地を表すとされています。天の光の音を奏でる笙と、地の声の音を奏でる篳篥の間をつなぐのが龍笛。あたかも天地を自在に飛び交う龍のごとく、音の世界を自在に駆け抜けていきます。これが雅楽オーケストレーション。ね、龍笛って素敵でしょう。


私はドキドキしながら、夕暮れの橋の上でこのPET龍笛を吹きました。曲は耳コピで覚えた越天楽。まだ拙い音でしたが、それでも真夏の夕暮れの川風に幽玄な音色が響き渡りました。音量の小さな楽器ですが、通り過ぎるダンプの音さえも掻き消すかのように思われました。


そんなナンチャッテ龍笛で楽しんでいた私でしたが、最近グリーンツーリズムとして訪れたある村の民家で、素晴らしい物に出会ったんです。煤竹です。今はもう囲炉裏も少なくなり、ほとんど手に入ることはないと思われていた年代物の煤竹。それが民家の物置として使われていた部屋に、無造作に積まれていたんです。取り壊された家の形見として保存しているとのことで、見ると虫食いの物もありましたが、数本、素晴らしい物がありました。


これ一本譲って頂けませんかと言うと、いっぱいあるから好きなのを持って行きなとのお言葉。さすがに今は一本何十万円の値も付くことがある貴重品ですから、本当にお譲り頂けるならよくお考え頂いて相応の値段を付けてくださいとお話して、来年また来ますからその時に是非とお願いしてきました。


もしかしたら将来、夢の農園計画で住むことになるかもしれない村。こんな貴重品をタダで頂いてしまうわけにはいきません。でも、譲って頂くお約束だけは取り付けてきました。もうすぐ、本物の手作り龍笛が作れるかもしれません。


そしてもう一本、日本の笛と洋楽器としてのフルートは奏でる音階が違うので、トーンホールの間隔や穴の数が違いますが、これを冒頭で述べたルネサンス・フルートと同じにして、「ジャパニーズ・バンブー・ルネサンス・フルート」を作ってみたいのです。ルネサンス・フルートは今のフルートと違って音域が狭いですから、全てのフルート曲がそれで吹けるわけではありませんが、日本の煤竹で作った笛で西洋のフルート曲を吹いたら、どんな音がするでしょう。考えただけでもワクワクしてしまいます。


横笛の自作、そして演奏。なんだかものすごく特殊なことのように感じられるかもしれませんが、横笛は吹き方一つで自由に音の表情が変えられるとても自由な楽器ですから、音さえ出すことが出来るようになれば、縦笛よりもずっと簡単に、豊かな表現で奏でていくことが出来るんです。縦笛では人を感動させるような演奏は至難の業ですが、篠笛ならビギナーでもかなりの演奏が可能です。また笛作りも相手が竹ですから、工作その物はそんなに難しいものではありません。なんて書いてしまうと、その道一筋に精進している方に叱られてしまいそうですが、アマチュアレベルで楽しむなら、極端に敷居の高い世界ではないと言うことです。


もちろん吹き方も作り方も極めようと思ったら果てしのない世界だと思います。歌口一つ満足に作るにも、大変な修行がいるでしょう。ほんの些細なことで大きく音色が変わってしまう。それが笛作りという物です。でも、自分オリジナルの音色を追求していくなら、基本さえ押さえておけば、あとは自由にトライアンドエラーでOKだと思います。


篠笛の作り方については、次のサイトが大変詳しく解説してくれています。興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/imaginenosekai/sinobueno-tukurika...
手作りの横笛で祭り囃子をやってみたり、歩道橋の上で吹いて牛若丸ごっこをしてみたり。いい竹が手に入らなければ、とりあえずは水道管で実験してみることも可能です。きっと楽しいと思います。


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敦煌莫高窟発掘レシピ?ヤマイモの神仙粥」by id:momokuri3


既にヤマイモのツリーはありますが、こちらはそのヤマイモをメインに据えた「神仙粥」です。

敦煌の散逸書物に多く見かける医療養生文献から、専門家の注目を集めている「神仙粥」というおかゆのレシピが発見された。山芋などの漢方薬で調理されるこの敦煌神仙粥は中国最古の山芋粥レシピであり、その効用は既に実証済み。敦煌研究院の王進玉研究員によると、神仙粥のレシピはP.3810番の書物「呼吸静功妙訣」という道教経典に記載されており、その内容は現代語に翻訳すると、「山芋500グラムを蒸し上げて皮をむく。オニバス250グラムを茹でて殻をとって粉末状にし、うるち0.5リットルと混ぜる。とろ火で粥を
炊き上げ、空腹状態の時に食べる。にらを細かく刻んでいれると一層効果が上がる。食後は熱い酒を飲むべし。」と記載されている。P.3810番の書物を鑑定した結果、これは唐時代末期から五代時期(約西暦900年)の間の写本である。山芋の食用法は様々で、各地の山芋粥の炊き方もそれぞれ違うという。 (AIP 中国新華社
http://www.jinenjo.net/sanyaku.htm


だいたいサイトを検索して出てくる文章は、上の新華社電なるものです。こういう日付の記されていない海外ニュースというのは誰かの創作だったりすることが多いようですが、ヤマイモ、ハスの実、ニラとくれば、これは滋養に富むことは疑い無しです。


ヤマイモは漢方では山薬(さんやく)と呼ばれ、中国後漢代より三国頃にかけての時代に編纂されたと言われている神農本草経にも薯蕷の処方名で掲載されています。帰経は脾・肺経。補気薬として分類され、気、つまり生命エネルギーが低下した時にそれを補ってくれる物とされています。
現代人は不定愁訴、原因のはっきりしないだるさやめまい、疲労感、イライラ、頭の重さ、不眠などに悩まされがちですが、そういう体に気を注入してくれるのが補気薬なんです。そのひとつがヤマイモというわけです。


ハスの実も「けん実」(けんは草冠に欠)と呼ばれる生薬で、漢方でも山薬、つまりヤマイモとの組み合わせが出てきます。中国では昔から滋養強壮によいとして、お粥やスープに入れたり、蒸してシロップ煮のようにしたり、砂糖と共に煮て裏ごししたものをあんこのように使ったりしていました。


そしてニラ。豊富な栄養と共に腎を養うとされる食材です。漢方で言う腎は腎臓だけでなく内分泌系など体のバランスを司る経路全体を指しますから、腎を養う食材は巡り巡って体全体の機能を高めてくれると考えられます。これらを組み合わせた「神仙粥」は、疲れた体にたっぷりと気を注ぎ込んでくれるに違いありません。


さっそく作ってみることにしました。前述の新華社電なるものには米0.5リットルとありますから、これはおよそ3合弱にあたります。これをヤマイモと混ぜてお粥にするとかなりの量になりますから、量は1/3でいってみましょう。


・米 1合(古代レシピですから精白米ではなく、ビタミンB群などの残る七分搗きを使ってみました。今回は生米のまま使っています。あらかじめ研いでしばらく浸水しておきます)
・山芋 166g(3で割ったので半端な数字w)
・ハスの実 83g(殻付きの場合の重量)
・ニラ 適宜


ハスの実は普通のスーパーなどでは見かけませんね。中華食材などを扱っている店を探すか、通販で入手してください。
さて、新華社電なるものではヤマイモを蒸すと書かれていますが、どうせお粥にするならそこで加熱されますから、今回はただ適当にザクザク切って加えることにしてみました。
ハスの実は茹でて殻を取って粉末状とのことですから、まず茹でてみました。殻を取って潰して1個試食。う、ちょっと苦味があります。これは丸ごと潰したので、蓮心と呼ばれる胚芽部分の味が混ざるためです。通常の料理ではこの部分は取り除かれます(蓮心を取り除いたハスの実は蓮肉と呼ばれます)。さて、この蓮心をどうしたものか。考えた結果、漢方ではこの部分にも薬効があると考えますから、今回は入れることにしました。全部殻をむいて潰します。蓮心は固いので、よくすり潰してください。皆さんは実全体を潰した物を1口試食してみて、苦手な味だと思ったら蓮肉だけにしてもいいでしょう。
ニラは薬味風に刻んでおきました。量は多め。ハスの実の味をごまかすためです。
水 5〜6合程度を鍋に入れ、ニラ以外の材料を全て入れて、一煮立ちしたら弱火でゆっくりと炊いていきました。ご飯がお粥状になってきたらまずニラの根に近い部分を入れてしばらく煮て、仕上げにニラの葉先部分を加えて一呼吸。火を止め、鍋にフタをしてしばらく蒸らして完成です。ニラはあまり煮すぎないようにしてみました。


食べてみました。おー、けっこういけます。これは体が温まります。慣れないハスの実の味も全く気になりませんでした。塩一つまみも加えていない素材のみの味もまたいいものでした。「食後は熱い酒を飲むべし」とのことでしたので、熱燗を一杯いただきました。おいしゅうございました。
なお、ハスの実が手に入らなかったり、これの味が苦手な人は、松の実などでやってみてもいいと思います。莫高窟から発掘されたというこのレシピ、皆さんなりのアレンジを加えて楽しんでみてください。


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「黒の力」by id:vivisan


中国では、古来から陰陽五行説という理論に基づき、薬膳料理にもこの考え方が取り入れられてきました。イエはてなでも再三この名前が取り上げられていますよね。
この考え方では、五色を五臓として対応しています。(腎→黒、肝→青、心→紅、脾→黄、肺→白)
そしてそれぞれの箇所が悪くなると、顔色もそのような色になると考えられていました。例えば、腎が悪くなると顔色は悪くなるという感じです。そして黒色の食品が腎臓の働きをよくすると考えられています。消化器官がうまく機能することで、余分な老廃物をとりのぞいて解毒をしてくれます。実は以前も書きましたが、私腎臓が弱いんです・・。
お医者さまにも言われましたが、疲れると腎臓の機能の働きが弱るので、余分な老廃物や水分がうまく体外に放出されなくなり、さまざまな病気に変化していきます。
そういう意味で腎臓ってとっても大切な器官なんですよね。


おっと、五色の話に戻りますが、古来から不老長寿食といわれているものに黒五類(黒五穀とも)があります。これは、「黒」と「五」からうまれたもので黒い色の食品5種類をさします。


黒五類=黒米、黒豆、黒胡麻、黒松の実、黒加侖(黒カシス)です。

 ・黒米…胃腸を丈夫にし、慢性病、虚弱体質の改善など滋養強壮に効果あり。
 ・黒豆…黒大豆。消化器を補い、余分な水分を取り除き、解毒する作用あり。
 ・黒胡麻…健脳食、老化防止食として注目。胃腸を整え、乳汁分泌に効果あり。
 ・黒松子…黒松の実。肺を潤し、咳・痰を止め、腸を潤して通便を良くする効果あり。
 ・黒加侖…中国原産の黒加侖の実。疲労回復。身体を暖め、風邪の防止の効果あり。


どれにも共通して言えることは、黒の色=アントシアニンが含まれていることです。アントシアニンはブルーベリーや赤ワインにも含まれているので聞いたことがある方も多いと思います。目の健康維持に関して効果があると一躍有名になりましたが、特筆すべきなのは抗酸化作用が強いこと。ダメージを受けやすい細胞膜を守る働きがあることと、免疫力を向上させる効能があるため、生活習慣病の予防と改善に効果があります。
黒五類の全部は手に入りにくいため、全部を使うわけにはいきませんが、ここから黒の食品を多めにとったものがすなわち滋養がよくなるものではないかと考えました。


●元気のないときのスイーツ トリプル黒汁粉
(黒豆、黒胡麻。番外編として黒砂糖を使用)


材料(黒豆、小豆、黒胡麻は割合で表示しています)
・粉末A 1/2カップ
  黒豆  2 例 60g
  小豆  3   90g
  黒胡麻 1   30g
・黒砂糖 ひとつまみ
・片栗粉 少々
・水 1カップ
作り方
・黒豆、小豆、黒胡麻をフライパンで炒り、すりこ木もしくはミルなどで粉末にします。これは黒豆ココアに使用するときと同様豆全てを摂取できるようにするためと、短時間でできるようにするため。この三種類はビタミンB1を持っていますが、水溶性であること、熱に弱い性質をもっているための苦肉の策です。
・鍋にこれらの粉末をあわせた粉末A・水・黒砂糖を加えて弱火で煮込む
・煮立ったら、少量の水でといた片栗粉をいれて、とろみを出して完成。


これだけではちょっとと思われる方、トッピングをしてもOKです。
さつまいもをさいの目切りにしてレンジでチンし、のせる。これは豊富な食物繊維とビタミンを補給することができます。
クコの実を加える。これは、滋養強壮、老化予防、内臓の強化などに効果があるので、ぴったりのトッピングといえると思います。

最初から粉にしておくことで飲みたいときに飲むことができるし、スイーツ感覚で飲むことができるので、小さいお子さんにも安心だと思います。体もあたたまります♪今回の粉末に加え、黒砂糖にもはいっているビタミンB1と豊富な食物繊維によって、疲れた体を元に戻してくれます。


ちなみに、単体では販売されにくい黒松の実や黒かりんですが、粉末にされたものが黒五として販売されているので、それを摂取するというのもひとつの方法かもしれません。
粉になっていれば、葛にいれて葛湯にして飲んでみてもよいかと思います。この黒五はダイエット食品にも取り入れられているようですね。
 http://item.rakuten.co.jp/drinkshop/423-0622-120/


また比較的手に入りやすい黒米を使わない手はありませんよね。
もともと黒米単体で滋養強壮に効果があります。加えて最近血管の老化を防ぐ効果があることも発表されています。この黒五類を使ったお粥もよいかもしれません。
黒米以外はお汁粉のように粉末状のものを使ってもいいかも。これなら黒五類のうち3種類を使うことができますね。
まだこれは試したことはないんですが、黒米粥のレシピもあるようなので下のURLなどを参考にして作ってみたいと思います。
 http://www.bioweather.net/recipe/0701n/r0701n_11.htm


味付けに番外編で黒胡椒を少々使うのもよいかも♪ また入れる具は、上のクコの実だけではなくほうれん草などをお粥にいれて鉄分を補給するのもいいかもしれません。
黒の力ってすごいですね。


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「筋肉運動でフェイスケア・顔体操」by id:C2H5OH


顔も体の一部ですから、ボディケアに運動が欠かせないように、顔にも運動が欠かせません。筋肉をほぐし、血行やリンパの流れを良くして新陳代謝を促していく顔の体操は、シワやたるみやむくみを防ぎ、良い顔色を保っていく効果があります。女性はもちろん、日頃お洒落には縁遠い男にもお勧めしたいと思います。私もフェイスケアと聞いて「平介や?誰だそれは」と言った過去を持つ無粋な男ですが、顔体操だけは日頃から習慣にしています。


方法は簡単です。たとえば、
1.顔の中心に全ての筋肉を寄せるつもりで目をギュッと閉じ、口をタコ入道のように尖らせる。
2.顔の外側に全ての筋肉を広げるつもりで目を思い切り見開き、口を大きく開ける。
これをリズミカルに繰り返していきます。速度はゆっくりでいいですよ。手の平をぎゅっと握ってグー、パッと開いてパー、グー・パー・グー・パー、などという体操がありますが、ちょうど顔でそれをやるイメージです。筋肉をしっかり動かしながらやってみてください。
職場などで眠気が差してきた時に、ちょっとトイレの鏡でも見ながらこれをすると、表情が爽やかになるだけでなく、脳味噌もリフレッシュします。もちろん筋肉がほぐれているバスタイムに行うと最も効果的ですね。


声を出しても差し支えない場所なら、演劇でよくやる発声練習も効果的です。足を肩幅に開き、姿勢を良くして、まず満面の笑みを作ります。続いてそのにこやかな顔で、大きく口を動かしながら「あえいうえおあお」。
「あ」ならしっかり口を開いて「あー」。
「う」なら口を思い切りタコ入道にして「うー」。
「お」なら口の中にたっぷりとした空間を作って「おー」。
とにかくオーバーなくらいその発声に適した顔をすることが大切です。
普通の発声練習と違う所は、「あ」なら「あ」の顔を作ったまま、5秒から10秒くらいそれを保つことです。大声を出さなければいけないということはありませんから、鼻歌が歌えるバスルームなら、これもバスタイムにやってもいいですね。


ついでに舌体操もやってみましょう。まず上を向いて舌を真上に突き出し、舌を1秒間隔で右へ、左へ。メトロノームのようにカッチ・カッチ。これを10セットくらい。
次に前を向いて肩の力を抜き、舌を細く尖らせながら真っ直ぐ口の外へ突き出して3秒。そしてそのままの舌の形で口の中に引っ込めて3秒。これも出して入れてを10セットくらい。
次は舌を丸めるようにして真っ直ぐ前に出して3秒。そのままの形で口の中に引っ込めて3秒。これも出して入れてを10セットくらい。
これは顔の筋肉と言うより首筋のいい体操になります。


他にも色々な顔体操があると思いますが、どのような体操をやるにしても、最後は整理体操として、満面の笑みを作ってそのまま10秒。はい力を抜いて、もう一度笑顔10秒、はい力を抜いて、と数セット行って〆ます。


こうして顔の筋肉を積極的に動かしていくと、フェイスケアになるだけでなく、表情が豊かになる、気持ちも軽くなる、滑舌も良くなるといいことずくめです。


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「指笛」by id:nakki1342


私の住んでいる地域には、指笛を鳴らせる人がたくさんいます。
お盆を中心に踊られるエイサーでも指笛を使う人もいるし・・
高校野球などで応援するときになど・・
私は、指笛を鳴らすことが出来ないのでうらやましく思いますね
最近は・・
私みたいな指笛を鳴らすことが出来ない人向けに
指笛を鳴らすのがうまい人たちが集まって鳴らす事を教える指笛王国なんていう
グループがあるようです・・・続きを読む

「季語・もがり笛」by id:SweetJelly


漢字で書くと「虎落笛」です。虎落とは竹を粗く組んで作る柵、あるいは主に紺屋が使っていた竹を並べて作った物干しの意。風がそうした竹や木の枝などを吹き抜ける時に鳴らす音を虎落笛と呼びます。

NHKみんなのうたに「北風小僧の寒太郎」という歌がありました。

きたかぜこぞうの かんたろう
くちぶえ ふきふきひとりたび
(作詞:井出隆夫 作曲:福田和禾子

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「オカリナ」by id:gallerybaaba


先日、万葉集1250年記念事業のイベントがあり、【万葉の調べ ―時空を超えて―】に参加して来ました。

そのとき、オカリナ奏者“宗次郎さん”のミニコンサートをたっぷりと聴くことができました。コンサートはスバラシイ!の一言。1500名の観客は水を打ったような静けさで聴き入っていました。

演奏の合間にトークが―。

宗次郎さんは、自然との関わりの中で常に土とのふれ合いを大切にし、コンサート,作曲,創作活動を続けていらしゃるそうです。・・・続きを読む

「災害時にも役立つホイッスル」by id:tibitora


「ピーッ」と音のなるホイッスル、運動会の合図などにも使いますよね^^
このホイッスルは災害時、非常事態のときにも役立てることができます。
地震などの非常事態で建物の下敷きになってしまったり、山などで足をくじいて身動きができなくなったとき、助けを呼ぶのに使うことができるんです。
声を出して「おーい!」「助けてー!」と叫び続けるのは体力の消耗も激しく喉も枯れてきてしまいます。
ホイッスルを「ピーッ」と吹いて使うと自分の居場所を知らせることができるのと、声を出して叫ぶより体力の消耗が少なくてすみます。・・・続きを読む

「楽しい竹笛作り」by id:tough


直径十数mmの笹か竹があれば、簡単な工作でいい笛が作れます。まず次のページをご覧ください。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~waroh/taiken/taiken-k6.htm
私は子供のころ、これと同じ物を父に作ってもらいました。音階はなく、ただピーと鳴るだけのホイッスルのような物ですが、これが良く通るいい音で鳴るのです。時代劇で「曲者じゃ、であえであえ、ピーピー」とやっているシーンがありますが、ちょうどあんな感じの笛になります。
もちろん私もこの笛で「曲者じゃであえであえ」ごっこをやりました。友だちがうらやましがりました。・・・続きを読む

「小麦の滋養を丸ごといただく全粒粉」by id:TinkerBell


お米に玄米があるように、小麦粉にも表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にした全粒粉があります。
小麦は特に胚芽の部分に豊富な栄養が含まれていますが、普通の白い小麦粉は、それを取り去った上で製粉されています。
余分な成分を取り除いていますから、たしかにお料理はしやすいんですが、もったいないですよね。

普通の小麦粉(強力粉/1等)と全粒粉(強力粉)を比べると、全粒粉は
◆ミネラルでは
カリウムが4.125倍・・・続きを読む

「レンコンの滋養」by id:Fuel


レンコンは多くの穴が開いていることから「見通しがきく」などといわれ、お正月や祭礼などのおめでたい時には欠かせないお野菜ですね。また、レンコンはがっしりとした種をたくさん付けるので、健康な子宝にたくさん恵まれるという縁起物でもあります。
それだけでなく、レンコンは滋養に富んだ素晴らしい食べ物でもあります。まずビタミンC。なんと生のレンコンには100g中48mgものビタミンCが含まれます。よく「レモン何個分のビタミンC」という表現のお菓子などがありますが、この「レモン1個分」とはビタミンCが20mgということ(農水省・ビタミンC含有菓子の品質表示ガイドライン)。レンコン100gはレモン2個分を楽々上回っちゃうんです。・・・続きを読む

「滋養がありそう?カンボジア産、椰子の砂糖で作ったクッキー」by id:iijiman


つい最近、義母がカンボジアアンコールワット)に旅行に行ってきまして、そのお土産にクッキーを貰いました。
そのクッキー屋さんで「おまけにくれた」という、ヤシの花の蜜から作った砂糖というものも貰いました。


・・・続きを読む

「ボディバター塗り大会」by id:canorps


我が家でも、ボディバターは欠かせない存在です。
お風呂上りの光景はよそ様にお見せできるものではありません・・・。
私を筆頭に、小学生の長女、幼稚園児の次女が裸でうろうろとボディバターを塗りあうのです。
寒いのと狭いのとで脱衣所ではなく、それをリビングで行ってしまうため
禁断のボディケアタイムです。
本当はお風呂上りにすぐにボディバターを塗りたいのですが
三女に風邪を引かせるわけには行かないので、まずは三女のケア・・・続きを読む

「タワシでボディケア、爽快タワシ健康法」by id:Oregano


以前、タワシで体を洗うと血行が良くなり健康によいと聞いてやってみたらなかなか良かった、という話題がありました。ボディ専用ブラシとして作られている亀の子タワシもあるとのことで、へぇと思っていたのですが、その実物を、なんと温泉土産としていただいてしまいました。製造は、創業明治40年、タワシの元祖「亀の子束子西尾商店」。箱根小涌園限定商品とのことで、「ゆ」と書かれたのれんのパッケージの中に、お馴染み亀の子型のタワシが入っています。しかしこれは日用品のタワシではなく、ボディブラシとして製造されている物です。
これは面白いとおっかなびっくり使ってみたら、これが本当にいい使い心地だったんです。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYウィンターカラー〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:meizhizi87さん、ご投稿ありがとうございました。




「ミニランプ」
昔、雪山のロッジで買ったミニランプです。部屋のインテリアとして飾っていますが、実際に使うこともできます。アンティークな感じが見た目にも暖めてくれるようです。


スナップコメント

可愛いミニチュアのランプ、キャンドルを灯すことが出来るのですね。
風防は黄色のガラスになっているようで、あかりもきっとあたたか♪
雪山での思い出の時間も一緒にお部屋にひろがりそうで素敵ですw
私も久し振りにキャンドルを灯して過ごすひととき、楽しみたくなりました。
−ハザマ−


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