イエ・ルポ 2 #055 PickUp5
みなさまこんにちは、ハザマです。今日は、ご案内していました〈みんなの住まい〉サイトのリニューアル公開の日。同時にその中に〈イエはてな Press Room〉もオープンの予定でしたが、こちらは30日(金)にお披露目の運びとなりました。今日を楽しみにして下さっていたみなさま、1週間延びてごめんなさい。けれど、新しい〈みんなの住まい〉のトップに、今日から〈イエはてな〉発のカバーストーリー“Dear life(ディア・ライフ)”が掲載されています! #01は、id:asukabさんの「ダイニングテーブルのお城」です。写真とともに4コマで構成した、愛しいイエの小さな物語。「素敵な住まいに、物語のある暮らし」、私たちからそんな願いをとどけていきたいと、“Dear life”親愛なる日々、と題しました。ぜひ、ご覧になってみて下さいね。ご感想なども聞かせて下さいますとうれしいですw
さて、今日は“イエ・ルポ 2”#055のピックアップ賞・ノミネート賞をご紹介します。今回は、「常にコレだけは欠かせない!〈我が家のイエ・モノ語り〉」のテーマで、みなさまのイエの素敵なエピソードをたくさん聞かせて下さいました。毎日のキッチンで欠かすことのないモノと食習慣のお話から、楽しい家族の時間を生み出している生活道具、我が家ならではの思い入れのホビーグッズまで、多彩なルポがいきいきと。今回も、イエと暮らしの豊かさとはこんなこと、ってしみじみとココロに刻まれるメッセージを、みなさまどうもありがとうございました!
イエ・ルポ 2 #055 ピックアップ賞・ノミネート賞
#055では「常にコレだけは欠かせない!〈我が家のイエ・モノ語り〉」のテーマでご投稿頂きました。
まず、イエのリビングなどで家族のコミュニケーションや快適な時間を生み出しているモノでメッセージが多かったのは、「HDDレコーダー」「テレビ」。また、くつろぎやリフレッシュ、趣味の時間に大切なモノに、「植物」「絵画」「音楽」「本」「車」「ノートパソコン」など。それぞれのイエでの楽しみ方を伝えて下さいましたねw 最近では、「運動やストレッチ」もエクササイズDVDを観ながらお部屋で毎日という方や、毎晩ご夫婦でお疲れ様ビールの「晩酌」という仲睦まじいひととき、心身の元気のために家族で「寝る前に笑うこと」が欠かせない日課!といった素敵な時間もたくさん。ほかにも、何より欠かせないのは「家族」「ペット」といったあたたかなエピソードや、「目覚まし時計3つ」なんていう笑えそうで笑えない?!お話もw そして、やはりいっぱい挙がったのは、毎日の食卓に欠かせない美味しさと健康のお茶や常備食でした〜。「玄米と珈琲豆」「緑茶、紅茶、珈琲などのティータイム要員」「お漬物」「納豆」「レモン液」「そりゃ乾物、乾麺ですよ」「そりゃビール!」…。イエでそんな常備食がどんなに活躍するかというルポが面白かったですね!
そんななかから今回は、とりわけ一つひとつイエと家族の物語が詰まったユニークなルポを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせて頂きました。みなさまの暮らしの情景がいきいきと伝わってくるメッセージに、素敵だ…と感動しきりで読ませて頂きました!
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母と私が日舞、父が邦楽とそれぞれ伝統芸能に関わっている我が家では、風呂敷が欠かせないモノになっています。様々な物を包んで持ち運ぶのは勿論、楽屋での物の整理にも風呂敷は欠かせません。楽屋は慌ただしく、物を紛失したり他の方の物と混じってしまったりしがちですから、一目で自分の物と分かる風呂敷が不可欠です。
祖母や母は、自分の名を染め抜いた特注の名入れ風呂敷を持っています。すごいなぁ、かっこいいなぁと、子供の頃の私はずっとそれに憧れていました。ある時私も欲しいといったら、母に、あなたはまだ入れる名前がないでしょうと笑われてしまいました。踊りの世界では、名取りになるまでは全くの無名。踊りの世界で名乗るのは生まれた時にもらった名前ではなく、実力を認められて頂く、踊りの世界での名前なのです。その名を授与されるから「名取り」。名取りにならなければ、名入り風呂敷を作ろうにも作れなかったのでした。
やっと名取りになれた時、念願の名入れ風呂敷を両親が作ってプレゼントしてくれました。嬉しかったなぁ。両親は自分で新しく作ったり、何かのお祝いにプレゼントされたりとそれぞれ何枚もの名入れ風呂敷を持っていますが、いつも使い込まれた古い風呂敷を愛用しています。きっと色々な思い出が染みついた風呂敷なのだろうなぁと思います。
もちろん踊りを離れた日常でも風呂敷は欠かせません。まずイエはてなでお馴染みのお買い物時のバッグ代わりですね。マイバッグもいいですが、外出ついでやお出かけ帰りの買い物には、使う直前まで畳んでおける風呂敷が最適です。
夏になると、父が大きなスイカを丸ごと買って、それを風呂敷に包んで提げてくるのも恒例です。子供の頃からそうでした。こういう買い物も、マイバッグでは似合いませんね。
そのほか、大切な掛け軸の桐箱などを包んでおくのも風呂敷ですし、普段は使わないお客様用の座布団などをまとめておくのも風呂敷です。
最近はイエはてなの書き込みを参考に、イエを彩るファブリックとしても風呂敷を活用しています。
家族それぞれに様々な形で活用されていく風呂敷は、我が家の、そして一人一人の様々な「モノ語り」を染み込ませながら、毎日に欠かせない道具としてこれからも使い続けられていくことでしょう。
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数ヶ月前、私の朝の習慣として「おめざ」を取り入れたことを書いたところ、
http://q.hatena.ne.jp/1262926265/245526/#i245526
それを見た家族が、お前こんないいことやってたのか、俺も真似しよう、私も真似しようと、家庭内おめざブームが始まってしまいました。
おめざとは、寝ている子供が目を覚ましてぐずった時に与えたお菓子のことですが、朝一番に軽くお茶やお菓子、果物などで胃を刺激することは、大人にもとても効果的です。これで眠っていた自律神経のスイッチがパチッと切り替わるのです。
もちろん朝起きてリビングに行けばまずお茶ですが、その前にベッドサイドで、というのが好評のポイントです。これがとても目覚めを爽やかにしてくれるんですね。
また、おめざブームは母の一日の始まりを、とても楽しい物に変えてくれたみたいなのです。
父母は同じ寝室ですが、以前は母が先に起きて、しばらくしてから寝ぼけまなこの父が起きていくパターンがほとんどでした。母は、専業主婦だから家族より先に起きるのは仕方がないかと思いつつも、長い間には、なんで自分だけと不満を感じることもあったそうです。
ところが、寝室におめざが取り入れられてからというもの、母が起きるとその気配に気付いた父も起き上がって、一緒におめざを楽しむことが多くなったとのことなのです。ねぼすけの父も、おめざが楽しみで早起きしちゃうんですね。
こうなってくると夜の寝付きもよくなってくるみたいで、就寝直後のイビキが格段に少なくなったと、母は喜んでいます。
最近は家族それぞれが気に入ったおめざを探し、それを交換し合うようにもなりました。父も私も仕事帰りにちょっとお店に立ち寄って、おめざに使えそうな物を探して帰ります。母も買い物のついでにおめざを探してきます。そしてリビングで「おめざ発表会」。
「朝のビタミンは体にいいからイチゴ買ってきたよ、今夜食べちゃダメだよ」
とか、
「これはどこそこで評判になっていた○○屋の○○だ」
とか、
「このバタークッキー懐かしいと思わない?こんなの買ったの久し振りよ」
とか。
旬の物、話題の物、高級な物、庶民的な物、色々な物が登場します。それぞれの視点で家族の喜ぶ顔を思いながら選ぶひとときは、仕事などで一日の大半を別々に過ごす家族を、別の場所にいながら結びつけてくれるものとなっています。
もちろん手作りもあります。母は、子供が小さかった頃のおやつ作りを思い出すと楽しそうですし、父も私も休日には手作りおめざに挑戦することもあります。おめざの楽しみが生み出してくれる家族の笑顔。そして結びつき。おめざはわが家に欠かせないモノ、そして習慣になりました。
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イエはてなでもたくさん炭の書き込みがありますね。あらためて炭の効能を書くのは控えますが、本当にすばらしいもので、我が家でも玄関に居間に、お風呂に、そして前回書き込みしたガーデニングにも使っています。
http://q.hatena.ne.jp/1270011099/258800/
まだ私がイエはてなに参加して間もない頃、実家の親が備長炭の炭を頂いたので、私もカゴに山盛りの炭をわけてもらったんです。
「炭って健康にもいいよね。火鉢には必需品だし。でも炭ってあんまり店頭で販売してないよね。残念だけど通販で買うしかないんだよね」
なんて父に話していると、
「炭は材料さえあれば、実家の山で焼けたんだぞ。」
え?ホント??
父の実家は山の裾のところに建っていますが、裏山に炭焼きの窯があって、祖父が焼いていたんだそうです。
「それって今でもあるの?」と聞いてみると
「うーん・・。父親の代のときに壊れて今でもそのままになっているはず」
修理をすれば焼くことができるそうです。
「いつか、絶対に炭焼こうよ♪」なんていいながら、て実際に焼くことができる木や竹の炭について盛り上がりました。
父の実家の地域では、今でも近所がそろって炭を焼いているところがあるらしく、炭をいっしょに焼こうか!という話が舞い込んできたのがそれからすぐのことだったと思います。その当時定年になって自由の時間がたくさんある父は、炭を焼き方を習ってきました。
そして実践です。焼いたのは今回は竹藪を間伐するときに切った真竹を焼いてみることに。
場所は田圃のど真ん中。すごく煙が出たそうですが、はじめて焼けた竹炭は見た感じ市販品のようにとてもきれいなものでした。
実際に作るところを見ることはできなかったけど、そのときの父はとってもうれしそうで、父がはじめて焼いた竹炭は実家とイエの玄関に置かれることになりました。
なんかもったいなくて他の用途には使えなくて・・時折ちゃんと洗って煮沸消毒した後に天日干しをして使っています。
あまりにも煙がでたので田圃で焼くのはまずかろうということで、今は焼いていませんが、時折玄関の竹炭を見てはほほえんでいるのを目にします。なんかこの顔を見ると、この竹炭は最後まで大事に使おうって思います。
でもこの炭もいつかは使えなくなります。そのときには細かく砕いて土に混ぜ込むつもりです。イエの土として未来永劫イエとともにあってくれたらなぁなんて思いますが、新しく焼かない限りは竹炭が増えません。
ということで、せっかく時間もあることなので、父は現在少しずつ実家にいっては窯を修理しています。無事に修理が終わった暁には炭焼きの復活です。たまに私やダンナも行って手伝っています。
しかし、もう少し手軽に炭ができないかなぁ?と思って調べてみたら、なんとアウトドアでも竹炭ができてしまうことがわかりました。木炭と竹炭のちがいですが、
竹炭は木炭と比べて多孔質であるということです。つまり、あの竹の導管が炭化しても残ってるって言うことで、言い換えれば、同じ炭でも孔が多い分だけ表面積が大きく、炭としての特性をより多く発揮すると言うことです。
なるほど。竹炭は木炭よりも吸着性があるということなんですね。木炭よりも水分が多いので長期間自然乾燥させるとカビが生えたりするため、水分が多いまま焼かなくてはならないことから木炭を作るより難しいとさえいわれています。父がうまく焼けたのはまぐれだったのかも(笑)
さて、アウトドアでつくる場合、おせんべいなどが入っている缶を使用します。
20センチくらいの長さに切った竹を割り、缶につめます。空気穴がないと破裂するので、蓋などに小さな穴をあけておきます。気密はとくに必要ないのですが、熱で蓋が反り返る可能性があるので、蓋をしたあと針金などで結わえておくとよいかと。
アウトドアでは通常の焚き火をし、そこに缶を入れます。そして待つこと2時間ぐらいで立派な竹炭ができあがります。
アウトドアでできてしまうなら、焚き火を丸のかたちではなく楕円の形にして、アウトドア料理をしながら待つとよいですね。
しかも、この程度の焚き火であれば、細い枝でも炭ができます。以前のイエはてなにて、炭をインテリアにするというid:Fuelさんの書き込みがありましたが、細長い枝上のインテリアに使える炭もできてしまうのではないでしょうか?
http://q.hatena.ne.jp/1219812252/182063/
こういった書き込みを参考にしながら、自分で作った炭をインテリアとして使ってみようかななんて思います。そして父の窯がちゃんとできあがったら、竹炭や備長炭を実際に作るのが今の私たちの夢です。みんなで作る炭はイエにはなくてはならない必需品になりそうです。
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まずお米。玄米です。これはもう主食ですから欠くことが出来ませんし、玄米の栄養と健康維持に役立つ効果は改めて書くまでもないくらい皆さんご存じだと思います。
次に麦。白米を炊く時には必ず麦を加えています。麦も精白してしまえばほとんどデンプンだけになってしまいますが、精白しすぎず胚芽を残した麦なら、いい栄養補給源になってくれます。食物繊維やミネラル分が豊富なのも麦のいいところですね。
それから胡麻。わが家では特に黒胡麻を愛用しています。黒胡麻も白胡麻も金胡麻も栄養成分的にはほとんど差がありませんが、黒胡麻は皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含みますから、それがちょっとプラスアルファなのですね。様々な料理に使うほか、食卓にも卓上胡麻擂り器に入った胡麻が常備されています。擂ると香りが良くなりますし、噛まずに飲み込んでしまった分もしっかり消化吸収されますから無駄がありません。なお、胡麻は普通に言われる五穀の中には含まれないことが多いですが、建立曼荼羅護摩儀軌などによると、密教の修行で使われる五種の穀物の中には含まれています。
四つ目は小豆です。小豆というと、あんこやお汁粉など、食事というよりおやつに近い使われ方が多いと思いますが、他の豆類と同じように煮物などに使ってもおいしいのです。たとえばカボチャと合わせた煮物など。地域によってはこの組み合わせは「いとこ煮」と呼ばれますね。わが家流の作り方をちょっとご紹介しましょう。
小豆を洗って一晩水に浸けておきます。
鍋の底にだし昆布を敷いて小豆を入れ、ひたひたの水を注いで、中火でゆっくりと沸騰させます。
煮立ったら蓋を被せて弱火でコトコト約30分。注意点は、膨らんだ小豆が煮汁から顔を出さないよう、時々差し水をすることです。
小豆が煮えてきたら一口大に切ったかぼちゃ適量を加え、塩少々をふりかけて、蓋をして20分ほど弱火で蒸し煮にして、かぼちゃが柔らかくなったら火から下ろして、蓋をしたまましばらく蒸らせば完成です。全く煮こぼさないで作るから素材の成分が丸ごといただけます。
そのほか小豆粥も日常的に食べるといいですね。
最近はこんな「あずきとひき肉のドライカレー」のレシピも見つけて作ってみたら、本当に小豆はカレーと良く合うと家族に好評でした。
http://recipe.kurasse.jp/healthy/recipe0216.html
こちらのページでは小豆の効果を次のように説明しています。
あずきは免疫機能を高める栄養素をとりやすい食材。栄養素のひとつである亜鉛は、十分にとれば免疫細胞のリンパ球の一種で病原体の攻撃を指揮するT細胞の機能が高まり、免疫細胞をはじめとする新しい細胞の生成が促され、「攻める免疫」が増強します。
最後の五つ目は、何と言っても大豆です。栄養豊富でタンパク質にも優れていますから、運動のための体作りにも最適な食品として、学生のころからの私の常備食でもありました。もともと父が豆好きで私も良く食べるようになった物ですから、卒業して自宅に戻り母の手料理が食べられるようになってからも、色々な料理で大豆を食べ続けてきました。
さらにわが家の健康を守ってくれる常備菜としての酢大豆。
http://q.hatena.ne.jp/1265604674/250814/#i250814
これも欠かせない物となっています。
以上、五穀と言ってもありふれた物ばかりですが、これら五種類はわが家の食卓に欠かせません。
なお、これら五穀に関するこだわりは国産品を選ぶことです。以前、日本は胡麻のほとんどを輸入に頼っているという書き込みがありました。以来わが家では産地を確認して購入するように心がけていますが、国産の胡麻は本当に手に入れるのが難しいですね。母も、なぜ国産がお店にないのと驚いていました。今は信頼できるお店を選んで通販で購入することが多くなっています。
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DIY、とりわけ日曜大工好きの父がいるわが家では、どんな道具にも増して砥石が欠かせないモノになっています。ノミやカンナを研いでいる父は、とても楽しそうです。ピカピカに研ぎ上げて、光に透かして眺めては、鋼の美しさに浸っているようです。実際、日本の伝統の刃物というのは日本刀と同じで鍛造ですから、研ぎ上げると、それは美しいモノなんですね。
こういう父のいるイエですから、キッチンの刃物もピカピカです。母は、タマネギを切って涙を流したことがないと言うくらい。アクシデントで刃を欠いてしまっても、父に渡せば、玄人はだしの腕前で再生してくれます。
私も子供のころから工作好きでしたから、父にはよくお世話になりました。今は簡単な工作ならカッターナイフでやってしまう時代ですが、父はあれは危ないと、あまり使わせたがりませんでした。父の言葉を借りるならば、刃を折り取って使うアイデアは印刷工場で生まれたもので、紙を切るにあたって常に良い切れ味を保つ工夫だったと。それを小刀のように使うのは目的外使用。折り取るための刃物に、折れる方向に力を加えれば、折れて当たり前。しかし折ろうと思わない時に折れれば事故が起こると。そこで私には、よく切れる小刀を買ってくれました。切れ味が悪くなれば、折る代わりに父が研いでくれます。これがいい親子のコミュニケーションにもなりました。私も父から研ぎ方を教わって、今はある程度なら自分で研げるようになりました。
砥石は使っていると、砥石自体が不均一に減っていきます。ですから刃物を研ぎ始める前には、まず砥石の調整が欠かせません。砥石を調整するための砥石というのもあるんです。うちで使っているのはセラミック製。それに金剛砂のような研磨剤と水をふりかけて使います。砥石のツラ直しはデッチの仕事。わが家では息子の私の役目でした。
「ゴシゴシゴシと。これで平らになったかな?」
「まだ黒い粉が砥石に付くうちはそこが凹んでいるということだ」
「よいしょよいしょ」
「軽く円を描くように磨っていくと早く仕上がる、直線に動かさずに、そうそう」
「あ、音が変わった」
「いいことに気付いた、砥石を見てみな」
「お、黒い粉が付いてない」
「砥石の角を軽く触ってみな」
「お、鋭いよ、砥石の角がもう刃物みたいになってる」
「上手にできた証拠だな。でもその角は擦って丸めないと研いでる間に指を切るぞ」
「あ、そうか」
「道具は手入れとともに安全も忘れずに」
「へーい」
こんなふうに父から子に技術の伝授。父も祖父から教わってきたそうです。こうして親子の触れ合いも磨いてくれた砥石は、今もわが家の色々な道具の中心です。
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「電動自転車」by id:futanbo
坂の多い町に引っ越して10年近くなります。最初は普通の自転車を
持ってたんですが、ほとんど利用できなくて。
少し値段が下がってきた1年ほど前、思い切って電動自転車を買いました。
友達からは、さんざん「いいよ〜」って勧められていたんだけど、
自転車にあの値段は、なかなか思いきれず・・。でも、運転免許も持ってなくて、
原付の免許も取るの難しい私なので、悩んだあげく思いきって一番安いのを
買ったんです。・・・すばらしいんです。もう世界が変わります。・・・続きを読む
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「鉄のフライパン」by id:TinkerBell
母がお嫁入りの時に実家から持ってきたという、真っ黒な鉄製のフライパン。
これがわが家の料理には欠かせません。
母の母、つまり私のおばあちゃんも愛用していたフライパンですから、これで作る料理が「わが家の味」の一つなんですよね。
フライパン一つで味が変わるの?と思われる方もいると思いますが、鉄でなければ出せない味っていうのもあるんです。
ハイカロリーバーナーと組み合わせると、その差が歴然となります。・・・続きを読む
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「パソコン」by id:koume-1124
ないと本当に困ってしまいますね。
写真や音楽など、今は全てパソコンの中で管理しているので
ないと何も出来ません。
またゲームをネットに繋いで、遠くで離れている友人とも一緒に遊んだり
昔、遠距離恋愛をしていたときには、スカイプで実際に顔を見ながら話すのは
なかなか会えない距離での恋愛ではかなり心のモチベーションが違いました。
実際に会えない相手でも声だけでなく、パソコンの画面を通じて話ができるので
寂しさも減りました。・・・・・続きを読む
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「療法食のカリカリと猫缶」by id:iijiman
うちに欠かせないもの・・・といえばやっぱり思いつくのが、猫関係です。
まず、療法食のカリカリ。ヒルズのr/d(アールディー)というカリカリを、動物病院で買っています。
うちの猫の朔ぴょんは、このr/dが、お皿にたんまりと入っていないと、「入っているって言わない」と、背中で語ります。高倉健さんのように、背中で語るのです。
それと、毎日5時半に食べる猫の缶詰。マグロ味がお気に入り。これも、時間が近づくと、昼寝をしていても目を覚まして「早く出しなさいよぉ」と、にゃあにゃあ言ってねだります。猫缶は1個98円、1缶を2日に分けて食べます。・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
「やっぱりすみれ」
春の花、色とりどり、どれも心ひかれますが、地味に道端にひっそりと咲いているスミレの 色に心癒されます。ほんとに地味な薄紫色の小さな花ですが、なんだか懸命
に生きている様子がけなげに感じます。「一生懸命咲いてるね。ありがとう」って声をかけたくなるんです。小さな小さな春の花。大好きな花です。
私も大好きで、まだ寒い早春の土から姿を見せいると、思わず見入ってしまいます。
三色スミレも明るくて素敵だけど、野生の小さなスミレの美しさはひときわ。
一番に春の訪れを感じさせてくれる花姿かも知れませんね♪
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
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また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。