ディア・ライフ #017 pickup5



みなさまこんにちは、hazamaです。「敬老の日」を含んだこの3連休、みなさまいかがお過ごしでしたか? おいじいちゃま、おばあちゃまと和やかな時間を楽しまれたご家族も多かったでしょうねw 私はもう両方ともいないので、今年もまた父と母に心ばかりの贈り物を送りました。長寿を祈って「菊の節句」に作った、菊の葉ポプリです。父母といえども、「敬老の日」に少し歳をとってきた家族の長寿を願うのは間違ってないですよね。相変わらず、「歳寄りあつかいか〜?」と父はちょっと不満そうでしたが(笑)。わが家のささやかなコミュニケーションでした。


#017 ピックアップ賞・ノミネート賞

さて、今日は“ディア・ライフ”#017のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「わが家のいってきます&おかえりの光景」のテーマで綴ってくださったイエと家族の物語、今回も本当に素敵なエピソードがいっぱいでしたね〜。「子供が玄関までお見送り」「帰りついた家に家族がいるという幸せ」「祖父の〈いってらしゃい〉」……。どこか安心する家族の合言葉「いってらー」や、亡きおばあちゃんのやさしい見送りの思い出「いってくるよ」も、ココロがあったかくなるお話でしたw


そんななかから今回も、それぞれのイエならではのドラマがぐっと伝わってくるメッセージを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせていただきました。我知らず、「へぇ……」と頬笑みながら読み耽った、幸せな1ページです!


*今回のピックアップ賞は、9月22日(木)の〈イエはてな Press Room〉の記事にてご紹介させていただきます。

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「トラックの音」by id:offkey


夕方、閑静な住宅地にトラックの音が響きます。そして次にバックする音。
そうすると、母が居間でおもむろに
「父上がお帰りあそばした」
とつぶやきながら台所で仕事を始めます。
実家は自宅で建築業を営んでおりましたが、トラックの音は、朝現場に出かけた父が帰ってきたことを知らせる合図になっていたのです。


トラックが止まると、やがて父が家に入ってきます。
折からいろいろと準備をしていた母が
「先にご飯食べる?それとも風呂?」
と訊ね、父がその日によって夕食を選択したり風呂を選択します。
たまに風呂を立ててないときに
「今日は風呂あるか?」
と父が尋ねると
「今日は休み」
と母が答えて、父はそうすると風呂場で足を洗いにゆきます。
また、普段は父にどうするか聞いている母がときどき
「今日はご飯を先に食べて」
とか指定することもあります。
トラックが止まる音がしたのに、全然家に入ってこないときがあります。
そんなとき、家の中から外を見てみるとなにやら後片付けに追われて忙しそう。
母は食事の支度が出来てもまだ入ってこないときは
「ちょっと支度が早かったかねえ。さめてしまう」
と私たちにいうこともありました。
父の忙しさや母の思いやりを思うと、なんともいえない気分になるときです。
後片付けが終わってようやく家に入ってきた父を迎えて、母はほっと一息するのでした。


子供のころは、トラックがやってくる音がすると
「お父さん帰ってきたかな」
と母に尋ねてたりして帰宅を待っていた記憶があります。
トラックがそのまま家の前を通り過ぎてゆくと
「違ったみたいだね」
とちょっとがっかりして、また居間でテレビを見ながらなんとはなしに父の帰りをまっています。
特に話すこともないのですけど、父に限らず、出かけている家族の帰りを待つのはなんとなく楽しいことでもありました。


そんな父も仕事を引退していつも帰宅を告げてくれたトラックも手放しました。
手放す当日、トラックと一緒に写真を写していた父が印象的です。


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「カカトをトントンがいってきますの合図」by id:TinkerBell


私は子供のころ、けっこう困った子供でした。
登校拒否というほどではないにしても、なかなか学校に行きたがらなかったんです。
いじめというほどじゃない、私が引っ込み思案だから、そのせいでちょっとみんなの輪から外されているだけ。
そんな状況でしたが、それでも子供の私にとっては、学校はとてもつらい世界でした。


でもほんと、登校拒否じゃなかったんです。
毎朝自分なりに頑張って、学校に行こうとしてたんですから。
玄関で靴を履き、それでもなかなかドアを開けて出て行くことが出来ないでいた私に、母が声をかけてくれました。
「嫌になったらいつでも帰ってきていいんだから、気楽に行ってらっしゃい」


そして、カカトをトントンと2回打ち鳴らす仕草をして見せてくれました。
「なぁに、それ」
オズの魔法使いに出てくる、ドロシーの魔法の靴の使い方」
「魔法?」
「そう。こうやってカカトをントンってやると、好きな場所に飛んでいけるのよ。あなた今、学校行きたい?」
「う…うん」
「じゃ学校を思い浮かべてトントンってやってごらん、そしたら靴が自然に学校まで運んでくれるから」


えーっと、カカトとカカトを…トントン。
あ、なんか楽しい、この仕草。


「学校で嫌なことがあったら、またイエを思い浮かべてトントンってやればいいんだからね、じゃ、いってらっしゃい」
「はーい」
こうして私は毎朝スムーズに玄関を出て行くことが出来るようになりました。
子供だましの手に乗ってしまったわけではありません。
カカトとんとんの後は、本当に不思議とステップが軽やかなんです。
この魔法は当時の私にとって、ほんとに効果抜群でした。


母も、私を励ます意味だったんでしょう、玄関のドアを開ける時は、いつもカカトをトントンとやって見せてくれました。
この仕草は、大人がやってもかわいく見えます。
そしてニッコリ笑顔で「じゃ、ちょっと行ってくるね」なんて言われると、これからどんなに楽しい所に行くんだろうなんて、本当にうらやましくなってしまいます。
「どこ行くの〜?私も行きたい」
「歯医者さんなんだけど、あなたも一緒に診てもらう?」
「きゃぁぁぁぁ」
なんていうこともありました。


このカカトをトントンは、父までやりはじめました。
あら、この仕草、男の人がやってもかわいいです(笑)。
そのうち、このおまじないは、行きたくない所に行けるようになるおまじないではなく、その日一日をより楽しくしてくれるおまじないに変わりました。
さらに、早く家に帰る効果もプラス。
これのおかげで、父は毎日真っ直ぐイエに帰ってくるし、年ごろの娘も夜遊びなどせず、そこそこの時間に笑顔で「ただいま」。
外でもイエを思い浮かべてカカトをトントンとやるから、靴の魔法がちゃんとイエに送り届けてくれるんです。


銀の靴でもルビーの靴でもないけれど、みんなの靴が魔法の靴。
こんなちょっと楽しい「いってきます」「ただいま」が、今も続くわが家です。


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「大切なお出かけには今でも切り火」by id:SweetJelly


うちは両親共に伝統芸能に携わっていますので、大切な仕事の前などには、今も切り火をやります。時代劇で「ちょいとおまいさん」「おぅ」「カチカチ」なんてやっているあれです。大切な舞台の前などはこれを欠かしません。


切り火は一種のお祓いの意味ですから、遠くに出張したりする時も、道中の無事を祈ってカチカチ。時代劇ではおかみさんが夫である親分さんなどにカチカチやるものと決まっていますが、わが家では女も大切な「行ってきます」の前には切り火をしてもらいます。私も、運動会の朝、受験の朝、などなど、切り火で送り出してもらいました。


わが家の火打ち石は「水戸火打」。水戸のご老公様も使っていたかもしれない、常陸産のメノウの原石です。そしてわが家に昔から伝わる火打ち金。火打ち石というと石どうしをぶつけ合わせる物と思っている人も多いと思いますが、それではただ石が欠けるだけで火花は出ません。石を鋼鉄製の火打ち金に打ち付ける…というより勢いよく擦りつけるようにすると火花が出るのです。この火打ち石と火打ち金を手に持って、清めたい人の右肩の後ろに立って2〜3回、火花を切りかけて清めます。


子供の頃、私も「いってらっしゃい」の切り火をやりたくて、やらせてやらせてと駄々をこねました。でもさすがに幼児に火打ち石を使わせても自分の手を叩いてしまうのが関の山。やっとやらせてもらえたのは小学校の入学を目前に控えた春の日のことでした。その日の父は初の海外遠征。子供の目にも出発前の緊張が分かりました。


玄関で行ってらっしゃいのお見送り。そしたら父が私に火打ち石と火打ち金を渡してくれて、「いいかい、ここをこう持って、こっちをこう、勢いよくね、できそう?」「は、はいっ!」。私に切り火の係を任せてくれたのです。


座った父の背中の後ろから、一所懸命やりました。ちゃんと火花が飛びました。もう一回。もっとよく火花が飛びました。大成功です。「ちゃんと火花出たよ」「そうか、ありがとう、じゃ行ってくる」。父は玄関を出て行きました。母は門の外まで見送り。私は緊張しすぎて腰が抜けて歩けませんでした(笑)。


父が帰ってくるまで、私は毎日神棚にお参りして、お仏壇にも手を合わせて、道中の無事と遠征の成功を祈りました。子供心にも、それが切り火を切った者の責任だと思ったのです。父が無事帰ってきた時の嬉しかったこと。切り火の効果は、こうして送り出した相手を思い続けるところにあるのかもしれませんね。


私も、色々な大切な門出を、この切り火で送り出してもらいました。先日も東北にボランティアで出かける時に、切り火を切ってもらいました。ただ縁起がいいということだけでなく、やはり送り出してくれた人の心がずっとそばにいてくれるという心強さが大きいなぁと、改めて実感しました。


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「オリジナル猫占いつき、わが家の猫の見送り風景」by id:YuzuPON


わが家の猫がしてくれる帰宅時の出迎えは以前書いたことがありますが、毎朝の見送りも、うちの猫は特別なやり方をしてくれます。夜は、家族の帰ってきた気配を察知すると、どんなに熟睡しているように見えてもサッと飛び起きて玄関で出迎え。まるで出迎えが自分の使命といわんばかりの気合いの入りようですが、これが朝にも発揮されるんです。


じゃ行ってくるよと玄関を出ようとすると、サッと猫が飛ぶようにやってきます。じゃあね、お留守番よろしくと手を伸ばすと、手の平に頬ずりをしてくれます。これは新婚さんにたとえたら、いってらっしゃいのチュッみたいなもの。猫好きさんなら誰でもお馴染みのお出かけ風景ではないかと思います。


うちの猫の気合いの入り方はここからなんです。バタンと扉を閉めて歩き始めると、猫は飛ぶように移動して、表の見える窓のガラスに前足を付けて伸び上がるんです。そして、いつまでもいつまでも後ろ姿を見送ってくれるんです。それはもう、後ろ髪を引かれてしまうくらいに。


いや、けっして独りぼっちにされて寂しいからじゃないんです。家には毎日、人一倍猫好きの母がいますから、寂しくて名残を惜しんでいるということはないでしょう。これもおそらく使命感なんです。家族を無事送り出す、それを見届けるという、まるで主婦のような使命感。これがうちの猫の特徴なんだろうと思います。


これに最近、オリジナルの猫占いが加わりました。それは、この猫の見送りの時、片手が上に上がって「いってらっしゃい」と手を振っているように見えたらその日は大吉、というものです。


私が最初にこのことに気付いたのは、会社で、有り得ないプロジェクトリーダーに抜擢されたことでした。その日の朝は、いつになく猫が窓辺で伸び上がり、片手を上げて、本当にいってらっしゃいと手を振っているように見えたのです。で会社に行ったら上司に呼び出しを受け、何か叱られるようなことでもしたかなと行ってみると、君、新しい名刺を作りたまえと。こんな若造に、肩書きが変わってしまうような重責が降ってきたんです。本当に驚きでした。


そうして任されたプロジェクトは難しい仕事で、毎日が綱渡りのような状態でしたが、不思議と朝、猫が手を振っているように見えると、どんな難関もスルリと乗り越えられるのです。その経験を父に話したところ「俺もだよ」との答えでした。なんと父も、猫の行ってらっしゃいにの片手上げに見送られて出かける日は、必ず仕事が好調だと感じていたとのことなのです。


こうして猫占いつきのわが家の朝が始まりました。しばらくは父と毎朝メールで「今朝は幸運の猫の手あった?」「あったよ」「残念、俺はなかった」なんていうやりとりをしていましたが、最近は幸運をもらうなら親子一緒にということで、別々にイエを出ていた時間を意識的に合わせることが多くなりました。当然、駅まで一緒、電車も途中までは一緒になりますから、猫のお陰で親子の語らいの時間が増えました。


さらに、あまりにいいことがあった時には、帰りも親子で待ち合わせをして、猫におみやげを買って帰ります。そんなただいまも楽しくなる、猫占い付きの「わが家のいってきます&おかえりの光景」です。


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「お帰りなさいの飲み物風景」by id:momokuri3


毎晩というわけではありませんが、涼しい季節になると、父の帰りを迎える母は、よくココアの用意をして待っています。なんでも結婚前に二人で入ったお店のココアがとてもおいしくて、二人で「こんなココアのあるイエを作りたい」と意気投合してしまったとのこと。まだ付き合い始めて間もない頃の話だったらしいですから、このとびきりおいしいココアのあるイエへの憧れが、二人の仲を進展させたのかもしれません。


このココアはちょっと特別で、わずかにブランデーが入ります。クリームなどを加えることはありませんが、ちゃんとお鍋で沸騰寸前まで温めますから、仕上がりはふんわりとクリーミー。ココアは心を落ち着かせる飲み物だと言われますが、そこにほのかなブランデーの香りが合わさると、くつろぎ感が何十倍もアップします。


今くらいの季節になると私もご相伴にあずかりますが、これを楽しみにするだけでも帰宅時間が早くなりそうな嬉しい味わいです。若い頃の思い出につながる父にとってはなおさらでしょう。


出かけた母を父が迎える時はアップルティーが定番です。
「ただいま〜、くたびれた〜」
「おかえり、早く着替えてこいよ、いつもの淹れてるから」


こんな会話が交わされた後に漂ってくる、フルーティーな甘い香り。これも昔の二人のデートコースにアップルティーが評判の店があり、こんなお茶が飲めるイエが憧れよ〜、みたいなことを言われたことから始まった習慣のようでした。茶葉はいつも同じブランド。昔飲んだお店で使われていた物と同じだそうです。


父母が若かった頃の東京は喫茶店文化全盛期。一軒一軒が特色を凝らした飲み物やメニューを展開していた時代でした。今のような、どの店舗に入っても同じ味のチェーン店とは、ちょっと違う世界だったようですね。


今回のテーマに合わせてちょっと母に聞いてみたら、こんな言葉が返ってきました。「最近のコーヒーショップは、行ってらっしゃいの味なのよ。これから仕事に行く人や、まだ午後の仕事を残している人にはとてもよく似合う、元気の出るコーヒーね。昔の喫茶店は、逆にお帰りなさいの味が多かった。そんな今のマチでは楽しめない古き良き喫茶店テイストで、家族の『ただいま』を迎えてあげたいな」というようなことを。行ってらっしゃいの味とお帰りなさいの味。これはコーヒーショップに限らず、外食産業全体に言える傾向かもしれません。


私はコーヒーを淹れるのに凝っていますから、色々工夫して今、「お帰りなさい」の味のコーヒーを研究しています。先日、休日出勤の父を試作品のコーヒーで迎えたら、あぁ懐かしい味だ、と言ってもらえました。


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「お互いの生活パターンがずれてても必ず」by id:xxkinocoxx


旦那さんも私もフルタイムで働いていて
一緒にすごす時間は短いのですが
今年はさらに、私の会社が節電の影響もあり
サマータイムが導入され約2時間ほど
お互いの起床時間がずれてしまいました。
でも、必ず家を出る前には
「いってくるよー」と声をかけると
モソモソおきてきてくれて、玄関までお見送りをしてくれます。・・・続きを読む

「にゃんとも言ってくれない猫に『ただいまよ』のマッサージ」by id:iijiman


うちは猫1匹夫婦2人の世帯ですが、自営なので、夕方暗くなるまで2人いっぺんに留守にするということが滅多にありません。けれど、年に数回、そういう日があります。一昨日がそうでした。奥さんが出張、私は夕方、お買い物に。

そういう時には、猫の朔が、とても「ひねくれ」て、私たちが帰って来ても、にゃんとも言ってくれません。
薄暗くなってきて私が帰ってきたら、この格好のまま動いてくれませんでした。


・・・続きを読む

「ただいまの香り」by id:ekimusi


夕暮れ時の買い物帰りに、娘と一緒に近所を散歩していたら、なぜだか懐かしい気分が込み上げてきた。
この土地は私の暮らした故郷ではないため、街並みには最近の思い出しかありません。


だけど、夕方住宅街を歩いていると、突然懐かしさが込み上げて来る時があります。
もちろんその理由は、わかっています。そう、カレーの香りです。・・・続きを読む

「おまじない」by id:maruiti


「おーい! 父さん行くぞ〜!」


毎朝、時計を見て時間を気にしながら、子供たちに声をかける


歩けるようになってから、朝出勤するのを妻と一緒に玄関まで見送りに来てくれる子供たち。


「それじゃ、今日も元気にがんばるぞ〜!エイエイオー!」・・・続きを読む

「ウリ坊が〈おかえり〉」by id:gtore


わが家ではときどき、ウリ坊が「おかえり」をいってくれます。
ウリ坊といっても、もちろんぬいぐるみのウリ坊です。
姉が、腹話術の要領でしゃべるのです。^^
そのウリ坊が、なんとも愛くるしい表情をしていて、
なんだか笑いがこみあげてきて、疲れもいっきに消え去ります。
これが、わが家の愛しいワンシーンですね。・・・続きを読む

「裏口からコッソリ入る変な『ただいま』」by id:TomCat


母は専業主婦でしたが、子供の私が大きくなり手が掛からなくなってくると、イエで出来るちょっとした仕事を始めました。大人を対象にジャズピアノを教えるのです。母は全くジャズ畑の人ではありませんでしたが、たまたま知り合いに乞われてちょっと教えたところ、それが好評で人が集まってしまったようでした。で、ジャズの世界は教えられないけれど、ジャズという題材を通してピアノを教えることなら出来るからと、ちょっと風変わりな即席音楽教室がわが家に誕生してしまったのでした。・・・続きを読む

「わが家の行ってきます&おかえりなさい」by id:sumike


「行ってきまーす!」
「ただいまー!」


朝と夕方にイエの玄関と、うちの子達が日中過ごす保育園で、平日は毎日二回ずつ、この言葉を言っています。


子ども達を保育園へ預けて、出勤する時には
「いってらっしゃーい」・・・続きを読む

「おかえりとただいまが一つ増えたイエ」by id:Oregano


もう何度も書いていますが、最近のわが家は家族が一人増えたようになっています。親戚の女の子が単身上京してきてうちの近所にアパートを借りたので、しょっちゅうわが家に入り浸っているんです。


おかげで「おかえり」と「ただいま」が一つ増えました。私が仕事から帰ると、たいていもう、その子はイエに来ています。・・・続きを読む

「出掛けにやたら見つめ合う夫婦」by id:Fuel


うちの母は毎朝、何が何でも玄関まで出て父を見送ります。どんなに忙しくても、「じゃぁ行ってくるよ」と声がかかると、大慌てで玄関に飛んでいくのです。そして二人、じっと見つめ合います。今にも新婚さん御用達、お出かけの前のチューが始まりそうな雰囲気です。結局それは無しで「行ってくるよ」「お気を付けて」となるわけですが、この間、見つめ合っている二人には、ただものではない気が漂っています(笑)。・・・続きを読む

「朝、玄関の鏡にも微笑みかけながら出かける」by id:watena


朝、家族と気持ちよく挨拶を交わして出かけられると、その日一日が気持ちよく過ごせますが、さらに玄関に掛けられた鏡に向かって「行って来ます」と微笑みかけられると、その日一日の運勢が十割増になった気持ちになります。
このやり方がわが家に導入されたのは、私がまだ小学生の頃でした。父が玄関に鏡を取り付け、その使い道を解説。ふーん、それじゃぁと翌日の朝、出掛けの自分の顔を見てみると…。・・・続きを読む