イエ・ハック #003 ピックアップ賞・ノミネート賞
さて、今日“イエ・ハック”#003のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介。今回のテーマは、「子育て中に活躍するリビングスペース作り」「これから作ってみたい!こんな子ども部屋プラン」「夫婦と子ども、3人暮らしにぴったりの間取りと部屋作り」の3つでした。
子育て中のリビングには、ハウスキーピング・コーナーやウォークスルー・クローゼットなどの便利なスペース作りの工夫、また仲良しママの共同保育スペースも考え方とともに素敵でしたね。とりわけ多くのメッセージをいただいた子ども部屋作りでは、「パーテーションで仕切れる子ども部屋」など成長とともに変化していく空間作りや、「良い意味で子ども中心にしない部屋」「子供部屋には、テレビやパソコンは置かない」といった家族コミュニケーション重視のご提案をはじめ、さまざまな視点から素晴らしいプランがいっぱい! そして、子どもと3人暮らしの間取りにも、和室のフレキシビリティを子育て&プレイルームに活用するプランや、センターリビングの和やかなイエ作りなど……。
そんななかから、みなさまの理想の暮らしと子どもへの願いが詰まったメッセージを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせていただきました。子育て経験からの実感も、新しくしなやかな発想も、たくさんの気づきをいただいた今回の語らい。みなさまどうもありがとうございました!
イエ・ハック ピックアップ賞
イメージは地域児童館の小集会室。小さな子供とお母さんが集まって、自由に遊んだり交流したり出来るスペース。そんなのを個人宅のリビングに実現しちゃうのです。
個人宅ならそんなにたくさん集まることはないでしょうから、普通のリビングでも、家具配置を工夫すれば、子供にとってはそこそこ広いスペースが実現できるのではないでしょうか。
床材は、小さな子供にも優しい、柔らかい物を工夫しましょう。私が遊びに行っていた児童館のそういう部屋は畳でした。以前何度かユニット畳という物が紹介されていましたが、フローリングの一角をそれにして、そこを子供たちのプレイスペースにするとよさそうですね。
家具類の角張ったところはパッドをつけてカバーしましょう。収納の扉や引き出しなども容易に開かないようロックします。電気のコンセントにはガードを設け、電気製品のコード類も容易に引き出したり出来ないようにガードします。
万が一の地震などの時でも安全なように、家具類やテレビなどは全て何らかの形で固定しましょう。物の落下については、床に座った子供の頭より上に容易に落下する物は置かないこと。季節の室礼などは子供のプレイスペースから離れたところで楽しみましょう。出窓を飾る物も、置くのではなく吊すタイプのディスプレイとするといいですね。
植物には有毒な物がありますし、子供は土でも何でも口に入れてしまう可能性がありますから、子供のスペースには無闇に置かないようにしましょう。グリーンは窓越しに楽しむ工夫が出来るといいですね。
窓にも柵を設置して、子供の落下を防ぎましょう。小さな子供も数人まとまると予想外の知恵を発揮したりしますから、子供は届かないだろうと思うような窓だって安全とは言い切れません。
そして窓には割れた時の飛散を防止し、同時に紫外線をカットするシートを貼りましょう。子供に明るいお日様は大切ですが、紫外線からは出来る限り守ってあげたいですからね。
こうした様々な安全対策を施した上で、子供だけで遊ばせても安全なおもちゃや、読み聞かせたい絵本などを色々用意していけば、リビングがちょっとした保育室。仲良しママと子供たちの楽しいプレイスペースに早変わりです。
知り合いに同じくらいの年齢の子を持つ親はいないし…とか、人を招くイエっていうのは実際にやると色々大変そうだし、という人も、とりあえずこんな活動が可能な部屋を作ってみませんか。部屋を子供の王国にするような準備は、人を招く招かないにかかわらず、子育てにまつわる手間を減らしてくれるイエ作りにつながっていくと思います。
イエ・ハック ピックアップ賞
この子供部屋の特徴は、大きな掃き出し窓としましょう。ベランダや庭と開放的につながった部屋は伸び伸びとして、採光も良好で明るいですから、そういう部屋なら、きっと伸び伸びと明るい子供が育ちます。
その大きな掃き出し窓をカーテンが飾ります。ここまでは当たり前の部屋作りですが、そのカーテンが、服を着替えるほどに豊富にあったらどうでしょう。
無地あり、花柄あり、ストライプあり。洋風、和風、エスニック風。暖色、寒色、有彩色、無彩色。考えられる限りの様々なカーテンが用意され、気分や季節によって自由に掛け替えられたら、とても楽しい部屋になりますね。
カーテンとして仕立て上がっている物は安い買い物ではありませんが、布地を買ってきて自作するなら、そんなに高価な買い物ではなくなります。
ここでは冬のリビングの窓に掛けるようなしっかりしたカーテン地ではなく、光を透かすような薄手の布を想定しています。カーテンには断熱の役割もあり、冷暖房効率を高めるためにはそれなりの素材選びが大切ですが、子供部屋のカーテンは開放感のある軽やかな布地の物を採用することにし、冬の断熱はペアガラスの窓で、夏の断熱はいわゆる緑のカーテンなどで対応するのがいいと思います。
窓の仕様をそのように決めてしまえば、親子で服を選ぶ感覚で布地を選び、カーテンを仕立ててコレクションしていくことが可能になります。それを週替わりくらいのペースで、着替えるように掛け替えていきましょう。
毎週月曜日の朝、朝食を食べながら、「今週はどのカーテンにする?」、「えーとねぇ」……。小型のアルバムに布地の一部を貼って、見本帳も作りましょう。「今年は春が遅いっていう予報だから去年の春に掛けていたこれがいいなぁ」、「カーテンで春を一足先取りね」、「うん!」、「わかった、後で掛け替えておくね」。学校からの帰り道、子供はきっと、がらりと雰囲気が変わって春めいた部屋を想像して、ワクワクしながら家路を急ぐことでしょう。
カーテンを掛け替えるだけで部屋が見違えるようになるという体験を頻繁に繰り返すことは、子供の色彩感覚や、イエコトを楽しむ心などを、きっと多角的に育んでくれると思います。また、親子で部屋の“着せ替え”を楽しんでいく習慣は、子供部屋という存在を通じた楽しい交流にもなっていくことでしょう。
イエ・ハック ピックアップ賞
これは子供部屋とリビングが隣接していることが前提のアイデアですが、リビングからでも子供部屋からでも使える収納があったら楽しいなぁと思うのです。見かけはよくある扉付きの壁面収納。でも扉が両面に付いていて、リビングからでも子供部屋からでも、どちらからでも開けることが出来るのです。
たとえば子供がイエに帰ってきます。
「ただいまー」「おやつあるわよ」「わーい」。
子供は自分の部屋に入るのももどかしく、両面収納をパタンと開けてランドセルをポン。大急ぎで手を洗って、もうテーブルに座って待っています。部屋に入っていないのに、部屋にランドセルを置いたのと同じ。便利ですね。
そのほか、作りかけの工作、描きかけの絵、読みかけのマンガ、などなど。何でもこの中にしまっておけば、どちら側から開けても取り出せて、子供部屋でもリビングでも、自由に続きを楽しむことが出来ます。
子供には色々な宝物があります。その中には、特に意味はなくても、いつも手元に置いておきたい物もあります。たとえば私の場合は、コークスのかけらが宝物でした。それはなかなか大きなかけらで、まるで隕石みたいだと思ったのです。そこで小箱の中に脱脂綿を敷いて、そこにコークスを置いて標本みたいにしてみました。うわぁ、かっこいい、まるで本当に宇宙からやってきた貴重な石みたいだ!私はずーっとそれを眺めて、想像に耽りました。そんな宝物を、子供部屋でもリビングでも楽しめたら、子供はどんなに幸せか。
リビングから取り出して眺め、飽きたら両面収納の中にしまっておく。子供部屋で思い出してまた取り出して眺める。そんなことが手軽に出来てしまう収納は、もはやリビングと子供部屋をつなぐインターフェイスです。
壁という「隔てる存在」ではなく、インターフェイスという「つなぐ存在」が、リビングと子供部屋の間を仕切るイエ。個室のプライバシーは保たれているけれど、子供の暮らしは仕切りの向こう側にもこちら側にも等しく広がっている。そういう子供部屋。楽しいと思いませんか。
こんな収納があったら、中身にも色々工夫を凝らしてみたくなりますね。たとえば両側から使える引き出しとか、クルンと回転させて使う本棚なんていうのも便利そうです。収納といっても、ギチギチに物を詰めて開かずの扉的に保管する場所ではありませんから、夏などは両側の扉を開けて風を通す役目にも使えそうですね。緑のカーテンと組み合わせると、真夏の昼下がり、自然の風を感じながらのお昼寝が楽しめる部屋が実現しそうです。
P.S.
これを書いている間に、ウォークスルークローゼットのアイデアが書き込まれました。二つの部屋を収納スペースがつなぐという考え方では、そちらの方がずっと高級です。でも、私のアイデアも、「ウォーク」が無い分狭いスペースで実現でき、「スルー」の機能はそれなりに果たすという点で、そんなに捨てた物ではないと考え、書き込ませていただきます。
イエ・ハック ピックアップ賞
by id:TomCat
舞台はマンション、タイミングは結婚したカップルに子どもが誕生して3人暮らしが始まる時、とくれば、私なら、可能な限りの大きなワンルームをベースに、それを緩やかに区切って暮らすスタイルを提案したいと思います。
現実には何十畳もの巨大なワンルームはありませんから、玄関を入ったらまず大きなリビングダイニングキッチン。その向こうのベランダ側に夫婦と子供それぞれの個室となるべき部屋が2〜3部屋並んでいる、といった感じの間取りの物件を見つけて、それを好みに改造する方向性でいきましょう。
多くの場合、ベランダ側にLDKが配置されますが、このプランでは逆に、子供部屋となるべき部屋をベランダ側に持っていきます。それは、育ち盛りの子供にこそ、お日様たっぷりの明るい部屋を与えたいから。できれば東側にも窓が取れる部屋だといいですね。こうして朝日をたっぷり浴びながら目覚められる部屋にすれば、子供のいわゆる「体内時計」の健全な成長を促すことが出来ます。
また、子供部屋がベランダに面していれば、子供は部屋の延長の身近な場所で様々な植物を育てたりして、自然と親しむ情操や、科学する心などを育てることが出来ますね。
さらにベランダという家族共用のスペースと隣接する場所を子供部屋とするならば、そこが閉鎖的な空間になってしまうこともありません。
子供部屋のお隣は書斎兼夫婦の寝室。これもベランダに面しています。子供が小さなうちは、ここが家族全員の寝室になります。お隣の子供部屋はまだ使いません。もったいないですね。というわけで、書斎兼夫婦の寝室と子供部屋の間は壁ではなく、フォールディングドア(折れ戸)で仕切ることにしましょう。つまり、昔の日本家屋の特徴と同じ「ぶち抜き」で使える設定にするわけですね。子供が小さなうちは「ぶち抜き」で使いますから、その広さを活かして、室内遊具などを置く部屋として活用することも出来そうです。
さらに個室とLDKの間も開口部を広く取った構造として、子供が小さなうちは全開を原則とするようにすると、イエ全体が巨大なワンルームのような見通しの良さになり、子供から目を離さずに掃除や料理などの家事をこなすことが可能になります。ここが「大きな一部屋を緩やかに区切って作る3人暮らしのイエ」の提案のキモですね。
さて、話はリビングダイニングキッチンに移ります。ダイニング部分は出来ればコンパクトにまとめたいですね。そうすればその分リビング部分が広く取れますし、配膳や後片づけもしやすくなります。
そこで、まだ子供が赤ちゃんのうちは、夫婦はカウンターで並んで食事。子供も一緒に食卓を囲めるようになったら、カウンターに高さを揃えたテーブルをT字型に接触させて配置する、というアイデアはどうでしょう。こうするとカウンターもテーブルの一部として使えますから、通常より小さなダイニングテーブルで済ますことが出来ますよ。
リビング部分は、ソファなど必要な家具を出来るだけ壁際に配置し、床面を大きく空けて、子供の安全を確保しましょう。マットを敷けばそこが子供のプレイスペースになるようなレイアウトが理想です。
お絵かきなどの机には、使わない時は折り畳んでしまっておける卓袱台を活用しましょう。卓袱台にも色々ありますが、昔ながらの華奢な感じの卓袱台はけっこう軽量ですから、子供がリビングで勉強をはじめるような年齢になれば、自分で出して使うことも可能です。とにかくリビングの中央は子供の為のスペースと考えて、常設の家具を置かないレイアウトを心がけていきましょう。
これで、たとえば、お父さんはソファでくつろぎのひととき、お母さんはキッチンで趣味のお菓子作り、子供は部屋の中央で楽しく遊ぶ、なんていう三者三様の楽しみ方を一つの空間で展開できるようになりますね。
このリビングはベランダには面していませんが、ベランダに面した個室を閉め切らないライフスタイルが定着していれば、常に開放的で明るいリビングになっているはずです。
イエ・ハック ピックアップ賞
今では優秀な家電に囲まれている私達、昔と比べたらずっと家事にかける時間は減っているはずです。
それでも夫婦だけで仕事・家事・育児をこなそうと思うと、日々の家事にかける時間は少しでも減らしたいところです。
そこで私は、少しでも家事の時間を短縮できるマンションの間取りを考えたいと思いました。
家事は、なるべく効率的に作業を同時進行していくのがコツです。
帰宅後、着替えてから夕食の用意をしつつ、洗濯物の仕分けとお風呂の準備をする。
入浴後、お風呂の残り湯を使って洗濯機を回し、お風呂掃除をする。
夕食を楽しみながら、今日の出来事を話したり、翌日の家族のスケジュールを確認。
食器の片付けと翌朝のゴミだし等の準備。
洗濯物を取り込みつつ、洗濯物を干し、次の日の保育園の持ち物の準備をする。
そしてボタン付けやアイロン掛け。
このように家事の同時進行をするためには、キッチンがイエの中心にあり、それを取り囲む形でお風呂や洗面脱衣所や寝室、子ども部屋が配置されていると動線が効率的で家事にかかる時間が短縮されます。
また、それぞれの部屋のドアを開けておけば、家族の居場所に目が行き届き易いこともポイントです。
そして最近よくベランダに設置されるようになったスロップシンクですが、これがキッチンと隣り合った洗面所の洗濯機の隣にあるととても便利です。
泥つき野菜を洗ったり、上靴を洗ったり、汚れの激しい服の漬け置きや布オムツや雑巾の洗濯など。
洗面所やキッチンの流しではちょっと・・・といったことでも、専用のスロップシンクがあれば、作業がはかどります。
元々は、友人からバルコニーのスロップシンクの使い勝手がいいことを聞いて憧れたのが発端ですが、やはり屋外にあると出入りが少々面倒です。
このスロップシンクが室内にあれば、寒い日に外に出なくてもすみますし、夏、イエに虫を呼び込んでしまうこともありません。
そうそう洗面所と脱衣所もできれば分けたいところです。
一緒になっていると、誰かが入浴中は洗面所を使いにくいものですし、洗面所を使うお客様に浴室や洗濯物を入れたカゴなどが置いてある所を見られるのもなんとなく気恥ずかしいです。
そこで洗面脱衣所から洗面部分を分離してパウダールームとします。
これなら年頃になった娘が入浴中でも夫が気兼ねなく洗面所を使うことが出来ます。
お風呂と隣接している脱衣室には、鏡と洗濯機、スロップシンクを設置して、ついでに少量の洗濯物や外に干したくないものもここに干せるようにもします。
また、取り込んだ洗濯物ですが、洗濯物は取り込んでからアイロン掛けをしたり、畳んで収納するまでが案外面倒なものです。
アイロンをかけたり、靴下などはセットにして、ボタンや小さなほころびは繕ってから畳んで収納する。
こういった作業全部を一箇所で出来て、終わったら道具も洗濯物も全部入れておける作業コーナーがあれば、あちこち移動しなくてもすみます。
娘を寝かしつけた後、キッチンでハーブティなどを作って、出来上がるのを待つ間に、夫婦で仲良くテレビを見たり、音楽を聴きつつ洗濯物にアイロンをかけたり畳んで収納していく。
作業が終わったら出来上がったハーブティを飲みながら一日の労をお互いねぎらう・・・な〜んてね♪
娘が大きくなったら、是非この作業に参加して貰いたいですね〜。
そのためにも、リビングの一角に作業コーナーを設けて、常日頃から作業をしているところを見えるように。これは逆に作業しながら娘の様子を見守ることにも繋がります。
日々の家事が効率的に出来、時間と心にも余裕が出来たらその分、家族でのんびり過ごしたいですね。
イエ・ハック ノミネート賞
「子供専用ゲストルーム」by id:Oregano
小学校低学年のころは、親の目の届くところで勉強することを好む子供が多いと思います。その方が安心できて落ち着くんですね。大きくなってからも、リビングの隅や階段上ホールなどのオープンなスペースにスタディコーナーが作れれば、個室よりそちらの方式を好む子供が多いと思います。完全な個室だと頑張っている姿を褒めてもらうチャンスがありませんし、自分に甘えてさぼってしまうということも起こりがちだからです。私は、中学生くらいまでは、完全な個室ではないところにスタディコーナーを設ける方式を提案したいと思います。・・・続きを読む
イエ・ハック ノミネート賞
「青空の天井/床暖房/壁収納」by id:NazeNani
何かの外国の映画で見たのですが、子供部屋の壁や天井に
青空にかわいい雲が浮かんでいる壁紙もしくは天井画が
描かれていて、とても開放感があるのです。
小さいお子さんだとクレヨン等で壁に落書きをしたり、
子供の成長にしたがって、そのうち壁紙を替えると思うので、
小さいうちはこういう開放感のある、
夢のある子供部屋にしてあげてもいいかなと思います。・・・続きを読む
イエ・ハック ノミネート賞
「やわらかい木製のものが多い部屋」by id:Rytandrezone
テレビ、パソコンよりも、絵本とか、やわらかい木ウッド製のものが多い部屋が良い。
洋室よりも和室がいい。
目にもやさしそうだし、落ち着いた感じがいいと思います。
最近は早くからデジタル機器に接するのが早いせいか、落ち着きのない子が多い気がする・・・。
それかむしろあえて早くから個は与えない方が良い。(両親と同部屋、昔はそうだった。)・・・続きを読む
イエ・ハック ノミネート賞
「成長する間取りと子供部屋作り」by id:maruiti
子供が生まれてこのかた、どこを子供部屋にして、いつから与えるかというのは我が家でも大きな課題となっている。
その結果はまだ出せていないが、最初から独立した個室として与えるのではなく、成長とともにフレキシブルに空間を区切っていけたらと思っている。
子供部屋を個室として使う期間は、案外短い。
例えば、幼児〜小学校のうちはイエにいるほとんどの時間を家族と一緒に過ごす。・・・続きを読む
イエ・ハック ノミネート賞
「子供部屋放送局」by id:momokuri3
私の子供のころの夢。それは子供部屋が、学校の放送室みたいになることでした。全ての部屋にスピーカーを設置し、そこに向けて、子供部屋から放送を流すのです。実用性なんてありません。でも、楽しいと思いませんか?
子供部屋の一角に、ミキサー(ミキシングアンプ:マイクや音楽プレーヤーの出力など、複数のソースの音量その他を調整するアンプ)やオーディオプレーヤー、モニタスピーカー、アナウンス用のスタンドマイク、ピンポンパンポーンのお知らせチャイムなどをかっこよく配置しましょう。・・・続きを読む
2012.2.7 〜 2012.2.14
2月7日
「照明の工夫で暖かさを演出する」by id:momokuri3
わが家では、蛍光灯を白熱電灯と同じような色調の「電球色」に取り替えることで、とても暖かな感じの部屋にすることができました。そこでさらにもう一歩進めて、「照明で暖かさを演出する工夫」をしてみました。
調べてみてわかったことは、「低い位置にサブ照明を配置」すると暖かな印象になるということ。そこで使っていなかった床置き型の電気スタンドを引っ張り出してきました。シェードはオレンジ色っぽい、いかにも暖かそうな感じの色です。ランプは省エネということで白熱灯は使わず、電球型の蛍光灯を使ってみることにしました。発光色からランプの形状までほとんど白熱灯と変わらないことが特徴の製品を選び、白熱電球を蛍光灯に。発熱量も白熱電球に比べて約5分の1と少ないので、より安全に使えます。色も全く白熱電球そのものの温か味のある色で満足しました。
実際にスタンドをつけてみると、たしかに低い位置からの灯りはそこにいる人を包んでくれる感じで、とても暖かな印象になります。天井の蛍光灯を1本消してみましたが、スタンドのサブ照明のお陰で明るさは充分。スタンドに使っているランプは10W弱の消費電力ですから、天井の蛍光灯を1本消して、差し引き10W強の省エネになりました。
部屋の大きさや用途によって向き不向きがあると思いますが、天井からの灯りだけでなく、低い位置にサブ照明を配置するのは、温か味のある部屋の演出にとても有効です。床置き型の電気スタンドがあれば実現できますので、ぜひみなさんも試してみてください。
2月8日「室内芋煮会」by id:YuzuPON
2月9日「我が家のホットタイム、夫婦でチョコラータ」by id:ekimusi
2月10日「小さな火の楽しみ、香を聞く」by id:Cocoa
2月11日「冬野菜でほっこり楽しむ和風カレー」by id:TomCat
2月12日「冬のベランダで炭火を楽しむ」by id:Fuel
2月13日「バレンタインデー・イブに女子だけのチョコフォンデュ大会」by id:TinkerBell
2月14日「本当の愛をバレンタインに込めて」by id:CandyPot