フュージングガラス体験教室の作品が焼きあがりました

先日、いえづと手仕事体験会vol.3で体験していただいた「フュージングガラスのオーナメント」を焼成・仕上げ・発送いたしました!
その様子をレポートします。


棚板にくっつかないように離型剤の紙を敷きます。
ボンドで貼り合わせて組み立てた作品を棚板に並べます。

ガラスは溶けると少し広がるので、くっつかないように間隔を空けて並べます。(クッキーと同じ要領です。)
でもガラスって不思議で、繋がってほしくないお隣さん同士がくっついてしまう事もありますが、くっつけようと思ってぴったりくっつけていたガラスが離れてしまうこともあります。
溶けると液体になるので、水のように表面張力が働き、そういったことがおきます。なので注意と経験が必要です。

今回は数が多いのでこの電気炉で焼成します。

炉内。この中に何段か棚板を組みます。

今回はブルズアイというフュージング専用のガラスを使用しているので、この炉だと780度くらいで焼成します。棚板の数や作品の形状によって、キープ時間は異なります。

焼成が難しそうな作品はもっと小型の炉で一点ずつ焼成しました。

溶けたところを確認したら、あとは徐冷といって、ガラスにひずみが出来て割れないようにゆっくりと冷まします。ガラスは繊細なのです。

焼きあがったら、ひとつひとつ洗って仕上げて・・・

こんなに素敵な作品がたくさんできました!
焼くと色合いも変わりますし、溶け込むことでイメージも変わってしまうのですが、どの作品もデザインされた時の良さ、そのままにとっても素敵に仕上がりました!
よかったー!!
自分の作品じゃないので、より窯出しは緊張します。


あとは、金具が必要な作品に接着して仕上げ。
エタノールで汚れを拭いて、しっかりと。


先日郵送完了しました!
無事に届いていますように・・・