吹きガラス体験講座のレポート

こんにちは。
先日の4/13(土)に開催しました「吹きガラス体験」の様子をレポートしますね。
ちょっと忙しくしておりましてブログアップが遅くなりましてすみません・・・。

今回の体験会は今までのアンケートで希望の多かった吹きガラスを開講しました。
特別な設備が必要になりますので、今回はいつものいえづと会場を離れて作家の自宅工房で開講しました。
ということで、一人で全部用意するため、写真を撮れず・・・午後の生徒さんにお願いしてレポート用に写真を送っていただきました!ありがとうございました!
ということで午前中の生徒さんは写真がなく、、、すみません。
作品の写真は載せさせてもらいますね!

さて、、、、
当日の様子。暑くない日で絶好の吹きガラス日和。
定員は設備上3人くらいが理想で、今回は午前が4人、午後が3人で体験しました。

今回の見本。

こんな設備で吹きガラスをします。

デモンストレーションをしたら

制作開始!まずは溶解炉から溶けたガラスを巻いて、ハシで締める練習です。

溶けたガラスは直接手で触ることはできませんので、専用の道具をつかって加工していきます。
慣れるまでこの加減が難しいのです。

では、本番。最初はペーパーウェイトを作ります。
いろんな模様の付け方がありますが、今回は三種類から選んで戴きました。
写真はお花模様のペーパーウェイトを作っている様子です。

まず溶けたガラスを巻き取り、色ガラスをつけます。

お花の型にいれて、芯になる部分をつくります。

もう一度溶けたガラスを巻きとり、紙リンで形を整えます。

グローリーホールで温め直しながら、ハシで首を絞めます。



完成!!

切り離したら底をトーチで溶かして、なめらかにします。
徐冷炉に入れて半日かけてゆっくり冷まします。

今度は吹きガラスのグラスに挑戦です。

まず色んな色から選んで・・・

吹きざおに溶けたガラスを巻いて、色ガラスをつけていきます。

温めたら少し膨らまして、もう一度溶けたガラスを巻き取る。


紙リンで形を整えて・・・


膨らましていきます。回しながらゆっくりと。

ハシで首を締めて

底をつくります。

ポンテをくっつけます。

竿を移し替えたら、グローリーホールで口元をよーく焼いて・・・


ハシを使って、口元を広げていきます。
ハシをあてたらスピードアップ!!なかなかここが難しいポイント。

完成!!


トーチでポンテ跡を溶かして

徐冷炉にいれます。
一日冷まして、翌朝炉から出てきた作品がこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓



午前の体験作品

午後の体験作品

皆さん、むつかしい!と悪戦苦闘しながらも、少しずつコツをつかんで頑張って制作出来ていました。だんだんと集中して黙ったり(笑)

ガラスは瞬間瞬間で形が変わり、冷めてかたまってしまうので、スピードが勝負。
始まったら迷っている時間はありません。
バタバタとしながらも、なんだかんだ言いながらも、どれも素敵な仕上がりになりましたね!

皆さん「とっても疲れたけど、とても楽しかった!!」と言ってくださって、私もとても充実感にあふれた一日になりました^^
たまーにしか開講できない吹きガラス講座ですが、吹きガラスは続けるとグンと上達します。
また近い内にご一緒できるといいですね!

19日(金)と20日(土)のいえづと体験会は、まだ募集中ですので、ぜひお問い合わせください。
ギャラリー「いえづと」も21日(日)までOPENしていますのでお待ちしています。

●gallery「いえづと」・・・・・・〒447-0027 愛知県碧南市照光町2-65 ホライズン201