ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

ここは、いこいの森。

大野城いこいの森中央公園。

大自然を感じながら遊べる公園に行ってまいりました。

5歳にもなると運動量もぐんと増え、同じテンションで遊ぶと午後から使いものにならない父と母。

交代制で息子に付き添い、省エネモードで遊びます。

 

細胞が若いと、こーも元気なのか・・・。

飛んだり跳ねたりさせながら、隙あらば小休憩をはさみつつ、私たちなりに公園を楽しんでいます。

 

子どもが親とガッツリ過ごす時間なんて、あっと言う間だということを知っているから、多少ムリしてでも今をうんと感じていたい。子どもにとっては何気ない通過点でしかないこの時間も、わたしたちにとっては希少。

今をちょっとでも長くとどめておきたい想いで写真や動画を撮るも、デバイスで保存できるものってちょっとしかないような気がします。

思い出はデータではないし、そもそも人の保存容量は限られている。

 

くたくたになってフリーズしたとて、やっぱりその時その時を存分に感じたいと思っています。

 

寝床、拝見。

ここ最近、夜な夜なぬりえを楽しむ5歳児。

色鉛筆を走らせる傍で、わたしは読書。

 

 

「よし、できた。」

 

出来栄えに満足すると「もう、ねる」と消灯。

 

 

こんな感じで、勉強も頑張ってね、

なんて言っちゃぁ〜お終いよ。

 

 

 

今は、今しかありませんからね。

 

桜なき、お花見。

楽しき仲間と、花見を開催。

と言っても、桜がない公園だったのでピクニックと呼ぶほうが適切かもしれませんね。

 

誘われるように人の流れは花に向かい桜なきこの公園は通常運転。それを穴場と春の陽気を2家族で楽しみました。

「もう中学生かぁ」あの芸人さんの顔がチラつきつつ、この春から中学生になるAちゃんの未来に乾杯です。思春期になっても遊んでねと、こっそり約束しました。
 
桜がなくとも花見を楽しめる仲間。

この気楽さが心地よく、ここで一句。

 

ないのなら
咲かせてみよう
はなしの花
 
桜の花がなくとも話に花が咲き、みなが酔いしれるのであればそれで良し。

オールスターも青空を仰ぎ、ぞんぶんに春を満喫しました。
 

ステキなお仕事。

お隣は佐賀県鳥栖市まで『ウルトラマンブレーザーショー』を観に行きました。

↓初めて見る生ブレーザーに息子は大興奮。

懐かしの生レッドキングに私は大興奮↓。

ストーリーは省きますが、差別や偏見、血などテーマにしたまぁなんと奥の深いこと。素晴らしい。(イジメ、ダメ、ゼッタイ。)

この日一番の歓声、「ぶれーざー!がんばれぇ〜!!」「えっくすー!がんばれぇ〜!!」

純粋な大歓声を聞いていたら泣きそうになるのは私だけでしょうか。

子どもたちのエネルギーをもらって復活!

 

武藤ばりのフランケンシュタイナー

からのシャイニングウィザード!(いや私が勝手に言ってるだけです)

小橋のマシンガンチョップ!

ブルーザー・ブロディを彷彿させる観客席乱入。

「お気をつけください、お気をつけください! 危険ですから下がってください! 選手に触れないでください!」
鳥栖の会場は1.4東京ドームの様相を呈しておりました。(しかし情報が古い!泣)

 

 

実はこの日の夜、息子は4月から自分が一番上の年長さんになることがプレッシャーのようで、「やだぁ!やだぁ!おにいちゃんになりたくないっ!!」と大号泣しました。

「・・・ねぇ、思い出して?ブレーザーたちに今日『がんばれー!』って応援したでしょ?ブレーザーとても助かったと思うよ。そのお返しに今度はブレーザーが『大丈夫!』って応援してくれてるよ。」と諭す妻。
「ほんとに? ほんとにブレーザーがみてくれてるの? ・・・そうか。うんわかった!おにいちゃんになってみる!」と息子。


ヒーローの存在がいかに子どもたちにとって心強いことか。。

この多感な時期に、仲間の大切さ、勇気や優しさ、それをデジタルじゃなくアナログで体感させてくれるヒーローショー。

本当にステキなお仕事だなと思うのです。

端で見ているよりも実際は大変なことも多々あるかもしれませんが、皆さんのお仕事は確実に子どもたちに届いています。ヒーローたちはもちろん、裏で舞台を支えてくれるスタッフさん一人ひとりに、この場を借りて本当にありがとうございました。

さぁ、次はどの街に遠征しましょうか。(正義感の強い妻がいつか舞台に上がらないか心配...)

 

 

【 今日の1本 】 
JOKER(2019年/122分/アメリカ)※PG-15

最上級ヒーロー映画。
いつの日かこのヒーローショーも見てみたいものです。(命がけになるでしょうけど)

 

行ってらっしゃい、見てらっしゃい。

お仕事で長年お世話になっていたK田氏が、この度マレーシア支所に異動となり、急遽ご家族を招待して壮行会を開催。

私たちの歴史を語る上で絶対にかかせないK田氏。なんだかんだミカドヤが17年間存続できているのも、この方との出会いが始まりといっても過言ではありません。

 

春からの新しい生活、環境はガラッと変わることでしょう。自ら何年も海外勤務希望届を出し、やっとこさ念願叶ったとはいえ、多少のご不安もあるかもしれません。だけども「家族」という名のチームで、慣れない環境すらも楽しんでこられるはずです。「ひと旗あげてきてくださいね」と最後は拍手をし、楽しい時間はあっというまに過ぎていきました。

送り出す方は、やっぱり寂しいなぁ。

 

春の、筥崎宮。

蚤の市を一通り見たら、恒例の筥崎宮参拝。

ある意味、初詣。

 

この日は小雨だったので、境内はしっとりとした時間が流れていました。

ドイツでは家の中で静かにしなければならない時間帯が法律で決まっている、そんな話を聞いた時、驚きと同時にそれも有りだな・・・とも思いました。

静寂。

 

現代人には特に必要。

与えられることは皆無で、自らが率先して手に入れなければなりません。

 

足りないと「忙しい」、多いと「暇だ」。

時間は使うのではなく、過ごすものだと思うのです。

 

ハトのおやつなのに、鳩のイラストはありません↓。

いいんです、いいんです。

このくらいの緩さがちょうど良いのです。

晴れ着でお宮参りのご家族、海外からの参拝客、鳩を追いかける5歳児。

静寂なひと時を過ごせる場所が、日本にもちゃんとあってよかった。

 

小雨と、蚤の市。

小雨模様の日曜日。

家族会議の結果、箱崎宮の蚤の市へ出かけることになりました。

 

思いのほか賑わっており、小雨にも負けず骨董好きが大集合。

雨が降ろうとも槍が降ろうとも、古き良きものはやっぱり楽しい。

願わくばあれもこれも欲しいのですが、物欲に負けてはなりません。

連れて帰ったとて、活かしてやれなければ可哀想。

飾りじゃないのよ、雑貨は、はっは〜。

 

小皿を買うか買わぬか迷っている母の側で、我が息子も物色中。

狙うは、やっぱりトミカ

この後に行ったショッピングモールでも、トミカ

 

新しいものには無い風格や、職人の手仕事。蚤の市を訪れると、時代によて消え去りつつある大切なものが一時停止しているように見えます。

もっともっと、サーキュラーエコノミーの花が咲きますように。