Hatena::ブログ(Diary)

英語多読とファンタジー

2007-04-19 「ふたりはいつも」アーノルド・ローベル


「ふたりはいつも Frog and Toad All Year」(1976年)

アーノルド・ローベル Arnold Lobel の、がまくんとかえるくんシリーズ三冊目です。

冬にそり遊びをするお話からはじまって、早春、夏、秋のお話とつづき、最後にクリスマスで締めくくられています。


クリスマス・イブ。がまくんは、ごちそうをつくり、クリスマスツリーを飾って、かえるくんがやってくるのを待ちますが、かえるくんはなかなかやってきません。

がまくんは時計をたしかめますが、あいにく、がまくんの家の時計はこわれています。

がまくんは、だんだん心配になります。

もしかしたら、かえるくんに何かあったのかもしれない。穴に落っこちて出られないのかもしれないし、森で迷ったのかもしれない。

あるいは、けものに襲われて、たべられそうになっているかも!


"My friend and I will never have another Christmas together!"


このさき一生、かえるくんとすごすクリスマスがなくなってしまうかもしれない。

そんなことはさせじ、と、がまくんは、かえるくんをたすけにいくつもりで、家をとびだします。

すると、かえるくんとバッタリ。


"I am very sorry to be late. I was wrapping your present."


おくれてごめんよ、君へのプレゼントをつつんでたんだ。

そう言って謝るかえるくんに、がまくんはききます。

それじゃ君は、穴に落ちたわけでも、迷ったわけでも、たべられそうになってたわけでもないんだね!


"I am so glad to be spending Christmas with you"


がまくんは大喜び。

がまくんにとっては、大事な友達が無事で、自分といっしょにクリスマスをすごしてくれる、そのことが、何よりも最高のクリスマスプレゼントのようです。


…というような、ほのぼのとした友情ストーリー。

第一作では、十一月から冬眠していたがまくんですが、今回の冬は、かえるくんのおかげで、少しは冬の良さにも気づいたみたいです。でもやっぱり、冬は外で遊ぶよりも、ベッドのなかのほうがいいみたいですけど。


→本の詳細・洋書(amazon)


邦訳もでています。

ふたりはいつも (ミセスこどもの本)

ふたりはいつも (ミセスこどもの本)