投資戦略の発想法2010
・木村剛(きむら たけし)、「投資戦略の発想法2010」。
・「今回の景気悪化の原因は『コンプライアンス不況』
にあります。現場の実態にそぐわない余計なルール
を押しつけることで、景気を悪化させていることに
そろそろ気付かなければいけません。中でも、筋悪
なのは、改正貸金業法と改正建築基準法そして金
融商品販売法です。これらの法律は、コンプライア
ンス不況をもたらした 3K と言えるでしょう。」(37頁)
・「株式売買の手口や個別株を物色するための勉強
する暇があるのなら、仕事に役立つ勉強をしたほう
がいいと思います。」(160頁)
・「その直感がいかに正しいかをあとから一生懸命
理論づけているのが経済学だと言っても、言い過ぎ
ではないかもしれません。」(193頁)
・「残念ながら、金融をめぐるトラブルは昔から後を
絶ちません。それどころか金融自由化が本格化す
る過程でますます増えています。これは本当に悲し
いことです。」「そのためには、信頼に足る金融機関
を見つけないといけません。」(458頁)
・発行:ナレッジフォア、初版:平成21年6月22日、
購入:22年1月、ジュンク堂書店(新)難波店、
定価:1,900円+税=1,995円。
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