ティーンズ・マーケティング

ビジネスパーソンの皆様、こんにちは。

一週間の始まりです。と思ったら、中には３連休の最後の日という、
うらやましい方々も、チラホラいらっしゃるようですね・・・

せっかくのお休みは、体の疲れを取って、ココロに栄養を与えるのが、ビジネスパーソンとして大事なことではないでしょうか？

そんな時には、『東京ビジネス図書館』がご紹介する『いい本』を読んで、ビジネスのヒントを見つけてください。

さて、今日見つけた『いい本』は、こちらの本です。　　

ティーンズ・マーケティング―1000億ドル市場の攻略法

世界には、１５〜１９歳までの若者が５億６０００万人いる。
その大部分が自分で使えるお金をもっており、
全世界の都市に住む若者がショッピングに使うお金は、年間総額１０００億ドルを超える。

若い消費者たちは、どこから発信されたものであろうと最新の情報に貪欲だ。
だから、ティーンエージャー向けの世界的なブランドが成立する。
そして、あるブランドに興味を持った若者は、かなりの確率で大人になっても同じブランドを選び続ける。
したがって、早くから若者たちの心をつかめば、
生涯にわたる優良顧客をつかむことができるのである。

本書の基礎となった「新時代ティーンエージャー国際調査」は、
世界のティーンたちの意識、価値観、行動を知るために実施された、かつてない規模の調査である。
対象となったティーンエージャーは４４ヵ国３万４０００人。
著者は世界中の若者たちと１対１で、あるいはグループで話をし、
彼らが何に、なぜお金を払っているかを、つぶさに分析した。

「１章」　5億6000万人の巨大なティーン市場

私たちは、みな希望あふれる時代に生きている。15〜19歳のティーンエージャー、
この5億人の若者たちにとって、現代は希望に満ちている。
また、市場シェアを高めて、この新しい世代との結びつきを深めたいと願う
マーケター（マーケティング担当者）にとっても、現代は希望に満ちた時代だ。

若者が希望を持てない社会もありますが・・・どこの国でしょうネ？

ティーンエージャーの多くは、自由に使える金をかなりもっている。
実際、毎年1000億ドル以上が使われているのだ。
巨額の消費は決してアメリカ特有のものではない。

私も学生の頃の方が、自由に使えるお金は多かったゾ・・・
こ、こ、小遣いを、上げてくれーーーー！（涙）
（東京ビジネス図書館　館長談）

マーケターは新しい世紀の入り口に立ち、
世界的規模の若者文化に製品やサービスを提供することで成長する絶好の機会に面している。
ある意味では、ゴールドラッシュが起きているのだ。
世界はますます豊かになり、消費財を入手する手立ても至るところにある。
あたかも、何でも欲しがる若者という新しい作物が、一晩で実ったかのようだ。

あら、そんなに若者に期待して、ガッカリなさらないようにして下さいね・・・
若者は移り気なものですよ。

私は本書で、世界中の若者の心をつかむための、秘密のルートへとマーケターを導きたいと思っている。
障害物があれば注意を促し、迂回路が現れた場合にはあらかじめ対処法を準備できるように手伝うつもりだ。
間違いなくわかっているのは、われわれがいま、若者市場で、
市場かつてない売上と取引が見込める機会の入り口に立っているということだ。
この世界的な文化の変化を活用するマーケターは、
この先長年にわたって利益を生むブランド資産をつくりあげるだろう。

・・・なんでしょう、このスッキリしない感覚は・・・若者・・・若者市場・・・

若者市場のマーケティングに携わる者にとって何よりも必要なのは、
世界の若者文化を正しく理解することと、マーケティング計画を立案するための体制である。

（！）わかりました・・・これから超高齢化がすすむ日本では、若者市場という言葉は、死語になりつつあるんですよネ・・・

本書では、以下の項目について、体系的な情報を提供していく。
市場規模
文化的な統合化要素
文化的な差異化要素
価値観のセグメンテーション
地域的・重要国的視点
具体例
以上の考えを身につければ、
世界市場で成功する可能性を飛躍的に高めるブランド戦略を立てることができる。

本書で紹介されている『いい本』は・・・

そんなマーケティングなら、やめてしまえ!―マーケターが忘れたいちばん大切なこと

それでは、世界の若者市場にアプローチするヒントを、
本書から学んでみましょう。
これは全221ページ、結構読みやすいと思います。
読者の方々には、何かしら有益な知恵を身につけられますよう、
館長以下スタッフ一同、心より祈っております。

ティーンズ・マーケティング―1000億ドル市場の攻略法