2006-10-15 理髪料金の不思議
■理髪料金の不思議

私の趣味の一つに、「捨ててあるものを拾う」ということがあります。対象は問いません。例えば、私は大学時代の先生であった公害問題の権威・宇井純さんの教えを守り、コンピュータは使わないようにしていました。ところがある時、近くのゴミ回収スポットにデスクトップ型のコンピュータが捨ててあるのを見て、しばらく迷った挙句、このコンピュータを拾うことにしました。たとえ、それが師の教えに反する行為につながるとは言え、このコンピュータが、「捨てられて、かわいそうだ」との思いがあったのです。師の教えより、こっち(拾う)の原理のほうが強かったわけです。そして今このブログを書いている行為につながっているのです。不思議なものですねえ。
また、受験産業に関わることが多いため、新学期に大量に捨てられる教科書の類も、よく拾うアイテムです。今手元に「中学生の社会科・公民・現代の社会」(日本文教出版・平成12年版)という教科書があります。もちろん拾ったものですが、この教科書の119ページに面白い表が載っています。価格の変化(東京23区)で、米10kg、卵1kg、国鉄(JR)50km運賃、理髪料金(大人一回)の4項目について、物価の変化が年代ごとに記載されています。少々抜き出すと
米 卵 JR 理髪料金
1950年 445 232 73 59
1985年 4788 350 727 2603
1998年 5060 282 820 3614
1950年の各物資の価格をそれぞれ1とみなすと
米 卵 JR 理髪料金
1985年 10.8 1.5 9.96 44.1
1998年 11.4 1.2 11.2 61.3
この結果、「物価の優等生」である卵以外はかなり物価が上昇しているのが解ります。米とJR運賃はだいたい10倍、大抵の必要物資もそんなものでしょう。(それにしても、養鶏家も大変ですね。卵の問題はまた別の機会に取り上げることとします。)
この中で、一人「理髪料金」だけが飛びぬけて高くなっています。私自身、2,3年前までは普通の理髪店に行っていましたが、1000円カットショップが開店してからは、そちらを利用するようになりました。いくらなんでも、一回3600円から取られるのは馬鹿馬鹿しいからでした。もっとも、1950年のころの10倍が相場だとすると、590円、大体600円がリーズナブルな料金だと思われます。1000円ショップでも高いな、と思います。なぜ、理髪料金が法外に上昇したか、解る人は教えてください。・・・「技術料」ということなのでしょうか?
今日のひと言:捨てる人は、そのものが無価値だと思って捨てるのでしょうが、なに、
捨てたものではない:何かの利用価値は必ずあります。
今日の一言2:細野代議士とのディープキスをフライデーされたTBSアナウンサーの山本モナ、現在TBSによって「軟禁状態」であると週刊新潮(06.10.19日号)が報じていたが、起死回生の策がある。TBS日曜のサンデー・ジャポンで、「報道も出来る突撃レポーター」として彼女を活用するのだ。筑紫哲也のニュース23ではもはや使い物にはならないのだから。思い切れ、TBS。山本モナも捨てたものではない:何かの利用価値は必ずあります。
















それにしても私は病院に勤めていますが、入院されている患者さんの髪の毛を切りに美容師さんないし理容師さんが何度か訪れますが、カットのみで1500円、髭剃りは+別料金で500円で、パッパと終わって一時間に一万円くらいの収入になります。すごいもんです。はっきりいって丸刈り、女性は短めのカットで、職員でも出来るのですが今は経費削減でなんと私の勤めている病院は掃除婦をやめさせ、代わりに介護をしている私たちが掃除をしているという状況で、髭剃りぐらいは出来ますが、カットまでしてあげられる時間もないのです。介護保険が変わったことで、そういうところまでしわ寄せは来ています。
また、理髪料金が高いのは、美容学校、理容学校で勉強してきた技術料みたいなものもあるのかなあ・・・。
でも、実際理髪料が600円であれば、2月おきには床屋に通える金額ですよね。そんな料金設定でもいいのではないでしょうか。
私の場合、4、5ヶ月に一回、後ろ髪が気になったときに普通の床屋に行っていたので、実質600円の料金になるでしょうが。
なお、自分で髪を切っていたことのある私、ことごとく「虎刈り」でした。
物を大事にする世代は50歳台でしょうか。そして拾う世代でもあるかもしれません。私も拾いますが、輪をかけて手に持てず口にくわえてまで拾うのが連れ合いです。大阪・京都のニュータウンに住んでいる時などは、大きなスペースのゴミ捨て場などがありましたが、時に贅沢なものが忘れ物のように置いてありそれを拾うこともありました。
料金不思議ですね。「師や士」は身分なんでしょうか。需要と供給の関係もあるでしょうし、案外と業界の力も寄与しているかもしれません。私も現在は散髪屋さんに年3〜4回ぐらいになりました。後ろが伸びれば自宅でカットしてもらっています。
些事なことかもしれませんが、ついでに疑問点を一つ。うどんと蕎麦の値段はどうしてあんなに差があるのでしょうか。ここは観光地ということもあり蕎麦屋は数え切れないほどありますが、うどん屋は2〜3件ぐらいです。「蕎麦師」ではないのにといつも不思議に思っています。
masam48さんがお住まいの九州の場合、「うどん文化圏」ですよね。蕎麦屋が圧倒的に多いというのは、おそらく「蕎麦文化圏」の中部・関東以北からの観光客を意識しているからではないでしょうか。
うどんに較べると蕎麦には、定年後に「蕎麦打ち」に取り組む人が多いところをみると、なんだか高級感があるようですね。うどんって、より庶民的な食材だなあ、という感じがします。それでも「蕎麦師」はないんじゃあないか、と思います。