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虚虚実実――ウルトラバイバル このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-12-27 ラム酒とインディアン(民族シリーズその3)

ラム酒インディアン 01:43 ラム酒とインディアンを含むブックマーク ラム酒とインディアンのブックマークコメント

   民族シリーズ その3

  (4回に渡る「民族」特集。途中2回、インターミッションが入りました。3回目。)

 ヨーロッパから白人北米に渡って来た時、彼らの目的は、農地としての土地の確保でした。その場合土地の私有が大前提となります。一方でネイティヴ・アメリカン、すなわちインディアンたちは、土地私有の概念を持ち合わせていませんでした。この出発点の違いが、両者の明暗を分けます。

 最初イギリスからの移民は、新しい環境で生きていく術を知らず、インディアンたちがいろいろ教えてあげたのですが、イギリス移民たちは、インディアンには感謝せずに、彼らのキリスト教の神に感謝をささげました。これこそがサンクスギビングの始まりです。そして彼らは、次第にインディアンたちを圧迫しはじめます。

 落雷の凧実験で有名なベンジャミン・フランクリン(1706−1790)は、以下のように述べています。「ラム酒野蛮人=0」(アメリカインディアン悲史91P:藤永茂朝日選書)どんな意味かというと、インディアンたちは強い酒を知らなかった、その彼らにアルコール度数の高いラム酒を勧めれば、ぐてんぐてんに酔っ払い、その時に土地譲渡証文を書かせれば、土地は苦もなく白人の手に落ちる、なぜなら、酔いが醒めて抗議しても、証文にサインしてあるから、抗議は無効になるという寸法です。そしてインディアンは身ぐるみ剥がされ滅亡する、というのが上掲の等式なのです。そもそもインディアンたちの間では、証文なんてなかったはずですが。フランクリンも相当な悪党ですね。

 アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントン(1732−1799)も、積極的にインディアンを追い詰めました。彼もフランクリンと同じく、聖人君主ではなく、奴隷黒人女性小屋に出向いては、SEXして、私生児を量産していたそうです。その際引いた風邪がもとで命を落としてしまうそうです。自業自得ですね。彼はタバコ栽培で財をなし、そこで使役していた黒人女性を犯していたのです。タバコヴァージニアスリムで名高い地方お話です。(アメリカインディアン悲史110P)

 ただ、インディアンたちがイギリス移民危険性に気づいた時には、もはや手遅れでした。人口の上でもイギリス移民インディアンを上回りました。そこでますます白人の「土地を略奪する」という性格が存分に発揮されるのです。インディアン側でも、反抗の英雄が多数現れましたが、ことごとく打ちのめされ、インディアンの衰亡は決定したのです。少なからず、身内の裏切り悲惨最期を遂げた例もあります。その英雄の鳩首は、長いことさらし者にされました。名を挙げると、キング・フィリップ、テクムセ、セコイア、ジョン・ロスなど。この中でセコイアアルファベットを元に独自の文字を開発し、チェロキーインディアン識字率を高めたほど知性があったそうです。

 以上の略奪の経験スペインから掠め取ったフィリピンの統治にも活用されたのは言うまでもありません。太平洋戦争後、フィリピン日本軍が働いたとされる残虐行為アメリカ断罪しましたが、高山正之氏によると、アメリカフィリピンで働いた残虐行為は、その比ではないとのことです。


今日のひと言:ディズニー映画の「ポカホンタス」という、白人リーダー格の男性結婚したインディアン女性お話は、半分ウソらしいです。確かにその名の女性白人結婚したのはそうらしいですが、ただの住民の一人が相手らしいです。このフィクションは、白人たちにその行為正当化する口実を与えました。(というか、隠蔽する効果がありました。)

whitewitchwhitewitch 2012/05/03 01:25 ポカホンタス、ディズニーアニメでは珍しく、悲しいエンディングで、日本ではあまり人気があったとか話題になった記憶がありませんが、なぜかアメリカではすごい人気でした。不思議でした(*_*)。

iireiiirei 2012/05/03 01:51 >whitewitchさん
 確かに不思議ですね。アングロサクソンが滅ぼした民族の悲しい物語が受けるなんて。その理由の一つは、現実のネイティヴ・アメリカンたちと切り離し、1つの物語としてアングロサクソンが楽しんでいるからかも知れません。実際の迫害の歴史は、あっちに置いておいて。

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