ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

虚虚実実――ウルトラバイバル このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-10-28 シュウ酸・・・身近で危険な酸

シュウ酸・・・身近で危険な酸 16:45 シュウ酸・・・身近で危険な酸を含むブックマーク シュウ酸・・・身近で危険な酸のブックマークコメント


 「シュウ酸」は、かなりの種類の植物に含まれる酸です。めぼしいところでは、アカザ科ホウレンソウアカザ)、スベリヒユ科(スベリヒユ)、タデ科(ギシギシ、ソバ、イタドリ)、ヒユ科(バイアムイヌビユアマランサス)、カタバミ科(カタバミ)などに多く含まれています。カタバミ科、タデ科以外はアカザ目の植物です。


 英語でいう「Oxsalic Acid」は、カタバミオキザリス)から抽出されたからこの名が付き、日本名シュウ酸の「シュウ」とは「ギシギシ」に由来します。化学式:(COOH)2。


 このシュウ酸、大量に摂ると、「腎結石」「尿路結石」の原因になる「危険な酸」です。劇物指定されています。


これらの野菜野草を食べるためには、ゆでたあと、水にしばらく浸し、シュウ酸を抜かなくてはなりません。


 シュウ酸ビタミンCが変化して出来たものです。だからビタミンCの多い植物は、かなりの頻度でシュウ酸を持っていることになるでしょう。ホウレンソウのように。



ここに耳よりな情報があります。

シュウ酸を含む植物を食べるとき、ミルクと食べるか、鰹節をまぶすかすると、酸とアルカリカルシウム)の化学変化が起き、シュウ酸ブロックできるというのです。その状態にすれば、体を「シュウ酸カルシウム」結合体が素通りするのでラッキーなわけです。それをしないと、血液で体内を循環する過程で、アルカリ成分と反応を起こし、血管を通じて腎、尿路に行きつき、沈着して、症状を起こすのです。


実際、コーヒー紅茶にも「シュウ酸」が含まれているので、ミルクをいれて、「ミルクコーヒー」とか「ミルク・ティー」などは理にかなっているのですね。これは先人の知恵でしょうね。シュウ酸が入っているといえば、コーヒー紅茶ココア緑茶ウーロン茶にも含まれていますが、ミルクを入れて飲んだり、チーズを食べたりするのがいいのでしょう。ただ、これらの飲み物にあまりに神経質になる必要はないと思いますが。シュウ酸の特に高い含有量の食品に主として気を配ればいいのです。


タケノコの場合も、多くシュウ酸を含むので、ワカメと煮物にするという調理法は当を得ているんですね。ワカメにも多くカルシウムが含まれているのですから。


これも、「シュウ酸ワカメカルシウムを中和させる」ということ。その際生成される塩(えん)は体を素通りして体外に排出されるのです。また、蕎麦(そば)を「ざるそば」で食べる場合も、刻み海苔がカルシウム源となって、蕎麦シュウ酸ブロックするのでしょうね。これも良い組み合わせですね。いずれの場合も、シュウ酸カルシウムが結合して「シュウ酸カルシウム」になるわけです。




今日のひと言:自然界の法則経験に照らして真理にしていく、という行為は、「シュウ酸」についても成り立つようですね。あっぱれな理屈ですね。なお、以前「痛風」について書いた私のブログに書き落としがありました。


毎晩ビールを3リットル飲んでも痛風にならない?

http://d.hatena.ne.jp/iirei/20090302

というエントリーでしたが、ビールを毎晩3リットル飲むと、尿酸のほうはいいのですが、ビールにもシュウ酸が含まれていて、同じくシュウ酸を含むエダマメと食べ合わせるとまずいし、もっといえばビールをおつまみなしに3リットル飲むのも危険ですね。チーズとか牛乳のようにカルシウムが多く、かつプリン体が少ない食品を友にして飲むのがいいようですね。



今日記述については、

http://www6.ocn.ne.jp/~syuneido/uro.htm・・・を参考にしてください。


植物シュウ酸含有量については、以下の2つのテキストを参考にしてください。


http://www.nal.usda.gov/fnic/foodcomp/Data/Other/oxalic.html (アメリカ研究機関作成)

http://web.shinonome.ac.jp/~miyada/nutrition/oxaseet.html日本研究機関作成)ただし現在不通




どちらを見ても、多かれ少なかれ、植物にはシュウ酸が含まれていることが解ります。そのことを知った上で、植物と付き合っていくのがいいでしょう。


尿路結石症の治療と食事療法―組み合わせ自由な新レシピ付き

尿路結石症の治療と食事療法―組み合わせ自由な新レシピ付き

レモンバームレモンバーム 2009/10/28 22:57 私の知人に、夫婦で健康食品として宣伝、販売されていたマタタビ茶を何十年も飲み続け、丁度同じくらいの時期にどちらも腎臓を悪くし、結石が出来たり、透析をするまでになってしまいました。マタタビ茶にシュウ酸が入っているかとか、よくは私にはわかりませんが、その後夫婦の娘は私の仲の良い友人なのですが、マタタビ茶以外に心当たりはないというのです。他は健康的な生活をしていたのでしょう。
健康食品は続けなければ意味がないといいますが、飲み続けるのも良くないとも聞きます。

iireiiirei 2009/10/29 02:20 >レモンバームさん

 >健康食品は続けなければ意味がないといいますが、飲み続けるのも良くないとも聞きます。

 まさしくその通りだと思います!!
私は、お茶として、自分で淹れた粉茶(緑茶)、それと麦茶(セブンイレブン)を飲んでいましたが、食品に本来入っていた成分のみならず、例えば麦茶の場合、材料の麦以外の添加物が混入しているかもと思いをいたし、麦茶を買うのを停止しています。
 というのも、おそらく中国原産の麦を使って安く仕上げられていると思うからで、実際に中国産の小麦粉にメラミンが混入していたケースを想像すると怖くなったからです。その上での、麦茶一本105円なのかも。

iireiiirei 2009/10/29 02:26  どんなに薬効が優れていると思われる食材、薬剤でも、「そればかり」摂取していると、危険なこともある、というお話でした。
 マタタビ、シュウ酸を含んでいたかも知れませんね。

拓座風流拓座風流 2009/10/29 06:48 なるほど、とても実用的なお話でした。
確かに、朝飲むコーヒーでも、ミルク・コーヒーにすると何杯でもいけるのですが、ブラックだと渋くて仕方がありません。
ビールとチーズ、最高の組み合わせですね!

iireiiirei 2009/10/29 12:32 >拓座風流さん
現代的な「食べ合わせ」の例ですね。この場合、一緒に食べるとシュウ酸の害を除ける、という意味で。
 ミルク・コーヒーのほうが飲みやすいというのも、体がそのような組み合わせを求めているということでしょうか。
 ビールとチーズなどの場合、カビの生えたカマンベールチーズではなく、普通のプロセスチーズが良いかと思います。その根拠は、カビチーズには「プリン体」が含まれ、これは痛風の原因物質になるからです。2つのファクター、シュウ酸と尿酸(プリン体の最終生成物)の間で、適切な食生活を続けるには、根気が要りますね。

FTGFOPFTGFOP 2009/10/30 23:09 ほうれん草にまでシュウ酸とやらが含まれていたとは!
いや、あまり食べる機会がないので別にいいんですけど。
それ以外の植物はあまり名前も聞いたことのないですしあまり食べなそうなですし。

つまりはやっぱ偏食はよくないってことなんですね。
食べ合わせですか・・・・・今まで考えたこともなかったですけど。
でも食事は日々のことだからなあ。
やっぱ積み重なると正しい食事をしてる人とそうでない人とでは、健康面で著しい差が生まれるのでしょうね。

iireiiirei 2009/10/31 10:10 >FTGFOPさん
 確かに私が挙げた植物のうち、一般的なのは「ホウレンソウですが、あまり食べないのですね。そうすると、日ごろどんな野菜を食べておられるか、心配になります。
 ただ、我々が普通に飲んでいるお茶の類、ほとんどがシュウ酸を含んでいることには、調べた私も驚きました。
 一つの食材、一つの飲料のみ摂り続けること=偏食には、充分注意するべきでしょうね。(レモンバームさんの投稿にあったように)

 なお、私が挙げた植物は、カタバミを除き、食べられる植物です。バイアムは、「ジャワ・ホウレンソウ」とも呼ばれますし、アマランサスはその小さなタネを穀物として利用できます。

  • 20141119194608
  • 20141119194357
  • 20141119194201
  • 20141119194007
  • 20141114132241