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2010-04-26 植物の分類+現代の毒婦〜〜木嶋佳苗と上田美由紀

植物の分類 07:07 植物の分類を含むブックマーク 植物の分類のブックマークコメント


 簡単に見えて、実は植物の分類はけっこう難しいです。いろいろな分類法が立ち上がっては消え、立ち上がっては消え・・・しています。

 今回はクロンキスト体系とAPG植物分類体系を取り上げます。いずれもいわゆる「被子植物:種が皮で保護されている植物」の分類です。

まず、クロンキスト体系について

1980年代に Arthur Cronquistより提唱されたクロンキスト体系では、ストロロイド説を採用する。 ストロロイド説は単純な構造を出発点とするのではなく、 「花被・おしべ・めしべ等が多数に軸の周りを螺旋状に配列している両性花を出発点とし、 この原始的被子植物から種々の植物群が進化した」とする仮説である。 単純な構造の尾状花序群などは、原始的被子植物構造の一部が退化して生成したとする。


 この分類体系では、原始的被子植物形態的特徴をもっともよく保存しているモクレンの仲間を最初配列する。

逆に双子植物の最後に位置するのは、もっとも進化した形態特徴をもつキクの仲間である。

トロロイド説を支持する植物分類学者は多かったが、被子植物系統は種々の学説があるため、クロンキストが唯一の体系であったわけではない。

Wikipediaより

続いてAPG植物分類体系について

APG植物分類体系(えーぴーじーしょくぶつぶんるいたいけい)は、1990年代に登場した被子植物の新しい分類体系である。 旧来分類法の新エングラー体系やクロンキスト体系がマクロ形態的な仮説を根拠に演繹的に分類体系を作り上げたのに対して、ミクロゲノム解析から実証的に分類体系を構築するものであり、根本的に異なる分類手法である。

APG(Angiosperm Phylogeny Group: 被子植物系統発生グループ)とは、この分類を実行する植物学者の団体名である。

Wikipediaより

確かに、遺伝子レベル植物を分類すれば、種(しゅ)の近縁性がよくわかり、植物の形質を見比べて種を決めるより確実でしょうね。

 参考HP

http://www.kyoto-be.ne.jp/kumiyama-hs/sqreport/2007seitoweb/07keitoujyu1.htm


 また、APG植物分類体系場合モクレンの仲間を除いた双子植物の分類は、「バラ類:rosids」「キク類:asterids」のような感じで、きれいに2大カテゴリーに分類ができるのが最大のメリットですね。ただ、目(もく)以下の分類がいまいちごちゃごちゃしていて、よく解らないのですが・・・このレベルにおいてははいまだ研究されつくされていない?


今日のひと言:なんだか、分類学は、植物のほうが動物よりムズカシイ気がします。動物より歴史が古いからでしょうかね。



過去ログ生物進化・分類について書いたブログ

 ヒトデは人類祖先ではない・・・動物大分類

   http://d.hatena.ne.jp/iirei/20091127

 ホンビノス貝・・・有益外来生物

   http://d.hatena.ne.jp/iirei/20091227

 魚類進化備忘録)・・・ヤツメウナギ魚類ではない

   http://d.hatena.ne.jp/iirei/20100116

現代の毒婦〜〜木嶋佳苗上田美由紀 07:07 現代の毒婦〜〜木嶋佳苗と上田美由紀を含むブックマーク 現代の毒婦〜〜木嶋佳苗と上田美由紀のブックマークコメント


 木嶋佳苗(きじま・かなえ)と上田美由紀、今年ほぼ同時期に、結婚詐欺殺人の廉(かど)で逮捕された女性です。いずれも複数の男性結婚話を持ちかけ、散々貢がせた挙句睡眠薬を飲ませ、意識が薄れた男性練炭自殺に見せかけ、あるいは踏み切り事故海難事故に見せかけ、殺害する類の行為を繰り返したすえ、当局に逮捕されたのです。こう言う現象を「シンクロニシティ共時性」(精神分析学者ユングの使った概念)と呼べるでしょうか。


 古来、非力な女性男性を殺す手段としては、「毒を盛る」ことが一般的でした。その意味では、睡眠薬そして練炭というのは、王道を行っていますね。まさに「毒婦」です。広辞苑によれば「腹黒く、悪事を働く女。奸婦。」となっています。「毒・婦」とは、言いえて妙です。睡眠薬を毒として使用していますから。


 そして、かたや埼玉の毒婦が木嶋佳苗昭和49年生まれ)、鳥取の毒婦が上田美由紀昭和48年生まれ)です。この、同世代の、かたやタヌキに似た風貌の木嶋佳苗キツネに似た上田美由紀は、お世辞にも美人とはいえなくて、むしろ「ブス:もともと、毒草トリカブトから作られた漢方薬生薬のこと。附子」ですが、彼女らにひきつけられる男性は、とにかく結婚したい一心で付き合い始め、お金を巻き上げられたすえに、毒殺されるわけですから、これは哀れです。さしずめ、タヌキ、キツネ男性たちを化かして殺すといったところでしょうか。この2人は、毒婦・東西の横綱です。まさに附子です。


出会ったそうそう、「学業を続けるために、お金を貸して!」とせがまれる・・・この時点で「おかしい」と気づかなかった男性は、まるで「クモの巣」につかまった昆虫のように、彼女らの毒牙に掛かるという寸法です。


そして木嶋佳苗は学費滞納で東洋大学を除籍処分になり、ソープ嬢をしていたと言います。このころから彼女の「銭ゲバ」は始まったようです。上田美由紀は、本名が「李美由」らしくおそらくは在日韓国人だと思われますが、こちらもホステスなどの水商売経験しており、労せずしてお金をゲットすることになれていたようです。そのお金セレブな暮らしをする(虚栄心:vanity=「空っぽの」という意味がある)・・・その美味が忘れられず、結婚をエサに男性を捕まえ、さんざんお金を搾りとった挙句詐欺がばれそうになると殺す・・・まさに毒婦と呼ぶに相応しい行状をしてきたのです。


開き直った女性は怖いです。しゃべれば自分にとって致命的だと知っているから、彼女らは黙秘を続けているようですね。でも、和歌山カレー事件林真須美のように、状況証拠を積み上げて犯罪を立証することもできるでしょう。また、睡眠薬の不純成分を高度な機器分析で割り出し、被害者から検出された薬と、彼女らが入手した睡眠薬を同定できれば、言い逃れはできません。


また、彼女らの生年月日から逆算すると、多感な中・高校生期のさなかに「バブル景気」があったことになり、あの時代の雰囲気のなか、お金の浪費こそ美徳という感じで、成長したことになります。今回の連続殺人事件のバックボーンと考えられなくもない、ということを書いたブログも複数読みました。


参考にしたHPhttp://subaru39.tripod.com/home/sagi/kana.html

天誅!極悪詐欺師列伝・木嶋佳苗上田美由紀


毒婦伝

毒婦伝

FTGFOPFTGFOP 2010/04/27 01:01 植物もですが、生物の分類群も昔とずいぶん変わってしまっていますよね。現在進行形で着々とかわっていっているというか。時々目にするとなんじゃこりゃ?ってちょっとビックリしてしまいます。昔はそんないい加減な分類だったのかよって。でも植物は裸子植物と被子植物ぐらいしか覚えてません(笑)

そういえば木嶋佳苗と上田美由紀って、近年まれに見るシリアルキラーだとおもうんですが、あまり話題になりませんでしたよね?どうしてだかわかりませんが、もう少し大々的に取り上げてもよかった気はします。
それにしてもなあ。犯行の内容を見ると、あまりにずさんすぎて、なぜこれですぐにつかまらなかったのか不思議になります。やっぱり警察も女性には甘いのでしょうか?

iireiiirei 2010/04/27 02:00 >FTGFOPさん
 現行の分類法でも、いまだおかしなものがあります。海の底に住む魚類で、オコゼとかカサゴなどは、顎の骨が似ているだけの理由で同じ科に分類あれています。
 また、これまで馴染みだった植物、たとえば「ツルナ科」は「ハマミズナ科」になっていますし、「ゴマノハグサ科」は、幾つかの科に分かれてしまいました。

 木嶋佳苗と上田美由紀の場合、やはり女性のプライバシーに留意したのではないかと思われますね。当初「結婚詐欺師」として取上げられたのに、殺人の方は「?」という感じで本名は公式にはなかなか明かされませんでした。
 状況証拠だけで充分有罪→死刑にできると思われます。

レモンバームレモンバーム 2010/04/27 09:42 動物よりも植物の分類の方がおっしゃるとおり難しそうだけど、昆虫なども、種類が多そうですよね。昆虫や植物について、知らない事の方がだんぜん多いですね。以前、ガラパゴス諸島に行ってみたいと思った事がありますが、自分の身の回りにも、たくさんの植物や生物の驚きに触れられるのだと思います。

iireiiirei 2010/04/27 13:31 >レモンバームさん
 昆虫は、全動物種のなかで最多の種の数を誇るそうですね。生物に関する蘊蓄について、私は博物学者の南方熊楠を思いだします。なかでも粘菌の研究など。彼は明治時代という古い時代に、神社・仏閣の破壊運動・・・いわゆる廃仏棄釈にまっこうから反対して、エコロジストの先駆者となりました。そのわけは「粘菌の研究が出来なくなる」という直裁なものでした。
 私が大学生のとき、哲学者・ヴィトゲンシュタインの講義を取った時、担当の教授が「生物の分類など、知的レベルが低い」との暴論を吐いていましたが、今思うに、よほどこの教授のほうが知的レベルが低いと思います。

オンコリンクスオンコリンクス 2010/04/28 23:29 確かに植物の分類は難しそうです。私は山へよく行くのですが、ときどき、植物採集している人と出会います。話しをしてみると、植物学者が多いです。山にはいろいろ原種があるので、山歩きばかりしているとおっしゃってました(^^)この学問は、まだまだ途上であるところが面白いんだと。

バブルの頃、多感なときを過した世代にそういう人が多いのは事実です。学校に勤めていたときに、よくその話し合いをしたものです。問題のある生徒の親にこの世代が多いのです。逆に、反対に優秀な子も多かったです。ある意味、格差のある世代といってもいいでしょうね。今、モンスター父兄などといいますが、当時、同僚は、 peculiar generation と呼んでいました。
その世代は、10年くらいで姿を消しましたが、つまりはいなくなったのではなく、子供が成長したということで、違うステージに行ったということなのでしょう。年代的に言うと、私も入ります(^^)

iireiiirei 2010/04/29 09:41 >オンコリンクスさん
 確かに、植物の分類は難しく、科の変更はいまでも頻繁に行われています。たとえば牡丹、芍薬は「花のかたち」から、以前は「キンポウゲ科」に入っていましたが、今は「ボタン科」になっています。植物学者にとって、植物の分類はいまだに魅力的なのもよく解ります。

 「peculiar generation」、初耳でしたが、「(悪い意味で)変わった世代」と訳せますね。その世代が今は親となって「モンスター父兄」ですか。若いころ体感した時代の雰囲気を身にまとい、好き勝ってなことをするということですか。オンコリンクスさんはその呪縛からは自由なような気がします。
 話は変わりますが、「モバゲー」というSNSの一種がコマーシャルしていたのですが、「ゲームの参加者が油断しているスキに、その参加者のポイントを盗みとる」というゲームをCMで流していました。酷いゲームです。このゲームの愛好者は、「盗みに関する禁忌がなくなり、実世界上でも「盗み」をする可能性が多いと思います。これも時代の雰囲気でしょうか。

whitewitchwhitewitch 2012/10/06 01:18  ちょうど今日、上田美由紀の裁判のニュースをやっていましたね。人の親切を命を奪うことで返すなんてとんでもないことですが、子供がたくさんいるのにも心が痛みます…どんな人間に育ってしまうのでしょう…。

iireiiirei 2012/10/06 07:55 金めあてで男性と付き合い、その途中でSEXもしたのでしょうね。それで男性の側は、結婚できることを確信し、彼女らの毒牙にやられたのでしょうね。こんな犯罪をすると、子供に与える悪影響は計り知れません。

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