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2017-07-17 射精のようなエンディングの音楽:将棋的か囲碁的か。

射精のようなエンディング音楽将棋的か囲碁的か。 03:05 射精のようなエンディングの音楽:将棋的か囲碁的か。を含むブックマーク 射精のようなエンディングの音楽:将棋的か囲碁的か。のブックマークコメント



 以前、確か阿刀田高(あとうだ・たかし)さんのエッセイで読んだ記憶があるのですが、ゲーム将棋囲碁の違いを男女のオルガスムスに関連して書いてあったと思います。将棋というゲームは、終盤に差し掛かるとともに、煮つまっていき、急速に詰められ、あっと言う間に勝負が決します。


また、囲碁というゲームは、局部局部で離散的に局面総合され、スピード感と切迫感が将棋より少なく終了します。この2つのゲーム将棋男性オルガスムス射精)、囲碁女性オルガスムス射精対応する言葉が見つかりませんが)の有様に比せられるという趣旨エッセイでした。


以上の見方音楽(主としてクラシック)に適用してみましょう。「将棋にあたる音楽」の例示です。


 まず、真っ先に浮かぶのはビゼーの「アルルの女・第二組曲」終楽章ファランドールです。



この曲の粗筋は(wiki)より


南フランス豪農の息子フレデリは、アルル闘牛場で見かけた女性に心を奪われてしまった。フレデリにはヴィヴェットという許嫁がいるが、彼女献身的な愛もフレデリ正気に戻すことはできない。日に日に衰えていく息子を見て、フレデリの母はアルルの女との結婚を許そうとする。それを伝え聞いたヴィヴェットがフレデリ幸せのためならと、身を退くことをフレデリの母に伝える。ヴィヴェットの真心を知ったフレデリは、アルルの女を忘れてヴィヴェットと結婚することを決意する。2人の結婚式の夜、牧童頭のミティフィオが現れて、今夜アルルの女駆け落ちすることを伝える。物陰からそれを聞いたフレデリ嫉妬に狂い、祝いの踊りファランドールがにぎやかに踊られる中、機織り小屋階上から身をおどらせて自ら命を絶つ。


劇の結末も急展開で、「射精」みたいです。


 つぎに、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番?、第3楽章(終楽章)。



 この曲は、ラフマニノフ代表する名曲で、どこかで聞いたことのある人もいるかも知れません。wikiから。

作曲時期は、1900年秋から1901年4月。第2楽章と第3楽章1900年12月2日に初演された後、全曲初演は1901年10月27日に、ソリストに再び作曲者を、指揮者には従兄アレクサンドル・ジロティを迎えて行われた。その屈指の美しさによって、協奏曲作家としての名声を打ち立てたラフマニノフ出世作である。発表以来、あらゆる時代を通じて常に最も人気のあるピアノ協奏曲ひとつであり、ロシアロマン派音楽代表する曲の一つに数えられている。

私が引用してきたテイクは案外おとなしい演奏になっていますが、この終楽章も、「射精」をイメージする曲になっていると思います。


最後に、囲碁的で、やや女性的な結末(オルガスムス)を感じる曲を一つ。フォーレシシリエンヌ


この曲は、ある機会に作った曲を、「ペレアスとメリザンド組曲」に加えてセットにしたものです。フォーレの極めて情緒的な一面を垣間見ることができる名曲です。



今日のひと言:崇高な音楽を、射精するとかしないとかに還元ちゃうのもどうか、と思う自分もいますが、やっても構わないのではないか、と思う自分もいます。ままよ、という感じですね。女性訪問者の方々、大目に見てやって下さい。



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今日一品



手羽元ケチャップ


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弟作。手羽元小麦粉をまぶし、炒め、水、ケチャップ鶏ガラスープ、塩、激辛唐辛子で煮ました。手羽元は、骨付きで味が良い上、結構分量があるのが得点高いです。

 (2017.07.11)



カルビ肉のエバラ焼肉のタレ+ヨーグルト炒め


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弟作。焼肉のタレとヨーグルトに2、3時間漬けたあと、フライパンで炒めました。もうすこし季節が進んだら、育てているエゴマの葉も収穫でき、肉を巻いて食べられます。

 (2017.07.13)



キュウリQちゃん漬け


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ここ数年、作っていなくて、6本入り100円の廉価で買ってきたキュウリ、そのうち2本は塩もみ、4本でこの料理作りました。鍋に水、醤油昆布だしを入れて切ったキュウリを投入し、最後梅サワー漬けを足して4、5分加熱、火を止め、冷めるまで放置して容器に取りました。こんなレシピで良かったのか疑わしかったですが、美味しくできました。

 (2017.07.13)



コールラビの炒めもの


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コールとはドイツ語キャベツのこと(ラビは蕪のこと)、アブラナ科キャベツの仲間で、根の直上の茎が肥大します。この部分を、蕪のように食べると良いのですね。今回は、植木鉢で一株栽培したのを、食べてみたわけです。ピーラーで皮を剥き、銀杏切にしたのを、オリーブオイルエバラ浅漬けの素オレガノで炒めました。美味。

 (2017.07.17)





今日の詩


文科系理科系


私は工学部出身理科系

弟は経済学部出身文科系


でも、そのレッテルが一概に

体を表しているかは不明だ。


縦に閉まる窓を半開きにしたかった時

私は打つ手なしだったが、


弟はジャムの空き瓶を間に挟み込み、

見事にミッションを果たした。


実務的能力では、

私は弟に劣る。どっちが理科系だ?


上総堀りという井戸掘り技術がある

昔、上智大学学生たちが


東南アジアにこの技術を伝える会をやっていた

理科系の友人(早稲田大学化学科)が参加していたが


余りの精神論に閉口したという。それでも、

事物客観的に捉える人も必要だとし、


会に出席し続けたという。

かほどに文科系理科系は違うのだ。

 (2017.07.15)





今日の一句

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飲まばやな

稲葉に宿る

朝の露



朝の一時期、稲葉に宿る小さな宝石。これを集めて飲んだら、美味しいでしょうね。

私のデジカメでは、現状、よく撮影出来ませんでした。残念。

 (2017.07.12)

matsukentomatsukento 2017/07/17 10:42 iirei様、おはようございます。
私は恥ずかしならら、将棋や囲碁の料理は分からないものの、先の藤井四段の29連勝とともに、話題になった勝負メシには興味があって、特に「豚キムチうどん」は、関東にはそのようなものがあるのかと、驚いた次第でございます(o^_^o)v!!!
なお私は今年で48歳になるという若さで、アレはもう使い物にならないのですが、あの八尾民商のM田は、私より5学年年下のおかげか、精力が満ち溢れていて、「こいつのどこが『日本共産党八尾民商支部副会長』なんだ!」と、不思議に思うのでちゅ。
手羽元のケチャップ煮、これはマジに美味げですよ〜。
それも出汁は鶏ガラスープから取っているのですから、まさに本格的です♪
やっぱりお料理って、手抜き時短も大切ですが、たまにはひと手間かけんとイケンということだっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

レモンバームレモンバーム 2017/07/17 11:52 ビゼーといったら「カルメン」も作曲してますね。どちらもお掃除しながら聞いてたらはかどりそうな音楽だなあと思います。
また、おいおい、生き急ぐなよ、落ち着けよ、と声をかけたくなるような・・・。
今日の詩、おもしろいです。
今日の一句、朝露、想像できます。きれいでたくさんで、潤ってて、飲まないのがもったいないくらいだったんでしょうね。

iireiiirei 2017/07/17 16:25 >matsukentoさん
 音楽の話がどこかに吹っ飛んでしまいましたね。matsukentoさんらしい。まあ、今回のエントリーは将棋がらみの話なので、タイムリーではありました。

さすが我が弟、「手羽元のケチャップ煮」も良い出来でした。まあ、料理のひと手間、これが美味しさを左右するのでしょう。

SPYBOYSPYBOY 2017/07/17 16:34 手羽元は肉の分量もあるし、骨からも出汁が出るし良い食材ですね。時折 ブログでQちゃん漬け、と書いておられる方を見かけるのですが、こういう物だったのですね。やっと正体が判りました(笑)。なんでQちゃんなのか判らないのですが、保存も出来るし良い調理法ですね。こんどやってみます。ご教示ありがとうございました。

iireiiirei 2017/07/17 16:39 >レモンバームさん
 掃除のBGM、なるほど、掃除が捗りそうですね。生き急いだ人の歌を書かせれば、第一人者のビゼー、本人も病気で生き急ぎましたね。その天才ぶりはモーツァルトにも比せられた作曲家だったようです。

詩については、人それぞれの特質があり、文科系、理科系という区分は大雑把なものですね。弟の場合、高校数学の「三角関数」(sin、cos、tan など)で躓き、理科系は諦めたと言っていました。惜しいことです。

句は自信作です。読み取ってもらいありがとうございます。

sinsintuusinsinsintuusin 2017/07/17 16:55 文系と理系、その個人の元々の脳の働きがどちらに向いているか、それとも興味をどちらに持つかで後から備わって来るものでしょうか?
将棋と囲碁が男性と女性の性に例えられ、それに相応しい音楽があるとは、文系でも理系でも無い私の頭で考えるに、「性系」と言う何でも性と結びつける新しい分野に感じました。(笑)
稲葉に宿る朝の露、朝陽を浴びて光沢を放っている様子が目に浮かぶようです。

iireiiirei 2017/07/17 17:10 >SPYBOYさん
 「東海漬物胡瓜のQちゃん」というロングセラーにあやかった命名だと思います。たぶんid:miyotya さんのブログで紹介されていたと記憶しています。

調理法も簡単なので、キュウリを多くもらった時など、重宝すると思います。

iireiiirei 2017/07/17 17:27 >sinsintuusinさん
 理科系、文科系の差異については、先天的・後天的かと一概にはいえませんね。私は現実が嫌で、中学・高校時代と数学にのめり込みました。さてこの数学が曲者で、「現実逃避」もできる、理科系にあらざる特質を持っています。大学で数学に絶望した私は、現実的な工学部を選ぶのです。ここで初めて現実というものに触れたのです。弟は社会人になってから10数年、工場で働きましたが、ここで現実に付き合う術を学んだのです。

性という分野は、現実の男女を離れても、「おネジ」「めネジ」のように対になる概念があり、「性系」という学問領域も生まれそうです。あくまで今回ブログの切っ掛けになったのは、将棋・囲碁を性別に分けた阿刀田高さんのエッセイです。ダイナミックな思考法を取る人です。

句は、比較的出来が良かったと思っています。夏の早朝の清々しさ。

mamichansanmamichansan 2017/07/17 21:05 ラフマのピアコン?は私も大好きです。
今日、「エスの解放」を読みました。おもしろかったです。紹介していただいてありがとうございました。

iireiiirei 2017/07/17 21:40 >mamichansanさん
 ラフマニノフ、良いですよね。「ESの解放」、面白かったようで何よりです。もし機会があれば「パラノイア」をどうぞ。ほんとに背筋が凍ります。

へうたむへうたむ 2017/07/18 00:39 音楽と射精‥‥この、とくに男性型の楽曲構成はけっこう多そうです。
グリーグ『ペール・ギュント』の「山の魔王の宮殿にて」とか‥‥ラヴェルの『ボレロ』も、この一種でしょうか。

作曲者の構想自体に性行為があると解されている作品として、リヒァルト・シュトラウスの『家庭交響曲 Sinfonia Domestica』があります。
第4部が、夫婦の愛の営み、とか。

ある方のブログを見ると、こちらの YouTube動画:
https://www.youtube.com/watch?v=dycei8eKXL8
の、7分30秒くらいからがクライマックス、とか。
大学教授然としたサヴァリッシュ先生がマジメな顔で振っているのが、ご愛嬌^^?
※この曲、さして好みではないので、CD、持っていません^^;。

ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』や、スクリャービンの『法悦(恍惚)の詩』もセックス(のエクスタシー)がテーマになっているようです。

> 「おネジ」「めネジ」のように対になる概念があり、
電力・電気信号のケーブルをつなぐ「コネクター」も「オス」、「メス」と言いますね。
英語版 Wiki:
https://en.wikipedia.org/wiki/Gender_of_connectors_and_fasteners
を見ますと、
「The assignment is a direct analogy with genitalia and sexual intercourse」
とあって、なかなか露骨です。こういう比喩的表現が、社会的に認められているのも面白いことです‥‥。

iireiiirei 2017/07/18 04:55 >へうたむさん
 いつもの通りの博学さ、脱帽です。「ペール・ギュント」は図書館で借りられそうなので聴いてみます。

リヒャルト・シュトラウスもユニークな曲を作りますね。これも面白そうです。

そういえば、漢字でも「凸」「凹」という文字がありますね。

numapynumapy 2017/07/18 10:02 阿刀田高はさすがですね。ふーむ、将棋と囲碁の違いにそういうとらえ方がありましたか。面白いっ!
脱帽です。今度使ってやろうっと!

iireiiirei 2017/07/18 16:47 >numapyさん 
 さすがの阿刀田さんです。教養の深さとその概念の適用の意外性はスゴイですね。是非使ってみられることを。

miyotyamiyotya 2017/07/19 09:26 おはようございます。
「手羽元のケチャップ煮」美味しそうですね。
今の季節、食欲が落ちて何を食したらいいのか・・・
このお料理、作ってみたいです。
キュウちゃん漬け、作られましたね。
食が進みますね。

iireiiirei 2017/07/19 16:57 >miyotyaさん
 ほかの方も仰るように、煮こむ過程で良い出汁が出るのがポイント高いでしょうね。ぜひお作りください。

Qちゃん漬けは、酸味もあるので、さっぱりしていますよね。

m3785comm3785com 2017/07/20 20:40 こんばんは
将棋はいま人気が上がってきています。私でも、簡単に負けますが、一応ルールは知っています。
囲碁は今までやったことがありません。難しいそうです。碁石があると五目並べをしてしまいます。
やれば囲碁のほうが面白そうですが。
囲碁と将棋の違いについて面白いエッセイがあるのですね。

iireiiirei 2017/07/20 21:31 >m3785comさん
 どちらのルールも知らないのです。私。これから書くこともたぶん阿刀田さんが書いていたと思いますが、頭脳が上のほうが勝つのが囲碁・将棋、運だけで勝つのが丁半賭博、図脳半分、運半分で勝つのがマージャンになるとのこと。だからマージャンが一番面白いといった感じですね。阿刀田さんは目の付け所が違いますね。

jun_111230jun_111230 2017/07/20 22:48 今晩は!
無学な私ですが、
文系と理系について思うのは、文系は社交的で理系は非社交的な人が多い気がします。一概には言えないとは思いますが、

iireiiirei 2017/07/20 23:06 >jun_111230さん
 だいたいおっしゃる通りだと思います。理科系の人は関心が「物」に向かいやすい人、文科系の人は関心が「人」に向かいやすい人ですね。その進路を間違えると私にようになるのです。

HoneyPeachHoneyPeach 2017/07/21 20:50 手羽元のケチャップ煮美味しそうです。家の家族はチキンが好きで手羽元を素揚げしたのをよく食べます。
私もきゅうりのキューちゃんが好きです。漬け物さえありゃ、飯が進む〜(笑)日本人でよかったと思います。

iireiiirei 2017/07/22 04:23 >HoneyPeachさん
 手羽元、みなさんよく利用されるようですね。美味しいですもの。

キュウリは、塩もみをするほかに、洋の東西をとわず漬物にするようですね:ピクルス。

annenevilleanneneville 2017/07/27 19:14 森下さんこんばんは。以前アルルの女、なんとなくですがよく聞いていました。こんな内容の曲だったのですね。ど〜〜ん。。。。ときてしまいますね。破滅的。フランス映画みたい。トリュフォーの映画みたい。心がひんやりしてきました。。。。(-ω-)

iireiiirei 2017/07/27 20:12 >annenevilleさん
 ビゼーはフランスでは天才と呼ばれ、若くして「ローマ大賞」に合格し、イタリアに音楽修業に行ったのですが、いかんせん短命でした。それを知って「カルメン」だの「アルルの女」だの、「生と死」をテーマにした曲を聴くと、思い半ばに過ぎるようです。ちなみに私も、中学時代、よくアルルの女を聴いていました。

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