蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

ライトタープ・ポンタ


夏の中ごろに購入していたスノーピークライトタープポンタ。
一辺2m程度の小さなタープで、使っているポールの高さは150cmと低く、一見すると使いどころが悩ましいサイズのタープだ。
現に今までこの手のアイテムの使いどころにアイディアが無く、見向きもしていなかった。
大きさは実用としては2人までだろう。
ライトタープと言う事で大きさが小さい分収納状態も小さい。
重量も500gと軽量で持ち運びには不便は感じないだろう。

色々とキャンプ技を調べている内に、実はこの四角形のシートは応用性に優れているので、一枚くらいは持っておこうかという事で購入した。
各所に設置されたループを上手く利用することで様々なバリエーションを生み出すことが出来るので、ある意味使い手の発想力と応用力を試される道具の一つだと想う。

例えば日陰スペースを作るときとか。

ポールの位置を変えて風よけや日差し除けにしたり、

冒頭の写真の様に中央にポールを立ててレクタタープにしたり、
対角線上にポールを立てるとヘキサタープのような使い方も可能だ。(今回の試し張りではやっていないけど・・・。)
ポールを短くして緊急時のシェルターとしても使えるみたい。
ポールの長さを変えたり、複数のポールを組み合わせればアイディア次第で何通りものセッティングが出来る。
以前の『諸田のベジタブルなコンサート』において日差しの強い時に日陰が車の中しかなく、スマートにタープを張って便利な日陰を作れたらいいなぁと思案していた中で思いついたセッティングがこれ。


カーサイドリビング。
これならプライベートを確保できる上、日陰も確保できるので快適に過ごせそう。
状況によってはタープの傾斜部分を車のリヤ側に持って来たりフロント側に持って来たりすることも可能なので汎用性は高い。
車のルーフが大きいようなミニバンであればより広くタープを広げれるので日陰を多く確保できるだろう。
使っているポールは同社の150cmのポール。このタープに推奨とされているポールは125cmの物だが、カーサイドリビングにしたときの車との高さ、ペンタと同時張りも想定して150cmを選択。
個人的に125cmは低すぎるというのもある。

車への固定方法は吸着パット。
小川キャンパルでキャンプ用品として同じような吸着パットが1600円ほどで販売されているが、ホームセンターで一つ500円くらいで売ってあるのでこちらを買った。こちらの方が耐荷重が大きい。


でちょっとだけコーヒータイム。

なかなかいいんじゃない?
ポールも150cmを使わず190cmのアップライトポールを持っているので状況に応じてこちらに組み替えても良さそうだし、いっそ車中泊で車の中を寝室、タープ下をリビングにするだけで簡単キャンプも出来る。
必要なアイテムはこの前作った箱に収まるし、手堅くまとめれた感がする。

同じタイプのヘキサタープ・ペンタも持っているので組み合わせ次第で面白いセッティングが出来そうだ。

【一人でキャンプをすることが無くなったので永らく使っていないペンタシールド】
また今度色々と試してみよう。

因みに今回の撮影場所は自宅から30分ほどのところにあるキャンプ場

新平ヶ原公園キャンプ場。静かな山奥のキャンプ場だ。

炊事棟もあり、

一応水場もある。(そのまま飲料は出来ない様子)
トイレも使えるような状況であったし、木陰も多く車の乗り入れも可能。
綺麗な川にも面しており、ゆっくりと過ごすには良さそうな場所だった。
何よりも無料と言うのが嬉しい。
ファイヤーパフォーマンスの練習場としても良さそうだ。
ネットで調べるとシーズンになると満員になるほど人であふれかえるようだ。
イベント抜きでキャンプしてもいいかもしれない。


そうそうこのポンタ、夏の間は家のウッドデッキの日陰として常設していたのだ。

スノーピーク以外でもこの手の小型タープは沢山あるし、ある意味ブルーシートでも同じような使い方は可能なので、アウトドアをやるうえで一枚くらいは隠し持っていても損は無い装備だと想う。